2024/01/01 - 2024/01/01
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北京と張家口を1時間で結ぶ京張都市間鉄道に乗りました。さらに張家口市の郊外、下花园区にある現存する中国最大級の宿場町「鶏鳴驛城」に行きました。ブログで書いてくださっている方も多いですが、高速鉄道ができる前の情報がほとんどです。「鶏鳴驛城」や「鶏鳴山」観光は下花園を拠点にするといいと思います。で北京北駅から下花園北駅へ行き、「鶏鳴驛城」へ向かう情報はまだ無いと思うので、参考になれば幸いです。
12月29日にトランジットビザ免除で天津から入国。当日に高速鉄道で北京へ。そのブログはこちら→https://4travel.jp/travelogue/11875484
張家口は北京オリンピックでジャンプやアルペン競技の会場となった都市です。オリンピックを契機に高速鉄道が整備されて3時間かかっていたのが1時間に短縮され、非常に便利になりました。新聞記事などには『日本円に換算すると1兆円以上を掛けて建設したのに、オリンピック後は需要が低迷し1日1往復しか無くなった』とデマが書かれています。張家口市は人口400万人程度で、中国では地方の田舎町ですが、日本人からしてみれば大都市。首都北京と170kmしか離れていない400万都市との間で、1日1往復はいくらなんでもおかしいと気付くと思います。からくりはこうです。京張都市間鉄道には支線があり太子城がオリンピック会場の最寄りです。支線の太子城に行く列車(崇礼鉄路)がガラガラで一時期、1日1往復になったのは事実のようです。確かに勿体無い話ですが、1兆円以上掛けて建設したのは北京北駅から?家口駅の本線も含めてのこと。1日70~80往復している北京と張家口までの新線建設まで無駄とは言えません。その説明を一切省き京張都市間鉄道全部が1日一往復と誤解させるやり方はアンフェア。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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地下鉄の西直门駅を出るとこんな感じ。
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日本の感覚では立派な駅ですが、巨大なターミナル駅を見てきた私からは地方都市の駅みたいな規模感。北京の主要駅とは思えません。
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駅構内の全景。北京北駅は北京の主要駅にしては非常にこじんまりとしています。上海虹橋や北京南駅に慣れた人は小さくてビックリするかもしれません。私としては歩く距離が少なく楽で好きです。
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と思いきや地下にも待合室がありました。それを合わせても小さいですね。
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北京北駅は頭端式ホームで欧州の駅みたいな雰囲気が好きです。
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京張都市間鉄道の車両。CR400BF型
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北京北→張家口行きに乗ります。
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今回は一等車にしました。
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一等車は2-2の配列で非常にゆったりとしています。
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北京と張家口を1時間で結ぶ京張都市間鉄道に乗りました。張家口は北京オリンピックでジャンプやアルペン競技の会場となった都市です。オリンピックを契機に高速鉄道が整備されて3時間かかっていたのが1時間に短縮され、非常に便利になりました。京張都市間鉄道には支線があり太子城がオリンピック会場の最寄りです。
今回は寄りませんが、有名な八達嶺長城の最寄駅もあり、京張高速鉄道でダイレクトに万里の長城へ行けます。八達嶺長城の地下深くに駅を作ったようです。バスで行くのが一般的なようですが、北京北駅または清河駅から八達嶺長城駅までなら日本円で300~400円で乗れますし、所要時間わずか20分程度。1日20往復弱ありますので、利用してみては如何でしょうか? -
ずっと続く風力発電設備。
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景色が一気に変わり黄土高原に足を踏み入れた感じがします!黄砂の元凶ですが、荒々しい山は意外と好きです。
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今回は张家口の手前、下花园北站で下車します。
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下花园北站はこんな感じで、コンパクトながら出来たばかりということもあり、非常に綺麗です。
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外観も立派
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駅前はこんな感じで結構田舎に来たなという印象。張家口市の郊外に位置する下花園区にあり、人口7万人程度の街で、張家口の中心地までは高速鉄道で20分弱かかります。
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ホテルは中心部の花园领地という場所にあります。下花园北站からはバスで10分程度。バス停を見つけたのですが、中国のバス停にも最近は次のバスが何分後に来るか表示されるところが増えてきましたが、こんな田舎はありません。どうしようか悩んでいたら3路のバスが来ました。慌てて飛び乗り花园领地まで行きます。降りる時にいくらか聞いたら無料とのこと!後から調べたら1月1日は無料デーだったみたい。ラッキー!!タクシーも非常に安くて街の中心までなら10元(200円)くらいだと思うので、いつ来るか分からないバスを待つくらいなら乗ってしまった方がいいかも。写真は花园领地のバス停。ネットではなかなか出てきませんが下花园にも10数路線バスが走っており、火車駅の下花园駅と高速鉄道駅の下花园北駅を南北に結ぶ道路が幹線みたいです。
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张家口下花园蓝鲸丽呈酒店( Rezen Hotel Bluewish Zhangjiakou Xiahuayuan)おそらく下花園で一番格式あるホテル。とはいえ5,000円程度で泊まれます。Trip.comを見てもこのホテルと真向かいにある喆啡酒店(张家口下花园高铁站店)くらいしかヒットしないので、外国人が宿泊するに耐えられるホテルはこの2つだけなのかも。
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ホテルの客室はこんな感じ。古さはありますが、日本人でも大丈夫だと思います。
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Trip.comで出てきたホテルで张家口下花园蓝鲸丽呈酒店を選んだ理由がこれ。マウンテンビューを選択できるので、必ず選んでください。鸡鸣山が綺麗に見えます。
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反対方向はこんな感じで、田舎に来たなと実感します。
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ホテルで一休みして、目的の鶏鳴驛城へ向かいます。バスも調べたんですが、ホテルの人に聞いたらタクシーでも20元だし15分で着くかおすすめと言われたので、バスはやめました。下花园駅近くのバスターミナルで乗り換えが必要だし、何時に来るかも分からない中、寒空の下で待つくらいなら400円出します。ホテルの前でwechatのタクシー配車を使います。わずか300mのところにタクシーがいて数分で乗車。19元(380円)でした。
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驛とは昔、交通の要衝で官吏や旅人の宿泊や荷物運搬の人馬を中継ぎする場所でした。明と清時代の宿場町として 重要な中継場と関所の役割を果たしました。 「 鶏鳴驛城 」 が素晴らしいのは、その古い建築や城壁が昔のまま現存されていてるなかで最大のものだからです。周囲 1300メートル、高さ12メートルの黄土と煉瓦で築かれた正方形の城壁。そして鶏鳴山をバックに望む街が美しいと感じました。
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宿場町ですが、城壁で囲まれています。入場料のことを忘れていました。城門から街に入る際に40元(800円)掛かります。入った直後には60元でガイドするというおばさんがしつこいですが、必要ないなら毅然と断ってください。中国語がよく分からないから必要ないと言っても、『自分でなんとなく見学してもよく理解できるはずがない』と捨て台詞を吐かれました。おっしゃる通りで、なんとなく回っただけでは理解できないことは分かっています!でも、旅行会話くらいならなんとかなっても、観光案内の中国語はおそらく理解できないんです!
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城壁の上を一周できます。
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当時のままの街並みと鶏鳴山。ずっと見ていたくなる風景。実際は寒くて凍えています。
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こういった路地裏を歩くのも楽しい。
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とうもろこしがいたる場所に置いてあります。黄土高原で稲作が適さない地域なんだなと改めて感じました。
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チケットがこちら
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帰りもwechatの配車機能を使います。クレジットカードも対応したので楽ですね。またしても1分くらいで車が来ました。2回だけで断言はできませんが、日本の田舎なら絶対無理。ライドシェアには様々な意見がありますが、こういった便利さを経験したら早く導入して欲しいと感じてしまいます。目的地の???呈酒店を中国語で言っても私は通じない自信があるw帰りは18元(360円)
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本日は1月1日の夜なんですが、ホテルの窓からいたるところで花火や爆竹を鳴らしています。てっきり春節だけかと思っていました。新暦の正月でもやるんですね。
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翌日の1月2日に下花園北駅から北京北駅へ戻ります。ホテルの前からwechatで配車。2分後に来ました。10元(200円)で駅に到着。
下花園北駅→花園領地 10元
下花園駅→花園領地 10元
下花園北駅→下花園駅 15元
下花園北駅→鶏鳴驛城 25元
下花園駅→鶏鳴驛城 15元
下花園区のタクシー相場はこんな感じでしょうか。もちろん、バスが運良く来たら乗っていいと思いますが、極寒の冬や暑い夏場はタクシーも安いので上手く利用するといいと思います。
トランジットビザ免除で天津から入国したのが12月29日、1月2日に北京首都空港からソウル経由で日本へ帰ります。今回のトランジットビザ免除は非常にスムーズでしたが、ビザ免除の手軽さには敵いません。早く再開してくれることを祈ります。 -
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こちらがガラガラで大変だと噂の京張都市間鉄道です。百聞は一見にしかず。
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