2019/04/13 - 2019/04/15
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tangerine23さん
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無謀にも始まったアメリカ50州制覇の旅路。2019年4月はコロラド州を巡ります。
駐在員生活も1年半を過ぎ、そろそろ日本が恋しい時期。日本帰ったら何しましょう。うまいもん食って寝て、次の日スーパー銭湯でも行きたいなぁ。銭湯ってか温泉行きたいなぁ。
うん?アメリカに温泉ってあるんかいな?
早速調べたところ、コロラド州には著名な温泉リゾートが点在していることが分かりました。
前回2月の旅行、アーカンソー州にてアメリカ人の温泉リテラシーの低さを目の当たりにしたオクサマとワタクシ。コロラドの温泉、ほんとに大丈夫かぁ?
結論を申し上げますと最高でした。大自然と温泉を巡る3日間。
※この旅行記は当時を思い返しながら、2024年6月に書いています
【DAY1】https://4travel.jp/travelogue/11908324
【DAY2】https://4travel.jp/travelogue/11909468
【DAY3】https://4travel.jp/travelogue/11912892
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4月のなんてことない週末。有給1日くっつけて、コロラド州へと旅立ちました。
画像はアトランタ空港のターミナルAからBへ向かう連絡通路、熱帯雨林をイメージした装飾が天井に施されています。
アトランタ空港は死ぬほど利用したけど、この連絡通路は何回通ってもわくわくする。 -
到着しましたデンバー国際空港。アメリカ50州制覇の旅、12州目です。
空港でレンタカーを借りていざ出発。本日は徹夜で走り、時間を稼ぐことにします。
早速ブルー・マスタングがお出迎え。
【Blue Mustang】
https://www.flydenver.com/art-exhibits/mustang/
https://maps.app.goo.gl/GwX7qvabFRdWaobG7 -
フォードのスポーツカーの名前として知られる「マスタング」ですが、元々はスペインから持ち込まれた馬が野生化したものを指します。アメリカでは馬が一度絶滅し、その後持ち込まれて復活したとか。
そしてこのブルー・マスタングは彫刻家ルイス・ヒメネス(Luis Jiménez)によって作成されました。
作者は不幸にも、スタジオで転倒した作品の一部に脚を押しつぶされ、失血死。残された遺族の努力により完成しました。
赤く光る目がなんとも悪魔的で、通称ブルシファー(Blucifer)と呼ばれていますが、遺族はそう呼んで欲しくないそうです。
たくましい造形もさることながら、なかなか立派な… ナニがその… うん。 -
場面は変わってとある山中。いや、4月のコロラド全然寒いよ。4月なんて春でしょよゆーよゆーとか思ってた自分を殴りたい。
深夜の山越え、路面はガチガチに凍結しトラックもチェーンを巻き始める中そろりそろりと進む。
「まだ雪降ってるからね。セダンじゃなくてSUVにした方がいいよ。空いてるから替えてあげるよ」
と言ってくれたレンタカー屋の店員さん、まじあったかいです。 -
そんな状況の中、登山道を進みます。目前には早速、西部らしい岩肌。薄暗いけど。
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空も白み、明るくなってきました。
打ち捨てられた馬車もそこはかとなく物悲しい。 -
ガレガレした道を進みます。
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愚かにも通常装備で挑んでますがちょっと冬の山をナメすぎでしょう。自分を殴りたい。
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雪中の山小屋。
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道中、寒々しいながらも素晴らしい景色。
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約2km、高低差約300mの割とエグめの道を経て、目的地、ハンギングレイクに到着しました。
【Hanging Lake】
https://visitglenwood.com/hanginglake/
https://maps.app.goo.gl/WP6jzp7rd38fNcwFA
この聖域感。妖精とか絶対いるでしょ。あと入るとMP回復するやつ。入んないけど寒いから。 -
雪化粧のロケーション、そしてこの水の透明度。
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決して冬に来るのはおすすめしませんが、荒んだ心を溶かす風景であることは間違いありません。
雰囲気に浸っていると、若いカップルの「僕と結婚して下さい!(指輪サッ)」場面に遭遇。
こんなクソ寒い中早朝からエグめのハイクさせられて、からのプロポーズで本当に大丈夫か?と思いましたが、見事OKもらってました。よかった。おめでとう。お幸せに。 -
行きはよいよい帰りはこわい。オクサマ、余裕ぶっこいてますがこの後4回ぐらいずっこけます。
ろくな装備も用意せず申し訳ない。。。幸い、滑落して死ぬようなやばい登山道ではありません。 -
やはり素晴らしい景色。眼下に流れるはコロラド川、ここから流れ流れてグランドキャニオン、そしてカリフォルニア湾へと至ります。
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ガレ場下り。しかしよくこんなとこ迷わず行けたなぁ。
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すっかり明るくなった頃、無事に下山できました。
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一安心して次の場所へ。
なおこのハンギングレイク、聖域的美しさでめちゃくちゃオススメなんですが、2024年現在事前予約のPermitが必要だそうです。ご注意を。
も一度リンク貼っときます。
https://visitglenwood.com/hanginglake/ -
道すがらのガソリンスタンドですが、こんななんでもないとこなのに背景の山が絵になる。それがコロラド。
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山を下り、まともな天気になってきました。岩肌が眩しい。
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ここはコロラド国定公園。アメリカ有数の絶景ドライブスポットだと断言します。
【Colorado National Monument】
https://www.nps.gov/colm
https://maps.app.goo.gl/p8BEtNJ5PQPLV7bL7
赤い岩肌と、遠くに見えるブルーメサの対比に感無量。 -
アメリカってグランドキャニオンとかだけじゃなくて、色んなところにとんでもない、それぞれ違ったパノラマが広がっています。
この国定公園、そもそも地形が険しいので人間が簡単に訪れることが出来ない場所だと思われていたそうです。ですが、20世紀始めにジョン・オットーさん(John Otto)が定住。
この素晴らしい景色を広めるため、こつこつ道を拓き始めます。 -
オットーおじの写真は公式ホームページにて。
https://www.nps.gov/colm/learn/historyculture/rim-rock-drive-timeline.htm
さてオットーおじの努力の成果もあり、地元商工会が当地を訪れ大感動。国立公園指定を受けるため、活動を始めます。 -
しかし、お役所あるあるというか、その話はなかなか進まなかったそう。
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うぉぉぉー野生のヤギだーーーー
アメリカの自然を走ってて、シカは散々見ますけどヤギはそれなりにレアです。 -
そこで颯爽と現れたのが第27代大統領、ウィリアム・タフト(William Taft)。
うーーーん、知らんですね。日本で知名度あるんでしょうか。セオドア・ルーズベルトの次の大統領だそうです。
歴代大統領イチの巨漢で、ホワイトハウスのバスタブにハマって出られなくなったこともあるそうです。大自然を目の前にしてそんなことはクソほどどうでもいい。 -
奇岩のフォーメーション。
そしてそのタフト大統領、たまたまこの地域を訪問していたことがあり。自らの持てる権力を最大限行使し、コロラドモニュメントを国定公園と定めました。
国立公園(National Park)は議会承認が必要ですが、国定公園(National Monument)は大統領権限で指定可能なのです。 -
恐らく一番の見どころ、インディペンデンスモニュメントの眺め。なにがどうなったらあそこ一本だけ残るのか。
【Independence Monument View】
https://maps.app.goo.gl/zzW2nBnNCJD5E5c19
という訳でコロラド国定公園、このリムロックドライブ(Rim Rock Drive)というドライブルートを走るだけで十分楽しめました。
時間があればキャニオンを降りるトレイルや、オットーおじが開拓した当初のルートを辿るサーペンツトレイル(Serpents Trail)を歩くことも出来ますので、ぜひ。 -
コロラド州の大地をドライブします。目前に見えるはグランドメサ。
【Grand Mesa】
https://www.fs.usda.gov/gmug
https://maps.app.goo.gl/UW8nK8hvfgVY15ou9
頂上が平らな山としては世界最大、とのことです。それってただの台地じゃないの?山の定義が分からなくなります。ギアナ高地とかどうなんの。 -
コロラド州はスキーリゾートとして国内で非常に有名です。こんな何気ない道沿いでも、バックカントリースキーをする人はこんなことに気を付けてね!みたいな看板が立ってました。
バックカントリースキー、すなわちコースなしリフトなし整備なしの大自然スキーです。いやどうやって登んねんと思いましたが、おっきい車に4人ぐらいでスキー板積んで、交代制で滑る人/車で下まで迎えに行く人をじゅんぐり回すと超楽しそう。いいなぁ。 -
雪質もさらっさら。こういう道を走ってるとシカの飛び出しが怖いですが、もしかしたらバックカントリースキーヤーの飛び出しもあるかもしれません。お気を付けて。
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ロッジはまだまだ雪に埋まっていました。
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はたらくくるま。
いやとにかくデカいんだこれが。フロントドーザーの幅よ。 -
さてここで完全に道を見失いまして、ダートを走ること1時間。いつの間にかホワイトリバー国立森林公園に入っていました。
【White River National Forest】
https://www.fs.usda.gov/whiteriver
https://maps.app.goo.gl/chjiujPpf5hUAKtt5
いやいやいやいや目的地過ぎてんのよ。皆様、アメリカのど田舎は大自然が楽しめる一方、絶望的に電波入らなかったりします。大自然に足を踏み入れる前に、Googleオフラインマップをダウンロードしておくことをおすすめします。
有名な国立公園であっても要注意ですよ。
結局電波拾うのにダートを2時間ぐらい走りました。SUVで走る未舗装路、だんだん楽しくなってきちゃってましたけど、もし町に戻れてなかったら… 考えたくないですね。 -
人里に戻れてよかった。ようやく本日の目的地、グレンウッドスプリングスに辿り着きました。
【Glenwood Springs】
https://visitglenwood.com/
https://maps.app.goo.gl/dXKsdtNvgD3ykrZ58
この立派な建物は… -
ホテルコロラド。看板の通り、創業1893年、看板に偽りなし。
【Hotel Colorado】
https://www.hotelcolorado.com/
https://maps.app.goo.gl/HHBdk8LPCBNPEhxC7
周囲の風景と溶け合う建屋は、地元の砂を固めたレンガで造られたそうです。 -
ロビーにも風格を感じます。
先述のタフト大統領とルーズベルト大統領が長期滞在した格式あるホテルなのですが、有名エピソードがありまして。
こちら、テディベア発祥の地なのです。
1905年、ルーズベルト大統領がこちらのホテルを訪れた際、気の利いたホテルのメイドが手作りのクマのぬいぐるみをプレゼントしました。
セオドア・ルーズベルトの相性はテディ。そう、だからテディベア。 -
ロビーのくつろぎスペース。
もちろん、「元祖テディベア」をホテルショップで買うことが出来ます。
私はと申しますと、まー後で来ればいいやと思って後述の温泉でぽかぽかしてたら、いつの間にかショップ閉まってました。
よって写真とかありません。
アホちゃう!!!!???? ばかばか私のばか。旅行は段取り8割。初心者だった自分を殴りたい。
いつか再訪してホンモノのテディベアをお迎えしたいです。 -
さて気を取り直し、ぽかぽかしに参りたいと思います。 日本人の血が騒ぐ。
【Yampah Spa & Vapor Caves】
http://www.yampahspa.com/
https://maps.app.goo.gl/dH4F2FiwCvPZ7Sfj6
こちら、メインディッシュはいわゆる温泉ではありません。 -
こちらなんと天然の洞窟で岩盤浴できます。ナチュラルボーンサウナ。
古くはインディアンの時代、開拓後は1883年から、この洞窟での岩盤浴が始まっていました。地底から上がってきた蒸気がこの洞窟全体をサウナにするそうです。
温度はさほど高くありませんが体の芯からじんわり温まる感じで最高です。ロビー階にはくつろぎスペースもあり、水飲む→くつろぐ→温まるを繰り返せば整うこと間違いなし。
薄暗いし他のお客さんいるので写真全然撮ってないんですが、アメリカでここまで温泉意識高い体験が出来るとは。 -
もう体ぽかぽかなんでコロラドの寒さも怖くない。グレンウッドスプリングスの本丸を攻めます。
【Glenwood Hot Springs Lodge】
https://www.hotspringspool.com/
https://maps.app.goo.gl/wfYRQa7QbLerJscNA
駐車場側からの微妙な写真。。。 -
駐在生活1年半、ついにアメリカで温泉に浸かることが出来ました。
流石にアメリカでは全裸で浸かるなんて風習はありませんので、見た目はプール、水着着用は必須なのですが、ちゃんと硫黄の匂いがします。
温度は37度ぐらい?無限に入っていられる温度です。アメリカ人熱い温泉嫌いだからね。 -
こんな風に25mプール2面ぶち抜きみたいになってます。
先述の通り、古くはインディアンも湯治していたグレンウッドスプリングス。無念ながら、定住していたユート族(Ute族)は開拓民に追い出されました。
西の居留地に封じられたユート族、これが今でいうユタ州の名前の由来となります。 -
日も暮れて参りました。
お土産屋のおばさまがとてつもなくいい人で、あらあらそうなの日本から来たの、コロラドホテルに泊まるのねいいわね、エンジョイ!って感じでまじあったけぇ。
そしてこの触れ合いが後ほど私を救うことになります。 -
ふらっと立ち寄ったBBQ屋さんで夕餉。
【Smoke Modern BBQ】
https://smokemodernbbq.com/menus/food/
https://maps.app.goo.gl/62k2pe7AiSep3rtr6
これがもーほんとーに美味しかった。付け合せのコールスローから芽キャベツのグリルから何から何まで。
ピカイチは和牛のブリスケット。アメリカのウシは基本赤身なので、ブリスケットってちょっと火加減間違えるとハムみたいになりがちなんですが、ここのは和牛のサシもいい感じに残してとろける食感。
たぶんアメリカで食べたBBQで一番洗練されてました。コロラド、何食っても美味い気がします。 -
コロラドホテルに戻り遅めのチェックイン。その時。
「あぁ、Mr.◯◯ですね。グレンウッドスプリングスからお電話がありましたよ」
「はへ?」
「お土産屋さんにクレジットカードをお忘れだそうで。お土産屋さんはそろそろ閉まりますが取りに戻るまで開けておいて頂けるそうです」
「わーぉ」 -
ダッシュでお土産屋さんに戻るワタクシ。
「あなたの次のお客さんが、あれまだカードリーダーにカード残ってるよって言ってくれて。あなたコロラドホテルに泊まるって言ってたでしょう?だから急いで電話したのよー」
こんなことアメリカで考えられますか。次のお客さんなり、お土産屋さんなり、カードパクるチャンスしかない。けどちゃんと戻って来る。
コロラドまじあったけぇ。ジョージア州で荒んでいた心が癒やされました。 -
という訳で人の温かさに触れたコロラド1日目。自然豊かなところに住んでる人って心に余裕があるんでしょうか?私もそうでありたい。
温泉で体ぽかぽか、お土産屋さんまでダッシュで戻って更にぽかぽか。ぐっすり寝ることが出来ました。
DAY1、前日から徹夜で走り、途中迷ったので定かではないですが、走行距離約500マイル(800km)。本日もよく走りました。
DAY2はコロラド州の自然を巡ります。続く…
【DAY2】https://4travel.jp/travelogue/11909468
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2019年4月 コロラド州2泊3日の旅
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旅行記グループ 2019年4月 コロラド州2泊3日の旅
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