2023/12/24 - 2023/12/25
891位(同エリア1086件中)
べるじゃらんさん
- べるじゃらんさんTOP
- 旅行記127冊
- クチコミ113件
- Q&A回答6件
- 111,533アクセス
- フォロワー5人
ホテル予約サイトからタイムセールのメールが届いたのでチェックしていたら、箱根宮ノ下の富士屋ホテルが見つかりました。宿泊期間を見たら、12月24日もお手頃価格で泊まれるようです。お手頃価格といっても富士屋ホテルなので、自分たちが普段利用するホテルからするとかなりの金額ですが…。
クラッシックホテルの会に所属する9ホテルを制覇する目的があるので、いつかは泊まることになります。
せっかくのタイムセールだしクリスマスということで、財布のヒモを緩めて花御殿の部屋を2食付きで予約しました。
9月に宿泊した川奈ホテルでクラッシックホテルの会のパスポートのスタンプが4つ集まり、特典のペアランチ券も頂いたのでこの機会に使うことにしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
富士屋ホテルで昼食ということで、普段の箱根旅行よりも少し早く家を出発。
いつものように小田原駅からバスに乗って、宮ノ下温泉バス停で下車します。 -
バス停近くの老舗写真店。
-
このあたりを長い間に渡ってずっと見守ってきた写真店です。
1978年、ジョン・レノン夫妻が来た時の写真。バックは富士屋ホテルです。 -
角度は違いますが、ジョン・レノン夫妻の後ろに写っていた富士屋ホテルの花御殿です。
-
正面玄関。
-
川奈ホテル宿泊でもらったクラッシックホテルの会のペアランチコース券。
これを本日使用します。 -
ペアランチ券で利用できるレストランは、ホテルによって様々。メインダイニングのホテルもあれば、少し格下のレストランを指定されることもあります。
富士屋ホテルの場合はメインダイニングのザ・フジヤではなく、レストラン・カスケードとなります。 -
テーブル上には花が生けてありました。
-
カスケード室内です。
奥のステンドグラスがきれいなのですが、後ろ向きだったのであまり見ることが出来ませんでした。 -
前菜はスモークサーモン、レモンとケッパー添え。
-
小さな種がケッパー。
胡椒だと思っていましたが味が微妙に違うのでメニューを見たらケッパーとのこと。 -
カトラリーには富士屋ホテルのマークが付いています。
-
カーテンとタッセル。
-
メニュー表の日付が間違っていたということで交換してくれました。
全く気づかなかったな。 -
本日のスープ。
カボチャのスープでした。 -
スープ用のクルトン。
-
フォークが2種類。
先が細長いのと、根元に十字の切れ込みが入ったモノ。
単なるデザインですかね。それとも何か理由があってのデザインでしょうか> -
虹鱒富士屋風。
有名なのは日光金谷ホテルの虹鱒のソテー金谷風。
それと比べるとソースに甘みが強く、全体として曖昧な味という感じがしました。
完全に好みの問題ですが、自分は金谷ホテルの方が好きです。ソースをご飯にかけて食べると美味しいだろうなというのが金谷風。
金谷ホテルでは悪戦苦闘していたかみさんも、ネットを見てサカナをナイフとフォークで食べるイメージトレーニングしたおかげで、きれいに食べることが出来ました。身離れが良かったというのもあります。 -
メインのカレーライス用に漬物が出て来ました。
ラッキョウは苦手なのですが、ここのはあまり苦も無く食べることが出来ました。 -
そういえば金谷ホテルでも100年カレーというのがあって、それは金谷ホテルではなく、新宿のビルの地下にある金谷ホテルクラフトグリルというレストランで食べたことがあります。
ホテルのカレーというのは何か独特の雰囲気がありますね。
まあ一番有名なのはアパ社長のカレーですかね? 食べたことはありませんが。 -
サラサラではなくどろっとしたタイプのカレーです。
辛さはそれほどでは無く、うまみが詰まっていてけっこう美味しい。 -
デザートはプリンアラモード。
器のせいかホテルニューグランドのほうがかなり豪華に見える。 -
食後のコーヒーで締めとなります。
-
銀食器の縁には富士屋ホテルのマークが掘られていました。
-
フォレストウイング6階にあるスパは、チェックイン前とチェックアウト後でも当日は利用可能です。
-
タオルはスパの中に用意されています。
-
脱衣所。
立派なロッカーが付いているので多少荷物があっても安心です。
こんな時間なのに風呂に入っている人が意外に多かったのは驚き。 -
チェックインの前に入れるところは今のうちに撮影しておこう。
-
クラシックホテルや老舗の旅館は、その長い歴史の一端を公開するための資料室を用意しているところが多いようです。
-
今まで見たクラシックホテルの資料室の中で、富士屋ホテルの資料室が一番充実しています。
-
日々のレポートが入っている箱。
中には非常時に持ち出しと書かれているものもありました。
宿泊者の名簿などはかなり重要な書類なのでしょうね。
今は書類ではなく、電子データによる保管だと思いますが。 -
先ほど食べた虹鱒。
レシピでは2尾なのですが…。
物価高の影響でしょうかね。 -
昔からのレシピが英語で書かれています。
それにしても整った字です。 -
昔使用したであろうはっぴと番傘。
そういえば四万温泉の積善館の従業員さんは今もはっぴを着ていたな。 -
古くなった椅子も直して使っているようです。
-
建物は外観に見えないようにして耐震性を高めているようです。
コロナで大変だった頃、富士屋ホテルは全面的に閉館して耐震工事をしていましたね。 -
室内プールとジムもあります。
-
プールに使用している温泉の成分表です。
ナトリウム-塩化物温泉とのこと。 -
きれいなタイル張りのプールです。
最初に見たときはアジア系の外国人さんが子連れで利用していました。
今はだれもいないので、このように写真を撮影できます。 -
ジムです。
部屋も狭いので、マシンの台数は多くありません。 -
チャペルもあります。
-
本館のサンルーム。
サンルームとしては川奈ホテルのサンパーラーのほうが居心地よいです。 -
回転ドア。
日光の金谷ホテルもこのような回転ドアがありました。 -
クラシックホテルにはこのようなデスクが置いてあるところが多いようです。
昔は旅先のホテルから自宅とか友人に手紙を書くことが多かったのでしょう。 -
本館の階段。
-
親柱の木工が見事。
ホテルの階段というのは見応えがあります。 -
今まで数回お茶のためにラウンジを利用したことがありますが、窓から庭を見るだけで庭を散歩したことはありませんでした。
今日は時間があるので散歩してみることにします。 -
けっこう急な階段を登ると、水車小屋がありました。
-
この上にプールがあるみたい。
もちろん今の季節はクローズしています。 -
ハーブ園です。
-
中に入ってみましたが、季節が悪いのか正直なところ見応えはありませんでした。
-
食堂棟の地下にあるショップ。
ここでは寝具などを売っています。
他にはケーキとかお土産品を販売しているショップもあります。 -
バー、ヴィクトリア。
営業は夕方から。 -
鳥居がありました。
説明書きには関東大震災発生時に断水状態になり、ここある井戸が役に立ったと言うことでホテルの守り神となったそうです。
そのため鳥居を建てて大切に守っているとのこと。 -
さてチェックインの時間になり、部屋に案内されました。
花御殿の251号室、梅の間です。 -
部屋は手前側がベッドのある寝室、奥のテレビがある居間の2部屋に分かれています。
-
寝室のタンスの引き出しになにやら入っています。
-
室内着のようです。
-
寝室と居間は襖を閉じれば隔離されます。
-
寝室のベッド。
ベッドスローももちろん梅の刺繍。 -
寝室の鏡台。
-
奥の居間です。
-
ソファのクッションも梅の模様。
-
居間の窓に右にはデスクがあります。
-
居間のデスク。
額縁の絵も梅。 -
デスクの上。
木箱やフォトスタンドの絵もすべて梅。 -
デスクに木箱が置いてあったのであけて見ると、レターセットが入っていました。
-
ルームキーです。
ドアはオートロックになっていますが、鍵はカードキーではなくメカ式。
キーホルダーがとにかく大きい。
キーホルダーにも梅の絵。
花御殿のすべての部屋でそれぞれキーホルダーが異なっていて、その部屋の花(植物)の柄になっています。 -
居間のテーブルに何か置いてありました。
-
木箱の中はテレビのリモコンでした。
-
グリーティングカードが置いてありました。
-
テーブル上には封筒と小箱が置いてありました。
(これは家で改めて手紙と小箱を開いた時の写真です。) -
小箱にはクッキーが入っていました。
封筒にはクリスマスの絵はがき。 -
クロゼット内。
シューキーパーが二つありました。
シューキーパーが用意されているホテルは今回の富士屋ホテルが初めてだと思います。 -
使い捨てのスリッパはとても使い捨てができないような高級仕様。
もちろん持って帰りました。 -
コーヒーメーカーが置いてあります。
隣にはミネラルウォーターが置いてありました。 -
下段の冷蔵庫は小型。
予めドリンク類が入っていて、持ち込みの要冷蔵品を入れるスペースはほとんどありません。
富士屋ホテルのケーキショップであるピコットでケーキを買って部屋に持ち込もうと思っていたのですが、今日はクリスマス・イブ。ケーキは売り切れでした。
結果的には冷蔵庫が満杯なのでそれで良かったのですが。 -
UCCのカプセルコーヒーがあります。
これは無料となっています。 -
寝室の奥にはバスルームがあります。
-
バスルームです。
何故か高級ホテルのバスルームはガラス張りが多いようです。 -
洗面台。
見づらいですが、左にサブミラーが付いています。 -
洗面。お湯のカランと水が出るカランに分かれている昔風のタイプ。
お湯の温度が調整しづらいので、このタイプはだんだん少なくなっていくと思います。 -
洗面台の下にはお風呂セットが入っていました。
隣にガラス製の体重計が置かれています。 -
ガラス製の体重計です。
-
体重計の左側にはバスローブが置かれていました。
-
洗面台の下の引き出しには歯ブラシなどのアメニティが入っていました。
-
籐カゴ内にバスタオルやボディタオルが入っています。
-
バスルームのシャワーカーテンを開いてみました。
-
バスタブ。
-
シャワー。
左のボタンでいろいろとシャワーの出方を選べるようです。
スパの大浴場を使用したためここは使わなかったのですが、試して見れば良かった。 -
バスルームにはポンプ式のシャンプー類が置いてあります。
大浴場(スパ)があるため、利用していません。
もっともここにも温泉が配湯されているようですので、実質はスパのお湯と変わりないはずです。
温泉の風呂付きの部屋と思えば良いのかも知れませんが、大浴場の方がのびのび出来るので好きです。価格が高いというのもありますが、温泉旅館でも風呂付きの部屋は予約したことがありません。 -
トイレもとても広い。
手洗いもここに設けてあり、使い勝手は良さそう。 -
窓からの景色です。
-
正面は旧箱根宮ノ下郵便局舎で今はゲストハウスになっています。
左端に緑屋根の食堂棟が見えます。 -
カメラを振ると昇天閣という特徴ある塔を持った食堂棟がわかります。
-
反対側の窓からは同じく花御殿のもう一方の建物。
-
そうこうしているうちに夕食時間。
クリスマス・イブということで奮発して、夕食・朝食付きのプランなのです。 -
食事場所はランチと同じカスケード。
朝食がメインダイニングらしいので、カスケードの夕食をチョイスしたのです。
もちろんメインダイニングの夕食よりもこちらの方が少し安いというのもあります。
案内された席も昼間とほぼ同じような窓際のテーブルでした。
できれば今回は奥の壁際が良かったのですが… -
テーブルセット。
-
ディナーのメニューです。
昼間と異なり、今回は日付は合っていました。 -
テーブルの花も昼と異なっています。
-
最初は前菜。
何かとても華やかです。
メニューを見ると真鯛のマリネ 柚子風味のヴィネグレットと書いてあるけれど何だろう?
かみさんが携帯で調べたらサラサラした流動性があるソースだと。
一応こうやって調べるのだけれど、次回フランス料理を食べるときは忘れているのです。 -
パンはバゲット。
-
コーンのポタージュスープです。
-
おかわりのパン。
ホテルのパンってとても美味しく感じます。
作りたてだからかな? -
メインその1。
-
ホタテ貝をサーモンで巻いて蒸したもの。
-
次の肉料理のために、またまたお代わりのパンを頂きました。
-
メインその2。
-
牛肩ロースの煮込んだもの。
-
サラダはシーザードレッシングがかかっていました。
-
デザートが来ました。
-
クリスマス仕様のデザートでしょうか。
ソースもイチゴ風味。 -
小菓子はショコラケーキとクッキー。
-
部屋の窓から撮影した夜景。
何しろ山の中なので、夜景が寂しいのはやむを得ません。 -
宿泊者用のラウンジに行ってみました。
-
コーヒーマシンは故障中。
他の人も諦めていました。 -
マジックルームと呼ばれているロビーでは演奏会が開かれていました。
かつてはマジックで宿泊者を楽しませた部屋、ということで付けられた名前だそうです。 -
夜の富士屋ホテル玄関。
リースが飾ってあるだけで、特にクリスマスらしい飾り付けも無し。
せっかくこの日を選んで来たのに殺風景すぎです。 -
メインダイニングです。
-
朝食は7時半から。
と楽しみにしていたのですが、夜になってなにか具合が良くない。
熱が出て脂汗がでてきました。
ベッド横になっても寒気がして、パジャマの上にバスローブを着て寝ました。
朝食を食べる気もせず、朝食時間より前にホテルをチェックアウト。
早朝のバスで帰宅となりました。
その日1日寝ていたらすっかり良くなったので良かったのですが、せっかくの富士屋ホテルも十分に楽しむことが出来ず、残念な滞在となってしまいました。
クラッシックホテルの会のパスポート、スタンプ9個でペア宿泊券をもらうことが出来ます。それでもう一回来ることにしよう。
もっともその宿泊券は食事付きではありませんので、自腹となりますが。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
宮ノ下温泉(神奈川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
121