Fantastico Mexico！ 57歳女ひとり旅　コロニアル紀行10日間　Vol.3　パツクアロとモレリア・帰国

2024/03/03 - 2024/03/12

コロナ禍で三年海外に行けなかった旅好き女、ついにぶち切れ？！一人でメキシコへ。
（詳しくはビバ！メヒコ　56歳女ひとり旅9日間・中央高原世界遺産の街へ をご覧下さい）

に引き続き今年もやって来ました！！懲りないオンナのメキシコ一人旅。

実はちまちま貯めたマイレージがまだあった！？
ビジネスクラスと前回行けなかったコロニアル都市巡り。

ちょっぴり良い感じのホテルに泊まり、観たい物を観て美味しい物を探す。
日常英会話と挨拶程度のスペイン語で自由な一人旅です。


旅の予定は以下の通り


Day.1　大阪伊丹～羽田～成田～メキシコシティ：メキシコシティ泊
Day.2　メキシコシティ～サカテカス：サカテカス泊
Day.3　サカテカス自由行動：サカテカス泊
Day.4　サカテカス～オアハカ：オアハカ泊
Day.5　オアハカ自由行動：オアハカ泊
Day.6　オアハカ～モレリア：モレリア泊
Day.7　モレリア・パツクアロ自由行動：モレリア泊
Day.8 モレリア～メキシコシティ
Day.9~10　メキシコシティ～成田～羽田～大阪伊丹



vol.3　は緑溢れるミチョアカン州、古都パツクアロと州都モレリア、そして帰国
　　　

エリア パツクアロ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝9時にオアハカを出た国内線は10時半無事メキシコシティに到着。

なぜいつも朝早い便なのかというと、国内線はまだ少なくて朝か夕方便しかないのよ。
夕方だとホテル着くのが夜になるので、早起きを選ばざるをえない。

Uber使えないメキシコシティ空港出口にはたくさんのタクシーブースがある。
そこで行き先によって値段が違う定額チケット購入して乗るのだが、実は会社によって値段が随分違うと。

前回は知らなくて手近なブースで買ったけど、この Nueva Imagen って会社がオススメらしい。
確かにどこよりも混んでいた。
てかしょうもない意地を張らずにに皆料金均一にしろよ。

タクシーで向かったのは北バスターミナル。

メキシコシティのメインバスターミナルで巨大。
去年も使ったから勝手知ったる。

チケットはもう購入してあるんで、13時発まで１時間半ほどあるしランチでも。

タコス屋やハンバーガーなどのファーストフード、ちゃんとしたレストランなど色々あるが。

中華の引力には逆らえなかった。

正直トウモロコシ由来の主食がキツくなってる笑。

メキシコ人てイタリア人と同じくらい自国料理ラブなんよね。
とくに地方ではほぼメキシコレストランばかり。

中華は日本で食べたらビミョーなラインだったけど、今の私には十分美味しい。

10分前、ETNバスが入ってきた。

モレリアまでは4時間ほど。

二階建てバスで3例シートはビジネス席並み。

しかも早く購入したので最前列の絶景席です。

メキシコシティ郊外を抜けて

満開のジャガランダを見ながら快適に走行。

飛行機は遠くまで速いけど、やっぱりバスがいいわ～。
4時間でも異国の風景見ながら、全然飽きないもん。

前方火事？

え、ヤバくない？

と思ったら両サイドの枯れ草を大胆に焼き払ってた。
日本の高速道路では考えられない笑。

モレリア行きは今までで一番緑が多く、湖なんかもあり変化があって楽しかった。

ミチョアカン州は緑溢れる州なんだなあ。

モレリアバスターミナルからはUberで20分・・・と思ったら、やたら混んでて45分もかかりました。

今日も大移動だったなー。
とりあえず連泊する Nana Vida Hotel にチェックイン。

街中の邸宅を改装したホテルで青いタイルと大好きなパティオが良い感じ。

部屋の前、誰？！と思ったら絵だった。
フロントのお姉さん曰くこのホテルのオーナーらしい。
主張強すぎ～。

おかげで毎回少しビクッとするハメに笑。

部屋は広々してて、一階だからスーツケース運搬問題もなし。

あとで熱湯もらえる？と聞いたらコーヒーメーカー貸してくれました。

イスはあるんだけど、広いからテーブルもあると言うことなかった。

シャワーの水圧も良いしエアコンもバッチリだし、町の中心だし一泊12000円は良心的。

暗くなってから出かけたが、中心のカテドラルまで徒歩3分。
モレリア大聖堂はメキシコ最大らしい。

ライトアップきれーい！

やたら若い女性が多いな、と思ったら今日は週末＆国際女性デー。
それで道が混んでたのか。
紫は女性デーのイメージカラーなのでライトアップもパープル。

中にはシュプレヒコールあげてる集団もいる。

意外にもメキシコは国会議員の半数が女性（法律で決まっている）、女性大統領も誕生間近とか。

日本は国際女性デーってほぼ認識されてないし、やっぱり声を上げるって大切なんだなあ。

カテドラル前には様々なメッセージも。

とはいえお祭り的要素も強いみたいで、若い人たちが集って騒いでる感も。

外務省からデモには近づくなという連絡もあったので、写真撮って早々に帰ります。

お隣のOXXO:コンビニで明日のヨーグルトとコーラ購入。
ふだんコーラあんまり飲まないが、SNSでメキシコのコーラが世界一美味しい、って言ってたので。
メキシコは世界一のコーラ消費国らしい。
甘味料じゃなく砂糖を使ってるからコスト高いんだって。
味は・・・違いよくわかんなかった笑。

翌朝6時半に目覚め、お天気も良いしパツクアロへ行こう！と。

モレリア観光は明日半日あるし。

50キロほど離れてるので、バスで行くのが主だけど
オプショナルツアー行くこと思えば安いし！とUberで。

朝早い街中はまだ人も少ない。

ホテルでは8時から簡単な朝食が出る、って聞いたけどぼけっと待つのももったいないっしょ。

メキシコ人は本当に宵っ張りで遅くまで広場で踊ってたりするが、朝は店も観光も10～11時スタートって感じ。
時差ぼけオバサンには遅すぎるんよ。

うぉー、本日も快晴なり。

パツクアロまでは約1時間。
雄大な景色を眺めながら、約3500円。
Uberほんと安くて便利。

急に街が現れた、到着です。

パツクアロは人口6万人、かつてはミチョアカン州の州都だった古い街です。

今までの街々とはまた全然違う雰囲気！

まだ8時半だからほぼ人がいない。

博物館も10時スタートだから、ちょっと散策して朝ご飯ゆっくり食べようかな。

わあ、いいね。
オアハカと並び先住民が多いミチョアカン。

広場ではワンコも大胆に朝寝。

広場に面したこの Hotel Casa del Naranjoで朝ご飯はどうかなー。

私の直感ではこの通路の先に・・・

やっぱりね！パティオがあってめっちゃ良い雰囲気。
ここに決めた。

席に着き注文してからまずはトイレ。
トイレも可愛い。

コーヒー。
目が覚めるくらいしっかり濃いめ。

きたきた、盛り付けも美しい。
ミチョアカン風オムレツ。

ソースはこの地域のモレを使ってるらしく、カニ味噌みたいな風味で辛くなくて美味！

直感で入って正解だった。

食べ終わった後はウェイターに確認して、おなじみホテル見学ですよ～。

置いてある調度品もおしゃれー。

めっちゃいいわ～。

ここに座ってのんびりしたい。

え！このクッション超素敵じゃない？
全面刺繍だよ、すごい！

もったいなくて座れない、愛でていたい。

などと一人で脳内乙女がきゃあきゃあしています。

調度品がメキシコらしく、かつハイセンス！

ホテル名はオレンジの家って意味だけど、文字通りパティオの真ん中にオレンジの木！

調べたら一泊２～３万円。

この調子で部屋も素敵だろうから、宿泊もめっちゃオススメ。

後で知ったがメキシコシティから Primera Plus のバスが直行で1日2便あるらしい。

さて街歩き再開。

この特徴的な赤と白の外壁。

どの建物も思い思いのデザインの中庭があるみたい。

なんだかスペインの田舎みたいな感じもする。

こういう広場に面したアーケードとか。

地図で見ても小さな街だから気ままに歩いてみよう。

朝ご飯用の甘いパンを売ってる屋台。

メキシコも意外とマスクしてる人もいる。

雑誌の屋台もなんかポップでカラフルだよね。

メキシコはフリーのワンコも多い。

でも野犬にしては皆栄養状態良さそうだし、人なつこい。
私も戯れたいわあ。
でも万一を考えて、見るだけガマン。

お、市場エリアかな。

結構な人出！
週末で地元民だけじゃなく近郊からも買い出しに来てるみたい。

ミチョアカンは他に比べて、水が豊富で作物もいろいろ採れそう。

トウモロコシ専門店では家族総出で皮むき。

形は不揃いだけど美味しそう！

この天幕が地元感たっぷり。

市場があって新鮮な物をおしゃべりしながら、買い物できるって羨ましいなあ。

こういう立派なホテルもある。
でも街の雰囲気から浮かない感じがとてもいい。

お土産屋台の先に、教会が見えてきた。

何か行事があるのかな、青と白の天幕が美しい。

先住民のオバサンは皆スカートやワンピース姿。
アップにした髪型も可愛いんよ。

それにしても統一感のある街だわ。

どこもかしこも絵になる。

とても可愛いブルーの外観のお店。

中は地元の絵や陶器、アクセサリーが。

どれも手作りですごく素敵。
思わず先住民が作ったというロングネックレスを2000円ほどで購入しました。

センス溢れる店の奥に座るマダムが一服の絵のよう。

雲一つない快晴は映え映え。

白と赤のかべ、灰色の石畳。

こういうボロッボロの車もなぜか似合う。

遠いけど来てよかった！！

ここは音楽学校みたい。
入り口で見ても良いか聞くと、どうぞどうぞと。

二階の窓からの眺め。

小さな聖堂もありました。

あの教会はこの辺りでは一番大きそう。

あ、馬と馬車がいる。
ひょっとして・・・

ああやっぱり！結婚式ですね。

近くで見てみたいが遠巻きにおめでとう。

ちょっとした高台に上るだけで息が切れる。

でも素焼き瓦の家並みが美しいー。

パツクアロは世界遺産だけど、なんか懐かしい感じがするのは瓦屋根のせいかな。

観光施設もそろそろオープンしたでしょ。

Casa de los Once Patios は11のパティオの家という意味。
昔の豪邸を使い、この地の手工芸のアーティストが部屋を借りて作業しているんだって。

井戸のある中庭、風情ありますね。

ガイコツのオブジェもユーモラス。

こちらは機織り作家さん。
もちろん出来上がった製品も購入できます。

こちらは蒔絵のような花の絵を様々な小物に描いています。

とても繊細な作業で、製品も可愛い。
しかも女性用コンパクトやバレッタで1200～2000円くらい。
そりゃ買っちゃうよね！

なかなか面白くて有意義な博物館でした、てか入場料不要ですけど。

地元の子供たちの遊び場でもある様子。

だいぶ日が高くなってきたなあ。

しかし本当に美しく、懐かしい感じがする街だわ。

日本で言うと飛騨高山とか、尾道とかかな～。

全然オーバーツーリズムじゃない今こそ、日本人にも知って欲しい。

また中心の広場まで出てきました。

田舎のせいか、auのデータ定額が繋がりにくいので、最近できたというオシャレなカフェで休憩。

Wi-Fiある？って聞くとまだ無いって。
え～、もう注文しちゃった。

コーヒー飲んで、仕方なく次のお店を探し、アーケードを歩く。

Wi-FiないとUber呼べないし。

このホテル付属のレストランで聞いたら、Wi-Fiあるって！

とりあえずそんなお腹は減ってないから、ミチョアカン名物のソパ・タラスカを。

豆とトマトをじっくり煮込んだポタージュのようなスープで、ウェイターが言うように全く辛くない。
追加のサルサをすこーし入れるとアクセントになって美味しかった。

教えてもらったWi-FiでUberつなごうとするも、なんかおかしい。
Google先生はちゃんと見れるのに。

まさか・・・田舎だからUberいないのか！？

マジで。
ホテルまで50キロ以上、そこらのタクシーが行ってくれるとは思えない。
詰んだわ。

とゼツボーしてるところに、似つかわしくない明るく華やかな音楽がどんどん近づいてくる。

あ！あわててスマホのシャッターを切る。

結婚パレードだあ～～。

手を振ったら新郎は帽子を掲げ、新婦は手を振ってくれた！

馬車の後には楽団が。

馬に乗ったカウボーイは親族かな。

最後に派手なクラクションを鳴らしてお祝いの車列が続く。

Uber問題？のおかげでとってもメキシコらしい、いいものが見られたわ。

こうなったらバスで帰るっきゃない。

ウェイターに聞くとターミナルまで徒歩15分くらいだって。
治安もよいし、歩くか～～。

町の中心から郊外に向けて、Google先生に従って歩く。

郊外に来ると、ボロボロになってとり壊される民家も。

この景観を守って欲しいなあ、住民は大変だろうけど。

15分以上歩いたよ。ゆるい登りで結構キツい。

この市場通り抜ければショートカットかも。

まあ本来モレリアからバスで来るのが普通だもんね。
まだ14時前だし。

この大きな通りを渡れってか。

あと2～3分。頑張れ。

着いたあ！　小さなバスターミナル。

早速いくつかあるバス会社の窓口の一つで聞いてみると。
今日のモレリア行きはもうないと。

えええ、どうしよ！！マジで詰んだじゃん！

と思ってたら、私の前を歩いてたオジサンが手招き。
別のカウンターを指して、「モレリア！」と教えてくれた。

よかった、30分後に出るって。
ありがとうオジサン！

ETNとは違い2等バスなのでエアコンなし、かなりボロバス。
まあ窓は開けられるし、2席使えるし。

と思ったら各駅停車みたいにあちこち止まってドンドン乗り込んでくる。
あっという間に満席に。

バスは500円くらいとUberに比べたら格安だけど。
時間も倍以上かかるし、しんどいわあ。

モレリアでも二カ所ほど止まったが、さっき教えてくれたオジサンがまた「ここや！」と。
本当にメキシコ人親切、ありがとうございます。

ターミナルからはまたUber呼んで。

ホテルにいったん帰ろうと思ったが、ついでだし直でショッピングモール行っちゃおう。

明日最終日だし、ばらまき土産とか。

着いたのは Las Americas ショッピングモール。

まだ新しくてピカピカ。
モレリアは人口85万人の都会だからね。

頼まれてたお義母さんの腕時計を探す。

85歳だけど一人暮らし、10年くらい前にあげた時計が壊れたとか。
好きな白い時計みっけ。
スケッチャーズってスニーカーの？
まあいい、文字盤も大きいし。
ちょうどセールで1万円くらいだった。

あちこち歩き回り、やっぱモールって何でも高い。
それに広いけど座るところが全然ない！
フードコートとか行けば座れるかな。

でもさすがにもう疲れたわ～、ばらまき土産には高い物しか無いし。

外に出るとホテル前やカテドラル周辺でよく見た、乗り合いバンが次々やってくる。

アレでホテル近くへ帰れるんじゃね？

来たバンに片っ端から「カテドラル？」と聞いてみる。

3台目で乗れました。

いくらなんだろ、先払いかな。

と思ったら後方に座ったカップルが何か言いながら私に50ペソ札を渡してきた。
え？よく分からんけど運転手に渡せってこと？

「パラドス：2人分」と渡すと30ペソのお釣り。
一人10ペソ：80円ね！私も10ペソ渡して。

しかしこの運転手の真後ろ席は中継ぎ係らしく、次々渡すハメに笑。

カテドラルが見えてきたのでベルを鳴らして降りる。

乗り心地はイマイチだが、なんか地元民になった気分で楽しかった。

週末のカテドラル前は大賑わい。

ここでも結婚式かな。
おめかしした子供たち。

やはり中では荘厳な雰囲気の結婚式が行われてた。

列席者だけじゃなく観光客も温かく遠巻きに見守って。
なんか感動的だったわあ。

帰り道、メキシコで初めての柴犬（白）発見！

欧米では人気で時々見かけるけど、同じ柴犬飼いとしてなんか嬉しい。
ご主人ひょっとして日本人かな、声かけられなかったけど。

今日は大冒険？でくたびれたから、ホテル帰ってラストどん兵衛食べて寝よう。

おはよー。
今朝も7時前に起きたが、午後の出発に備えパッキング。

チェックイン時に、できれば14時までレイトチェックアウトさせて、って頼んで了解されてる。
8時過ぎ、パティオでフルーツとパン、コーヒーの朝食。
パインがめっちゃ甘くて美味しい。

今日は簡単にモレリアの見所を散策して、大好きなスーパーへ行こう。

最後までほんと良いお天気だったなあ！

10分ほどでバラ公園到着。

バラには少し早いけど、とっても良い感じの広場。

めちゃめちゃ大きいブーゲンビリアの木が。

ここから二階建周遊バスも出るんだ。
乗ってもいいな、と思ったが周囲に案内もナイ。

サカテカスもそうだったけど、ほんと商売っ気が無いんよな。

せめてバスに「次は何時発！」とか、時刻表とか目立つように貼ればもっと乗る人増えるのに。

まあゆっくり歩いて行こう。

スーパーは10時頃行けばいいし。

モレリアも教会があちこちに。

メイン通りは車が多いけど裏通りは空いてて歩きやすい。

どこかへ出稼ぎにでも行くのかな。

とその時は思ったが、今日は日曜。
旧市街でサイクリング大会があるらしく、その会場へ向かう人たちだったみたい。

噴水公園では市民が思い思いにくつろいで。

モレリアにも水道橋あるんです。

市民サイクリング大会のため、所々車止めが。

天気の良い日曜、サイクリングいいねえ。

あった、ハートのオブジェと付けられたたくさんの錠前。

ここは通称ロマンスの小道。

ここでキスをすると恋が成就するとか。

確かにロマンチックですな～。

パピル・ピカドも可愛らしい。

ここは恋人同士で歩きたいね！

さてまたUber呼んで、やって来ました郊外型スーパー La Comer。

キティちゃんショップもある。
カワイイは世界共通。

めちゃくちゃ広い、ホームセンター兼ねたスーパーです。

ばらまき用のお菓子、パパりんへのメキシコ産ワイン、メキシココーヒー、スープの素などなど。
オルチャータは探したけど無かったな、市場とかで飲むものなのかも。
あとジャマイカ：ハイビスカスのジュースは買った。
円安が去年より進んで割安感はなかったな～。

荷物多いのでUberで帰りました。

ホテル近くでミチョアカンならではのファーストフードで人気のお店
Eloteria la Cerrada でランチをテイクアウト。

こちらがドリローテ。
茹でた白トウモロコシにフライドオニオンやドリトス、様々なソースをかけたもの。

白トウモロコシはほぼ味無しで、ご飯みたいな感覚なのかな。
ドリトスもトウモロコシ原料だし、日本的に言うと茹で大豆に揚げと味噌が乗ってる感じ？
ソースはクリームチーズとパインにしてみたが・・・んんん～そのまんまの味。
デカすぎて半分残しちゃった。

メキシコ人のハンパないトウモロコシ愛は分かった。

全てパッキングを済ませチェックアウト。

お世話になりましたー、ここスタッフもめちゃ親切で感じよかった。

Uberでバスターミナルへ。

メキシコシティ行きバスは、出発15時で少し時間があるのでカフェへ。

機内預けのでっかいスーツケースに、機内持ち込みの小さいスーツケース。

プラスお土産でボストンバッグ一個分増えちゃった。

帰りも最前列！

2時間おきに出るバスは満席。
早めに席取っておいてよかったあ。

はー楽しかった。

7泊なんて本当にあっという間。
各都市もっとゆっくりできればいいんだけど。

メキシコは想像以上に見所が多い。
昔行ったから今回も前回もはしょったけど、マヤやアステカの遺跡やカンクンを筆頭に美しいビーチもある。

コロニアル都市、ビーチに遺跡、こんなバラエティに富んだ観光が一つの国でできるのはなかなか無いと思う。
日本でのメキシコの観光評価は不当なほど低すぎ。

欧米が日本人に手が届かなくなりつつある今こそ、メキシコ推し！

高速脇に屋台がいっぱい。

運転手がいきなり停めて、何か買って帰ってきた。
その間満員の乗客は待つのみ（メキシコやなあ）。

メキシコシティまで4時間ノンストップ（いちおうね）。

去年と違い今年は順調に19時に北バスターミナルに着きました。

定額制タクシーで空港へ向かいます。

ANAのチェックインは21時。
まだ1時間以上あるので、お腹空いたしレストランへ。

朝パッキングしてる時、予備財布から1000ペソ（約8千円）出てきた。
そう言えば早い時点で分けてたのをすっかり忘れてた！

なので最後のディナーは豪華に行こう。
今回ほぼ肉食べてないから、ステーキとか！

ちょい高めの肉料理店、ステーキ肉閉店前で切れたって。
仕方なくミラノ風カツレツ。
この緑のチーズとバジル風味のソースがうんまい！
久々のガッツリ系に満足。

デザートは、と聞かれたがカプチーノだけで。

ビジネスラウンジがしょぼいことは去年経験済みだが、機内食出るし。

21時カウンターが開いた。
メキシコ人も含め、スタッフ全員で「ANAをご利用頂きありがとうございます。」ってお辞儀。

こんなん初めて見たわー。

ラウンジで軽く飲み物のんで、長いフライトに備えシャワー借りて。

さーあとは機内で食べて寝るだけ。

と思ったら、またまたゲートは開かず1時間半の機内整備待ち。

もーどないやねんANA。
メキシコ線の機材、たいがいガタが来てんのちゃう。

搭乗口にトイレも無いし、喉も渇いた。
ペットボトルの水くらい出せー。

とはいえ搭乗案内があったときはホッ。

メガロポリスメキシコシティの夜景を見ながら、夜中の2時半、真夜中のフライト。

眠いけどアミューズ。

去年はここで寝てしまい、起きたら食事時間は終わっててラーメンしか無くて。
だから頑張る。

とはいえカツレツ食べたんで、そんなお腹空いてない。

おにぎりと味噌汁、お新香でほっとして、歯磨いておやすみなさーい。

結構よく寝た。

帰路は14時間とめちゃめち長いから、睡眠導入剤代わりに字幕の映画を見始めたんだけど。
コレが想定外に面白くて。
3時間近く全部見た。

あとで調べたら、今年カンヌの最高賞とった「落下の解剖学」だった、納得。

成田到着前の和食はほぼ完食。

日本ただいま～。

とてもよいバカンスでしたわ。

キラキラ晴天のカラフルな、遠い国メキシコ。
きっともう二度と行くことは無いだろうな、なんて感傷的かな。

遅れはまたまた取り戻し、30分の遅延だったので羽田伊丹便乗り継ぎも問題なく。
メキシコへの飛行時間、ざっと1時間はサバ読んでるよね、ANA。
搭乗口で大勢を待たせず、早めに整備開始したらどうなんとは思うが。

友人のラインで見た蕎麦が食べたくて食べたくて、羽田の地下できつね蕎麦。
やっぱ日本食最高！！

帰国の前々日パパりんから有給とって伊丹まで迎えに行こうか、と提案が。

平日だし荷物は成田から送って自力で帰るつもりだったが。
あざーっす！！ラッキー。

帰り道プラザオーサカホテルで和食を奢らせていただきました。

ほんとありがとうね、パパりん。
今までより優しくできる気がするわ笑。

総評：2度目のメキシコシニア一人旅、結論から言うと最高！！でした。
お天気に恵まれ、前回心残りだったサカテカス、パツクアロも行けたし。日本では全然知られてないけど、本当にオススメ。
差別も無く親切なメキシコ人も大好き。
遠い国だからまた行けるとは思わないが、まさに極彩色の夢のような体験でした。

Muchas Gracias Mexico !　Realmete como