ブラジルは遠いよ…　片道30時間エコノミー旅（行き）

2024/01/21 - 2024/01/21

ブラジルは数年ぶり5？回目です。
ブラジルへの行き方は、北米経由、欧州経由、中東経由がありトータル所用時間は大体変らない。

北米経由と中東経由は経験ありだが、比較すると、
・北米経由
メリット　価格まあまあ、航空会社や乗継地の選択肢多い、日本便との接続が良いことが多い、超長時間フライトをしなくてよい(10時間×2くらい)
デメリット　米国乗り継ぎの場合、一度米国入国しなければならない、荷物も預け直さなければいけないのが面倒。米国入国なので、トランジットでもESTAが要る。

・中東経由
メリット　価格安い、乗り継ぎ楽チン
デメリット　中東からブラジルが15時間コースになるので、中東系の詰め込みエコノミーだととにかく辛い、スタアラ・スカイチーム組は航空会社がない

・欧州経由
メリット　米国よりは乗り継ぎ楽チンなはず、航空会社の選択肢多い
デメリット　価格がやや高いことが多い、今の日本・欧州間の所要時間だとちょっと遠くて時間がかかる

完全に好みの問題です。
ということで、私はというと、安ければヨーロッパ経由を一度経験してもいいなと思いつつ、最終的にはユナイテッド航空で行きはシカゴ乗り継ぎ→サンパウロ、帰りはサンパウロ→ワシントンダレス乗り継ぎの行程に。

エリア サンパウロ(ブラジル)

ユナイテッドのアプリでオンラインチェックインを済ませて羽田空港へ。
荷物も預けないので紙の搭乗券だけキオスクで発行して、そのままラウンジへ。

ユナイテッドに乗るならアプリは入れておいた方が良いと思う。
座席の空き状況、パスポートスキャン、搭乗口情報など色んなものがアプリで済ませられる。
カウンターに寄った方が良いことがあったりするかなと(例えばインボラ)ついセコく思ってしまうが、超資本主義社会なのでそれは多分ない。
ANAでのスターアライアンスゴールドは、ユナイテッドはそんなに優遇されない。もちろん若干早めに搭乗できる、荷物の許容量アップ・プライオリティあり、ラウンジ使用はできる。
しかし事前座席指定ではエコノミープラス(プレミアムエコノミーではなく)も前方の席も有料。
とりあえず真ん中になると嫌なので予約時に通路側確保。
24時間前のチェックイン開始時には、エコノミープラスは引き続き有料だが、前方のプリファードシート席は解放されていた。
シカゴまでのフライトが結構空いていそうなので、3列独占できる可能性が高そうなところで座席ゲット。

ユナイテッドは羽田に自前ラウンジがないので、ANAラウンジ。
あんまりANAラウンジのご飯が好きではないので、おにぎりこんがでおにぎりと、セブンイレブンで即席豚汁を買ってきた。豚汁はラウンジのお湯をもらって作る。

色々荷物をまとめたりしていたら搭乗時間。

一番奥地の149ゲートより搭乗。

やっぱりガラガラで3席使えた。
ユナイテッドの通常のエコノミーってどんだけ狭かったっけ？と恐る恐るだったが、160cmの身長なら全然足が伸ばせるし足も組めるし広くて問題ない！

飛行中のアジェンダが出てくるのが面白い。

サービスは、飲み物とスナック→1食目(パスタか和風っぽいチキン)→サンドイッチ(ロールパンにハムとチーズが挟まったものを2個)→2食目(オムレツか焼きそば)。
食事の時に飲み物はもちろん来るのだけど、冷たいのと温かいのが両方来て、食後に温かい飲み物はもう回ってこないのがユナイテッドスタイルらしい。
食後にホットコーヒーかお茶で締めたかったなあ～。
まぁいいやこういう時のために水筒のお茶があるのです。

ささっとサービスしてくれるからこそ、机が早く片付いて良いということにもなる。

1食目：パスタ（味薄目）

ユナイテッドって機内Wi-Fiは有料だけど、メッセージの送受信は無料で出来るんだな。
これありがたいサービス。

2色目：オムレツ

うつらうつらしたりして、シカゴに到着。
まだ行程の半分。
ちょうどカタールやらの国際線がたくさん到着する時間帯と被って入国に時間がかかる。
着陸が15:00で入国抜けたのが16:00。
受託手荷物がある人は、ここで1回ピックアップして、税関抜けた後再度航空会社の荷物預かりカウンターで荷物を預ける。

電車でターミナル移動して、再度手荷物検査。
手荷物検査のところに、プレミアアクセスのマークがあったことを後で知り、もしかしたらゴールドメンバーは早く抜けられるレーンがあったかもしれない。

とりあえず第1ターミナルのサテライトへ長い動く歩道を抜け、ユナイテッドクラブへ行く。
ここまでで16:30。搭乗時刻が17:10なのであっという間。
ユナイテッドからのSMSに、オヘア空港のターミナル5に到着してから出発のターミナル1までは大体95分かかります、という注意書きがあったが、本当にその通りだった。
ちなみにこのSMSも便利だが、こういう恩恵に預かるためにも携帯のキャリアをahamoにしておいてよかった。
Wi-FiルータレンタルやSIM購入だと、目的地の国しか繋がらないと思うが、乗継国でも気にせず通信できる。

ユナイテッドはラウンジ2種類あって、ポラリスラウンジの方がワンランク上だが、平ゴールドでエコノミー利用客は入れないはす。
ユナイテッドクラブでも十分な食べ物、飲み物、スペースがある。
一応罪滅ぼしでサラダを食べる。
滞在時間30分であっという間に次の搭乗時間。

先程と同じ機種787-10に乗り込む。
また真ん中の通路側。
今度は3席独占とはいかないけど、3人席の真ん中はいない。
これだけでだいぶありがたい。

まず飲み物サービス。
このAHAが美味しい。フルーツ風味のついた炭酸水。甘くなくてカロリーゼロ。

食事はパスタorバターチキン。チキン選択。
インド感あふれる見た目のバターチキンカレーライスだった！美味しくて完食。キヌアサラダも美味しい。

ご飯提供から回収までが早くて、早く机が片付くので、私はユナイテッド、好きである。

すぐ電気消えてうつらうつらしたり、読書してすごす。

到着1時間半前に朝ごはん。
温かいものは無し。ギリシャヨーグルトで嬉しい。機内食の朝食のヨーグルトあるあるは牧場の朝だよな。
ビスコッティはカバンの中に入れて持って帰る。
飲み物は学んだのでオレンジジュースとコーヒーを一度に頼む。周りのひとも2杯頼んだりしているのでその運用で良さそう。

着陸と同時に拍手が起こり、あーブラジルに来たと思う。

スムーズに降りて入国審査経て到着。
ここでミスったのは、入国審査後荷物受け取るまでの間に両替しなかったこと。レートが良かったっぽい。

私は更にAzulの国内線に乗り継ぎ。
Azulのターミナル1で結構な距離をバス移動するので要注意。

10年くらい前はブラジル国内線はGOLとTAMが二大巨頭だったが、TAMがランチリに合併してLATAMとなり、GOLはそのまま。当時第三勢力みたいなAzulもまだ頑張っている。
Azulはアメリカのjetblueと関係のある会社で、安いけどサービスの良い会社という印象がある。

モニターもある。

ワンカップみたいなお水とお菓子もりもりで貰った。
機材もエンブラエルの2-2配席で広くて良い。


ではまた帰路に続く～

この旅行記へのコメント （2）

• yeppoon_loverさん 2024/01/31 12:52:33

  初めまして

  akutes Fernwehさん
  
  初めまして。
  
  台湾の日記のタイトルが「自分の状況と似ているな～」と思い、お邪魔して拝見するようになったのですが、どの日記も読みやすくて面白いのと、特に今回の日記は、南米行きの乗継便のこととか、アメリカの空港での動き方とか、僕の知らなかったことも諸々書いてあって、とても参考になりました。
  
  今回の続きや、新しい日記を楽しみにお待ちしているのと共に、過去の日記も拝見させていだきます。
  これからも、よろしくお願いいたします。
  
  yeppoon_lover

  akutes Fernwehさん からの返信 2024/01/31 18:42:08

  Re: 初めまして

  こんにちは！コメント頂いて、とっても嬉しいです。ありがとうございます。
  こちらこそタイのレビュー、色々興味深く拝見しております！
  
  まだまだ初心者で書き方など試行錯誤ですが、とても励みになりました。
  
  今後とも宜しくお願い致します。