今年も行くよ(^o^)／・・・カニ (#^.^#）2024☆極旨の蟹を求め越前へ

2024/01/07 - 2024/01/08

2021年のお正月にコロナ禍で海外旅行に行かない分
思い切って本場のカニを食べてみようって事で越前へ出かけた。
それまでは食べる手間や予算を考えるとコスパの悪いイメージでしたが
初めて食べた越前ガニの美味しさにびっくり！
スーパー等で売っている普通のズワイガニとは全く別物。
それ以来お正月の恒例となりつつあるカニ旅行
昨年まで2年続けて丹後の松葉ガニだったので
今年は原点回帰！で越前ガニ。

最初北陸の温泉でも比較的京都に近い芦原温泉や山代温泉などを物色するも
越前ガニ付きの宿泊プランは何処もびっくりする位高い (>_<)
イイ蟹にはイイお部屋がセットされ、安くても一人10万円近くする。
普通のズワイガニの付くプランだとリーズナブルな物も有るけど
それではわざわざ北陸に行く意味がない。

ならばと、今回は特に蟹の質にこだわってみる事に。
有名温泉地の旅館やホテルは諦めて越前海岸の料理旅館を中心に
色々物色して探し出したお宿【ホテル割烹 石丸】の
“越前ガニ尽くし” で 今年のお正月は決まり！

エリア 福井

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

遅ればせながら皆様、明けましておめでとうございます。
初詣は恒例の伏見稲荷大社へ
ちなみに時間は朝の五時半。我が家は毎月この時間に詣りに来てますが、空いていてお勧めです (^^)

年末年始は東京で暮らす長女も帰省
今年も家族でのんびり過ごす、いつものお正月でした。

さて、お正月の10連休の最後の7～8日が今年のカニ旅行
4日から仕事の始まる長女と、更に『デイサービス＝生き甲斐』に磨きのかかった義母は不参加
結局、夫と次女の3名で出発
先ずは、前回は大雪のための閉園で行きそびれた【恐竜博物館】を目指します。

冬型で近畿北部から北陸地方は生憎の空模様ですが
霧雨の北陸自動車道で過去一番な位に美しい虹に遭遇 (#^.^#)

と、その前に…本日のランチは福井市の中心部
【ヨーロッパ軒総本店】へ

昭和レトロな雰囲気が漂う2階へ案内されました

ヨーロッパ軒 総本店 グルメ・レストラン

お店のルーツは古く、初号店は東京で大正２年開業だそうです

現在は福井市を中心に19店舗を展開する人気店です

周辺に提携駐車場が幾つかありました。

場所はお店のホームページを参照してください
http://yo-roppaken.gourmet.coocan.jp/index.htm

そして、大正時代から続くこのお店の名物料理が
ソースカツ丼

他にもビフカツやカツ+エビフライのったのもあります。
この時季はカキフライもありました。

名物ソースカツ丼セット 1,300円
トンカツ３枚乗ってるのが標準みたい。私は夜のカニに備えて2枚乗ってるレディースセットにしました。
オリジナルマヨネーズのサラダと味噌汁、手前真ん中にあるのは 追いソース。

もちろん、ソースカツ丼単品（1,080円）もあります。

さらっとしつつスパイシーなウスターソースにくぐらせた薄めのトンカツはカラッと揚がってるので　くどさ無し。最後まで美味しくいただけました (^^)

追いソース無くても十分。逆にかける人いるんかな？

3年越しの念願成就
【福井県立恐竜博物館】到着

福井県立恐竜博物館 美術館・博物館

グランドフロアーのエントランスは3階部分にあたり、先ずは33メートルの長い下りエスカレーターで地下1階へ。

地下深くの別世界に探検に向かう感覚がしてきます。

カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並んで、世界三大恐竜博物館に挙げられだけあって、壮大な規模のメイン展示室が広がります。

最初に目に飛び込む動いて咆えるティラノサウルスの迫力に圧倒
リアル過ぎて 大泣きしてる子もチラホラ (^^;)

昨年のリニューアルに伴い、恐竜の全身骨格は6体増えて50体になりました。うち10体は実物の化石を使ってるそうです。

中国四川省の恐竜たちを再現したジオラマも精巧で見ごたえあり。子供はもちろんの事、大人も十分楽しめる施設でした。
館内には軽食がいただけるレストランもありましたよ。

さあ、いよいよ今晩のお宿のある越前海岸へ向かいましょう。

車で1時間半ほどの移動ですが、幸い雪は止んだみたいですね。

冬型の気圧配置のため北風が強く日本海は大荒れ！
行き交う車もまばらで寂しげ、演歌が似合いそうな風景・・・

写真は『鉾島』と言う景勝地
他にも近辺には『東尋坊』や『呼鳥門』と言った有名な景勝地が有る越前海岸ですが、冬場は流石にシーズンオフで訪れる観光客はまばらの様

午後4時頃、本日のお宿【ホテル割烹 石丸】到着

一階はホテルエントランスと併設のレストラン『レストラン波乃華』
http://www.ishimaru.biz/contents/guide/restaurant/index.html

ホテル割烹 石丸 宿・ホテル

ホテルのエントランスには〇〇御一行様のお迎え看板

今夜のお泊りは私達を含め２組のようですね

フロント脇には名店の証、訪れた有名人のサイン色紙や写真が飾られてます。
GLAYのTAKUROやキャイ～ンの天野っちとウドちゃん、稲田衆議院議員の写真やゆずのサインも・・・

期待が大きく、お～きく膨らみます (#^.^#)

そして、ホテルのエントラスホールと併設レストランは橋で結ばれ、橋の下の生簀には大量の蟹が！

期待が大きく、お～きく、おーーーきく膨らみます (*´▽｀*)

さり気なく飾られた生花や工芸品類にもホスピタリティーの現れを感じずにはいられません。

くどいようですが、期待が膨らみます。

2階にお食事や宴会用の広間と浴場
3階と4階にはそれぞれ6室ずつの客室で、こじんまりとした料理旅館です。

旅館と料理旅館の区別は曖昧ですが、私なりの解釈としては
食事に特化した小規模な宿泊施設で洋食＝オーベルジュ、和食＝料理旅館との認識です

お部屋は3階
エレベーター前には浴衣が置いてあり、自分に合うサイズを持って行く方式。
合わなくて交換してもらうより合理的ですよね。

案内されたのは301。
凝った造りの入口ドアに気分も上昇。
古い旅館やホテルだとよく冷たい感じのスチールドアだったりしますが、ちょっとした事でも随分と見栄えが違う物ですね。

キーは2つ貰えたので、入浴時も便利でした。

入口には沓脱と上り框
ホテルエントランスで靴は預け、館内の廊下はスリッパ。

スリッパは使い捨てタイプで、備え付けられたマジックでMyスリッパとしてカスタマイズ可。今までありそうでなかったな、初めてだわ～
ちなみに、明確に破けてしまってるのは、この後繰り広げる激しいバトルによるも。
バトルの内容は後ほど・・・そりゃもう、激しい戦いでした 笑

和室十畳
内装も綺麗に改装されていて居心地良好
夜はここへ布団を並べて親子3人川の字で (^o^)／

床の間には生花
ウエルカムスイーツは福井銘菓の羽二重餅

窓際には旅館のお約束の広縁で寛ぎの空間を演出

そして窓からの眺めは文句無しのオーシャンフロント

青空で無いのが残念ですが、北風に荒れ狂う日本海の絶景は迫力満点！
「北の～漁場はよぉ～～・・・」 　by 北島サブちゃん

縁側の収納はクローゼット
バスタオルやフェースタオル。フェースタオルは蟹柄 笑
浴衣の帯と館内スリッパもこちらに

少々年代物の冷蔵庫のドリンクは有料
瓶ビール800円、缶ビール460円とちょっとお高目なのはご愛嬌

コップの収納ケースも昭和レトロな雰囲気でイイ感じ

洗面とトイレは極普通で過不足無し

アメニティーの髭剃りは剃り味良好とのこと
歯ブラシが置いてありました

浴衣モデル気取りのポーズが少々ウザイですが
ローアングルで御足が長めに写る様にとの妻の気遣いに感謝せよ 笑

浴衣の柄も蟹模様
蟹柄のタオルを携えて正に蟹尽くしで、いざ入浴へ・・・

お～っと！ 浴場手前には卓球台が有るではないか！！

即座にフロントに連絡して、卓球セットを確保
案内は有りませんでしたが
セットの入った籠には1時間500円との表示 笑
いつもの『湯快リゾート』では無料が当たり前だったので「タダちゃうんか～い」とツッコむ (^_^;)

無料なら30分程で止めてしまうところですが
有料ならその分はキッチリ楽しみましょう！

1時間の熱き戦でスリッパが破損・・・激し過ぎ 笑

さあ、卓球でイイ汗かいたのでお風呂が一層楽しみです

男性更衣室のアメニティー類
コロナ禍や、エコだのSDGsだので省略されることが多かった
アメニティーやコスメ類もキッチリ完備。

古き良き旅館文化にバンザ～イ (^o^)／

女性更衣室には、頭ゴム、シャワーキャップ、化粧水、乳液、等…銘柄好み問わずなら全部揃ってます♪

浴槽はいたってシンプル。
42度～はあろうかと思われるのが一つと、

もう一つは海藻風呂。
説明書きの通り海藻が溶けるため低温に設定されています。昆布メインにネットには海藻が入ってました。温度は温水プール位のイメージ。超ぬる～～い
サウナはありません

洗い場は4つと、少ないですが、
今回は夜も朝も貸し切り状態(^^)

洗い場にはシャンプーリンス数種類とクレンジング、洗顔まで備え付けてあります。
(誰もが見たことのあるメーカーのものです)

昼間は絶景の日本海が望める展望浴室
トップライトからも自然光が入り、とても明るい浴場です

いよいよお待ちかねの夕食、2階の広間で頂きます。
お食事処の入口にも〇〇様の案内

ちなみに大浴場も同じ階なので便利でわかりやすい。
3人でしたが　大広間に案内してもらえました。最大10人～は余裕で入れそう

料理は『県漁連タグ付！ブランド越前蟹フルコース』の中でも
最上級のCタイプで、一番大きな越前ガニの付くコースにしました。

乾杯～
お姉ちゃん(長女)も来れたらよかったのにね (;_:)

◆越前セイコカニ
　

お箸で食べやすくなってるのが嬉しい
セイコ蟹、これ程たっぷりと食べたの初めてかも。こんなに美味しかったっけ？

◆先付
　もずく酢　地元のもののようで　しっかりコシがあり いい歯ごたえ

◆造り
　季節のお造り盛り合わせ
　　この時は…鮪 雲丹 甘海老 鯛 鰤　だったかな
　　大きく切ってあったので食べ応え有り (^_^)

◆越前ズワイガニ
　足の部分は刺身で (^^♪

ん～たまらん♪

◆越前ズワイガニ
　茹でたものは 一人一杯ずつ出てきます
　食事の時間は６時半～でお願いしてあったので逆算して茹で始めてくれるそうです
　だから 熱々～(^_-)-☆

目の前で食べやすく捌いてくれます

めっちゃ大きなお皿に一杯づつ 盛り付けしてくれましたが イマイチ大きさを伝えられなくて残念 (>_<)

超簡単にほろっと取れる身
そのままは勿論、カニ味噌にくぐらせて食べるのも絶品♪

甲羅、胴体、足は”焼き”で
焼いている香ばしいかおりを嗅ぐだけで 間違いなく美味しいやん♪

焼ガニが無くなる頃には急にお腹が膨れてきた

◆カニしゃぶ
　生、茹で、焼、しゃぶ…それぞれ違う味わいで大満足！もうお腹パンパン

夫はビールの次はグラスで白ワイン。〆に熱燗
私はビールと麦焼酎のお湯割りで

お酒は好きですが、二人共それ程強くはないので
ランチを含め昼間には余り呑まないので
泊りでのご馳走はお酒が美味しい (=^～^)o∀ウィー

◆カニ炊き込みご飯は
少し前から火を付けてくださり…炊きあがりました！

三人共、もう何もお腹に入らない状態ですが、釜から出る湯気の香りには勝てません。せっかくなので炊き立てを一口いただきましょう
仲居さん、言わずともお持ち帰り用にラップを持ってきてくれました。

一口！と言いながら 軽く一杯食べました 笑
関西人の私達からしたら 味付けはしっかりめ。
最後のフルーツも甘くて美味しかったー

2021年から毎年蟹を食べに来て…創作蟹会席?料理も食べましたが、蟹に関しては やはりできるだけアレンジなしで そのまま頂くのが好きですねー その点では今回の此処 石丸さんで頂いたのが一番好みかも♪って家族一致の感想でした (^_^)

残った分はしっかり頂きますよ
翌日の夕飯の一品となりました (*^^*)

部屋に戻ったら いつものように早めに就寝Zzzz・・・

おはようございます。
今朝も生憎の曇り空ですが、雪は降らずに済みそうです。

相変わらず海岸には大波が打ち寄せてます

朝食は1階の「レストラン波乃華」で頂きます

特別目立ったものはなく普通なラインナップですが …

炊き立ての釜ご飯が美味しくて つい食べ過ぎました (^^

UCCブランドのカップ式コーヒーメーカーで、セルフコーヒーを最後に頂いてフィニッシュ。
陶器と紙の両方の器が用意されてて、私達は部屋に持ちかえってノンビリと・・・
コーヒーは有料みたいな事書いてありましたが、私達は追加料金はありませんでした。
プランによって違うのかな？

今回のお宿は一泊二食付きで、お正月から少しずれた日程で一人58,000円。
我が家の旅行としては破格の奮発ぶりですが、越前ガニの標準的な小売価格はサイズによって一杯2万～3万円程度なので、蟹の原価から言っても十分お値打ちな料金だと感じました。
大満足！ 大変お世話になりました (^o^)／

ですが、最後にぷちトラブル
お会計時にクレジットカードリーダーがなかなか上手く作動せず焦りました。問合せ先の音声ガイダンスに従って、通信線を一旦抜き差しする事で機能回復して、やれやれ。
ちなみに通信線を操作したのは大女将（年配）のヘルプ要請を受けた夫でした 笑

10時にチェックアウトして、帰りの敦賀までは高速道路を使わずに、越前海岸沿いの国道を走ります。

この越前海岸沿いも夏にはダイビングが盛んで、夫も何度も潜りに来ているそうです。
対馬海流よって保たれる高い透明度の海は、淡いグリーンがかった色をした美しい海の景観が続いていてドライブには最適です。

通り道の景勝地『呼鳥門』とその対岸の風景

分かりにくい写真ですが、中央にに穴の開いた崖が呼鳥門

12時前頃に敦賀 到着
折角出かけて来てるので敦賀で昼食を取るつもりですが、まだお腹が空いてませんね。

お腹が空かないのも折り込み済みだった夫のプランで寄り道
【敦賀きらめき温泉 リラ・ポート】
いわゆる日帰り温泉入浴施設です

敦賀きらめき温泉リラ ポート 温泉

入浴料は休日で大人750円
制限時間なしに1日中繰り返し浴場を楽しめる施設です。

最近はスーパー銭湯でも1000円位するので、随分とお安めですね。

1階がエントラス

2階に休憩施設やレストラン

コミックも充実の完備が嬉しい♪

3階が浴場やバディーゾーン（画像はHPから拝借）
水着を持参してくれば、追加料金なしにプールエリアも利用できます。

割と空いていてこの料金で採算が合うのか心配になりますが・・・
心配無用、原発関連の助成金で造られた施設だそうです。

お昼はこちら【まるさん屋 敦賀駅前】で。
三年前に訪れて、良かったので再訪です。

場所は3月に延伸する北陸新幹線『敦賀駅』前の商店街にあります。
お店の裏に専用駐車場が有り。

まるさん屋 敦賀駅前 グルメ・レストラン

一階が海産物やお土産などを扱う商店。

私達の住む京都市の真上（北側）の日本海沿いを若狭と呼び、行政区は福井県となります。
昔、この地方でよく取れた鯖を京都に運ぶ保存方法として生まれたのが この『浜焼きさば』。そのさばを運んだ道が鯖街道で、焼きさばの他には鯖寿司も鯖街道界隈の名物料理として今も親しまれてます。

浜焼きさばの本場としては、オバマ大統領で一躍有名になった同じく若狭地方の小浜だと思ってましたが、敦賀でも名物として売ってる様ですね。

福井県漁連のタグ付き越前ガニの市価はやはり2万～3万円位ですね。

普通のズワイガニの数倍、香住ガ二の名で知られる紅ズワイガニからしたら10倍近い値段ですが、需給バランスで決まるのが市価！流石は皇室献上蟹。

2階が海鮮料理のお店
海鮮がメインですがソースかつ丼なんかも有ったりする、比較的お手軽なお店です。

夫と次女は『おさしみ丼』1,980円（税別）

付属のお皿は右から
お味噌汁。味噌は薄めですが魚介出汁が効いてて美味しい
出汁醤油。丼に投入
生醤油。お刺身用
薬味。刻んだ生姜？やミョウガ？とわさび
小鉢の佃煮

そしてメインのおさしみ丼
八種類のおさしみや焼物が入ってて、どれも新鮮プリップリでとても美味しい。
ちなみにご飯は酢飯では無くて白米です。

1,980円は断然お値打！

私は福井名物「おろしそば」とやらを頂きました。
冷たいのが普通らしいですが冬場のランチ時だけ温かいものがあるそうなので それにしました。
大根おろしがタップリ入った、普通に美味しいお蕎麦でした

せっかくだしこちらも注文『浜焼きさば』1550円（税別）
3人で頂いても十分満足いく大きさ。
脂がのってって、とても美味しかったですが、
予めそこそこ焼いてある物を温めてある感じ。
生からの焼いた、焼きたても食べてみたいな～

全部で7,040円也
皆、満足満足 (*^^*) (*^^*) (*^^*)

さあもう直ぐ［京都南インター］です
夕方には自宅へと帰り着きました

今年は この後三回の旅行を計画中。
翌日からまた日常が始まります。それを励みに 毎日頑張りたいと思います (^^♪

最後まで読んでくださりありがとうございましたm(_ _)m