2024/03/16 - 2024/03/18
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syxさん
先日、大連旅行を終えて、中国ビザの取得方法も理解できました。
ふとJALのWEBサイトを見ると国際線のタイムセールを発見しました。
3月7日に大連から帰ってきて、10日の日曜日に北京行きを決断して、
航空券とホテルを手配、翌日月曜日に観光ビザ申請、金曜日にビザ受取、16日の土曜日出発という何とも綱渡り的なスケジュールです。
19日火曜日には、仕事に行かなければならないので18日の夜までに帰国しなければなりません。
この機会を逃すと次はいつ行けるのか未定なので再度の中国北京弾丸旅行を敢行しました。
ある意味ビザ問題があるからこそ中国旅行は現在の穴場なのが分かりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
月曜日の午後、有明のビザセンターに向かいます。
書類は前回のビザ取得の際のフォーマットを再度利用することができるので簡単に済みました。
写真も前回撮ったものををスキャンしてアップロード、写真プリントを申請書に貼付け、旧パスポートも忘れずに持参したので準備万全です。
ビザセンター職員の唯一の日本人警備員の方は休憩中なのか不在でそのまま中に入れましたが、ビザ申請の人と受取の人の行列が一つになっていて長い行列となっていました。
そんな中で一人の日本人の老害が「俺は70歳以上だから優先受付ができるはずだ」などと頭が湧いたようなことを言いながら割り込んできました。
こんな日本人にはビザ発給停止どころか生涯入国拒否してやれ!
と思いました。
受付も問題なく通過して番号札を受け取ると20人待ちでした。
パスポートは2通とも一度回収され2度目の申請だからなのか、
普通申請でしたが、予定よりも早い木曜日にはできる旨の案内がありました。 -
木曜日にビザの受取に行くと、この日はビッグサイトで展示商談会が開催されており、多くの中国企業が出展してたので有明周辺はかなりの中国人がいました。
中国ビザ料金自体は2250円なのですが、中国企業であるビザセンターの手数料が5000円プラス消費税なんですね。 -
中国銀行に口座がありますがインターネットバンクはe-tokenが有効期限切れで使えなくなってしまいました。
口座自体は生きているようで先日の大連では入出金できるのは確認できましたし、支付宝、微信ではまだ使えています。
試しにセブン銀行のATMで残額チェックをすると4元の手数料を取られましたが使えるようです。
また中国ビザセンターでのビザ料金の日本円決済でも普通に使うことができました。 -
北京に向かう前に以前Apple payに登録しておいた北京の交通カードを交通聯合対応の新しいカードに切り替えます。
5元ほど残額がありましたが、以前の物は支付宝経由で返金されました。 -
1元のチャージで交通聯合対応の新カードになりました。
-
ついでに上海のカードも交通聯合に切り替えました。
こちら返金ではなく以前の残額を引き継ぐ形でした。 -
16日土曜日、出発2時間前に到着しましたが、早朝の羽田国際線の保安検査場は大行列です。
Face Expressでもかなりの列ができていました。
中央保安検査場よりも北保安検査場からでしたら少しは早く出国できるようです。
予想はしていましたがJAL北京便は1階のバスゲートからの搭乗です。
この時間帯は狭いバスゲートを多くの便が使うので大混雑です。 -
Face Expressで搭乗するつもりでいて
「顔認証でお願いします」というと
「バスゲートでは使えません」と返されました。
機器は設置されているのですが使う気は無いようです。 -
沖止めの大型機もたまになら面白いものです。
今回買った航空券はJALタイムセールのZクラスというもので
今まで聞いたこともなかった予約クラスでしたが
買ってから気付いたのはなんと事前座席指定不可という運賃でした。
でもJGCの特権か出発24時間前には勝手にPY開放席にアサインされていました。 -
定刻よりも若干早く北京首都空港に到着しました。
長い行列となっているのは国際線トランジットの保安検査の列です。 -
先日の大連では稼働していなかった外国人自動指紋採取機もありますが、係員に誘導されることはありませんでした。
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一応パスポートをスキャンしてみると、
既に過去の記録が残っているのか指紋採取をせずにそのまま行けとののレシートが出てきました。 -
入国審査は15分ほどで抜けられました。
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T3EからT3Cへのシャトル乗場には144時間のトランジットビザ免除の表示がありますが、入国審査後にアピールして意味があるのしょうか?
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バゲージクレームに着きました。
先ほどの長いトランジットの行列はフランクフルトからの乗客のようですが、北京で入国する人は少数のようです。
欧州各国はなぜかビザ免除になり日本だけ置いてけぼりです。 -
制限エリアを抜けると、中国銀行ATMと並んで外貨をデジタル人民元に両替するという謎の機械が設置されています。
冷やかしで手持ちの10シンガポールドルを4枚入れてみると何故か弾き返されます。
また空港バスの券売機もありますがこちらは中国人身分証がないと使えない仕様です。
大興空港の本格稼働とコロナ禍で北京首都空港の利用者が激減してしまい
空港バスは系統変更と大幅減便で走っているのをほとんど見かけませんでした。 -
かなり以前に買った北京一卡通ですが最後に使ったのが2019年で有効期限が2年だっと記憶していますがまだ使えるか確認します。
券売機に入れると残額が24.8元と出てまだ使えるようです。
机場快軌の運賃が25元なので10元だけ支付宝でチャージします。 -
机場快軌の車両は塗装が赤から青へ変わっていました。
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車内は更新工事が行われたのか以前よりも座り心地のいい座席になっていました。
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東直門駅到着後に一卡通の履歴を調べると過去10回分の履歴が出るはずですが、
2018年以前の記録は消えていました。 -
東直門の地下鉄13号線の券売機ですが使う人がいなくなったので半数以上が停止されていました。
その一方で有人窓口でスマホ決済を使い切符を買う人もいるという不思議な一面もありました。 -
地下鉄駅など常に警備員が巡回している場所では自販機も珍しくなくなりました。
喉が渇いていたのでジュースを買ってその場で飲み干すとその空き缶は速攻でその回収を生業とする人たちが持っていきました。 -
PCR検査場跡地です
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大量のシェアサイクル自転車が回収されていきます
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黄色い美団単車はテンセント傘下のシェアサイクルですが、
以前は微信に紐づけられていれば使えていたのですが
再度実名認証を受けないと使えなくなっていました。
一応外国人も使えるのですが中国の携帯番号とパスポートのアップロードが必要で
この日に申請しましたが申請が受理されたのは帰国日でした。 -
結局、アリババ傘下の支付宝で使える青いハロー単車を漕いでホテルに向かいます。
こちらは一回30分以内の基本料金は1.5元ですが、3日間乗り放題で4.5元のプランを使いました。 -
ホテルはホリデイインエクスプレス東直門に泊まります。
中国不動産バブルの影響で北京の地価はもはや東京よりも高く、
中華ローカルチェーン系列ホテルでも北京中心部近くのホテル代は結構高くなっていました。
東直門から建国門にかけては各国大使館も多くあり、北京でも外国人が多くいるエリアになります。
東京で言えば麻布エリアといったところでしょうか。
周りにある住宅団地も日本で言えば億ションで国家公務員や軍上層部の住宅です。
かつてこのホテルのある春秀路には有名な日本人向けのクラブもあったのですが、現在では日本人の姿を見かけることはありませんでした。 -
空港アクセスも良く比較的リーズナブルなので外国人宿泊客も多く、
ロビーには自動外貨両替機もありました。
ただしレートは銀行よりも悪いです。 -
北京のセブンイレブンは日系ですが、上海だと台湾系、広州だと香港系と地方によって系列が異なります。
北京では他の都市に比べるとコンビニの数は少なく感じます。 -
ショッピングモール地下の美食広場ですが数店舗を残して閉業状態です。
-
私の定番麻辣火鍋です。
土曜日の夕食時で、以前はかなり人気店で混雑していたのですが結構ガラガラでした。 -
シェアサイクルは指定場所以外に放置すると使用停止になります
-
ホテルでPCをネット接続をすると怪しいポップアップが表示されます。
その後VPN接続を使いgoogle検索をするとどうやら中国マイクロソフトの開発した正規のツールらしいのですが、本物を語ったウィルスもあるらしいので無視することにします。
中国へ来るときはVPNは必須なのですが、スマホの中国アプリなどはVPN接続すると使えなくなったりします。
また、中国VPNで検索してもアフィリエイトサイトばかりなのも考えものです。
スマホは中国移動のSIMを中国仕様の古いiphoneでずっと使い続け、
日本の携帯はahamoで別料金無しで海外ローミングしています。 -
ホテルのテレビは外国語放送もありましたが、日本語放送はありません。
CCTVでは抗日ドラマは少なくなり、中国共産党の毛沢東が正義の英雄で国民党の蒋介石が悪人という映画が放送されていました。
私はHDMIケーブルとVPN接続で普通にYouTube動画など見ていました。
中国国内にユーチューバーなんて沢山いますし、日本でも見たくも無い怪しいの中国通販のCMなんてほぼ毎日目にします。 -
翌日は北京の新空港である大興空港見物に向かいます。
まずは地下鉄東四十条駅まで自転車で向かいます。 -
建国門駅で地下鉄1号線に乗り換えましたが日曜日の天安門の辺りはラッシュ時並の大混雑でした。
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北京西駅では地下鉄からの乗り換えだと手荷物検査をスルーできました。
この時点で発車10分前、5分前には改札が終了するので走りまくってギリギリ間に合いました。 -
北京西駅から大興机場までの京雄城際高鉄の料金はなんと破格の17元でした。
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何かもう見慣れた中国高鉄の二等座車内です。
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座席間にコンセントとUSB端子があります。
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北京西駅は在来線の駅へ高鉄が乗り入れます。
出発からしばらくは在来線の線路をゆっくりと通過します。 -
この列車は復興号智能動車組のCR400AF-C型の最新車両が投入されています。
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何が「智能」なのかはよく分かりませんが、特急ひたち号と同じようなな座席指定済みのランプが座席上に着いていました。
指定座席以外に座っている乗客が車掌に怒られていました。 -
大興空港への高速道路、地下鉄に並走して走ります。
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大興机場駅に到着です。
どうやら空港から天津方面行きの列車もあるようです。 -
ホームドアからちょっとずれています。
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先頭車両ですが良く見えません
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広い空港ですが北京首都空港のT3と比べるとコンパクトな造りです。
来てから気付いたのですが大興空港の所在地は北京市大興区ではなく河北省廊坊市でした。 -
今回は飛行機には乗りませんが、制限エリア内の様子も見えました。
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北京市内へ戻るのには地下鉄大興机場線に乗ってみます。
運賃は34元で商務車は50元です。
今度は支付宝の北京軌道交通乗車碼のQRコードを使い改札を通ってみました。 -
車内は混んでいて座れませんでした。
というのもこの列車は短い4両編成で1両は商務車なので普通車が3両しかありません。
先ほど乗った高鉄の運賃は17元だったのはどうやら空いている列車のプロモーション運賃で地下鉄の半額にしていたようです。 -
途中駅は大興新城駅にだけ止まりますが、乗り降りはほとんどありません。
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終点の草橋駅に到着です。
この駅で北京の地下鉄第2環状線となっている10号線と19号線に接続しています。 -
商務車は見たところ乗客がいませんでした。
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地下鉄でホテルまで戻るのも面白味がないので路線バスで市内中心部へと向かいます。
北京市内の路線バスは料金が距離別で現金乗車で2元から5元とありますが、
現金を使う人は皆無で、乗車時と降車時にカードをタッチするかQRコードを読み込ませる方式で
「請刷卡或掃碼」と自動アナウンスが流れます。 -
阜成門でバスを乗り換えます。
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今度は北京中心部を東西に貫くバスに乗り込みますこのバスが大混雑で、乗務管理員が奥へ詰めろと怒鳴りまくっていました。
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北京の名所の一つである后海周辺は日曜とあって、団体客で大盛況でした。
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先日大連で泊まったホテルと同じようにこのホテルでも出前を頼むことができます。
久しぶりの北京なのでお一人様北京ダックを食べようと美団外売アプリを使って注文をします。
すると支払いの段階になって微信支付でまたもや実名認証がどうたらと表示が出て支払いが完了できません。
コロナ以前使った時は問題なく使えていたのですがどうも微信支付と私は相性が合いません。
でもテンセント傘下の美団アプリでもアリババの支付宝決済ができたので無事注文ができました。
微信は以前も突然アカウントが凍結されたこともありとあまり好きにはなれません。 -
20分程で届きましたが、配送ロボットは実は稼働しておらず、配送員のお兄さんも困ったようでロビーまで取りに来てと電話がありました。
-
まだ十分に熱い状態で届きました。
一人前で北京ダック15個分、
肉は約200gで主食無しでも満腹です。 -
帰国日の午前は中国銀行のネットバンクの更新ができるかホテル近くの小さな支店に赴きますがここでは無理なので、北京市分行へ行ってみてと案内されます。
そこで再度で朝陽門にある大きな中国銀行北京市分行までサイクリングです。 -
受付で番号札をもらい、窓口に行きパスポートとカードを出すとビザのページを確認されて短期ビザでは更新できないと言われてしまいました。
まあ予想はしてたので諦めます。
次の難関はパスポートの有効期限が来ると口座自体が凍結される可能性があることです。
大金が入っている訳でもないのでしばらくは様子見とします。 -
北京市内の大通りは自転車専用レーンがあるので快適にサイクリングできますが、
大きな交差点やロータリーはちょっと注意が必要です。 -
広いところだと東京都内の車道より広いくらいです。
-
ホテルのチェックアウトは午後まで延ばしてもらえました。
机場快軌の始発駅は東直門から北新橋まで延伸されましたので、
バスで一度、北新橋駅まで向かいます。
平日昼下がりのバス車内はお年寄りばかりです。
北京のご老人は敬老卡という無料パスを持っているのですが、
カードリーダーにタッチすると「敬老卡」と大きな音が鳴ります。
北京の高齢化の縮図のような車内でした。 -
北京市の中心部は建築規制が非常に厳しく、昔ながらの胡同が多く残っています。
-
北新橋の駅付近もご老人の溜まり場となっていました。
-
ここまでで一卡通の残額が1.8元になるまで使い切りました。
Apple Payの一卡通は今回は使いませんでした。
机場快軌は再び支付宝のQRコードで乗車します。
このQRコードはiphneのデスクトップのショートカットからすぐに出せますが、
一卡通とは異なり、バス(公交)と地下鉄では別のQRになります。 -
地下鉄5号線に接続する北新橋から乗る人は少ないようです
-
始発駅時点ではガラガラでしたが、東直門、三元橋と停まり、ほぼ座席は埋まりました。
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北京首都空港に来るとチェックインは超蛇の列です。
毎日のように座席表を見ていて北京便はガラガラなのかと思っていたら大間違いです。
Ctrip携程の中国語サイトではJALの北京発羽田行の往復航空券がコミコミ2300元(約46000円)程度で売っているのですが、中国人以外には見れないようにちょっとした細工がされています。
そのため北京便は来日する中国人客で連日ほぼ満席に近い搭乗率です。 -
隣のアイランドでは自動チェックイン機とセルフバゲージドロップが設置されていますが、誰も使っていません。
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先日の大連では問題なく使えたので、
預け荷物もないのでサクッとチェックインを試みます。
しかしカウンターへ行けとと表示が出てなぜか使えませんでした。
JGC特権発動で列の短いビジネスクラスレーンに並びますが、中国人旅客の荷物の量が驚くほど多くて驚きました。 -
北京首都空港からのお願いです
中国人旅客の荷物が多すぎて定時運行ができないから超過荷物は持ってこない下さいといった内容です。 -
以前あったBJSラウンジは閉鎖となり、JAL便ではキャセイラウンジのインビカードをもらいました
-
安定のキャセイ特製担々麺は熱々でとても美味です。
-
国際線の制限エリア内は免税店は出発便がある時間帯だけの限定開店のようで、
搭乗時間直前にはシャッターを下ろしていました。 -
復路も座席はPY開放席で快適でした。
それにしても周りに日本人の姿を見かけません。 -
日本人が帰国するのにVist Japanとは何?
前回使えなっかたので登録して使ってみましたが、顔認証専用レーンに並んでも実は登録していない人だらけで、
列の先には結局一般の税関申告レーンも運用していている状況でした。
同じ顔認証なのに出国と入国で全く別のシステムを使っている意味が理解できません。
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