年末年始に毎年、愛知県に帰省していますが、どうせ新幹線代を払うなら近くの観光名所&グルメも楽しもうと、昨年は伊勢の麻吉旅館宿泊&神宮神宮参拝をしてきました。今年はどこに行こうかと考える中、ふと地元の登録有形文化財の宿である蒲郡クラシックホテルが思い浮かびました。蒲郡クラシックホテルは以前からその存在は知っていましたが、自分に縁があるホテルだとは思っておらず、泊まるなどという発想はありませんでした。ところが、愛知県の文化財の宿を調べたら、蒲郡クラシックホテルがヒットし、宿泊を検討するようになりました。ただ、蒲郡クラシックホテルは流石に一人では泊まれない。ということで、親孝行も兼ねて母親を誘ってみたら、行きたいとのことでしたので、年末の12月30日に泊まることになりました。<br /><br />で、どうだったかというと、お部屋以外は、想像していた通り、威厳や格式のある素晴らしいホテルでした。ただ、お部屋は、正直、ビジネスホテルと変わらないと思いました。宿泊せずに、夕食またはランチだけでも充分に雰囲気は味わえるように思いましたが、これも実際に泊まってみなければわかりません。何より、久しぶりに母親と一緒に過ごし、少しは親孝行も出来ましたので、その意味では泊まって良かったと思います。

【普段は泊まれない宿シリーズ　第１４弾】（蒲郡クラシックホテル)

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2023/12/30 - 2023/12/31

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タブラオさん

年末年始に毎年、愛知県に帰省していますが、どうせ新幹線代を払うなら近くの観光名所&グルメも楽しもうと、昨年は伊勢の麻吉旅館宿泊&神宮神宮参拝をしてきました。今年はどこに行こうかと考える中、ふと地元の登録有形文化財の宿である蒲郡クラシックホテルが思い浮かびました。蒲郡クラシックホテルは以前からその存在は知っていましたが、自分に縁があるホテルだとは思っておらず、泊まるなどという発想はありませんでした。ところが、愛知県の文化財の宿を調べたら、蒲郡クラシックホテルがヒットし、宿泊を検討するようになりました。ただ、蒲郡クラシックホテルは流石に一人では泊まれない。ということで、親孝行も兼ねて母親を誘ってみたら、行きたいとのことでしたので、年末の12月30日に泊まることになりました。

で、どうだったかというと、お部屋以外は、想像していた通り、威厳や格式のある素晴らしいホテルでした。ただ、お部屋は、正直、ビジネスホテルと変わらないと思いました。宿泊せずに、夕食またはランチだけでも充分に雰囲気は味わえるように思いましたが、これも実際に泊まってみなければわかりません。何より、久しぶりに母親と一緒に過ごし、少しは親孝行も出来ましたので、その意味では泊まって良かったと思います。

エリア

蒲郡(愛知)

「蒲郡クラシックホテル」

16時00分前に着きましたが、陽がかなり傾き掛けていました。蒲郡クラシックホテルは高台にあるため、下から見上げるだけでしたが、今回泊まることになり、初めて目の前でまじまじと見ることとなりました。
蒲郡クラシックホテルの庭。クラシックホテルの目の前にあります。小さくて地味でした。
天皇陛下を始め、皇族の方も多数宿泊されたホテルであることは知っていたため、先入観からかちょっと入りづらい雰囲気でした。
フロントはこんな感じでした。豪華さや派手さはありませんが、格式を感じさせます。
ロビーは吹き抜けになっていて、高級感がありました。
お部屋は３階でした。建物もロビーも格式を感じさせるものでしたが、正直、宿泊階は天井も高くなく、特別感はありませんでした。
１泊２食付きで１人30,500円でした。通常の土日なら25,500円、平日なら19,000円の部屋ですので、高いなあとは思いましたが、年末ですので、仕方ないと思います。
HPでは25㎡～29㎡と表示がありましたが、はっきり言ってそれ以上に狭く感じました。母親も「部屋はビジネスホテルと変わらないわね」と言っていましたが、正しくその通りだと思いました。
バッグを広げるスペースすら困りました。それ位、狭く感じました。
山側の部屋にしました。海側の部屋は竹島が綺麗に見えますので、景色にはかなり差があります。2,000円ケチって山側の部屋にしましたが、海側の部屋は2,000円の価値があると思いました。

せっかくですので、日が暮れる前に竹島に行ってみることにしました。蒲郡クラシックホテルから歩いて行けます。
竹島に着く手前に鳥居がありました。竹島まで行きましたが、結局、上には登らず引き返しました。写真は、竹島から戻ってきて、鳥居と蒲郡クラシックホテル側を撮ったものです。
竹島へ渡る橋から蒲郡クラシックホテルを撮ったものです。少し高台にあることがわかると思います。
竹島から戻る途中で、竹島と夕陽を撮ったものです。夕陽にピントが合っているため、竹島は暗く見えますが、まだ明るい時間帯でした。
海岸沿いまで戻ってきたら、物凄い数のカモメが集まっていました。餌付けをしているためですが、カモメが自分の身体に当たるのではと思うくらい、近くを勢いよく飛んでいました。それと、集まったカモメを狙っているのか、上空ではおびただしい数のトンビが飛び交っていて不気味でした。
蒲郡クラシックホテルに戻ってきて、館内を探険してみました。
２階のテラススペースから竹島を撮ったものです。海側の部屋からはこの景色が見られますので、2,000円の価値はあると思います。
夕食はメインダイニングでいただきました。落ち着いた雰囲気の格式を感じさせるレストランでした。
中央のお皿は蒲郡クラシックホテルをデザインした特注のお皿でした。確か、ナルミ製だったような…
夕食はフランス料理のコースでした。途中からバイオリンの生演奏が入りましたが、私たちのテーブルの真横でしたので、母親がとても喜んでくれました。

お味の方は、普通に美味しかったと思います。雰囲気も良かったし、母親が喜んでくれたのが一番嬉しいです。
メインの前のお口直しのデザートと最後のデザートの２種類のデザートがありました。
翌日の朝食ですが、竹島が眺められる海側のテーブルがたまたま運良く空いていたため、竹島を見ながらの朝食となりました。
私が洋食で母親は和食にしました。洋食は、まあ普通な感じでした。
母親がオーダーした和食。和食の方が豪華で見た目も綺麗だったため、和食にしておけば良かったと少し後悔しました。
「金剛寺　子安弘法大師」

ホテルを9時30分過ぎにチェックアウトし、母親が見に行きたいというので、近くの子安弘法大師に行きました。大晦日のためか他に誰もいなくて寂しい感じでした。

気になっていた蒲郡クラシックホテルに泊まれたし、親孝行も出来たし、良い年末を過ごすことが出来ました。