後期高齢夫婦台湾へ　③３月２７日　午後　行天宮と九份

2024/03/26 - 2024/03/29

午後からの九份はできればキャンセルしたかった。細い階段にひしめきあう観光客。足元を滑らせたら大惨事です。

２０１６年１月に雨の九份を体験しています。集合時間までずっと「阿妹茶楼」でお茶して過ごしました。

幸いお天気は曇り、雨の心配はなさそうです。

表紙の「阿妹茶楼」はご存じの宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」の湯やのモデルとされ、夕刻の風景が人気のため昼間の方が人出は少ないようです。

エリア 九分(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

最後の市内観光は行天宮。

三国志で有名な「関羽」が奉られています。

ゴミ１つ無く整然として厳かな雰囲気。

ブルーの服を着た占いを介助する人と占いを希望するたくさんの市民で大賑わいでした。

屋根の装飾に惹かれました。

生涯にわたって「五倫（父子の親、君巨の義、夫婦の別、長幼の序、朋友の信）八徳（仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌）」を堅守した関公（関羽）は現在商業の神として奉られています。

台北市内からバスで４０分ほど（渋滞無し）九份老街入り口に到着。

左に少し見えているセブンイレブンはツアーの集合場所にもなるところで（前回のツアーがそうでした）皆さん疲れた表情が目立ちます。

基山街をガイドさんについて歩いて行きます。徐々に上り坂。

今日はまだ人出は少ない方。

左に「芋園」の文字。

「紅豆餅」
紅豆とは日本で言うあずきのこと。

関西でいうところの回転焼きです。日本人の「餅」とは概念がちがいますね。

ガイドさんの案内で転倒すること無く基隆（キールン）の港が見える展望台まで来ました。

雨でない九份に来られてラッキーです。

展望台：大道芸人のマリオット、BGMは一青窈の「ハナミズキ」でした。

彼女のお父さんは台湾人で一族は九份金山事業で財をなしたそうです。

ここ(展望台）で解散、夕食まで１時間半の自由行動です。

もと来た道を戻ります。

右手に小さな廟がありました。近代的な祠です。

来る前に

雨なら阿妹茶楼、晴れならここと決めていました。

奥に進むと展望台を兼ねたかなり広いイートインスペースがあります。

台湾スイーツ「芋圓(ユーユェン)」

タロ芋から作られたもっちもちの芋団子のこと。すみません、かなり食べたあとの画像です。小豆も入っていました。

早いけどそろそろ夕食会場に向かいましょう。他に行きたいところがない。

芋園の前の坂(賢崎路）を下って・・

トレッキングシューズにしたのも功を奏し転倒は免れました。

阿妹茶楼の真向かいの茶房が本日の夕食会場、絶景スポットです。

九份の郷土料理をいただけるそうです。

「海悦楼茶坊」

ここから展望台とほぼ同じ風景が楽しめます。

そしてやや高めのアングルから阿妹茶楼の写真が撮れます。

予約客でないと店の前まで通してくれません。

尾道？香港？

港町の風景です。

オードブル、おしゃれ。

どれも地元の食材だそうです。

豚肉。もちろん国産。

クラゲ。

椎茸。

薄味でいくらでも食べられそう。

野菜を巻いていました。

厚揚げ。

すべて胃に優しいお食事でした。

キャベツ。大好評。

魚肉団子。

赤い台湾桜が見送ってくれました。

「カンヒザクラ(寒緋桜)」は、ヒカンザクラ(緋寒桜)や、タイワンヒザクラ(台湾緋桜)とも呼ばれ２～３月が見頃だそう。