2024/03/03 - 2024/03/12
2位(同エリア37件中)
NATTYさん
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コロナ禍で三年海外に行けなかった旅好き女、ついにぶち切れ?!一人でメキシコへ。
(詳しくはビバ!メヒコ 56歳女ひとり旅9日間・中央高原世界遺産の街へ をご覧下さい)
に引き続き今年もやって来ました!!懲りないオンナのメキシコ一人旅。
実はちまちま貯めたマイレージがまだあった!?
ビジネスクラスと前回行けなかったコロニアル都市巡り。
ちょっぴり良い感じのホテルに泊まり、観たい物を観て美味しい物を探す。
日常英会話と挨拶程度のスペイン語で自由な一人旅です。
旅の予定は以下の通り
Day.1 大阪伊丹~羽田~成田~メキシコシティ:メキシコシティ泊
Day.2 メキシコシティ~サカテカス:サカテカス泊
Day.3 サカテカス自由行動:サカテカス泊
Day.4 サカテカス~オアハカ:オアハカ泊
Day.5 オアハカ自由行動:オアハカ泊
Day.6 オアハカ~モレリア:モレリア泊
Day.7 モレリア・パツクアロ自由行動:モレリア泊
Day.8 モレリア~メキシコシティ
Day.9~10 メキシコシティ~成田~羽田~大阪伊丹
vol.1は出発からメキシコシティ到着及び一気にどーんとサカテカスまで。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
えっ、またメキシコ?!
と周囲に驚かれつつ、1年ぶりの伊丹から羽田空港です。
そうなんです。
コロナ禍で消化できなかったため込んだマイル。
メキシコ行きビジネスクラスがもう一回分あったんですよ。
てなわけでとりあえず朝抜きなので羽田地下のてんやで野菜天丼680円。
安いウマい!やっぱ食べ物は日本よねえ。 -
リムジンで成田到着。
すぐさまANAでチェックイン、楽しみなビジネスラウンジへ・・・向かう途中の天丼の値段に度肝をぬかれる。
3800円?!!インバウン丼も極まれり。
いいよいいよ、お金持ちの海外勢からどんどんボッタクっちゃおう! -
私は優雅にラウンジで一休み。
この時間帯は空いてて広々。
さて、なんでまたメキシコ?という疑問に。
もちろん我が人生において超貴重なマイレージ、1年前に他の都市も検討しましたとも。
欧米各都市、アジア方面、でもビジネスクラスは空いてない!! -
コロナ禍でマイレージがだぶつき、皆席を押さえに走ってるんでしょうね。
ふと調べたメキシコ便は空きがある。
インフレと円安のダブルパンチで支払いの度びびり倒す欧米より、精神的に楽かも。
そして前回で気づいたが、私はメキシコが大好きや!!!
という単純な理由です笑。 -
ANAラウンジはシャワーブースも10カ所あるので、長いフライトに備えて。
コロナ前はシャワー室2つしかなかったんだよね。
やっとハブ空港のラウンジにふさわしくなってきたよ、って偉そう? -
機内食出るからあんまり飲み食いもなあ、と思いつつ。
やっぱカレーとうどん出汁は行っときたい。 -
そろそろ搭乗時間の15分前だから行くか。
-
空港内の高級ブランド店もなかなかの賑わい(主にチャイニーズ)
-
がしかし!搭乗時間になってもゲートは開かず、30分の遅れですと?
さらに追加で1時間遅れ、機材整備のためとか何とか。
まさか飛ばないとかナイよね・・・ -
よかったあ、何とか搭乗。
欧米系航空会社は遅延よくあるけど。
キャセイやシンガポールは定時運行にめちゃくちゃ力入れてるし。
日系大丈夫か?
私は乗り継ぎないから良いけど、乗り継ぎある人は心配だろうな。 -
まあとりあえずは12時間半の長いフライト、ビジネス席でゆったりしよ。
あれ、アメニティグローブトロッターじゃなくなったのか、残念。 -
そんなこんなで1時間半遅れ出発。
アミューズって飲めない人にはあんまり。 -
一回目は洋食を選んでみた。
-
メインは甘鯛のトマトソース、お上品で美味しい。
-
スイーツはパスして、フルーツとチーズ。
どちらも大好物。
映画2本半観て、フルフラットでねんね。 -
2~3時間おきにおきてトイレ行くのはいつものことだが、やっぱビジネスは疲れないよね。
着いてからの元気度があきらかに違うんよ。
だからやめられない。
到着前の和食。緑茶がしみるわあ。 -
メキシコの赤い乾いた大地が見えてワクワク。
前回行けなかった街々を巡るんだ。
前よりは経験値が上がって?緊張よりも嬉しさが。
ジェット気流にうまく乗ったのか、遅れは30分に取り戻し。 -
ANAはターミナル1に到着。
みんな半袖だ、結構暑い30度弱かな。
入国やバゲージもスムーズで、ここから近くのFiestaAmericanaへはシャトルがでてるはず。
って見つからんし!普通空港周辺ホテルの送迎バスなんてすぐ見つかるとこじゃない?
近くで迎えを待ってる風のメキシコ人夫婦に「英語話せますか」と聞いてみた。
すると奥様が快く聞いてくれて、自分の携帯でホテルに電話を!
しかも迎えがちょうど来たっていうのに。
スペイン語で確認し、4番出口にスタッフがいるから声を掛けて、って。
ホントにありがとう~、そうだったメキシコ人基本とっても親切なんよ。
だからまた来たいって思えたんだった。 -
4番出口、ぺちゃくちゃしゃべってるのがスタッフだと思わず(これもメキシコ・・・)困ってウロウロしてたら白Tのお姉さんが声かけてきて。
奥様の話では黒い制服着てるって言ってたので、ちと半信半疑。
車を呼んで迎えが来た、って運転手が黒い制服なんかーい!笑 -
15分ほどで着いたホテルはショッピングモールの4階以上で、クチコミがよかったので選びました。
ロビーはモダンな感じ。
モールのエレベーターとは分かれてて、セキュリティもしっかりしてる。 -
エレベーターホールにはフルーツウォーターとビスケットのサービス。
-
キングサイズの部屋も広々して使いやすかった。
シャワーの水圧がイマイチだったが。 -
部屋でなんやかんやしていたら夕方18時。
とりあえず明朝早いので、モール内でGoogle先生のクチコミよかったレストラン
La Casa de Tonoへ。
メキシコ風スープ、ポソレで有名なファミレスらしい。
メニューは当然スペイン語のみの記入式、Pozoleは分かるけどいろいろオプションがあるっぽくて分からない。 -
周りは日曜日モールにやって来たメキシコ人ファミリーばかり。
見かねたスタッフが英語のできる中の人?を呼んでくれた。
めちゃくちゃ丁寧に説明してくれて、無事注文。
ありがとうね。 -
頼んだのはオルチャータというお米と牛乳のドリンク。
赤のポソレ小さい方。
っていってもメキシカンサイズ。小丼くらいある。
噂通り大粒コーンや鶏肉、様々な野菜が入ったピリ辛スープ。
辛さはCoCo壱番屋の1辛くらい?
コーンは全く甘くなくてお芋的な存在感。
付属のトルティーヤを割り入れてたべると美味しい。 -
辛いけどメキシコ人はさらにサルサを投入して味変+辛さを追加するらしい。
私は甘いオルチャータで一息つく、って感じ。
するとウェイターのボスが何か聞いてきた。
Delicioso!:美味しいと言うと、さらに何か。
??て顔してたら小さめの器にスープの追加を持ってきてくれた。
追いスープね、ありがとう笑。
やっぱりメキシコ人親切だなあ、ほっこりするわ。 -
翌朝4時。
時差ぼけで早く眠くなるため、早起きは苦じゃないメキシコ。
外はまだ真っ暗。
5時、前夜予約した無料のホテルシャトルで空港へ。 -
こんな朝早いのに空港周辺は大渋滞。
国内線ターミナル2に着いたら出発50分前。 -
そう言えば国際線はもちろん国内線も2時間前って何かに書いてあったな。
でもそんな早くしかも早朝にチェックインカウンター開いてんの?と思ったんだけど。
めっちゃ人いっぱいいるし!ビックリ。
カウンターでは1時間切ってるからスーツケースが届かないかも、と言われ二度ビックリ。
さすが中南米きっての大空港、なめたらアカンね。
なんとか混雑するセキュリティを通り抜け、ゲートに着いたらすぐバスに乗れと。 -
沖止めの飛行機に最後の十数人と滑り込み。
マジ焦ったわ~、メキシコ国内線は2時間前必着です!
朝日を浴びながら離陸。
ちなみにスーツケースもちゃんと同じ便で着きました。 -
メキシコは基本乾いた大地だけど、1時間ほど北部のサカテカス周辺は緑の山々も。
-
うわ~快晴!
そしてメキシコシティよりさらに標高の高い2,440メートルなので空気が爽やか!
メキシコシティは大都会だが、標高と車の多さでスモッグがヤバいんよ。
思わず深呼吸。 -
空港の周りはほんとに何もなくて、最果て感ハンパない。
思えば遠くにきたもんだ。 -
可愛らしいサカテカス空港。
一応国際線も週何回かアメリカから来るらしい。 -
Uber呼んで、30分ほどで街の中心のホテルへ。
サカテカスは17世紀以降銀の採掘で栄えた街で、ヨーロッパ風の街並みが。
この辺で採れるピンク色の砂岩を使っていて、通称ピンクシティと呼ばれる世界遺産です。 -
あっちもこっちも素敵だなあ。
あとでゆっくり街歩きしよう。
まだ朝9時だけど、一旦Santa Rita Hotelに荷物を置きに行く。 -
すると、「もう部屋出来てるよ、どうぞ」と言うことで。
ラッキー!
一応前もって朝到着するのでできればアーリーチェックインしたい、と連絡してあったけど。
まさか朝の9時から入れるとは。
部屋はキングサイズベッドにソファーとテーブルがゆったり配置され、居心地よかった。 -
さっそく街へ繰り出します。
ホテル前の広場から二階建て周遊バスも出るらしい。
いいね、街の概要をつかめるし。
と思って聞いてみたが、毎時0分だが2名以上催行だって。
こういうとき一人旅はな~。 -
まあいいや、お天気も良いし次!
小さな広場では市が開かれて、花やパン、チーズが。 -
トルティーヤじゃなくてパンケーキみたいなの美味しそう。
-
でもまず最初の観光はエデン鉱山へ行くことに。
この街の繁栄の源だからね。 -
15~30分おきにあの可愛いトロッコが出発するんだって。
トイレ行ってお土産屋さん覗いてたら声がかかった。
各自ヘルメットかぶり、真っ暗な坑道をガタゴト揺られること15分ほど。
結構長くて暗い! -
そこからは歩いて見学。
朝イチだからかお客さんは私と20代と思しきメキシコ人カップルのみ。
ガイドのおじさんがスペイン語で案内してくれる。
ガイドがいなければ絶対迷うくらい広いので注意。 -
もちろん説明はちんぷんかんぷんだけど、ものすごいスケールの鉱山であることは一目瞭然。
坑道なんてアリの巣のように縦横斜めに掘られていて。
何十キロ、下手したら何百キロありそう。 -
最初は手掘りで原住民が奴隷同然に働かされていたそう。
18世紀に入るとあちこちから集まってきた鉱夫たちが。
19世紀には世界最大級の銀の産出地として、ダイナマイトやトロッコで近代的に採掘したそう。
説明詳しくは分からないが、あちこちに案内板や人形があって分かりやすい。 -
坑道は事故がつきものだから、祠もある。
-
地下深くには地下水が音を立てて流れている。
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ガイドが岩盤を指さし「オーロ」と言ったのを聞き逃さなかった。
「オーロ:金!?」と聞くとウンウンと笑。
よく見るとキラキラと光る粒子がある部分が。
銀だけじゃなくたまに金、アメジストなどの貴石も採れたそうだ。 -
30分ほどで案内は終了。
このあとすぐロープーウェイに乗るのでガイドに尋ねると
若いカップルに乗り場まで案内してあげるように、と。 -
3分ほどカップルの後をついて行くと、乗り場が。
てっきり二人も乗るのかと思ったら、「バイバイ楽しんで」と。
行かないのにわざわざ案内してくれたんかーい。
そしてガイドのおじさんも頼んでくれて、みんなMuchas gracias!! -
ロープウェイもすぐ乗れて、しかも4基に一つだけの足下シースルー。
マジで~、と喜んでいたものの、どっちかというと高所恐怖症なのであんまり下は見られなかった笑。 -
快晴にピンクシティは映える映える。
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10分弱でこの街を見下ろすブファの丘到着。
なんて美しいんだ~。 -
この丘はメキシコ革命時、激戦地だったそうで。
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躍動的な大きな像や
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博物館などあります。
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でもやっぱり主役はこの絶景よな。
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一応無事を知らせるラインに載せるため映り込んでおく。
丘の上なのでめちゃ風は強いです。 -
ピンクの旧市街はもちろん、郊外のメキシコチックなカラフルな家々もツボ。
あああ一眼レフならもっともっと良い写真が撮れたのになあ。
今回も全てスマホで無加工!ですから。 -
見たことナイ木の実。
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コレは桜じゃなくてアーモンドかな?
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この絶景をなんとも去りがたく。
下りロープウェイ乗り場近くの絶景カフェに入る。 -
そう言えばそろそろ昼時なのに、機内のビスケット以外何も食べてなかったし。
ちょっとくらい高くても、景色代込みよ。
あ、そんな高くないわ。 -
昨日初めて飲んで美味しかったから、またオルチャータ。
シナモンが良い感じなのよね。
スーパーでも売ってるかな、お土産にしたい。 -
トトパゾスっていうサラダ風タコス。
見た目以上のボリュームでオルチャータと合わせて1200円くらい。
現時点で物価は日本と同じか少し安い感じかな。 -
結局ブファの丘に1時間半以上いたわ。
一人旅の良いところは気に入ったところで、他人を気にせずゆっくりできるってこと。
帰りの機材は側面が一枚ガラスでめちゃ見晴らし良好。 -
コロナ期間中しばらく改修工事してたらしい。
新しくてピカピカで、安心して乗れました。 -
降り口から広場と大聖堂が見える。
後で行こうっと。 -
これも見たことナイ花だなあ、キレイ。
ここからホテルへ下ること15分。
股関節がヤバいので気をつけながら歩く。 -
朝イチのフライトから行動し、膝もガクガクなので一旦ホテルへ。
ホテルロビーには大きな女性の彫刻がある。
ホテル名の聖女リタかな? -
2時間ほど休憩し、再び街へ。
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本当にキレイなピンク色の石だなあ。
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近くのサンボーンていうデパートに入ってみた。
小さいけどとても風情ある建物。
乾燥してるのでいつもの日焼け止めではカサカサしてきたから、店員さんに聞いて保湿性の高いのを購入。 -
サンボーンはお菓子やパンが有名みたい。
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ホールケーキもいろいろ。
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パステルカラーのケーキは子供が喜びそうだね、美味しそうには見えんが。
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立派なファサードの劇場はホテルのお隣。
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それを過ぎてカテドラルへ。
夕方のミサをしてた。 -
見事な細工のファサードが素晴らしい。
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カテドラル前の広場は市庁舎がメキシカンカラーにライトアップ。
子供たちがサッカーしてる。 -
漏れ聞こえる賛美歌を聴きながら、ベンチで眺めてるうちにだいぶ日も暮れて冷えてきた。
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今日はぼちぼち帰ろう。
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ホテルの一階はこの街唯一のスターバックス。
疲れたので今夜は軽めにハムチーズクロワッサンとアイスラテで。
お値段も味もほぼ日本と変わらず。
さすがな世界クオリティ。 -
おはよー。
今朝は朝食つきなので嬉しいな。
まずはカットフルーツと甘いパン。 -
メインはアメリカンな卵料理やメキシコ風の中から一品選べる。
せっかくだから聞いたこと無いノガタクレープってのにしてみた。
そば粉のクレープ生地にほうれん草が包まれて、キノコクリームソースが。
めっちゃ美味しーい。 -
朝から手の込んだもの食べれて幸せ。
カプチーノも本格的。
このホテル便利で快適で朝ご飯付き、一部屋15000円くらい。最高やん。
でも残念ながら明朝はまた早いフライトで、この朝ご飯は食べられないけど。 -
さて今日は丸一日サカテカスを楽しむぞー。
おはよう、ワンコ。 -
今朝も快晴!
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この時期のメキシコは天気を憂う必要がないのが最高。
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ピンクの砂岩と青空のコンボ!
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クリスマスや夏休みはアメリカ人がたくさん押しかけるらしいが、今は観光客も少なめ。
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サカテカスはメキシコシティや第2の都市グアダラハラから離れてて、アクセスよくないからね。
前回も飛行機じゃなきゃ無理やん、と諦めたっけ。 -
今回は前回行けなかったコロニアル都市を回ろうと決めて、一番悩んだのがアクセス。
バスだと10時間とか・・・国内線も日本以上に高いし。 -
で、ふとひらめいた!
昔貯めてたデルタのマイレージ使えるかも、と。
これが大正解。 -
メキシコシティ~サカテカス~オアハカ~メキシコシティと三回のエアロメヒコのフライトが3万マイル。
デルタのマイルなんて10年以上前のだけど、ちゃんと使えた。
無期限マイレージバンザイ!! -
日系のマイレージなんて期限付きでめっちゃ使いにくい(特に国際線)。
コロナ禍なんてマイラーは半パニックだよ。
だからもう私もANAマイラーはやめようと。
ANAゴールドカードも解約しました。
無期限マイル、日系もぜひ検討してほしいわ。 -
Google先生によると、目的地の美術館は徒歩20分ほぼ平坦てことだったが。
振り向けばブファの丘とロープウェイが見える。
さっきからやや登りなんすけど。 -
気温20度くらいで湿度もないからいいけど、標高高いし結構しんどかった。
この公園の向こう辺りかな。 -
アレだ。ゴティア美術館。
ほ~、絵に描いたような豪邸ですな。 -
ここはメキシコの画家ゴティア自身が住んでた家で、今は美術館。
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って全く知らない画家だったんだけど。
自画像、イケメン! -
窓からの景色も素敵。
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メキシコの画家って、映画にもなった女流画家フリーダ・カーロも去年知ったくらいだからな。
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とりあえず故郷にこんな豪邸が建てられるほど、有名な画家だったことはわかった(煩悩の塊の考え方)笑。
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この街のシンボル、ブファの丘を背景に水道橋が見えてきた。
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18世紀銀の採掘で爆発的に人口が増え、完成した水道橋。
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そしてもう一つ街の象徴がこちら
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ホテル、キンタレアル。
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この街最高級のホテルです(一泊7~8万円から)。
私の趣味?は各地の最高級ホテルに泊まるのは予算的になかなか難しいので -
ホテル見学を兼ねて食事かお茶をすること!
用もなく入るとドアボーイにブロックされるからね笑。
ロビーもさすがの雰囲気ですねえ。 -
水道橋が見えるホテル・・・というだけじゃなく
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じゃん!なんと18世紀の闘牛場を改築した世界的にも珍しいホテルなんです。
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水道橋と闘牛場、青空に映えるなあ。
一泊くらいしたかったわ。 -
しかし今日はイベント(結婚式?)があるということで、レストランには入れず。
残念、優雅にお茶したかった! -
さすがに歩き疲れた。
Uber呼んで街の反対の北の方へ。 -
ラファエル・コロネル美術館到着です。
ハートのオブジェが可愛い。
コロネルは知ってるのか、って?
もちろん知りません~。 -
でもここはちょっと変わった美術館で。
荒廃していた18世紀の修道院をコロネルが買い取ったもの。 -
建物自体も素晴らしい!
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コロネル自身の描いた絵は少なめ。
いい絵は各国の有名美術館やコレクターが所蔵してるんだろうな。
チャップリンの肖像画を任されるくらい、当時高名な画家だったのね。 -
中心の礼拝堂は改修されて、コロネルの絵が展示されています。
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敷地はとても広く、中庭に咲き誇るブーゲンビリア。
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街のあちこちから見えるブファの丘。
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彼はその私財をなげうってこの修道院を購入したばかりか、コレクターとしても有名で。
これはインドの芸術品。 -
こちらもインド。
-
そして一番熱心に集めたのが、メキシコ各地の祭事などで使われた仮面。
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別名仮面博物館。
-
こちらは悪魔の仮面コーナー。
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とにかく美術館の最大面積を占める仮面の数々。
コレクターというか、完全なマニア。 -
日本の能面とかも持ってきたら即購入してくれたんじゃないか?
その数何千とあって、めまいがするほど。 -
イヤーすごい情熱だわ、圧倒される。
写真はコレクションのほんの一部ですからね。
外の景色を見て気分転換。 -
他にも楽器や
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古代のお面に
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マヤやアステカの陶器
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その人形などもコレクション。
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ついにはフィギュアにも手を出した笑。
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メキシコ革命時のマリオネット。
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こちらはマリアッチ。
もう本当に全部個人が一人で集めたのかと思うと、驚嘆こえて感動します。
コロネルのおかげで散逸せずに一堂で見られるわけで。 -
コロネル自画像。
とても仮面オタク・・・もとい熱烈メキシコ大衆文化のコレクターとは見えない穏やかそうな顔です。 -
しかしある意味正しいお金の使い方かもしんない。
自身で稼いだお金を使って好きなものを片っ端から集め -
修道院まで買い取って、現代の私たちに見せてくれる訳ですからね。
きっと遺族はその整理が大変だったろうことも含め笑、とても面白くて見応えある美術館でした。 -
なんだか熱量にのぼせたので、ゆっくり歩いて帰ろう。
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街のあちこちからロープウェイが見えるのも良いですね。
柱が少ないからダイナミック。 -
この辺りはカラフルな下町かな。
ゴミとか全く落ちてないけど。 -
観光客で溢れる有名観光地より断然よい!
オーバーツーリズムと無縁。 -
やっぱ一眼レフ~、って何回思ったか。
重さに負けた自分が悪いんだけど。 -
昼を過ぎたのでそろそろランチを。
街の中心カテドラル前に良さげなレストランがあったな。 -
めちゃ空いてるけど、ここの二階席が目当て。
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テラス席ゲット!見てこの景色。
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これぞサカテカス!って絵でしょう。
最高か。 -
目の前には大迫力のファサードも見えるし。
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頼んだのはレモネードとアサドという肉と豆の煮込み。
ライスもついててスパイシーな味わいで、最近流行のスパイスカレーや! -
ムフフ、大満足です。
-
サカテカス、調べた時は曇り空の写真が多くて。
こんな快晴に恵まれるとは思わなかった、嬉しい誤算。 -
ホテル前のお土産屋が集まったアーケード覗いて、部屋で一旦休憩。
-
2時間ほど休んで体力回復。
まだ見てなかったサントドミンゴ教会へ。
ファサードも美しいが -
内部はこれでもかという装飾の連続。
-
スーパーウルトラバロック、これぞメヒコの祭壇。
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正面は意外とおとなしめ。
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両サイドがスーパー豪華。
銀山でいかに栄えたかよく分かる。 -
日没後のお目当てのため、どこかカフェで時間調整しよう。
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この広場のカフェも素敵だな。
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けど昨日デパート行った時、目をつけてたカフェに。
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リンゴのタルトは中身ぎっしり。
カフェラテはスタバのベンティくらいある。
ランチのテラス席で味をしめた二階席。
誇りや排気ガスを気にせず、街ゆく人を心置きなく観察できるところがお気に入り。 -
カフェを出て商店が並ぶ道へ。
甘そうなお菓子の路上販売は商品むきだし。 -
子供の晴れ着は白と決まってるっぽい。
洗礼式用かな。 -
スナックやカットフルーツの屋台。
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小さな街のスーパー。
OXXOっていうコンビニはメキシコどこでもあるけど、個人商店の方が面白い。 -
メキシコ人って普段オシャレさは皆無だけど(失礼)
パーティとかはやっぱ張り切るのね。 -
街の中心もゴミ一つない。
夜中に清掃員が掃除してるみたい。 -
犬飼ってるのでついワンコには目が行く。
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この街はけっこう犬飼ってる人が多いみたい。
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リードでつないでる人もいれば、フリーで飼い主の後をついて行くワンコもいる。
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日が暮れてきたのでホテル前の観光バス発着所へ。
周遊バスは夜の方が賑わうときいて、一人でもいけるかなと。 -
よかった、催行するって。
やっぱりライトアップしたピンクシティ見たいよね~。 -
案内は中世の衣装を着たお兄さんがスペイン語で。
有名観光地だとイヤホンで何カ国語かあるけど、まだそこまでインバウンド多くないのかな。 -
石畳で二階席は結構揺れるから、写真はなかなかムズい。
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夜のアルマス広場は、市庁舎とブファの丘がダブルでライトアップ。
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ブファの丘、普段はメキシカンカラーだけどもうすぐ国際女性デーなのでそのイメージカラーの紫が入ってる。
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見晴らし最高!
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途中からドレス着た女性に案内バトンタッチ。
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やっぱり夜一人歩きはさすがの私でも躊躇するけど、バスなら安心。
-
所要45分ほど。乗ってよかった、オススメです。
ただしめちゃ寒いのでありったけ着ていくこと! -
すっかり冷えた体にはやっぱどん兵衛よね!
そしてこの散らかりよう、これも一人旅のリアル笑。
明日はオアハカに向かいます。
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この旅行記へのコメント (1)
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- westworldさん 2024/04/16 16:17:47
- 詳しくてとても参考になりました。
- 情報量が多くて、とても参考になりました。
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