蟹シーズン！　鳥取　三朝温泉の三朝館コンセプトルームに泊まって満腹満足かに会席

2023/11/19 - 2023/11/20

蟹シーズン到来です。

以前は蟹シーズンになるとずっと城崎温泉の同じホテルを利用していました。しかしあまりにも料金が高騰（同じプランで1.6倍以上）しているため、今年からは鳥取の三朝温泉とか京都の夕日ヶ浦温泉にいくように。
ちょっとマイナーだからまだお安めかな～と。

今回は鳥取の三朝温泉、三朝館へ。三朝館は4回目。今年は2月、6月に続きもう3回目ですね～。やっぱりお手頃で行きやすいからかな。ラジウム温泉も良いですしね。

タグ付松葉蟹は買って帰ればいいかと思い、宿泊プランでは本ズワイガニで。

そういえば、日本中インバウンド増えてるようですが、鳥取では見なかったな～。マイナーだからか？車でないと行きにくいからかな。
山陰はまだ狙い目かも。

エリア 三朝温泉(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

鳥取に行く途中、佐用平福のKUMOYSUKIでランチ。
行く直前に一応予約していきました。週末だからか、結構席は埋まってましたよ。

KUMOTSUKI グルメ・レストラン

ランチの前菜、スープ、パン。パンはお代わり自由とのこと。

宿での夕食が控えているので、メインはスモークサーモンのサラダ仕立てみたいなのを選択しました。
美味しいスモークサーモンがどっさり。
こちらのランチセットは1,800円でした。

鳥取自動車道、山陰道はいつも通りスムーズ。
道の駅　西いなば気楽里（きらり）に到着。

帰りにも立ち寄るつもりなので何が売ってるかざっとチェック。

道の駅 西いなば気楽里 道の駅

鹿野温泉というのも近くにあるのですね。

なので足湯が併設されてます。

道の駅をあとにし、15時ちょっとすぎに三朝館に到着。
やはり蟹シーズンだけあって次々とチェックインされてました。

三朝温泉 三朝館 宿・ホテル

今回はコンセプトルームの「奏音（OTO)」
和モダン45平米+テラス露天風呂付コンセプトルームは3室あるのですが、そのうちの1つです。前回は隣の優流でしたので、できたら別のお部屋を、とリクエストしておきました。優流のすぐ隣になります。

お部屋まで案内していただきました。

309から305がコンセプトルーム。

優流のお部屋は窓から外の景色が眺望できましたが、こちらは窓の外が全てテラスになってますね。

こんな感じ。

ベッドの向こう側が脱衣スペースになってます。

そうそう、部屋には充電ケーブルとか。前からあったかな？

その他部屋の内容はいつも通りです。
白うさぎフィナンシェ。この白うさぎフィナンシェ、夫がお土産に購入したけど。15個入りで2,480円。意外といいお値段…。
コーヒーマシン。
もちろん、湯沸かしポットもありますが。

冷蔵庫の中には500ミリリットルのお水2本。
テーブルの上には常温の2リットル入りのペットボトルも。

クローゼットの中には薄めの丹前。
浴衣、足袋、セパレート式の館内着。いつも通り。

籠の中のピンクのビニール袋の中には白無地のフェイスタオルが2枚ずつ。
バスタオルはクローゼット、洗面所、露天風呂前の脱衣所に2枚ずつ。合計6枚ありました。ちなみに大浴場にはタオル類がありませんので、部屋から持っていく必要があります。

女性は1階フロントの近くで色浴衣を借りれるのですが、まだクリーニング中で数が少ないので16時以降にとりに来てください、とのことでした。

洗面所、シャワールームは入り口入って左側にありました。

このへんも前回と変わらず。

レインシャワーもありますが、ハンドシャワーはリファ。

切り替えでミスト状のシャワーを出すこともできます。

パナソニックのドライヤー。

しかし、シャワールームでシャンプーしたり体洗ってから、テラス露天風呂に入るとなると、一旦ベッドルーム＆リビングエリアを突っ切って脱衣所→テラス露天風呂になるんですよね。
ちょっと動線的にはイマイチかなあ～。
まあコンセプトルームはリニューアルしてできた客室だから、配管の関係とかで仕方なかったのでしょうけどね。

（配置図はホテルの公式HPより）

温泉の成分表。
含弱放射能。

世界屈指のラドン含有量を誇る放射能泉。
ラドンとはラジウムが分解されて生じる弱い放射線で、身体に浴びると新陳代謝が活発になり免疫力や自然治癒力が高まるそうです（三朝間館HPより）


温泉の効能はすごくありそう。
三朝温泉には湯治専用の宿泊施設もありますものね。

ホルスミン効果か、翌日には私のくせ毛がサラサラになってました。

部屋からみたテラス露天風呂。

箱庭仕様になってます。

しかしこの方向で入ると体育座りになるし～。

こっちから見た感じ。

もたれて足のばして入るとこういう感じ。

しかしそうすると、見えるのはこんな景色。
あ、ここにも簡単なシャワーはあるけど、暖かい時期以外ここでシャンプーしたりするのは寒くてムリですね。

こっちにもたれようとすると栓のチェーンがあったりする。

まあこれも配管の関係上仕方ないのでしょうけど、ちょっと惜しい点ですね。

なんやかんやいっても良いお湯加減で、私はこちらの露天風呂にちょくちょく入ってました。

夫は部屋の露天風呂には入らず、大浴場の方に行ってました。三朝館は大浴場も広々してとても立派ですしね。

夕食は18時、18時半、19時からの選択でした。私たちは18時を選択。

エレベーターで1階まで降りて、お食事処まで向かいます。
畳敷の廊下の手前で履物を脱ぐので部屋の目印クリップを持参します。

今回も私たちは向かって右側一番手前の『鈴蘭』の間です。

障子を開けて

満足満腹かに会席の準備ができていました。
かに2杯使用のコース。
食前酒の梨ワイン、手作り胡麻味噌豆腐、ズワイガニ姿盛り。
蓋がしてあるのはかにすき鍋とかにの陶板焼き。

姿盛りは大きく見えるけど、割と若い蟹なのかな？殻も柔らかいのでハサミで簡単に切れたし。あ、ちなみに今回の蟹はカナダ産とのことでした(;^ω^)
今年はウクライナ情勢のあおりでロシア産のカニが安く（欧米が輸入禁止措置してるため）タブ付きでカナダ産のもさらに安くなっているみたい。
まあちゃんと美味しいからいいんですが。

あ、ちなみに個室にはなってますが、天井は吹き抜けですのであまり大声でしゃべると筒抜けになりますよ。

メニュー表。
かに料理が一通り食べられる感じ。

蟹刺しと鮪、鰤。

天婦羅。
蟹の甘味もさることながら、甘く炊いた牛蒡の天婦羅も味変になって美味しいわ。
そういえば、かに餡掛け茶わん蒸しもあったけど、写真撮るの忘れた。

蟹を食べると手がべたべたになるからちょっと写真も撮りにくいんですよね。
途中、お手洗いに手を洗いに行ったりしたんだけど。

今回もワインは持込。持込料1,650円。
家で普段飲んでるオーストラリアの白ワイン。ソーヴィニオンブラン。
お手頃価格で美味しいので、我が家に常備しています。

夫は日本酒を頼んでました。瓶のまま来るあたりが、先月泊まった雨情草庵とのレベルの差。

さてそろそろ、かにすきに行きましょうか。

かにすき鍋点火。

陶板焼きも点火。
こちらはヒマラヤ岩塩でいただきます。

蟹の殻がいっぱいになってきた。

最後にスタッフがかに雑炊にしてくれました。

フルーツ寄せのデザートも美味しかった。

翌朝。朝食は7時と8時から選択。会場は2階の三徳です。
比較的7時の方が空いているということなので、7時を選択。
7時10分頃に来たら、ビュッフェ台はラッシュが終わったのか比較的空いてました。
しかし。7時から8時と指定されてるんですよね。その間に食べよ、ということかなあ～。それだとちょっと忙しないんだけど。

コンセプトルームなので個室に案内されました。

ビュッフェ台で一通りとってきたもの。
手前のフルーツ盛り合わせはコンセプトルームの特典。

メロンとか苺とか高級フルーツ。

ここのビュッフェは美味しい。
焼きたてサクサククロワッサンは3個も食べてしまいました。
写真撮り忘れましたが、鳥取和牛カレーも良かった。

蟹クリームコロッケや焼売。オレンジベースのスムージー。
フルーツはパイナップル、オレンジ。オレンジはちょっとしょぼかったかな。

そういえば、ビュッフェ台でほうじ茶を自分のペットボトルに入れ替えようとして、いっぱいこぼしてたおばあさんがいた。それは無理でしょう～。

清算は混み合う前に済ませます。佳松苑のポイントカード利用。あと、エレベーター内に三朝館をLINEのお友達登録すると、500円のクーポン貰えると案内があったのでゲット。飲み物代に充てることができました。

10時ぎりぎりまで過ごして宿をあとにします。

ホテルのすぐ前の橋には足湯、かじかの湯もありますね。

かじかの湯 温泉

旅館大橋もすぐ近く。

さて、これからタグ付松葉蟹を買いに行きます。

三朝温泉　旅館　大橋 宿・ホテル

通り道なので、道の駅　大栄
お台場いちばを一応チェック。

野菜も沢山売っていて地元の人が沢山購入してたけど、ここはやはりスイカとメロンの時期がいいですね。

お台場いちば グルメ・レストラン

道の駅　琴の浦に到着。

そのなかの鮮魚店、和星水産に向かいます。

道の駅 琴の浦 道の駅

茹でてある松葉蟹でこれというのがなかったので、水槽の中から選んで茹でて送ってもらうことにします。

タグ付松葉かにがぎっしり。蟹、圧死しないのかしら。お店の人の話だとカニは海の中でもこういう状態なので、全然大丈夫だそうですが。

水槽の中、7000円から12000円（税込）とのこと。
しかし、タグ付といっても足の欠けたのもあるのね。タグ付の定義って何なんだろう？

結局水槽の中ではなく本店かどっかから持ってきてくださるそうで、少し待つことに。

しばらくまってやってきたタグ付松葉蟹がこちら。
ちゃんと足も揃ってます。

これで12,000円。特に高騰してることもなく良かった。

重さを量ったら活で920グラム。茹でると若干減りますけどね。

茹でて宅配便で送ってもらうことにしました。
夕方発送されるので翌日には届きます。

12000円+送料が1800円でした。（送料は去年1500円だったのに高騰してるわ）茹で代は無料。
ちなみに発砲スチロールの箱は持参。

次に立ち寄ったのは道の駅はわい。

道の駅 はわい 道の駅

最後に立ち寄った道の駅　かわはら

そうそう、この日は鳥取自動車道、河原から智頭まで工事で朝の9時から通行止めでした。ほぼ平行して走っている国道53号線を通って帰りましたが。鳥取自動車道って結構昼間でも平気で工事してる気がする。
まあ夜にするほどの交通量でもないですしね。

道の駅　清流茶屋　かわはら 道の駅

さて、道の駅で買ってきたもの色々。
鳥取にいくとなんやかんやこちゃこちゃ特産品をかってしまうわ。

大山ハムとかつくしんぼのソーセージとか。

フルーツや野菜とかも。

中でもこの二つ。
右のは鳥取市の和菓子やさん、亀甲やさんのブランケーキ。ブランデーの風味がほんのりきいていて美味しいのです。
前回食べて美味しかったので、今回どこかで買おうと探してたもの。道の駅かわはらにありました。

左のは燻製道楽さんの燻製塩。天婦羅とか野菜のグリルとか、なんでもつけて食べるとそれだけで美味しさ倍増。私は塩はこれにいきつきました。
道の駅　西いなば気楽里で購入。

翌日　松葉蟹が無事到着しました。

775グラム。茹でると重さが減りますからね。

タグは網代港のもの。網代港は漁場が近く良い蟹がとれるそう。
兵庫県の松葉かにのタグはどこもプラスチックだけど、これはキトサン入り因州和紙でできてるのね～。

三杯酢は同じく和星水産で購入したもの。
門外不出の三杯酢だって。

タグ付松葉蟹は蟹味噌もぎっしり！
身もやはり甘味が深くてとても美味しゅうございました♪

三朝館の宿泊プランでも、このクラスの大きさの松葉かにが出てくるコースもあるんですけどね。一人1杯ついたら今回のプランより一人3万以上高くなりますからねえ～。二人だと6万以上。それだとこうやって茹でガニを買って帰ればいいかと思ってしまう。茹でだとそこまで家の中が蟹くさくならないし。
まあ、今シーズンあと１回予約しているので、その時は宿でもタグ付松葉蟹食べましょうかね。


おしまい。

この旅行記へのコメント （2）

• お黙り！さん 2023/12/22 06:48:52

  蟹シーズン！

  みどり香さん、おはようございます。
  早々の蟹さんUP！11月19，20で鳥取へ行かれたのね？偶然というか？（笑）私も、父の命日が近いので、お墓参りを兼ねて実家へ（浜坂）行きました。そして、タグ付きの蟹買ってきましたよ。みどり香さんのような立派な蟹じゃなかったけれど。私、ひとりで食べるので。￥5，800くらいでした。松葉の値段は良いとして、最近、セコ蟹の値段が高騰しているように思います。3年前くらいまでは、3枚千円だったと思うんですが・・・次の蟹旅行、楽しみにしています。マリー

  みどり香さん からの返信 2023/12/22 11:14:22

  RE: 蟹シーズン！

  
  マリーさん、こんにちは！いいね＆コメントありがとうございます。
  
  浜坂のご出身でしたか！
  それならなおさらカニには、お詳しいですね(^^♪
  浜坂は2015年に湯村温泉にいった帰りに、渡辺水産というところで松葉ガニを買って帰りました。
  浜坂も有名な松葉ガニの産地ですね。
  城崎でも何度か浜坂のタグがついた松葉ガニを買ったことがありますよ♪
  
  11月中旬から下旬ころは松葉かにが比較的お安く買える時期ですかね〜。
  やっぱり松葉かには身もつやつや、甘みも深くておいしいですよね。
  うちは勢子ガニは買ったことがないのですが、高騰しているのですか。需要が多いのかしら？
  
  次の蟹旅行は、雪の心配がなくなった3月初旬ころに行けたらいいなあ〜と思ってます。