奈良　春日大社　萬葉植物園「御衣黄桜」・藤棚～京都　国宝の五重塔・海住山寺へ

2024/04/20 - 2024/04/20

奈良のタウン誌の写真　黄緑色（ミントグリーン）の桜
春日大社の萬葉植物園
「御衣黄」は八重桜の一種で、花びらの色が平安時代から貴族の衣装などに使われている黄緑に近い「もえぎ色」に似ていることが名前の由来とされています。
奈良市の春日大社の境内にある萬葉植物園には、高さ４メートルほどの「御衣黄」が３本植えられていて、今月（４月）中旬に咲きはじめ、見頃を迎えてい
淡い緑色の花を咲かせたあとは、１週間ほどかけて徐々にピンク色に変わっていくと…
私は、以前　京都の仁和寺で見た事がありますが、相方が知らないというので、出かけました。

京都・海住山寺（かいじゅうせんじ）へ
国宝・五重塔を見上げる。

エリア 奈良市(奈良)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

この近くで駐車場に車を止めて、歩きます。

志賀直哉の旧居がこの先の右にあります。
・奈良にうまいものなし
奈良高畑に住んだ文豪、志賀直哉の言葉とされる有名な一文。
由来は志賀の随筆「奈良」で、正しくは「(奈良は)食ひものはうまい物のない所だ」と記しているそうで…
ただ、志賀は「蕨(わらび)粉や豆腐、雁擬(がんもどき)は評判が良い」とも書き、奈良の食べ物を全否定していないとか…
いつのころか冒頭の一文がひとり歩きし、八十年余り経た今も奈良に対する「呪い」のように……

ささやきの小径を歩いて、春日大社へ

大木が巻き付かれてますねぇ

禰宜というのは春日大社の神官のこと。
ささやきの小径をぬけたところにある高畑は、もとは神官が住んでいた町。
そこから春日大社に「出勤」するときに通った道が禰宜道です。

よくある光景～鹿せんべい争奪戦

春日大社　萬葉植物園

春日大社萬葉植物園(神苑) 公園・植物園

御衣黄（ぎょいこう）
はじめは淡緑色ですが、次第に花弁が紅色に代わり、散り際には美しいピンク色に変化し、花がきれいな状態で落花します。
マイタウン奈良・写真の御衣黄桜は、ミントグリーンでしたが、ピンクが広がっている感じかな…

京都の仁和寺で、初めて御衣黄を見た時、こんな色の桜があるんだぁって思ったもんです。

「旧春日大社板倉（円窓）」は鎌倉時代末期に春日大社の境内に建てられた経典を収める蔵で国の重要文化財に指定されています。
建物は茅葺き（かやぶき）屋根に高床式の造りで明治元年の神仏分離令で東屋として使われる際、窓をつくるため側壁が丸くくりぬかれたことから「円窓」としても親しまれています。

建物は明治２８年、奈良公園の整備に伴い公園の一角に移築されましたが、２０２１年秋に、およそ１３０年ぶりに春日大社の境内にある萬葉植物園に戻されました。
2023年９月に初めて見学会があり、内部も見れたみたいですねぇ

なんだか可愛いなぁ

臥竜（がりゅう）のイチイガシ
大木には近づけないのねぇ…

かつて大風の為、倒れたが、その後起き上がるように枝を伸ばして…
根元が空洞、ウロ（樹洞）が出来てますねぇ

こんな小さい房の藤もあるのねぇ
いい香りがします～

まだ咲き始めですねぇ

藤が大木に巻き付いてますねぇ

本番はこれからですねぇ

一周廻って浮き舞台
藤は、三部、四分咲と言ったところでしょうかねぇ…

戻ります～

カフェは、お休みのようで、残念～

このお店の右手奥の駐車場に車を止めました。　
駐車料金￥500
こちらでお昼休憩～

相方が行きたいと言った海住山寺（かいじゅうせんじ）へ
急な上り坂を走った山の中腹にあります。

海住山寺 寺・神社・教会

本堂の傍らにそびえる朱塗りの五重塔は、山並みに映える鎌倉時代の傑作で、国宝に指定されています。
毎年10月下旬に内部が公開されるようです。
十一面観音像や文殊堂、絹本著色法華曼荼羅図、海住山寺文書はいずれも国の重要文化財に指定されています。

海住山寺五重塔 名所・史跡

しばし境内散策～

まだ桜が残ってるんだぁ

本堂

なんで　茄子？！

文殊堂（重要文化財）

北山杉と石楠花かな…
急坂を降りて帰ります～