2023/11/25 - 2023/11/25
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アメリカ北東部、ニューヨーク州ナイアガラ郡の町であるナイヤガラ・フォールズを訪れました。「ナイアガラの滝」は、世界三大瀑布の一つとしてあまりにも有名です。夏がお勧めシーズンと言われるナイアガラですが、夏は都合がつかなかったため多少の寒さは覚悟で11月のサンクス・ギビング時期に訪れてみました。
★滝の景観が良いとされるカナダ側を拠点にしましたが、アメリカ側へも足を伸ばす。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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かねてから訪れてみたかったナイアガラの滝、本当は夏に訪れたかったのですが折り合いがつかず初冬になってしまいました。この旅行記では、カナダから国境の橋の通行料1ドル(徒歩の場合)で行けるアメリカ側の紹介です。
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前日、前々日とカナダ側はひと周りしましたので、この日はアメリカ側へ足を運ぶ計画です。
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宿泊したホテル、クラウンプラザでの朝食。ナイアガラの滝を見ながら。
クラウン プラザ ホテル ナイアガラ フォールズ フォールズ ビュー ホテル
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オープンキッチンの出来立てオムレツが嬉しい。
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朝食後、さっそくレインボー・ブリッジを渡って国境を越えます。こちらがカナダからアメリカへの出国ゲート。
レインボーブリッジ 現代・近代建築
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ゲートに入ると両替機があります。橋の通行料を払うにはコインが必要なためです。
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このゲートにコインを入れて通過、出国は何の審査も無く出るだけです。橋の通行料は米ドル、カナダドルどちらでも払えて1ドルです。
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レインボー・ブリッジを渡ります。
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橋の真ん中辺り、ここがカナダとアメリカの国境。
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右足はカナダ、左足はアメリカ…そこからの眺望です。
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橋を渡り、アメリカの入国ゲートへ。
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前の人が終わるまでドアの外で待機。順番が来たら入室を促され入国審査。
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とてもフレンドリーとは言い難い審査官を相手に、2~3の質問を何とか凌いでアメリカに入国しひと安心。歓迎してくれたのはカナダに多いという黒いリス。何かくれると思ったのか寄ってきました。
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ナイアガラはニューヨーク州に属します。ニューヨーク州の別名は「エンパイヤ・ステート(帝国州)」、アメリカの中心都市ニューヨークを擁するためそう呼ばれるらしい。
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ナイアガラに来る前日に、カナダ側から来た自動車が暴走しこの検問所に突込み炎上するという事故がありました。屋根が焦げてます。その後の報道によると、カナダで行われる予定だったロックバンド「KISS」のコンサートに訪れていたニューヨーク出身の実業家夫婦が乗った高級車ベントレーが、アクセル不調など何らかの原因で車が制御不能となり時速約250kmで中央分離帯でジャンプして検問所に突っ込んだという不幸な事故だったということです。ご夫婦の冥福を祈ります。
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カナダ編でも述べましたが、ベントレーみたいな超非量産のクルマって、その性能に対し少量生産工程での品質バラツキや、コスト構造から徹底した安全耐久試験もできなさそうなので、怖いな~と思うのは私だけでしょうか?ランボルギーニやフェラーリも良く燃えたりしてますよね。個人的には、高額なのに安全/信頼性のリスクが高い、いわゆるスーパーカーと呼ばれるクルマを買って乗る人の考えは理解しがたい…
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さて、ナイアガラの滝周辺は「ナイアガラ・フォールズ州立公園」となっています。アメリカ最古の州立公園とのこと。
ナイアガラ フォールズ州立公園 滝・河川・湖
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州立公園の正面エントランスと思われる場所はなぜか閉ざされていて、迂回するようになってました。
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タスカローラ族の酋長であったクリントン・リカードの像。1882年にナイアガラ郡のインディアン居留地であるタスカローラ居留地で産まれた彼は、同盟を設立しインディアンの主権を推進したり、インディアンのアメリカ/カナダ国境の自由通行、タスカローラ居留地の洪水防止に献身した人物とのこと。インディアンは名前にその人の由来を付ける習慣があり、彼の場合は「大きな声」。
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少し歩くとナイアガラ川に出ます。
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吸い込まれそうなすごい水量ですが、これでも浸食による滝の後退を抑えるためコントロールされているそうです。これが、この滝が世界自然遺産に認定されない理由の一つ。川の向こうはグリーン島。
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ゴート・アイランド・ロードの橋を渡って、グリーン島を経てゴート島へ。
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多くの人が散策してます。
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ゴート島にやってきました。
ゴート島 自然・景勝地
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ブライダルベール滝の下に接近できる「風の洞窟」への入口。カナダ側でのクルーズ船体験にも増して、スゴい水しぶきと風が来るらしいのでやめておきました。こう寒くては…
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「パワー・ポータル」。1895年に建設されたアダムズ発電所が世代交代で撤去される際、インディアンのメダリオンと入口のアーチがここに移設され遺されたそうです。
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「カナダ滝(ホースシュー滝)」が見えてきました。
ナイアガラの滝 (カナダ滝) 滝・河川・湖
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滝に近づける「テラピン・ポイント(Terrapin Point)」は、道が凍結していて危険なためクローズでした。不法侵入者は逮捕されると書いてあります。
テラピン ポイント 散歩・街歩き
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テラピン・ポイントと、川の向こうにはスカイロン・タワーや発電所など。
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11月の末ともなると、滝のしぶきが凍ります。
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地面の芝もこの様に。
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まさに樹氷です。
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きれいです。
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続いてアメリカ滝の方へ。
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発明王トーマス・エジソンが恐れ、イーロン・マスクも尊敬するとされる発明家、ニコラ・テスラ氏の像です。彼が発明した交流発電は、ここナイアガラ水力発電事業でも優位性を示し、エジソンとの直流/交流戦争に決着を付けました。
ニコラ テスラ モニュメント モニュメント・記念碑
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「ブライダルベール滝」と「アメリカ滝」です。「ルナ島」もテラピン・ポイントと同様に凍結のためクローズでしたので、ゴート島からのアメリカ滝鑑賞はここまで。
ナイアガラの滝 (ブライダルベール滝) 滝・河川・湖
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今度は戻って対岸の本土のプロスペクト・ポイントを目指します。カナダガンの群れ。
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「プロスペクト・ポイント(Prospect Point)」にやって来ました。
プロスペクト公園 広場・公園
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「アメリカ滝」が近くに。
ナイアガラの滝 (アメリカ滝) 広場・公園
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場所を変えると落差が確認できます。
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「ナイアガラ・フォールズ・オブザベーション・タワー(Niagara Falls Observation Tower)」は展望台でもありますが、エレベーターで塔を下ると霧の乙女号の搭乗エリアにアクセスできるようです。
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そろそろ川向こうのカナダ側に見えているホテルへ戻ります。
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ですが、カナダへ戻る前にランチ。「ハード・ロック・カフェ」がありましたがここには寄らず…
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…「ワン・ナイアガラ・ウェルカム・センター(One Niagara Welcome Center)」へ。
ナイアガラ ウェルカムセンター 観光名所
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観光案内や広いお土産店舗などがある複合施設です。
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グルメコートもあります。正直、あまりそそられる店は少ない…
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でも、なんだか無性にカレーが食べたかったので「タージ・マハル・クイジーン(Taj Mahal Cuisine)」へ。
タージマハル キュイジーヌ インド料理
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カレーはバター・チキンとアル・キーマ(ジャガイモと挽肉)をチョイス、ナンが付きます。カレーはあまり当たり外れが無く美味いので重宝します。
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ランチの後、カナダへ戻ります。
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アメリカ側検問所、入国はちょっとめんどくさいアメリカですが、出国は楽々。
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レインボー・ブリッジを渡って…
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…再びナイアガラの滝を眺め…
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カナダ側の検問所へ。カナダの入国審査官はアメリカ側と違ってフレンドリーでした。
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カナダのホテルへ戻ってきました。ナイアガラの滝はカナダ側からの方が滝の見応えがあるという説はその通りだと思いますが、アメリカ側にはカナダ側ほどに観光地化されていないゴート島、滝に流れ込む潤沢な水を湛えるナイヤガラ川…といった自然公園としての一面が魅力的でした。また、風向きからして冬のアメリカ側に出来やすいと思われる滝の飛沫による樹氷は、全く予想していなかっただけにちょっと感動モノでした。
クラウン プラザ ホテル ナイアガラ フォールズ フォールズ ビュー ホテル
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