道後温泉で命の洗濯

2023/12/19 - 2023/12/22

　久々に旅行に出ようと妻を誘った。寒い新潟だから暖かいところと思って松山、道後温泉に行くことにした。東京、羽田経由で松山へ。さらに足をのばして、今治からしまなみ海道をまわった。あとは、道後温泉本館、飛鳥の湯、松山城とお決まりのコースだった。

エリア 道後温泉(愛媛)

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

　松山でまず目につく看板は伊予鉄だ。松山では「高島屋」は「伊予鉄高島屋」だ。「伊予鉄○○」と「伊予鉄」が頭についていて、伊予鉄が幅をきかせている。伊予鉄グループは地元経済の首席なのだろう。

JR松山駅よりも伊予鉄の路面電車の駅がある松山市駅の方が繁華街だ。

　リムジン（もちろん伊予鉄）に乗って道後温泉へ行き、３日間お世話になるハクロにチェックイン。

それから、今晩の夕食処瀬戸内料理の金兵衛へ。

カツオのたたきは東日本と一緒だ。東日本では刺身の盛り合わせには鮭やマグロだが、ご当地では太刀魚、鯛といったところだ。刺身醤油が違っていたような気がする。ちょっと甘いのだ。
　愛媛のじゃこ天を誹謗中傷した秋田県知事が謝ったが、じゃこ天はおいしかった。

　しめは鯛茶で。

　２日目は大街道から松山城へ。電車を降りるとすぐに案内があって迷わない。

　しかし、松山城に行ったら年に一回の年末大掃除で、天守閣は休みとのことなので、ロープウェイに乗るのは最終日にした。繁華街の大街道をうろついて昼ごはんは「かどや」さんで鯛めしを食べた。

　後で聞いたが、鯛めしの食べ方では松山琉と宇和島流があるようだ。

　大街道、銀天街をうろついて、道後温泉本館に行った。道後温泉本館は工事中ではあったが、入浴は可能だった。命の洗濯ができたような気がした。

　３日目は観光タクシーで松山から今治へ。そして今治からしまなみ海道の途中（広島県の手前）まで行った。

　今治から村上水軍の能島に行き大島で昼食をとった。

　多々羅大橋周辺を船で回った。

　「伯方の塩」で有名な伯方島を経由して大三島にある四国一の宮の大山祇神社を訪ねた。

　四国、中国地方の清酒の名前は耳にしたことがないが、たくさん奉納されていた。

　大山祇神社を訪れたのは12月21日で、新年に向けて楠木の新しいしめ縄に換えていた。

　駆け足で要所を回って道後温泉へ帰ってタクシー料金は補助（何の補助かわからないが）がついて６時間で18,000円＋高速料金（4,000円くらい）だった。しまなみ海道、海、大橋を見たので四国に行ったという気分になった。
　暖かい国の愛媛とはいっても、やはり冬だから冷えた体で「飛鳥の湯」で温まった。ここでも命の洗濯ができたような気がする。

　最終日の４日目は松山城へ。

　松山ロープウェイの近くに観光物産館がある。バラマキ系のお土産を買った。

　それから、ここはミカンジュース、カップ一杯が100円で一番安かった。

　ミカンの品種で「紅まどんな」はジューシーでとてもおいしいと聞いていたので、高かった（１個540円）が、大街道の三越地下で正月に来る孫と妻用、そして自分用に３個買った。こんな感じで旅は終わり、松山から羽田経由で新潟に帰った。