モルディブ旅行の続きです。<br />画像は日程に沿ってはいません。説明のために後日撮影したものもあります。

GWにモルディブに行ってみた（その2）

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2024/05/02 - 2024/05/08

406位(同エリア512件中)

エリア

アリ環礁(モルディブ)

旅行の満足度: 4.0

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 50万円 - 100万円

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

朝食はバフェ形式でテーブルは冷房の効いているインサイドとビーチを眺められるアウトサイドを選択できます。
料理の種類は豊富といえます。
オードブル類だけでもかなりの種類です。
エッグスタンド、ヌードルスタンドもあります。
いわゆる高級リゾートの朝食内容ですが、地理的状況を考えるとかなりのコストがかかっているものと思われます。
夕食も内容は大きくは変わりませんが、グリル料理とパスタスタンドが追加されます。
全品制覇は難しいくらいですので、すぐにおなか一杯になります。
ただ３日目には飽きてきます。まあ、それはどこでも同じで人間は贅沢なだけです。
朝食後はダイビングセンターに立ち寄ってシュノーケルセットを借りました。
一休みしてから部屋の前のビーチから海中にアクセスしてみます。
波打ち際は真っ白なサンゴ砂で波に巻き上げられて視界は不良です。
でもしばらく進むとサンゴの群落が現れて視界もクリアになります。
モルディブのサンゴは枝サンゴやテーブルサンゴは少なくて饅頭のような形のサンゴがメインのようです。
岸から7，80ｍでドロップオフとなります。
この辺りは魚影が豊富です。
流れはほとんどありませんのでゆっくりシュノーケリングを楽しめます。
ウミガメ発見。
滞在中5，6回シュノーケリングをしましたが、そのうち３回私はウミガメに出会いました。ところが近くにいたはずの家内と娘は見られずじまいでした。
有名なマンタは時期になればシュノーケリングツアーもあるようですが生憎６月からだそうです。
マンタは岸辺には来ないでしょうからツアーに参加しなければならないわけで、それはそれで高額な費用が発生します。
小一時間シュノーケルしたあとは部屋で休憩。
お昼過ぎ。島を回ってみます。
ここはフロント棟。
中からフロントの入り口を撮影。
チェックインは各部屋で行うためここは案内されませんでした。チェックアウトの清算時に利用することになります。
フロントの奥にはカフェがありました。
ただしこの時期はややオフシーズンのためか営業していないようでした。
テーブルのセッティングはされていましたのでお茶でもしようかと思ったのですが・・・。
代わりにプールサイドのカフェ＆バーを案内されました。
メインプールサイドのスキップジャックというレストラン。
眺めが素晴らしいです。雨期にもかかわらず好天に恵まれました。
ここで軽くランチ。
ただしハーフボードランチは別料金です。
時間帯によっては広いプールを独占できます。
ここのビーチの波打ち際近くではツマグロという小型のサメが小魚を追っているのが見えました。
午後にこのあたりでシュノーケリングしたら1.5mくらいのトビエイに出会いました。エイに会えたのは1回きりでした。
初日と二日目の夕食はバフェを利用しましたが、残り二日はプールサイドのスキップジャックのアラカルトを利用しました。どちらもハーフボードプランで利用可能です。
スキップジャックの夕食は前菜、メイン、デザートの３点を選択してオーダーします。
これは前菜の一つで白身魚のタルタル風。
娘のオーダーしたツナのタタキ。
メインといってもサンドイッチやパスタなどです。
これはカルボナーラ。
デザートのマンゴーソルベ。
３品でも十分おなか一杯になります。
３日目のメインはシュノーケルのガイドツアーです。
ハウスリーフでも十分満足だったのですが、少し離れたところはもっと凄いんじゃないかと思ったので。
ボートで５分くらいのお隣の無人島のリーフに案内されたのですが、結果は自分の部屋の前のビーチとほとんど同じ景色でした。
５万円ちかい無駄な出費に終わりました。まあ、２０人乗りのボートをうちの家族だけで占有してガイド３人つくわけですから決して高すぎるわけではないですけど。
無料のシュノーケリングセットでリゾート内の好きな場所を潜ることをお勧めします。
チェックアウト日のスケジュールは前日夜にスーザから連絡がありました。
国際線の出発時間から水上飛行機の時間を調整する必要があります。朝食時間、部屋の荷物を出す時間など指定されます。
スーザは写真中央の女性ですがなかなかキュートな人でした。
水上飛行機に乗り込みリゾートを後にします。
帰りも島々を眺められました。
多くの無人島があり、
色々な公共施設のありそうな少し大きな島。
空港を擁する島もありました。この島の近隣のリゾートはマーレから通常の国内線利用で最後はボートで行けるのでしょう。
モルディブは1500くらいの島からなっていますが、面積的には淡路島の半分くらいだそうです。
温暖化による海面上昇はこの国にとって深刻な問題でしょう。
天然資源もほとんどなさそうなので観光収入が国の財政を支えているはずです。
今も新たなリゾートが続々作られているようですが、小さなサンゴの島に高級リゾートのインフラを整備するコストは膨大なことは想像に難くないです。
その維持にも膨大なコストがかかるわけでモルディブでリゾートライフを満喫できる人は限られます。
私は今回だいぶ無理をしてここを訪れました。リゾート自体は天国のようなところでしたが、色々複雑な感情が残りました。無人島にリゾートを建設して観光客は電気や真水を気兼ねなく使うことができます。でも電気や水は元々その島には無かったものです。ブッフェには大量の料理が並べられ、その余った生ゴミはどう処理されるのでしょうか？
目の覚めるような自然と便利なリゾートは共存してゆけるのでしょうか？
帰りの機内はほとんど寝て過ごしました。
富士山をみると帰ってきた安堵感を毎回感じます。
羽田には予定より３０分早く６時過ぎに到着したので通勤ラッシュを避けることができました。
以前は帰国したら次の旅行を楽しみにしていたのですが、ここのところそういった気になりません。単に年のせいなのかもしれませんがお金をかけて海外旅行をする意義に疑問を持ち始めた気がします。
とはいっても旅行に変わる人生の楽しみがあるとは言えないので、しばらくすると旅行を計画することになるとは思いますけど。