セントマーチン島：「え？ここはフランス？」頭上をかすめる飛行機とフランス料理堪能の旅♪

2019/07/27 - 2019/07/31

2019年7月にカリブ海に浮かぶセント・マーチン島に行きました。2017年8月のハリケーン・イルマによる甚大な被害から復興しており、ホテルやレストランも元気に営業していました。

この島はフランス領とオランダ領に分かれていますが、私たちはフランス領側のグランカーズ地区に宿泊しましたが、フランス領側ではレベルの高いフランス料理とワインを楽しむことができます。

テレビにも登場する空港滑走路のすぐ側にあるビーチ(オランダ領側)で頭上を航空機が通過したり、テイクオフ時のジェットエンジンの風圧を体感したり、この島ならではの「アクティビティ」も満喫しました。

大型クルーズ船が寄港した際は、オランダ領側のフィリップスバーグでは、沢山のジュエリーショップがあり、免税価格とディスカウント交渉で買い物が楽しめます。

エリア セント・マーチン島

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

パナマ経由でセントマーチン島に行きました。
フライトの乗り継ぎが同日中にできず、この日はパナマシティで1泊です。ホテル内のレストランで乾杯＆食事です。

特にパナマ名物というメニューではありませんが、シーフード中心に頂きました。知合いからは「パナマの食事は期待しない方がいいよ」という事前情報もあったのですが、オーソドックスながらお味は美味しかったです。

2日目、パナマシティを7時過ぎに出て、約4時間のフライトでセント・マーチン島に到着です。着陸直前に写真を撮りましたが、ビーチがすぐ近くにあります。

空港からは客待ちをしていたタクシーでホテルに向かいます。
お世話になるホテルはGrand Case Beach Club(★★★)です。当時3つ星とのことですが、設備も含め4つ星は十分に満たせる質のホテルです。

ホテルの目の前にプライベートビーチもあります。

室内はこんな感じです。キレイ且つ、広々です。
湿度が高い環境下でエアコンをキンキンにつけてくれていたので、床が結露で濡れています。

このリビング・ダイニングルームに加えて、キッチンや大型冷蔵庫もあります。

一休み。ホテル内のレストランにてカクテルで乾杯です♪
結構レストランは混んでいました。「朝食とかサーブに時間かかるんじゃない？」と話になり、この後、島の皆さんの移動の足となる乗り合いタクシーでスーパーに行き、買い出しをしました。

スーパーから戻り、一休みしてディナーに向かいます。
予約をしておいたフレンチのレストランL'Auberge Gourmandeに向かいます。ホテルから徒歩で10分くらいでした。

店内は古き良きビストロというか、フランスの地方の味のあるレストランの様です。
でもここはカリブ海です。

お皿もカワイイです。

前菜はカエルです(夫の大好物)。ガーリックオイルでしっかりと味付けされています。

私はたっぷりのシーフードをクリームで味付けしたパイ包み焼きです。

ワインは本格的なフランスワインのリストでした。ブルゴーニュワイン(VV)を頂きましたが、離島にありながらお値段はリーズナブルでした。

メインはラムチョップです。

火入れもバッチリです。

私は牛フィレステーキです。ソースも美味しかったです。

レストランの外には生簀があり、ロブスターを選べます。

3日目、今日も乗り合いタクシーで移動です。天気が今一つだったので、マホビーチでの飛行機見物は翌日に回し、今日はフィリィップスバーグを目指します。大型のクルーズ船が寄港するセント・マーチン島は、免税ということで宝飾品を目当てに買い物客の集まるエリアです。
ホテルから歩いて15分くらいの場所の交差点で待つと、ほどなくして車は来ました。降りるときは、運転手に「降ります」といえばその場で停車してくれます。

夫はこの乗り合いタクシーに乗った際、ダニに足首を何か所も刺されてしまいました。虫よけ等の対策がおススメです。

まずは最初の路線の終点マリゴで下車です。
このマリゴはアンギラ島へのフェリー乗り場、昨日も来た大型スーパー、ちょっとしたブランド品を扱うブティックなどもあります。

マリゴからフィリィップスバーグに来ました。ところどころ、渋滞というか信号待ちの列もあり、1時間以上掛かりました。天気は相変わらず曇りがち、ビーチの人でもまばらです。

島の地図です。現在地は島の右下の方です。

宝飾店(アクセサリー、腕時計など)のお店が並びます。
ジュエリーの店ではインド系の店員さんもたくさんいらっしゃいました。この時期は、クルーズ船が寄港するのが少なくお店の人も暇そうでした。なので、お店側も結構ディスカウントしてくれます。

夕方近くになり、ホテルに戻ります。
途中、乗り合いタクシーは高台を走りましたが、そこからの島の景色です。一つの島で、オランダ領側とフランス領側があり道路標識も変わり面白いです。食事はフランス領側が良いな。

今日のディナーですが、La Villaというレストランを予約。乗り合いタクシーの移動に時間がかかり、ホテルに戻って着替えると相当遅くなると思い、レストランがホテルへの戻り道にあったため、「こんな服装(Tシャツ、ジャージ風)で大丈夫ですか？」とお店の方に聞くと「問題ありませんよ」と言っていただき、そのまま入店。
朝から雨も降っていたために濡れてもいい服装だったのですが、助かりました。

アスパラガス、ホタテの前菜です。

CH.PEDESCLAUXのセカンドです。
昨晩同様、お値段は離島にしてはリーズナブルです。

夫はまたまたラムチョップです。

私は鴨肉です。ボリュームも凄いです。お腹も満足でホテルに戻ります。

ホテルまではまっすぐ戻るだけ、街灯があるとはいえ夜道を進みます。途中、ホテルのセキュリティのおじさん(日中はホテルの敷地内で別の仕事をしていたおじさん)が見張ってくれていて安心です。

4日目。
今日は雲も出ていますが、昨日よりはいい天気になりそうです。

スーパーで購入していたパンとコーヒーで朝食です。キッチン備え付けなので、食器類はしっかり揃っています。
ホテル内のレストランが朝食会場なのですが、アラカルト形式のために満席＆待ち客がいたりで、スーパーでの事前購入は正解でした。

今日はいよいよマホビーチに向かいます。乗り合いタクシー乗り場の交差点を目指します。

バギーツアーの皆さんが来ました。

マホビーチまでは途中で乗り合いタクシーを乗り継ぐ必要あります。しかも2回！1回目の乗り継ぎは、終点マリゴまで行けばよいのですが、2回目は途中の交差点で自主的に降りる必要あります。そして降りた場所から少し歩いた乗り場でマホビーチまでの乗り合いタクシーを捕まえる必要があり、ホテルを出てから1.5時間くらいは要しました。

少し待つと、小型の飛行機が来ました。

こんな感じでビーチのカフェにはフライトスケジュールが出ています。

私たちはその日のスケジュールをあらかじめ印刷して持参、特に大型の国際線フライトには蛍光ペンでマークを付けていました。それに気づいた方から「大きいのは何時ころ？」と聞かれました。

その「大きいの」が来ました。
先ほどの観光客にもお礼を言われました。

こんな感じです。迫力ありますね。

離陸時のジェットエンジンの風圧を体感も出来ますが、一応、警告はでています。

「大きいの」が来ました。男性二人組も待ち構えています。
ちなみにパイロットはこちらに向かって親指を立てて「しっかり待ってろよ」と言わんばかりの笑みを浮かべていました。

思いっきり噴かされましたwww
砂嵐のように砂も舞っていて、目を開けていられません。皆さんフェンスにしがみついています。
滑走路の改修工事の結果、以前よりもマイルドになったとはいうものの、必死に踏ん張り写真を撮りました。

マホビーチで飛行機とひとしきり遊び(？)、ホテルに戻りました。
ホテルのプライベートビーチでひと泳ぎしてテラスでビールです。海は少し冷たいかな。

今日のディナーはBistrot Caraibes、ここも事前予約が吉です。

お肉もソースもしっかり美味しいです。

エスカルゴです。

夫は3日連続でラムチョップです。

私はホタテです。この島のグルメレストランはカリブ海にいることを忘れてしまうほど本格的です。

ワインはオーソドックスですがブルゴーニュのブシャールです。料理にもしっかりと合いました。

雨の時もありましたが、観光、ホテル、食事と大満喫です。

パナマシティ行きのフライトに乗るところです。
今回の旅行もあっという間の滞在でした。