【2023年海外】年末年始でマドリード＆バルセロナ #06 ～小国アンドラ公国へ日帰り旅～

2023/12/28 - 2024/01/03

2023-2024年の年末年始はスペインへ。
スペインを選んだ理由は、単純に安かったから。
福岡発着で11万円ちょっとと格安。
現地6日間の滞在で、マドリード、バルセロナに加えて、日帰りでアンドラにも行ってみました。

この旅行記はアンドラ日帰り観光の記録です。滞在4時間の超ショートトリップだったけど、スペインとはまた違った雰囲気を味わうことが出来ました。


＜旅程＞
12/28 福岡→北京→マドリード
12/29 マドリード
12/30 マドリード→バルセロナ
12/31 アンドラ日帰り
01/01 バルセロナ
01/02 バルセロナ→北京→福岡


※航空券などの基本情報はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11878411

エリア アンドラ・ラ・ヴェリャ(アンドラ)

2023年、12月31日 大晦日
昨夜、マドリードからバルセロナ入りしたのだが、バルセロナ観光は後回しにして、本日は日帰りでアンドラへ行ってみます。

早朝6:00
バルセロナ空港近くのホテルに宿泊していたので、ホテルのシャトルバスでまずは空港へ移動。

空港に到着。
・・・といっても、飛行機で移動するわけではなく、長距離バスで移動します。
空港のバス乗り場へ。

乗車するのは7:30発のバス。
5分ほど遅れてアンドラ行きのバスが到着した。

料金は往復で62.5ユーロ（＝10,040円）
早めに予約すれば、もう少し安いはず。

車内で軽めの朝食。
その後は、車窓を楽しむこともなく仮眠・・・
朝が早かったので。。。

目が覚めると、郊外の一本道。
バスはかなりスピードを出していたようで、車の揺れで目が覚めた。

どこだ、ここ？？
出発から2.5時間ほど経っていたので、あと1時間ほどで着くはず。

しばらくすると、国境に到着。
イミグレはないけど、警察によるパスポートチェックがあった。

アンドラに入国後、国境から８Kmほど。
15分ほど走って街の中心部にあるバスターミナルに到着しました。

バスターミナルでマップを入手して、いざ「首都アンドラ・ラ・ベリャ」の街歩きへ。

アンドラ公国の大きさは金沢市と同じくらいだそうで。
街の中心部まで徒歩で移動します。
気温は5℃くらい。
かなり寒かったが、風が無いので歩いて体が温まってくるとあまり気にならなくなった。

バルセロナからは標高1000メートルに位置している。
天気は良いのだが、周りは高い山々。
日影が多いんだよね。

ところが、なぜか桜が咲いている・・・
なぜ？？こんな真冬のこんな気温で・・・？？

バスターミナルから川沿いを10分ほど歩くと、大きな公園に到着。
地元の人が散策していたり、子どもたちが元気に遊んでいたり。

さらに歩き進んで、ショップが並ぶ目抜き通りへ。

ここからさらに丘の上にある歴史地区を目指します。
事前の情報だとエレベーターがあるとのことだったんだけど、、、

ありました。
ちょっとわかりづらいな・・・。
この建物の奥にエレベータがあるようです。

歴史地区へ続くエレベーターで上に上がると、、、

カサ・デ・ラ・バル（Casa de la Vall）という建物前の広場に到着。

アンドラの文化遺産に登録されている文化財だそうです。
1580年にブスケツ家によって邸宅および塔の防衛として建てられて、アンドラ総評議会の本部がとしていてもつ赤われていたらしい。

広場脇にはさらに上にのぼる小道も。

小道はどこまで続いているのか分からなかったので、眺めの良い場所で折り返し。
アンドラの街の中心部が見下ろせた。

このエリアは旧市街地とも紹介されるエリア。
小道が続いていて、雰囲気のあるレストランも多い。

普通のアパートかもしれないが、可愛らしい。

Sant Esteve d'Andorra la Vella
旧市街地のシンボルにもなっているカトリック教会。
ちょうどミサ最中だったので、中の見学は遠慮した。

クリスマスツリー。
本日は大晦日・・・。
人通りもそこそこ多い。

先ほどのカトリック教会を正面から。

ランチはアンドラの地方料理が食べられるレストランを調べて訪れたのだが・・・
・・・残念ながら、休業でした。
大晦日だもんね。。。
石造りの可愛いレストランだったのだが、うーん、残念・・・。

ということで、ランチはこちらのバーレストランに決定。
・Barri Antic Hostel & Pub
真冬だけど、外でビールを飲んでいる人、多数。

我々は店内のテーブル席で。
ちょっとロックな感じのレストラン。

メニューは英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、アンドラ語・・・
アンドラ語はすわなちカタルーニャ語らしい。

「アンドラのビールはある？」と尋ねると、こちらをおススメされた。
小国だけどビールは製造してるんだね。
Borisというビール。3.5ユーロ（＝560円）
フルーティで美味しいビールでした。

食事もスタッフに尋ねて、アンドラのローカル料理をチョイス。
写真の若い女性スタッフが英語で親切に対応してくれました。

意外とメニューも充実していて、アンドラ料理もいくつかあったんだけど、この二皿をチョイス。
それぞれ9ユーロ（＝1,440円）。

こちらはトリンチャットというアンドラ公国の定番料理。
ベーコンとキャベツが入ったマッシュポテトを丸く整形して両面を焼いた料理です。
コロッケの中身みたいな感じかな。
ちなみにプレートのソースはオプションで1ユーロで付けて貰った。
このソースもアンドラ名物のソースらしい。

こちらはトマトソースベースの一皿。
こちらもポテトだったので、ジャガイモかぶりだったけど味は良し。

お店にはミサを終えた地元の人たちが次々とやって来る。
地元でも人気のお店だったようです。

お会計は合計25ユーロ（＝4,010円）

さて、食後も散策の続きを。
もう少し旧市街を歩いてみます。

街には大きな免税店がいくつあった。
アンドラは免税天国らしく、近隣から買い物で訪れる人も多いらしい。

タバコの物量の多さが目立ちます。

1カートンで32.85ユーロ（＝5,260円）。
日本に比べると高いけど、フランスだと100ユーロするらしいので格安。
しかも、お酒のボトルのおまけ付き。

レストランも並ぶメリチェイ通りを歩きます。

レストランのメニューはやはり英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、カタルーニャ語。

可愛らしい機関車は焼き栗を売る露店。
何か所か同じようなお店を見かけた。
アンドラ名物だろうか。

こちらはとあるレストランの中庭。
可愛らしかったので、一枚。

#リチェイ通り

#リチェイ通り

おしゃれな生ハム屋さんがあったり。

日本の包丁も売られていた。

DJIのドローン。
円安の影響で日本よりはるかに高い・・・。

さて、旧市街地の散策を終えて、新市街地へ向かってみます。
なんか独特の横断歩道。

新市街地側もコンパクトな街並みだけど、旧市街より新しい建物が多い感じかな。

不思議な形のモニュメント。
ダリの作品だそうで。

旧市街と新市街の間は川が隔てている。

奥の橋にはアンドラ・ラ・ベリャの文字が。
夜はライトアップもされる模様。

こちらはアンドラ・ラ・ベリャのバラバラ文字？？

新市街地の目抜き通りを歩く。
旧市街地とは人の密度が違います。

スポーツ用品店にはアンドラ代表（？）のサイン入りユニフォーム。
アンドラ代表って、日本で言ったら県代表くらいなんじゃないかな。。

通りの両サイドは大型の商業施設やレストランなどが並ぶ。

ショッピングモール。
なかなかの規模です。

こちらのレストランは一際長い列が出来ていた。
特にアンドラ料理のレストランというわけではなく、普通のレストランなのだが人気のようで。

街の周りは山々に囲まれている。
川に沿った小さな平地に街が創られているようです。

さて、残り時間も気になり始めたので、バスターミナル方面へ戻ろう。

こちらは日本のアニメショップかな。
アンドラでも人気のようで。

旧市街地からバスターミナルがあるエリアへは、ところどころにあるエレベータで移動できる。
エレベータで下に降りると、こんな立体駐車場に出た。

ご参考まで。こんな駐車場。
ここがバスターミナルのあるエリア。

最後にスーパーで少しお買い物を。

海が無い国だけど、魚介類は豊富。

まぁ、海からそれほど遠いワケじゃないしね。

ビールは1本0.6～0.8ユーロと格安。
アンドラビールではなく、バルセロナビールだけど安いので2本購入。
アンドラのCAVAもお手頃だったので1本購入しました。

バスターミナルまで戻って来ました。
4時間ほどの短い街歩きでした。

ターミナルの窓口でチケットに引き換えて、、、

15:15　バルセロナ行きのバスに乗車します。

帰りは25ユーロ（＝4000円）。
行きよりちょっと安かった。

首都をあとにして、郊外へ。

別荘らしき家々があるエリアもあったり。

15分ほどでイミグレらしき建物を通過。
行きと違って警察官によるチェックはなかったが、ランダムで車が止められていた。
ここで、免税品のチェックが行われたりするようです。

そして、5時間ぶりにスペイン入国。

バスはバルセロナへ向かって走ります。
行きはほとんど寝ていたので、じっくりと車窓を眺めながら・・・。

そして、このあたりで、日本時間の2024年1月1日に。
2024年の年が明けました！

周りの景色はこんな感じ。
2024年の年越し（日本時間）はバスで移動中でした。

アンドラから3時間・・・
バルセロナ空港に到着。
この後、ホテルのシャトルバスに乗車して、、、

ホテルに戻って来ました。
泊っているのは空港近くのエアポートホテル。
実はこの後、カウントダウンで街中心部へ向かうプランも考えていたのですが、、、

寒いし、疲れもあったので部屋でゆっくりすることに。
食事はルームサービスでピザを注文。

そして、年越しと言えばそば。
日本から持参したカップ麺で。
そして、アンドラで購入したCAVAという組み合わせ。
CAVAはスペインのスパークリングワインね。1本3.5ユーロ（＝560円）という格安ワインだけど美味しかった。

テレビを付けると、年越し番組の生放送。

生中継の場所はマドリードの太陽の門広場。
昨日までここに滞在していたのだが、まるで雰囲気が違う・・・

そして、カウントダウン。
本日2度目の年越しとなりました。

カウントダウン中継が終わるとスペインの歌番組が続く。
日本の紅白歌合戦的な・・・？

年越しディナーはめちゃくちゃな組み合わせだったけど、まぁ、これはこれで面白かったかも。
こんな感じで2024年の年越しとなりました。
明日はバルセロナ市内を観光します。

（つづく）
https://4travel.jp/travelogue/11896104