桜が満開の『春の高山祭』と臥龍桜を訪問

2024/04/15 - 2024/04/15

桜が満開の春の高山祭を訪問しました。春の高山祭は天候に恵まれないことが多いのですが、今年は14日・15日とも天気が良いとのことです。更に桜の開花が遅れたことにより満開での開催です。このような幸運は珍しいことから訪問しました。14日は日曜日で混雑が予想されたため、月曜日の15日に訪問しました。近隣の桜が満開のため、桜の名所である高山市の『宮川緑地公園』『臥龍桜』を併せて訪問いたしました。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8：30頃、高山ICで降りて、高山旧市街に行く途中にある『宮川緑地公園』に到着しました。宮川下流の万人橋下にあり、市民の憩いの場となっています。平日の朝早かったせいか人が殆どいません。美しい桜が広々とした芝生広場の両側に植えられています。

宮川緑地公園 公園・植物園

静まり返った公園に満開の桜がとても気持ち良いです。

9：00頃に車を駐車して、旧市街に向かいます。外国からの旅行者の方は、ホテルを出て散策しています。思ったよりも人出が少ない印象です。

高山市内で桜が美しいと言われる、『城山公園』を目指していると、既に屋台が出ていたので、旧市街を目指すことにしました。

車輪が美しいです。

神楽台です。初めの頃は白木のわくに太鼓をつって二人でかついでいましたが、四輪の屋台形になりました。祭礼に際しては、神様や屋台が通行する道祓いを行う役割を持ち、全屋台に先行します。

中橋を渡って、からくり奉納が行われる日枝神社御旅所を目指します。

宮川中橋 名所・史跡

9：40頃、御旅所に到着です。からくり奉納をする屋台3台が並んでます。人混みがやはり凄いです。10時が待ち遠しいです。

日枝神社御旅所 寺・神社・教会

10時にからくり奉納が始まりました。三番叟（さんばそう）から始まりました。童子が舞います。

顔が翁に変身しました。

続いて龍神台によるからくり奉納です。唐子と龍神のからくりで有名です。竹生島の龍神にちなんだもので、唐子によって運ばれた壷の中から龍神が壺を破って現れ舞います。

龍神が紙吹雪をまきながら舞います。

最後に石橋台（しゃっきょうたい）による奉納です。女性が石橋の舞を舞い、最後に獅子舞へと変身し、元に戻ります。

獅子舞です。

石橋台の屋台蔵です。

筏橋から見た中橋です。桜が美しいです。

ファミリーマートも街並みに調和したデザインです。

昼食は、食べログの2024年ハンバーガー百名店のCENTER4 HAMBURGERSで頂きました。

CENTER4 HAMBURGERS グルメ・レストラン

家内が頼んだチーズバーガーです。美味しかったとのこと（特にバンズがとても美味しかったとのことでした）

私が注文したダブルバーガーです。ソースが邪魔せず、肉の味がしっかりと味わえます。お勧めです。

帰り道に美しい屋台がありました。麒麟台です。

後ろから撮りました。彫刻が素晴らしかったです。

飛騨国分寺を訪問です。三重塔と桜が調和して美しかったです。

飛騨国分寺 寺・神社・教会

大イチョウです。樹齢推定1200年、高さ約28メートルの大木です。創建時の建物は失われていますが、このイチョウは、建設された時からの木とされています。

飛騨国分寺の大イチョウ 自然・景勝地

12：45、臥龍桜で有名な臥龍公園に到着です。

臥龍公園 公園・植物園

臥龍桜の看板です。

臥龍桜の危機を乗り越えた記録です。

公園の入り口から見た臥龍桜です。

臥龍公園の桜です。臥龍桜以外の桜も植えられ、咲いています。

臥龍桜の遠景です。

臥龍桜です。ここからの眺めが素晴らしいです。樹形が龍の伏した姿に似ていることから名付けられた国指定天然記念物です。樹齢は1100年余りです。枝が垂れて発根して母樹から養液不要となり、そこまでの部分が枯渇しました。さらに昭和34年の伊勢湾台風の折、龍の首の部分が折れましたが、頭部が1本となり原形を留めています。

臥龍公園から駐車場に向かいます。公園のすぐ近くに飛騨一ノ宮駅があります。丁度電車が停止中に反対方向から電車が入ってきました。電車がけたたましく警笛を鳴らします。何かあったのかと思ったら、遮断機の前に撮り鉄がいました。

飛騨一ノ宮駅 駅

マンホールを見たら、臥龍桜が描かれていました。臥龍桜に対する地元の方の思いを感じました。