北八ヶ岳RWから渋の湯へ、ふたたび

2023/12/22 - 2023/12/23

この冬最初の雪山足慣らしのつもりで、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅～渋の湯まで1泊2日で縦走しました。北八ヶ岳RW山頂駅(2230m)→五辻(2164m)→出逢いの辻→オトギリ平→大石峠→麦草峠→白駒池(2115m)→賽の河原→渋の湯/奥蓼科登山口(1880m)。
画像は、オトギリ平から見た茶臼山(2384m)。

エリア 茅野(長野)

• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JR特急 JRローカル 徒歩

指定券発売日1週間を過ぎていましたが、えきねっと30で予約が取れたので、あずさ1号で茅野へ向かいました。9:07、茅野着。駅前から9:20発の北八ヶ岳RW行き路線バス乗車。いまだICカードは使えず、現金のみ。

RWはガラガラ。少雪によりスキー場はゲレンデ下部のみ滑走化でした。

今年の3月3日は通勤電車並みの混雑で景色を見る余裕もなかったですが、今回は四方八方眺め放題でした。しかし前夜に確認した山の天気予報のAランクとは思えない景色。

10:50、山頂駅のベンチで腹ごしらえ。その後に今回新調したゲーターを装着しようとしたのですが、上手くいかない。予め着ける練習をしなかったのを後悔。雪山3年目で気が緩んでいました。多分30分位は時間ロス。気が動転したせいかスマホの山地図を起動するのも忘れて出発。

坪庭前の凍り付いた啄木鳥。風が強く、今年3月に登った縞枯山と茶臼山をまいて、五辻、出逢いの辻を経由して白駒池へ行くことにしました。

12:04、森林浴展望台からの景色。下界は冬晴れ。これから先は登山エリアとの注意書きあり。

12:17、五辻を通過。

12:25、東屋で小休止。準備不足の失敗で落込んだ気持ちを、ここで切り替え。

12:43、ここまで高低差あまりなく来ましたが下り坂。岩が露出していて要注意。

13:00、出逢いの辻を通過。

13:23、オトギリ平。

行く先は、さながらクリスマスツリーの森。

森を抜けると、左手に茶臼山(2384m)。

雲間から青空も覗かせましたが、その後はまた曇天に。

13:50、大石峠、雪が少なく笹が露出していました。

14:06、麦草峠。冬期閉鎖中の国道ですが、路面に積雪無し。

14:17、麦草ヒュッテを右に見て、白駒池へ。

14:40、白駒の奥庭。

14:55、白駒池に面した東屋。この足跡は、、、。

結氷した白駒池

腰掛の下を通ったのはノウサギ、もしくはテン?

14:58、山小屋到着。

入口脇の寒暖計は零下13℃でした。

風呂で体を温めた後、今回、衛星利用で使えるようになったネット接続でメールチェック。緊急の連絡用なので、動画視聴などはやめてくださいとのこと。午後6時半から夕食。数日早いですがクリスマスチキンやケーキもありました。食後にケーキとコーヒー(7百円)で満腹に。

翌朝、朝食後に結氷した白駒池の上へ。

ボートの桟橋がムーミン谷ぽいかな。

前回は朝8時に出発して渋の湯まで2時間半で下山。今回は雪が少なく、賽の河原で難渋しそうなので30分ほど早く出発したのですが、、、。

9:04、賽の河原上部。大きな岩が折り重なった隙間にハイマツ。雪が積もったハイマツは、さながら落し穴。積雪期の目印に竿が立っているのですが、次の竿までの足の置場が見当たらない。七転八倒しながら下へ下へ。

9:37、お地蔵様まで降りてきました。路線バス、乗り遅れ確実。

10:57、意気消沈の下山。やはり10時35分発の茅野行バスに乗り遅れ。次は14:55発の終バスなので、旅館のピンク電話でタクシー呼びました。

バス停から少し下った公衆便所(凍結のため障碍者用のみ使用可)を利用。バス停に戻る途中、奥に見える中山(2496m)を撮影。タクシーは20分ほどで来てくれました。茅野駅東口まで料金9千円。

バス乗り遅れで11時台のあずさ号にも乗り遅れ。えきねっと30の切符は乗車券としてのみ使えるので、普通列車を乗り継いで帰宅しました。