渋川の桜散歩 2024 ～武蔵小杉・元住吉の桜並木～（川崎）

2024/04/08 - 2024/04/08

JR南武線「武蔵小杉」から東急東横線「元住吉」にかけて流れている「渋川」。
「渋川」は江戸時代に二ヶ領用水から旧住吉村（現、元住吉）に分水した用水路でした。

戦後、渋川沿いには住吉桜、今井桜と呼ばれる桜並木が植えられ、春になると桜の花が彩ります。
現在は川辺に親水遊歩道が整備され、桜トンネルの下を歩いて桜散歩ができます。

今日は残念ながら曇り空。でも平日（月曜日）なので花見に来ているのは地元の人たちだけ。
ゆっくりと花見ができました。

なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・川崎市「水辺と緑の散策 二ヶ領用水・渋川コース」：渋川の桜
・川崎市観光情報「住吉観光協会」：住吉桜
・かのんの樹木図鑑「コヒガン」
・ウィキペディア「今井（川崎市）」: 巽橋

エリア 溝の口・武蔵小杉(神奈川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

満開の「オオシマザクラ」（伊勢橋付近）

渋川沿いの桜並木はほとんどが「ソメイヨシノ」ですが、この桜は「オオシマザクラ」。

ここは元住吉駅に近い川崎市中原区木月伊勢町。
出発地点は渋川の「伊勢橋」。ここから北上し、武蔵小杉まで600mほどの桜散歩を楽しみます。

葉っぱと共に花が開く「オオシマザクラ」

渋川沿いの「桜並木」（伊勢橋～巽橋）

ソメイヨシノの桜並木が武蔵小杉まで続きます。

太い幹から顔を出す花「ソメイヨシノ」

満開です（ソメイヨシノ）

渋川に枝を伸ばす桜並木

桜並木に面している法政第二中・高等学校の校舎

「卒業・入学あめでとう！」（法政第二中高の校門）

4/6（2日前）に行われた新入生の入学式は、満開の桜が祝福してくれました。

法政二高前の桜並木（巽橋付近）

渋川に架かる「巽橋」

渋川に架かる今井南町の「巽橋（たつみばし）」。

昔の地名は小字「巽耕地」でした。

桜並木と親水遊歩道（巽橋～次の南橋）

桜トンネルを歩きます（親水遊歩道）

川遊びができる渋川

両岸を彩る「黄梅」

梅に似ている黄色い花「黄梅」

桜トンネルの渋川（南橋からふり返り）

ここは今井南町。

老木と若木（巽橋～南橋）

渋川沿いには約250本の桜並木が続き、元住吉側の住吉桜は昭和26年（1951）にソメイヨシノが植樹され、今年で73年経ち老齢期に入っています。

桜散歩を楽しむ園児たち（巽橋～南橋）

桜天井の渋川（南橋～次の住吉橋）

マガモもお花見中！

まだまだ続く桜トンネル

まもなく住吉橋。
遊歩道から両岸の歩道に上がり橋の先へ進みます。

桜天井が続く遊歩道（住吉橋からふり返り）

平日は人通りが少ないです。

入学式から帰る微笑ましい家族（住吉橋～次の桜橋）

探検気分になる渋川の遊歩道

桜並木から顔を出すタワーマンション

武蔵小杉が近くなってきました。

元気いっぱい花を付ける「ソメイヨシノ」

物静かな桜散歩

黄色い花「オキザリス」を発見

風情がある景色「桜の花吹雪」

時折、風が吹き、花がチラホラと落ちる様子に見とれています。

渋川沿いの花見に訪れる女性たち

武蔵小杉に近づくと桜並木は「今井桜」と呼ばれています。

水面に浮かぶ「花いかだ」

花吹雪と同時に幻想的な世界を水面に作り出しています。

地元の人たちが育てたチューリップ

武蔵小杉が近い桜並木

歩道から眺めた桜並木

行きは水辺の親水遊歩道、帰りは桜並木の歩道を歩くと、花見を2倍楽しめます。

「キレイに残そう！二ヶ領用水・渋川を！！」

ボランティアの皆さんが清掃活動を行っています。

渋川沿いの桜並木

古木にあいた大きなウロ（穴）

真っすぐ伸びる遊歩道

散りかけた花びら

優雅な「今井桜」（桜橋）

橋の名前は「桜橋」。

桜並木から顔を出す武蔵小杉のツインタワー（桜橋～二ヶ領用水分岐）

桜が見守る自転車置き場

渋川と二ヶ領用水の分岐点

渋川に注ぐための水門があります。

二ヶ領用水から分かれて流れ込む渋川

二ヶ領用水沿いにある「今井仲橋」

南武線方向に歩いてます。

二ヶ領用水沿いの桜並木

ピンクの桜の大木（南武線高架下）

コヒガンザクラ（南武線高架下）

花の形から「コヒガンザクラ」だと思います。

可憐な花「コヒガンザクラ」（南武線高架下）

コヒガンザクラの特徴（南武線高架下）

子房（花の根もと）がぽっこりふくれているのは、エドヒガン系の特徴です。

青空に映える「桜並木」（2日後の2024/4/10に撮影）

青空の桜並木の様子は次の旅行記で紹介します。