2024/06/08 - 2024/06/08
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SamShinobuさん
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今夜は銀座で推しのジャズライブがあったので、その前に少々ぶらぶらしてみた。
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新橋駅前ビル
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狸広の像(1991年建立)
新橋駅前ビル(1966年竣工)の入口に鎮座する狸の銅像。狸の金玉八畳敷というが、歌川国芳の浮世絵で狸の金玉をみんなで傘代わりにしている絵を思い出す。 -
狸広の像を寄進した社名が書かれている中に、伝説のインディペンデント映画会社、日本ヘラルド映画の名前がある。日本ヘラルドは1969年から1993年まで新橋駅前ビルにあったのだ。僕が仕事で出入りさせてもらうようになったのは、銀座古川ビルに移った後だった。日本ヘラルドは角川映画と合併したことで角川ヘラルド映画になり、2007年にはついに社名からヘラルドが取れて角川映画になってしまった。あの時は一抹の寂しさを覚えた。
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新橋の親柱
かつてここに汐留川が流れていて、新橋という橋がかかっていた。親柱(1925年製)のデザインはアール・デコ。てっぺんは当時流行っていた帝冠様式だろうか。カッコ良すぎ! -
まさに銀座の入口に相応しい親柱だった。
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天國
お昼は老舗天ぷら屋の「天國」で天丼でも食べよう。 -
天國は1885年(明治18年)開業 。当時の天ぷらは寿司同様、屋台の立ち食いが主流で今で言うファーストフードだった。そんな小さな屋台から始まった天國は、昭和になると本格的な天ぷら屋として東京の名物となる。
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2020年に銀座通りから突如姿を消した時はコロナの累が及んだかと心配したが、同じ銀座8丁目のこの場所に移転しただけだった。移転後初めて来た。
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お昼天丼(1500円)は銀座ではリーズナブル。天丼って、ビールに合うんだよなあ。ごちそうさまでした。
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銀座通りの歩行者天国
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コロナ前の爆買いほどではないが、中国人観光客が銀座に戻ってきた。ユニクロの前は落ち着くのか、歩道と車道の段差に座り込む中国人の多いこと。
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亀山和明氏の作品展
K.Itoyaに、湘南在住の画家、亀山和明氏の作品展「鎌倉、海の色。空の色。」を観に来た。 -
鎌倉の海の一瞬のきらめきを切り取った絵画からは光が溢れ、うっとりさせられた。銀座でこんな綺麗な海が見られるとは思わなかった。
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お茶の文化創造博物館(入館料500円)
新橋に戻り、今年(2024年)5月1日にオープンしたばかりのお茶の文化創造博物館に入る。旧新橋停車場の一角を使っている。 -
伊藤園が運営する、お茶の飲み方と喫茶文化の変遷に関する博物館だ。ちなみに今年の5月1日は立春から88日目なのでまさに八十八夜。夏も近づく八十八夜に開館とは洒落たことをする笑。
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大学時代の映研の仲間で茶道家になった友人がおり、彼女がここの監修に関わったという。是非行ってみてと言うので寄ってみたのだ。
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ちなみに彼女は静岡大学で教壇に立っており、お茶に関する授業を受け持っている。お茶の講義があるなんて静岡大学ならではだなあ。
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その彼女からミュージアムカフェの「茶ポンス」をオススメされたので飲んでみた。
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茶ポンスとは明治時代、米国にあった日本茶カフェで提供されていたもので、抹茶にレモンと炭酸を合わせた飲み物とのこと。当時のレシピを再現したらしい。調べてみたら、1926年フィラデルフィア万博の日本喫茶店のメニューにも茶ポンスの表記があった。
今でこそ抹茶ラテとかあるが、この当時に甘い抹茶とはかなり時代を先取りしていた。 -
茶ポンス650円。
さっぱりしていて飲みやすいので、暑い日には最適じゃないかな。 -
お~いお茶ミュージアム
こちらは入館無料。
エントランスでは、巨大なお~いお茶くんが待っている。 -
お~いお茶の誕生秘話の展示があったり、お~いお茶のラインナップの歴史など、無料なだけあって伊藤園の工場見学をしているような感覚になる。
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ショップにお~いお茶くんのぬいぐるみが売っていたが、これに4,400円出す人がいるのだろうか。
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旧新橋停車場 鉄道歴史展示室
1872年(明治5年)に新橋~横浜間で鉄道が開通。その時の新橋停車場の駅舎を、同じ場所に同じ外観で2003年に再現した。以来何度か訪れている。企画展の「大機関車展」は撮影不可だった。 -
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0哩標識(ゼロマイルポスト)
日本の鉄道の全ての始まりがここ。1870年(明治3年)3月25日、新橋~横浜間に日本最初の鉄道を建設するための測量第一杭が打ち込まれた。
その2年後の1872年(明治5年)10月14日、日本初の鉄道が開業した記念すべき場所。 -
旧新橋停車場
再現されたプラットフォーム。まさにこの場所に新橋駅舎はあった。 -
西洋建築がまだ珍しかった1872年に、こんなお洒落な駅舎を見た人々はさぞかしびっくりしただろう。
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静岡新聞・静岡放送東京支社ビル
1967年竣工、丹下健三設計のすこぶるあがるビルだ。
合体ロボのような外観にいつも見とれてしまう。 -
金春湯
銀座で飲む時のルーチンで一風呂浴びよう。 -
金春通り
銀座通りから一つ西側の通りを金春通りという。江戸時代、ここに能楽金春流の屋敷があったからだ。金春家の屋敷跡には芸者が集まって花街として発展したが、今では夜の蝶たちが羽ばたくクラブ街になっているのが面白い。 -
月のはなれ
大好きな隠れ家的BAR「月光荘サロン 月のはなれ」に小林宏衣さんが出ると聞いて楽しみにしていた。ここで宏衣さんを聴くのは初めてだ。
ここは大正6年創業の画材屋「月光荘」が2013年にオープンした。「月光荘」という店名は与謝野晶子が名付け親だそうだ。 -
毎夜すぐ目の前で生演奏を聴かせてくれるライブがある。
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演奏が気に入れば、会計の際の伝票と一緒に渡されるポチ袋に投げ銭を入れればいい。これが実にスマートで気に入っている。
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先ずは生ビール。風呂上がりでまだ汗が引かず、一気に飲み干してしまった。
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ボリューミーなサラダ。なんて健康的なんだ。
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そして、大洗にある月の井酒造の「月の井」が僕の定番。店名の「月」にかけているのもお洒落だが、それだけでなく純粋に飲みやすくて美味しい。
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ピアノは北村真紀さん。多分初見だろう。
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「月のはなれ」は経営が画材屋だけあって、店の壁面には現代アーチストの作品を2週間ごとに展示している。お酒を飲みながらギャラリーの絵画鑑賞もできるという訳だ。
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そう言えば宏衣さんが3年前に出したアルバムのジャケットを、先ほど作品展にお邪魔した亀山和明氏が描いた。たまたまこの店に亀山氏の作品が展示してある時に来たことがあって、宏衣さんのジャケットの海の絵だ!となった。今宵その店で宏衣さんを聴くとは、不思議な縁を感じた。
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1曲目の「Blame it on my youth」から、甘いバラードに身も心も酔わされました。
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なんどき屋
24時間営業の老舗居酒屋。いつなんどきでも開いているので、なんどき屋。元々は新橋に10店舗以上あった牛丼チェーンだったが、現在は高架下の牛丼屋1店舗と、なぜか居酒屋に業態変更したこの店の2店舗のみとなってしまった。1961年から24時間営業の牛丼チェーンを始めたと言うのだから、吉野家よりも先を行っていた。逆に早すぎたのかもしれない。
そしてこの店舗が牛丼屋から居酒屋になったのは1971年。若い頃は24時間営業の居酒屋なんてほとんどなかったし、土日の昼にこの辺で開いている飲み屋は珍しかったので重宝した。
実はそのつもりで今日も昼間に一度覗いたが、親父さんに「ちょっと仕込みに1時間くらいかかりそう」と言われた。24時間営業の看板は出ていたので、そのあたりはゆるくやっているのかもしれない。 -
今までは他の居酒屋がやっている時間に利用することはほとんどなかったが、今日はここの牛丼が食べたくなってやって来た。そう、昔の名残で居酒屋なのに牛丼(なんどき屋では牛めしという)があるのだ。まずはウーロンハイ。
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よくよく考えたら、牛丼一杯はもう入らないと思い、それなら牛丼のあたま「牛皿」を貰うことにした。肉、こんにゃく、玉ねぎ、豆腐が、見事に溶け込んだ焦茶色のビジュアルに圧倒される。濃いめの汁がよく染み込んでおり、酒のアテに合うのは言うまでもない。
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いかフライも美味しい。
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半世紀以上営業していても、老舗居酒屋の風格は微塵もない。煙草のけむりが漂う店内は場末感ハンパないというか終末感さえ感じられる。でも、どうしたものか妙に落ち着くんだよなあ。
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