生田緑地：日本民家園内【白川郷】でお蕎麦をいただき、ばら苑を散策

2023/10/28 - 2023/10/28

生田緑地にある合掌造りの古民家でお蕎麦がいただけるという情報を得ましたが、せっかくならばら苑にも行きたいとカレンダーに印をつけたのはまだ初夏の春の薔薇が終わったころでした。
気が付いたら秋薔薇のシーズン！お天気もいいし・・と頑張って早めに出発したつもりでしたが、ばら苑の駐車場は満車で入れず、仕方なく東口駐車場へ。

それなら混まないうちに・・とまずは日本民家園の中にあるそば処【白川郷】でお蕎麦をいただき、民家園を散策してからばら苑に行きました。
以前は向ケ丘遊園のばら苑だったところです。夏の気候のせいかばらの花はちょっと残念でしたが、香りがいい・・
次回は春に、できればばら苑の駐車場に車を停めて・・と思いつつ、東口駐車場まで歩いて戻りました。

エリア 登戸・新百合ヶ丘(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

今日の一番の目的はバラ園なので、バラ園の駐車場に行ってみたけれど満車で入れず、東口駐車場に停めて2番目の目的、古民家でのランチを先ににしました。

生田緑地 公園・植物園

日本民家園の案内。
今日のランチはこの中のお蕎麦屋さんと決めていたので早速入ります。

川崎市立日本民家園 名所・史跡

日本民家園のチケット売り場とチケット。
まずここからスタート！

チケット売り場の奥にはお土産売り場もありました。

お土産売り場を出たところ・・ここから歩き始めます。

古民家が見えてきましたが、ここは素通りしてお蕎麦屋さんを目指します。

お目当てのそば処【白川郷】
この合掌造りの建物の中でいただきます。

そば処 白川郷 グルメ・レストラン

入り口横のメニュー表
中に入って食券を購入しました。おしゃべり好きそうな素敵なスタッフのおばちゃんがいろいろ親切に教えてくれました。

店内に入ると囲炉裏があったりして素敵！

奥は畳敷きのお部屋にそんなに大きくはないテーブルが並んでいるので、空いている席に座ってチケットをスタッフに渡します。

頂いたのは民家園そば(900円)
私は冷たい方・夫は温かいお蕎麦・・とろろ・山菜・天かすと具沢山。

食事の後は日本民家園の中を散策しました。
まずは奥の関東の村から・・

こちらの作田家は九十九里浜地引き網漁の網元の家。
今屋根の葺き替え中でした。

それぞれの家には丁寧な説明書きがありました。

沖永良部の高倉・・東南アジアによくある感じ

旧広瀬家住宅
芝棟と土座のある甲州民家。

中ではボランティアのおじさんが囲炉裏で火を焚いていて、いろいろ説明してくれました。

室内には煙が・・

これは機織り機、他にもいろいろな道具が展示されていました。

次は旧太田家住宅(茨城県笠間市）
家の中に雨どいのある二つ屋根の家。

室内の雰囲気・・ここ釜屋ではカマドの火を使って炊事の他農作業も行われた。

旧北村家(神奈川県秦野市から）
貞享四年の墨書が残る古民家・・年代がはっきりしたので国指定重要文化財に。

こちらではお月見の様子が再現されていました。

旧清宮家住宅(神奈川県川崎市)
棟に花が咲く民家園最古の家。

農具も色々展示されていました。

船頭小屋（神奈川県川崎市）
担いで運べる機能的な小屋

旧菅原家住宅(山形県鶴岡市)
出羽三山に抱かれた豪雪地帯の家

囲炉裏の上に物を置いて乾燥に使っていたとの事。

分かれ道には親切な地図もありました。

旧工藤家住宅(岩手県紫波郡)
陸中南部の曲り屋

工藤さんちのべんじょ

工藤さんちの馬

上から見た旧岩澤家(神奈川県愛甲郡)
茶畑に囲まれた山間の農家

船越の舞台(三重県志摩市)
本格的な装置を備える漁村の歌舞伎舞台
　
少し歩いたら建物の下に階段で下りられるようになっていて、
船越の舞台の奈落が見られるようになっていました。

正面に回ると立派な舞台でした。
花道もあるし、正面には客席もあり、今でもイベントに使われているようでした。

そのまま進むと川崎市伝統工芸館がありました。
ここでは藍染体験もできるようでした。またここが西口からの日本民家園への入り口にもなっていてチケットが購入できるようでした。

川崎市伝統工芸館 美術館・博物館

園内放送が入り、13時から建物を説明しながら歩くツアーがあるというので、集合場所の旧佐々木家住宅まで急ぎ足で戻りました。

ツアーはこの佐々木家から始まりました。
詳細な説明付きツアーで古民家のことがよくわかりました。

旧江向家住宅(富山県五箇山地方の合掌造りの家)
お蕎麦屋さんになっている山下家の白川郷の合掌造りとの違いもよくわかりました。
ツアーはここまで。この後は自分たちでまだ見ていない古民家を見つつ戻りました。

旧三澤家住宅(長野県伊那市)
宿場で薬屋を営んだ板葺き屋根の家。

井岡家は柳生街道沿いの油屋

旧鈴木家住宅(福島県福島市)
奥州街道の馬宿

旧原家住宅(神奈川県川崎市)
高度な木造建築技術を駆使した大地主の家

ここの1階は見学できるようになっていましたが、実はカフェにもなっていました。
なので最後にここで一休み。

お庭を眺めつつ私が柚子茶、夫はコーヒーををいただきました。

中は懐かしいような造り。
奥では織物教室でしょうか？集まっている人たちがいました・・

日本民家園を出て、バラ園を目指します。
車を入れ替えようかとも思いましたが、向こうの駐車場の状況はわからないし、せっかくなので歩くことに・・

ここで左の住宅地河の道を選択

住宅地内だから楽かと思ったけれど、思いがけずのぼりで大変。

20分ほど歩いてやっとばら園に到着

生田緑地ばら苑 名所・史跡

この辺りはロイヤルコーナーでプリンセスミチコやクイーンエリザベスなんかがあるようですが、薔薇の花はちょっと寂しめ・・

お蕎麦屋さんで今年の秋バラは今一つらしいと聞いてはいましたが、ちょっと寂しい・・
この辺りが一番きれいに咲いていました。

お花は今一つだったけど、時折漂ってくる薔薇のいい香り～

一番たくさん咲いていたのは、フラワーショップでしたね。
でも薔薇の苗を買っても我が家で育てられる自信がないので。小さな花束を購入。

やっぱり車を入れ替えればよかったね・・などと話しつつ、ここから東口駐車場まであと一頑張り！