2024/05/09 - 2024/05/10
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ユキゴローさん
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3日目は朝一で黒岳ロープウエーに
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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50年前は山頂駅周辺は大雪でした。
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同じアングルで。建物も変わっていません。
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この白樺の木がどれなのか、ずいぶん探したのですが
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多分これではないかと思います。50年経つと太さも形も変化しています。
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青空になったので昨日の銀河の滝で妻と一緒に写真を撮りました。
これから阿寒湖に向けて出発です。 -
阿寒湖の遊覧船乗り場に到着しました
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料金はマリモ観察施設の入場料込みで¥2400
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50年前はなんと¥300!
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遊覧船も50年前と変わらないようです
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50年前のパンフレット
巡るコースも -
50年前と全く変わりませんでした
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天然マリモの保護施設があるチュウルイ島に上陸
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50年前は屋外の池に展示されており
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建物などはありませんでしたが
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現在はコンクリートの立派な施設で保護、展示されています
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50年前は良く晴れていて、雄阿寒岳も頂上まで見えましたが
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今回はあいにくの天気です
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近くのアイヌコタンにやって来ました
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50年前、このピリカ民芸店のご主人と一緒に写真を撮ったのですが、隣の店の方の話では、数年前に亡くなられ店も閉じてしまったそうです。
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息子さんがいるそうですが、店をやる気はないとのことで、彫刻の講師をして生活しているとのことでした。
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今夜の宿、鶴雅です
こちらで今回の旅行最大のハプニングが起きました!
網走、層雲峡のホテルと違って、こちらのホテルは北海道でもトップクラスの巨大高級ホテルチェーンに発展しており、宿泊費も高いので一度は別の安いホテルにしようか迷ったほどですが、せっかくの記念旅行なので一日くらい贅沢しようとこのホテルに泊まることにしたのです。 -
当時は阿寒グランドホテルという名称で、周辺では大きなホテルだったと記憶しています。
二人で2食付いてこの値段ですが、遊覧船の乗船料から現在の価格に換算すると、結構な値段になりますね!!
現在の鶴雅は比較的リーズナブルに宿泊できるウイングス館、標準の本館、高級宿泊者の別館からなり、予約したのはもちろんウイングス館ですが、それでも一名での宿泊はGWをはずした時期で最低料金¥25000以上です。
ユキゴローは夕食をバイキングではなく、会席料理にグレードアップした¥30000のコースを予約しておきました。 -
いくつかの理由があって、ユキゴローはVIP待遇を受けることになったのです!
車を玄関に着けると係員が来て名前を聞かれました。このホテルは駐車場が離れたところにあり、通常は自分で駐車場まで車を持って行き、ホテルの送迎バスで戻ってきてチェックインとなるのですが、ユキゴローの車は係員が駐車場に持って行くので荷物を出して降りてくださいとのこと。システムが変わったのかな?と思っていると女将がご挨拶に。
「本日はようこそ阿寒グランドホテルにお帰り下さいました。奥様と共にごゆっくりお過ごしくださいませ。ささやかではございますが、ごゆっくりおくつろぎ戴けるお部屋をご用意させて戴きました」
ということで女将自ら案内してくれたのが予約していたウイングス館ではなく、最上級宿泊棟の別館。別館宿泊者だけが出入りできるように入り口には鍵がかかっています。 -
入り口を入ると部屋別の下駄箱があり、中には館内歩行用の専用スリッパが供えてあります。
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お部屋に続く廊下です
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広いツインベッドの部屋の隣に15畳の和室とソファー、マッサージチェア、写真の奥には独立したトイレ、洗面所、バスルームがあります。
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女将曰く
「奥様とご一緒に過ごしているお気持ちになって戴きたく、ルームキーも二組ご用意させて戴きました」 -
部屋からの眺望。雄阿寒岳と遊覧船桟橋が目の前に!
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そしてベッドの上にはタオルでこしらえた夫婦鶴アート!!
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別館宿泊者専用のラウンジ入り口。もちろん鍵が掛かっており一般宿泊者は入れません。
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無人の部屋でアルコール類とおつまみが無料サービス
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風呂上がりにワインを飲みながらくつろいでいると
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野生のシカがお散歩しに来ました
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食事の時間になると係員が部屋までお出迎え、食事処に着くと支配人が挨拶に来て
「本日は奥様とご一緒に食事をしているお気持ちになって戴きたく、同じお料理を奥様の分までご用意させて戴きました。どうぞごゆっくりお召し上がりください」
これには本当にビックリ!妻の分まで2人前用意してくれるとはなんという「お・も・て・な・し!!」
感激で涙が出てしまいました。 -
献立
雄峰と名付けられた、このホテル最高級の会席料理です -
前菜
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造里
鮪と牡丹海老が抜群に美味しく、妻の分まで戴いちゃいました! -
小鍋
係りの方が鍋から盛り付けてくれました -
焼物
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蓋物
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強肴
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食事
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菓子
どの料理も大変美味しく、感激の素晴らしい食事でした -
翌日の朝食はバイキングです。
チェックアウト手続きをしていると、奥から女将が出てきてホテルオリジナルのお菓子をお土産にくださり、車が出るまで見送りをしてくれました。
鶴雅では思いがけないおもてなしで、本当に素晴らしい一夜を過ごすことができ、生涯忘れえぬ記念旅行になりました。
鶴雅のスタッフの皆様、本当にありがとうございました! -
阿寒湖からかなり距離はあるのですが、当時見ておきたかった狩勝峠に行きました
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狩勝峠のモニュメントは当時と同じ形ですが作り変えられています
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当時の旅行雑誌か何かで新日本八景と紹介され、見ておきたいと思って行ったのですが、普通の峠の風景でした
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絶景には違いありません(笑)
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50年前の帯広空港は現在の場所とは異なり、帯広市街に近い場所にありました。そのため滑走路も短くてジェット化はされていなく、帰りの飛行機はYS-11でした。現在は自衛隊帯広駐屯地の一部になっています。
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当時のターミナルビルが残されていると判ったので行ってみました。屋根の形が面影を残していますが、現在は全く利用されていないようです
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現在の帯広空港。
小ぢんまりとした空港ですが、航空大学校の帯広分校がある為(NHK朝ドラでも出てきましたね)、小型飛行機の離着陸は頻繁に行われていました。 -
羽田への着陸は都心上空を通るコースで、思いがけなく空からの東京見物ができました。
これは海ほたる -
遠くにスカイツリー
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国立競技場と神宮外苑
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東京タワー
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レインボーブリッジ
新婚旅行の足跡を辿った旅は、大きな感動を伴って心に残る旅となりました。
おしまい
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この旅行記へのコメント (4)
-
- nimameさん 2024/07/16 05:59:09
- 素晴らしいご夫婦の旅(^^)
- ユキゴローさん・おはようございます。
そして初めまして・・
今回亡き妻と新婚旅行の足跡を辿る旅を読ませて頂きました。
それが北海道道東でまさしくnimameの住んでいる網走も泊り・地元に居ながら知らない情報ばかりです。
50年前に写真と比べて写真を写されているのに・
場所の懐かしさ・そして奥様とお二人で旅をされてる姿・
本当に胸が熱くなります。
阿寒の鶴雅ではハプニングとあり・何か失礼をしたのではと・正直ハラハラしながら読ませて頂き・
素晴らしいハプニングに涙が出てきました。
本当にお二人の気持ちを汲み取ったおもてなしですね。
nimameも3年程前に金婚式を子供達にして貰ったので・
ご夫婦の50年の重みをとても感じます。
ユキゴローさんも本当に奥様とこれからも旅を続けて欲しいと思います。
懐かしい思い出を有難うございます。
nimame
- ユキゴローさん からの返信 2024/07/16 14:35:17
- Re: 素晴らしいご夫婦の旅(^^)
- nimameさん こんにちは!
ご訪問、「いいね」をありがとうございます。
妻が亡くなって1年9か月になります。時が経つにつれ妻との思い出は薄れるどころか、ますます強くなり、会いたいという想いが募ってきます。お骨を埋葬する気になどなれず、毎日お骨とおしゃべりする日が続いております。
3人の息子たちは遠くの都会で暮らしており、妻が亡くなってから一人暮らしをしているので、侘しさもひとしおです。傍に誰かがいれば気もまぎれるのかも知れませんが、なかなか気持ちの切り替えができません。
阿寒湖のホテルのもてなしには、本当に感銘を受けました。宿のサービスで部屋をグレードアップするというのは時々聞く話ですが、高級料理をサービスするというのは聞いたことがなく、このホテルの心意気には脱帽、頭が下がる思いです。
nimameさんは3年前に金婚式とのこと、ご夫婦ともどもお元気で何よりです。残された人生、健康に気をつけて大いに楽しんでください。
ユキゴロー
-
- チーママ散歩さん 2024/05/29 06:35:48
- 日本が誇るおもてなし文化
- おはようございます。
そしてはじめまして。
ユキゴローさん。
私の旅行記に遊びに来てくださった足跡を
見てお邪魔しました。
悲しみと向き合いながらも
奥様との思い出の地をめぐり、
今新しい一歩を踏み出そうとするそのお姿。
深く感銘を受けました。
古いお写真も見せて頂き当時の様子も
伝わってきました。
かつてと変わらない景色は懐かしさと共に
心が安らぐ感じですよね。
つい同じ場所を探して私もよく写真を
撮ります。
一方で新しい風景や変化した様子は
時の流れを感じますね。
幸せだった頃の思い出が蘇り、懐かしさと
共に幾度も心が温かくなる瞬間があった事
と思います。
特にお宿の対応には大変感動しました。
高級感や値段だけではなく、奥様との
思い出を大切にするための
心からのおもてなしが感じられ。
本当に素敵だなあと胸打たれました。
奥様との思い出がさらに深まり、また
新たな思い出が刻まれましたね。
新しい環境や人々との出会いを通じて、
悲しみを少しずつ和らげる旅は心の
癒しになるのですね。
これからも素敵な旅をなさってください。
またお邪魔させてください。
- ユキゴローさん からの返信 2024/05/29 17:08:08
- Re: 日本が誇るおもてなし文化
- チーママ散歩さん こんにちは!
心温まる書き込み、ありがとうございました。
前半は寒さと風雨でどうなることやらと思っていたのですが
幸い天気も回復し、思い出深い記念旅行となりました。
阿寒湖のホテルでは本当にビックリするもてなしを受け、
このホテルが大きく発展した訳も判ったような気がしました。
実質利益を削ってまでもお客に満足と感動を与えようという
心意気には、ただただ感服するのみです。
旅行から2週間がたちますが、女将からお土産に戴いた
まりも饅頭を食べながら余韻に浸っているこの頃です。
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