びわ湖　柳が崎湖畔公園のライトアップ

2023/12/27 - 2023/12/27

びわ湖大津館に隣接するイングリッシュガーデンの
ライトアップに行ってきました
今年のテーマーは「魔法の夜のイルミネーション」

ホテルとして建てられた館内での、展示会やイベント、バラの咲く頃の庭園には何度か行ったことがありますが、イルミネーションは初めてです

外国人観光客を目的にしたホテルとして昭和６年にオープンした
琵琶湖ホテルは、戦後の一時期、アメリカ人将校たちに利用されました

歴史的建物は平成１０年に大津市有形文化財となり、びわこ大津館として、
超デラックスな公民館？のような形で、結婚式や展示会、講習会などに利用されています
庭園はイングリッシュガーデンとして、赤煉瓦の塀や建物が点在するバラ園になって、季節には数千本のバラが咲き競います

エリア 大津(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

JR大津京駅から国道を北に向かって約10分
　右折して桜並木を湖に向かうと
　すぐにびわ湖大津館の建物が見えてきます

玄関です。格式に満ちています

中はレストランと、お土産品コーナー、結婚式場などがあり
時々、各種イベントなども開かれていますが、
いつ行っても、ざわついた雰囲気は全くありません

横手に回るとヨットハーバーがあり
その奥に見えるの和歌にもよく歌われている逢坂山

１２月末なのになぜかバラが元気

窓の下にも赤いバラ

ここは館内への横の入り口

横から入ると、正面玄関に向いた赤いじゅうたんの階段が２階に続きます
いつでも誰でも無料で入れます

こんな階段を上ってカルチャー講習会などを受講すると
背筋が伸びて、少し品がよくなる？　そんな気分だけ？

琵琶湖ホテル両替所の表示が……

なんだか西部劇の映画みたい
外国のセレブや、終戦後のアメリカ人将校が利用したのでしょうね

お茶をするほどの時間もないし、外に出てイングリッシュガーデンの入り口から中を覗いても無人だし、ゲートのカギはかかっているし

ブラブラと散歩

ヨットハーバーに次々とヨットが帰ってきて
狭いところをすり抜けて停泊します。
満員駐車場に止めるより、はるかに難しそう

南のほうを見れば、日が暮れる気配もなく、
波打ち際に石のように見えるのは
ねぐらを求める水鳥の群れ

幹回り４～５ｍありそうな大木の枝の下に見えるのは、三上山。
地元では近江富士と呼ばれる４２３ｍの可愛しい山。
どこが富士！と言うと地元民は怒るけれど、やっぱり、富士というには
あまりにも可愛らしい

大木はたくさんの実を落とし，カモは人の気配にスーっと遠ざかります

エリ（魚を捕る仕掛け）の向こうに見えるのは沖島
淡水湖の中に、人の住む集落がある唯一の島です　
山頂の肩のあたりに真っ白に見えるのは、岐阜との県境の伊吹山
ここから直線で７０キロぐらいの距離があります
びわ湖はおおきいなあと、何度見ても驚きます

逢坂山ががだんだん暗くなり街に灯が灯ります。
低いところが東海道の逢坂の関

やっと５時、園内が点灯されるけれど、なんだかボヤ―っとして。
入場は、私と、ご夫婦が一組
我ながらせっかちだわ。
暗くなるまで館内でお茶していれば良かったと少し後悔

こんなの
シャボン玉発生器がありあり見えて、ファンタジックじゃありません

ちょっと暗くなってきました

なんか大根畑みたい。
左の和風建物がびわ湖大津館ですね

運河にかかるレンガの太鼓橋も光のお化粧

光の道をカップルが行きます。
ぼちぼち入場する人がやってくるようです

だんだん、輝きが増してきて

これ、なんだか判らないのですが…

ようやく暗くなり始めた園内を
興奮した幼児が二人走り回っています。
迷子の心配もなく
ご近所の人の素晴らしい夜の散歩コースですね

それにしても、日が暮れるのが遅くなった。
秋の日はつるべ落とし
というシーズンは終わって、寒さはこれからだけど
陽はゆっくり、ゆっくり伸びています

あっ　ミュージック園なんですね。ト音記号かな

隣ではダンスパーティーの真っ盛り

入園したときは間が抜けたようにぼんやりしていたアーチも美しい

入園者もボツボツやってきて、光はもっと輝きを増すのでしょうが
私はここで終わり

入口で、お孫さん連れのおじいさんが、のんびり歩いてくる家族を待っています
この会場は、ケーキにたとえれば、大きななデコレーションケーキでなくて、
お腹にちょうどいい優しい一切れという感じでしょうか。

５時入場は早すぎる。来年は６時入場がいいとお勉強しました