山梨・笛吹・石和　桃の花を求めて、、天気の予測は難しかった

2024/04/03 - 2024/04/04

毎年桃の花が咲く頃に、山梨の桃源郷に花見に行くのが、キツネとタヌキの高齢行事。がしかし、今年は桜の開花が遅れた。今年の冬は暖かかったので、早く開花すると予測したが、ちょうど春祭りの時期に格安の宿に１室だけ空室があったので予約した。桜の開花予測はネットを含む各メディアともことごとく外して、どんどん遅れ、やっと桜の花が咲き始めたころ、旅行日となった。桜が終わってから桃の花が咲く。おまけに天気予報は当日暴風雨だというのに、宿のキャンセルはもうきかないので、旅行を強行することになった。少しだけでも雨が止んで欲しいといちまつの望みをかけて、降水確率がちょっとだけ低い宿泊日の午前中に花見が出来ればと、新宿からの始発バスに乗るため、朝５時に起きて傘をもってでかけだ。

エリア 笛吹(山梨)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝９時に石和着、それから雨の中、石和温泉駅まで歩きレンタカーを借りる。今日の午前中と明日の降水確率は40％なので、明日の朝から12時間レンタカーを借りることにする。夜は飲み放題がついているので、車は使わない。今晩車を返して、明日また借りなおすことにする。
花鳥山一本杉に向かうが、むなしく雨が降ってきた。おまけに肌寒い。桜の花はきれいだが、こんなんじゃ散策は出来ないので、東屋でパンを食べてお弁当にする。しかし、寒い。

リニアの見える丘の駐車場からの景色①。雨は降っているけど、桃の咲き始めで時期的には良かったみたいだ。駐車場にもちらほら人が来ている。

リニアの見える丘の駐車場からの景色②。本降りになってきたので、散策はあきらめて、さっさと車に避難。道の駅や桔梗屋のアウトレットとかドライブ観光。

八代ふるさと公園の風景①。雨が少し止んできたので、八代ふるさと公園にいってみる。天気がよければこのベンチでいつも景色を眺めながらお弁当を食べる。

八代ふるさと公園の風景②。この辺りの桃畑の花も綺麗だ。

八代ふるさと公園の風景③。桜の並木坂道。この時間から雨が止み始めた。

八代ふるさと公園内の銚子ケ原公園。桜の名所だ。

八代ふるさと公園の風景④。雨の日に屋根付きの場所から見る風景もよい。
雨がまた降ってきたので誰もいない。
明日の天気に希望をつなげて、公園をあとにする。

今日の宿は、ホテル君佳。昨年、古い温泉旅館を伊東園ホテルズが買い取って改装したそうだ。天気のせいか、花祭りの期間中１室だけ空きがあった。

格安で飲み放題付きが嬉しい。当然それ以上多くは望んではいけない。
この辺りの宿は春まつりの期間中、べらぼうに高くなるのだが、伊東園ホテルズはそれがない。

フロント前の、今のNHKの大河を意識した舞台か？無駄に広い。

今日の２匹のお部屋。部屋の前はこんな感じ。

へえー割といいじゃない。

布団は既に敷いてある。部屋が狭いので邪魔だが、仕方ない。
温泉の写真はないが、これも期待してはいけない。雨ということもあり、狭い浴槽と洗い場のカランがいっぱいだった。

茶托のエリアは出窓になっている。予約は８畳だったが、このスペースを入れば、１０畳以上だ。その他トイレとバス・洗面エリアは別々で、バスにはしっかり浴槽がついている。価格の割に部屋はよい。
車を返しに行ったら、レンタカー屋の兄ちゃんが宿まで送ってくれた。宿まで遠いので助かった。宿の送迎バスはあるのだが、チェックインのお客様だけです、と断られた。レンタカー屋にも翌日の朝から予約したので、宿に車を置いておいてもよいか頼んだが、当然断られた。（夜20時閉店、朝8時開店でその間車の出し入れはできない。20時までに返さないと12時間の超過料金を払わなければならない。）

夕食は食べ放題、飲み放題、９０分。アルコールはビール、日本酒、ワイン、ハイボール、酎ハイ等。山梨なのでワインを飲んでみたが、ちょっと辛口で二匹には合わなかった。ビールが一番美味しい。料理は、まあこんなもん。味に期待してはいけない。飲み放題というだけで嬉しいが、おつまみ系がもっと欲しかったな。

朝起きると、雲の切れ目から山が見える。これはいいぞ。

朝食は、格安ビジネスホテルの朝食と同じレベル。まあ、お腹がいっぱいになれば。

11時のチェックアウトの前に、たぬきはホテルの送迎車でレンタカーを取りに向かう。きつねは腹ごなしにさくら温泉通りを散歩する。

川縁の通りを駅近くまで約2Km歩いたところで、たぬきと遭遇、車で帰ホテル。

もう一度花鳥山一本杉に向かう。今日は晴れてすがすがしい。

天気が良くなったので、駐車場も一杯だ。

公園横の坂道を昇ると、さらに景色が良くなる。数年前まではもっと多くの桃畑があって、新婚カップルの撮影とか、桃の花の中での披露宴といったサービスをやっていたけど、今は空き地が多い。

花鳥山一本杉の下側にある、菜の花畑。

ここの桃の花はまだ開花していないが、菜の花と桜がきれいに咲いている。

この時期は奥にある建物では陶芸品の展示販売を行っていたが、今年はやらないようだ。

時間があるので、釈迦堂博物館まで車で登った。
博物館は閉まっていたが、駐車場はいっぱい。
桜と桃がきれいに咲いているので、お花見客だ。菜の花はなくなったようだ。

博物館は高速道路のサービスエリアのすぐ上。高速を渡った向こう側に釈迦堂がある。

ここの売店の手づくり草餅は有名らしく、既に完売。

猫のオブジェときつね。

そしてたぬき。

天気が良くなったので、再び八代ふるさと公園に向かうが、数か所ある駐車場はどこも満車。

あちこち彷徨い、その中の一つに何とか車を停めることができた。

一宮のスーパーで半額のサンドイッチとトルティーヤを買い、景色を眺めながらのお昼を食べる。コロナ前はここでお弁当を売っていたんだが、日曜日だけかな？

又来年もこれるといいな。年々、宿がとりにくくなってきている。開花状況や天気でも左右されるので、レンタカーが確保できれば、日帰りもできるかな。