70代半ばで初めての海外一人旅　その１（東京から台南まで）

2024/04/20 - 2024/04/25

ANAマイルの期限切れを控え、４万マイルを消費するためビジネスクラスを利用しての台湾旅行を計画したのが昨年末でした。
ところが、色々とルートを変えて空席照会するも夫婦での２席を確保することが出来ず、私一人で台湾に出掛けることにしました。
なお、妻の４万マイルについては、2月に石垣島旅行で消費しました。

ANAのホームページで予約できたのは、スターフライヤーで羽田空港から関西空港へ国内移動。
エバー航空に乗り換えて高雄空港へ、帰国便が桃園空港から成田空港へのチケットは、4万マイルに加えてサーチャージ・諸税で3万220円を支払いました。

高雄市は以前に観光したことがあるのでスルー、台南1泊、台中２泊し、台北では飛行機乗り継ぎのため1泊することにしました。
台中滞在中の23日深夜から早朝に3回ほど大きく揺れる地震に驚かされ、24日は豪雨に見舞われ、全てが計画通りには出来きませんでしたがそれなりに楽しんできました。

高雄空港到着早々のトイレで、ベルトに止めたカメラをケースごと落としてからデジカメの調子が悪くなり、何度か「画像を保存できません」のエラーメッセージに気づいて撮り直しました。
帰国後、旅行記の作成に当たり写真を探すも一部の写真が全面グレーで「ノーイメージ」と表示され、ガッカリしました。

今回は一部繋がりの悪い写真日記ですが、ご覧頂けたら幸いです。

エリア 台南(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: スターフライヤー エバー航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

前泊した「ルートインホテル東京蒲田」
予約した1月2日時点で周辺のホテルに空室が有りませんでした。

シングルルーム1泊朝食付10，100円でしたが、飛行機のチェックイン時間の関係で朝食時間（6：45から）前にチェックアウトしました。

羽田空港の出発便はNH3821便でしたが、スターフライヤーとの共同運航便でターミナルはJALグループの第一ターミナルでした。
キャリーバッグを高雄空港までスルーで運んでもらえるかと思ったが、関空にて預け替えとのことでした。
「海外乗り継ぎの荷物を預ける方は1時間前までに手続き完了を」との案内があったので7時に来たが、航空会社が異なるのでスルー出来ないとのことでした。
ならば、朝食を頂いてから8時到着で十分に間に合ったかな？

カードラウンジで時間調整

関空までは8時45発発のスターフライヤー機です。
機材はA320で2012年4月に導入された年季ものです。

国内線でモニターが付いている・・驚き！（ANAの石垣島線は往復とも無かった。）
なお、この便は満席でした。

座席は１５Kを事前予約しておきました。
翼の動きが良く見えて好きな座席位置です。
D滑走路から離陸。

コーヒーとチョコレートのサービス。

関空着陸、雨です。
タッチダウンと同時に立ち上がったエアブレーキ

一旦キャリーバックを受け取ってから4階のエヴァー航空のカウンターまで進みます。

チェックインを済ませて、優先レーンの利用券とANAラウンジの招待券を頂いて制限区域内へ。

15番ゲート付近のANAラウンジへ入場します。

ほぼ満席で空席を探していると、スタッフが窓側の席へ案内してくれました。

雨模様の景色を見ながら・・・時間調整

ラウンジの飲食提供・・・ショボい
機内食を楽しみに我慢します。

定刻に16番ゲートから搭乗

乗機はA321型機
2015年の4月に導入された高齢機。

ビジネス席は2列8席のみ。
座席は２Aで後ろは仕切り壁がありリクライニング角は浅め。
アメニティグッズはスリッパのみ。

雨に煙る関空を離陸

楽しみにしていた機内食
オンライン限定メニューを事前予約していました。
「 Fried Shrimp Egg Foo Young with Crab Flavor Sauce Served with Assorted　 Vegetables and Fried Rice with Vegetables」との説明書き。　
そして日本酒はナント「獺祭」純米大吟醸45でした。

デザート

着陸17分前、たぶん嘉儀空港

高雄市内～14時35分に着陸しました。

その後、高雄空港ターミナルでカメラを落としてから調子が悪くなりました。

先ずは通信手段の確保です。
ガイドブックには４G/5日間が300台湾ドルで案内されていましたが、
５G/５日間有効のフリーシムカードのみの販売で５００台湾ドルでした。　
スマホが使えなければ自由に行動できません。

次に観光局の「台湾 the Lucky Land」 福引はあっけなく敗退したので両替します。
1万円が2，012台湾ドル（１＄＝4.97￥）と超円安ためパス。
手持ちのUS100ドルを3，212台湾ドルに両替しました。
昨年の４月は3，009＄でしたので203＄も得した気分です。

15時ジャストにターミナルビルを出てMRT乗り場方面へ向かいます。

MRT路線図
右下のR4の空港駅からR16の新左營駅まで乗車し４３＄でした。

「新左營」駅で台鉄に乗り換えました。

１５：４７発の自強号に乗り換え台南駅まで行きます。
自由席は５０＄でしたが空席が無く立ちんぼでした。

１６：１７台南駅に到着しました

台南駅前広場です。
今夜のホテルは中央の青い看板の下です。
今回のホテル選びは、〇駅前にある　〇バスタブ付の部屋　で検索し「agoda」で手配しました。

駅前からホテルが見えているのにロータリーを渡る横断歩道が見当たらず右往左往。
駅を出て右側に大きく迂回してようやくたどり着きましたが、左側に行くとエレベーター付きの地下道が有り、「台南ホテル」の横へ出ることが出来ました。

チェックイン時「間違いなくこの部屋を予約しましたか？」と確認されました。
なるほど、広々した部屋でキングサイズのベットに枕が４つ並んでいました。
一泊朝食付きで78.64米ドル（11,394円）とコスパ最高。

1時間ほど部屋で小休止してから夕闇迫る中、街歩きに出掛けます。
ホテルを出て直ぐに道路（成功路）の中央沿いに提灯が飾られていました。

「台疆祖廟大観音亭」で何か催し物があるようです。

さらに西に進むと歩道上で沢山の食器を洗っていました、この風景を見てしまうと入店する気にはなりません。

ホテルから２５分位歩いて「新農街」に到着しました。

Uチューブやガイドブックなどで取り上げられているので行ってみましたが、わたし的には魅力を感じませんでした。

神農街の突き当りに「三協境全台開基薬王廟」がありました。

細工が素晴らしい！

西門円環方面に戻ります。

台湾版テルテル坊主？

提灯にも漫画キャラ

西門円環の入り口にある「那個年代杏仁豆腐冰」で一休み

一押しの「総合杏仁豆腐」９０＄を頂きます。

器から溢れるほどの大盛り
特にタロイモの団子が美味しかったです。☆3つ

「赤崁樓」角の交差点で信号待ちしているとタイミングよくピンク色の注文票を渡され入店することに・・

担仔湯麺70＄と虱目魚丸湯30＄です。
サバヒーの切り身が入っているかと思ったら魚団子のスープでした・・注文ミス？
どちらも☆なし！

食事を終えて「赤崁樓」に入場しました。
拝観料が70ドルに値上げされていました。

正門

池の鯉たちが滝から流れ落ちる水に向かって行儀よく列を作っています。

石板を背負った亀さん

現在、内部見学は「海神廟」のみです、裏手の「分昌閣」はシートに覆われ修理中で見学できませんでした。

ホテル近くの道路の提灯が灯りました。

往路で見かけた「台疆祖廟大観音亭」の前庭で太鼓と鐘でリズムをつけながら何かの劇をやっていましたが、中国語のため内容はチンプンカンプンです。
夕涼みを兼ね、沢山の観客が楽しんでいました。

厚塗りの綺麗どころが掛合い漫才をしている雰囲気でした。

台湾一日目は早朝より移動と街歩きで1万5千歩を歩き疲れたので早めに休みます。