陶器の街「鶯歌」と台北新スポット巡り〜リピーターの台湾3泊4日〜

2023/12/29 - 2024/01/01

台湾はもう10回以上訪問していますが、コロナ明け、初めての台湾は、まずは台北3泊4日。
リピーターとしては、まずは、この間にオープンした新スポット巡りを計画しました。
台北刑務所の官舎をリノベーションして日本統治時代の雰囲気も残しながら人気のショップも入居した榕錦時光生活園區。
さらにMRTで30分の郊外に9月末にオープンした誠品書店の旗艦店、裕隆城。MUJIやユニクロも入る大規模なショッピングモールです。
台北101の近くに引っ越してきたベーカリーショップ、呉寶春麥方店（Wu Pao Chun）。2010年のパン職人世界大会「マスター・ド・ブーランジェリー」で優勝した呉寶春さんのお店です。

そして何度行っても嬉しいお買い物どころ、迪化街。
それから、まだ何度目かの頃に訪問したきりになっていた（しかも当時はツアーだったので、あまり印象もなかった）、そして意外と日本では今でもあまり知られていない台湾近郊の陶器で有名な街、鶯歌へ。電車で台北から30分と気軽に訪問できる観光スポットです。

今回も往復ともJALでしたが、貯まったマイルで復路はビジネスクラスにアップグレード。
ちなみに台北でのホテルも、ロイヤルニッコー台北、帰国後は、成田空港近くのホテル日航成田に後泊して、JAL三昧の台湾旅行でした。

12月29日　成田空港発（ホテル日航成田に自家用車を駐車）
　　　　　 台湾・桃園国際空港着→MRTで台北市内へ→ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ→ 寧夏夜市→ホテル
12月30日　ホテル→台鉄で鶯歌へ→ 鶯歌陶瓷博物館→ 鶯歌陶瓷老街→台北へ→ 迪化街（永楽市場など）→ホテル
12月31日　ホテル→MRTで裕隆城→ 榕錦時光生活園區→ 永康街→ 鼎泰豊（整理券予約）→ 呉寶春麥方店→微風南山→台北101→ 鼎泰豊→足つぼマッサージ→ホテルで年越しイベント
1月1日　ホテル→オークラ台北（パイナップルケーキ購入）→三越→ホテル→MRTで桃園空港へ→桃園空港→成田空港→ホテル日航成田泊

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

2023年の年末。コロナ明けの2回目の海外旅行です。
今回、成田空港発。駐車場はホテル日航成田に停めることにしました。One Harmony会員なので、ホテルに宿泊した場合、14日間無料で停めることができます。
というわけで、今回、後泊でホテル日航成田に泊まることにして、まずは駐車場に車を停め、ホテルのシャトルバスで空港へ。

ちなみに成田空港では、千葉県貿易協同組合のお土産ショップ、CHI-BA+KUN HOUSEを定期巡回。チーバくんがいっぱい。

そして、イミグレーションを抜けて空港ラウンジへ。
今回、JALなのですが、同行の夫がダイヤモンドのラウンジを使えるということで、お洒落なラウンジへ。

サクララウンジはいつも混んでいる印象でしたが、こちらダイヤモンドのラウンジはそれほどの混雑ではありませんでした。時間帯によるのかも。

そして朝からシャンパン♪

お寿司も美味しいです。

デザートも。

朝食満喫しました。

離陸。
台湾に向けて出発。

東京湾です。
アクアラインが見えますね。

富士山もきれいに見えました。

台湾は、台北郊外の桃園空港に到着です。
空港工事中です。ますます大きな空港にリニューアル中の模様。

桃園空港からは空港MRTで台北市内へ向かいました。
悠遊カードというICカード（日本のSUICAみたいなもの）を購入すると便利です。私は以前にきた時の悠遊カードが残額が残っていたので、追加チャージして使いました。ちなみに悠遊カードの有効期限は20年らしいです。いつ買ったのか忘れたー

今回のホテルは台北中心部のMRT中山駅から徒歩5分くらいのところにあるロイヤルニッコータイペイ。日航づくしの旅です（笑）
空港MRTの終点は台北駅なのですが、そこからMRTを乗り継いで中山まで行くよりは、タクシーで行ってしまった方が楽（または歩く!）ということで、タクシーに乗ることにしました。ホテルのサイトによると、タクシー10分くらいとのことなのですが、実際は渋滞などもあり15分くらいはかかりましたー　が、無事に到着。

そして、夕飯はホテルから歩いても行ける、寧夏夜市へ。
すごーく混んでる！
うまくたまたま空いた席をゲットできればいいですが、そうでもなかったので、夜市は眺めて、そのまま通過。

寧夏路夜市 散歩・街歩き

夜市を抜けた先にあるお店で無事に牛肉麺に辿り着きました。

さすがDXの国、台湾。
お店の前の歩道にセットされたテーブルにも、片隅にQRコードが付いていて、このQRコードをスマホで読み取るとメニューが出てきて、そこから注文もできます。
お店側は読み取ったQRコードで、どのテーブルなのかがわかるので、言葉が通じなくても注文できるという仕組み。

牛肉麺も美味しかったです。
飄香牛肉面館 ←こちらです。
103 台湾 Taipei City, Datong District, Ningxia Rd, 12號1樓

今回、ホテルの朝食を付けてませんでした。
というのは、台湾は朝ごはんのお店も数多いので。
というわけで、ホテルから歩いて行ける世界豆漿大王へ。

ホテルから徒歩10分くらい。
8時過ぎに到着するように行ったら余裕で入れましたが、8時30分過ぎたら混み始めて、帰るときには並んでました。一瞬の差で入れたー

世界豆漿大王（シィジエドウジアンダーワン） 地元の料理

メニューはこんな感じ。といっても中国語で全然わからない。。
指差し注文もできますが、日本語メニューも持ってきてくれます。

おまんじゅう類とか。

鹹豆漿。豆乳スープです。揚げパンを浸しながら食べます。
美味しい！

揚げパンは別にも注文しちゃいました。
他にも大根餅とか、色々。
美味しくいただきました。

2日目は電車で台北郊外に向かいます。
台北駅まで歩いて（別にMRTで行ってもいいのですが、時間もあったので）、台北駅から台鉄（日本でいう国鉄）の各駅停車に乗って、鶯歌という街へ。
台北駅から30分くらい。桃園の1つ手前です。

到着しました。懐かしい字体。

鶯歌駅 駅

駅を出てみます。
この街は、陶器の里として台湾では有名な街。
ガイドブックにはあまり載ってませんが、観光客も多いです。

駅から歩いて10分くらいで陶器街へ行けるのもおすすめポイント。
こちら、途中の建物。

こんな交差点に来たら、陶器街へ向かう場合はトンネル方面へ（右折です）。
今回、私たちは先に陶器博物館へ行こうと思うので、反対方向へ左折します。

こちらの正面方向へ向かいます。

到着したのは、鶯歌陶瓷博物館。
意外と立派な建物です。

館内は陶器の歴史や、種類など、丁寧な展示です。

説明は中国語と英語なのですが、カウンターで日本語のイヤホンガイドも借りられるらしいです（後で知った）。
まあ英語でもなんとなくわかります。

観ているだけでも、きれいで、興味深い展示が並びます。
館内も清潔でお洒落な雰囲気。

いろんな種類の陶器が。
日本の技術も活用さrているようです。

こちらも素敵。

展示を眺めながら。

いろんな展示を見学し。

建物の外に出てきました。

公園になっています。

奥まで行くと登窯。

あまり人はいませんが、のんびりできる良いところです。

緑も豊か。

鳥ちゃんたちの展示。
スタッフさんも親切で、全然、英語も日本語もできないスタッフさんも、一生懸命、YouTubeの日本語サイトでこの博物館を紹介した動画を見せてくれたりしました。

博物館から陶器街へ戻る途中にあるのがこちら、宜蘭土包仔。
日本でいう肉まんのお店です。
人気店らしく、続々とお客様が。

饅頭から湯気が立っていて美味しそうです。
早速購入。普通のとタケノコと。

大変美味しくいただきました！

さて、いよいよ鶯歌陶瓷老街。
裏道あります。
こちらの案内板に従って左折。

こんな遊歩道を渡っていきます。

到着♪

鶯歌陶瓷老街 文化・芸術・歴史

道路沿いに陶器のお店が並んでいます。
お店によって品揃えはそれぞれですが、得意不得意がありそうです。

スタバも雰囲気のある建物。

スターバックスコーヒー (鶯歌門市) カフェ

店内にも陶器の壁画が。

いくつかのお店を眺めながら、お皿とか器とか購入しました。

鶯歌陶瓷老街の入口のところには、こんな素敵なモニュメントもありました。

台北に戻ってきて、迪化街。
ここでの目的は、手芸用の生地とカラスミ。

迪化街 散歩・街歩き

まずは永楽布市場。
生地のお店が並んでます。長期間滞在するなら、好きな生地を買って、上階でスーツなどオーダーすることもできるみたいです。
今回、4日しかいないので、生地だけ購入。

永楽布業商場 市場

無事にカラスミやナッツなど乾物類も購入して、迪化街のカフェで休憩。
ワインもあるお店で、もう夕方なので、もちろんワインで休憩?

おつまみっぽいものも。
美味しくいただきました。

ホテルの近くに戻ってきて、改めて夕飯。
魯肉飯や青菜の炒め物。
現地の方たちが大半のお店で、日本語なし、英語もなしで、レジにメモを持っていって注文するタイプのお店。ハードル高っ　でも美味しかったです。

こちら魯肉飯。

青菜炒め。ご馳走様でした。

こちらはホテルの前の通り。

ホテルのベーカリーを外から。

ホテル ロイヤル ニッコー タイペイ ホテル

ホテルのロビーにはクリスマスツリー。

この日はホテルの朝食を食べてみました。
ビュッフェですが、これはこれで美味しい?

さて今日は12月31日。日本では大晦日ですが、台湾は旧正月で2月の方が本格的なお正月なので、それほど大晦日感はありません。

MRTで30分くらいの七張に9月末にオープンした誠品書店の旗艦店、誠品生活新店(YES！LIFE裕隆城)へ行ってみることにしました。

駅からは徒歩10分くらい。
立派です。

誠品生活新店 専門店

中央にエスカレーター。
天井もお洒落。

素敵な感じ。

大きなウサギのモニュメントもいました。
太極尼尼っていう名前のアート作品らしいです。
なんとなく、マイナカードのマイナちゃんにそっくり。

クリスマスツリーもありました?

誠品書店は台湾最大の書店&文具店ですが、かわいい文房具は日本のメーカーのものも多かったです。こちらはプラスのデコテープ。

台北市内に戻り、中正紀念堂を眺めながら。

国立中正紀念堂 建造物

台北刑務所の官舎をリノベーションした榕錦時光生活園區。

最近オープンした施設で、日本統治時代の建物をリノベしています。

なので、日本家屋の特徴を活かしていて、今では台湾の女子たちからも人気の施設。

ちなみにリノベして、人気のショップなどが入った雑貨類とか飲食店とかが入っていて、お洒落スポットに生まれ変わりました。

展示もあります。

良い雰囲気でお客様も多く、賑わっていました。

日本もこういう感じに上手にリノベーションすればいいのに、と思いますね。

こちらリノベーションの案内掲示。

会場図。入口のところにありました。

その後、鼎泰豊で小籠包食べようと思って、本店に行ってみたところ、本店はテイクアウトのみ、ということで、近くのイートイン店舗（新生店）を紹介されました。
で、行ってみたところ、整理券をもらって3時間待ちとのこと。
いったん整理券受け取って、台北101方面でお買い物してくることにしました。

台北101 ショッピングセンター

目的地はこちらにあります。
台北101から徒歩5分くらいのところにある高雄発のパンづくりの世界大会で優勝したこともあるパン屋さん、?寶春麥方店。
以前は誠品生活の台北松菸店に入っていましたが、2018年に台北101の近くに移転したそうです。

?寶春麥方店の台北信義旗艦店として、堂々の店構えです。
世界大会優勝のパンと、アジア大会優勝のパンと両方とも買ってきちゃいました。冷凍庫で2週間持つとか。

呉寶春麥方店 (台北店) パン屋

そして3時間後、無事に鼎泰豊へ。
小籠包に出会うことができました♪

鼎泰豊 (新生店) アジア料理

日本にも鼎泰豊、かなりの数の支店が出店していますが、やはり本場で食べる小籠包は美味しいです。

こちらでも青菜とか、チキンとか。
美味しくいただきました。

そして、今日は大晦日。日系のホテルなので、大晦日行事はあります。

11時15分ごろから、ホテルのレストランで、年越しパーティ。
まずは年越しそば。

ビンゴ大会とかやって、盛り上がりました。
一転して、翌朝はお正月飾り。さすが日系のホテル。

またまたホテルのレストランで朝食ビュッフェ。
美味しくいただきました。今回、食べてばっかり（笑）

近くのホテルオークラのベーカリーでパイナップルケーキをお土産に購入し（ここのパイナップルケーキ、可愛くて美味しいです）、三越でさらに買い物し、いよいよ帰国です。

帰りは中山駅からMRTを乗り継いで、桃園空港へやってきました。

帰りもダイヤモンドクラスのラウンジへ。

マンゴージュースも美味しかったですが、飲茶類も充実していて、さすが台湾の空港ラウンジです。

そして帰りは貯まったマイルでビジネスクラスにアップグレードしました。
JALの和食は相変わらず美味しいです。
今回もありがとうございました！