青森県弘前市、その周辺の町村。弘前発→藤崎町→板柳町→津軽鉄道に乗って中泊町を廻る

2023/11/09 - 2023/11/09

秋晴れの弘前周辺（藤崎町、板柳町）をサイクリング。
津軽鉄道に乗って沿線を散策。

エリア 五所川原(青森)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自転車

弘前市から藤崎町、板柳町をめざします。
正面には岩木山。天気も良くて最高のサイクリング日和です。

藤崎町の唐糸御前史跡公園に到着。
駐車場もありますが、車も人もいません。
静かに過ごせ、散歩に良い公園。

唐糸御前は女性の名前です。
鎌倉時代の北条時頼の寵愛を受けた女性で、周囲の嫉みを避けるように津軽に移り住んで暮らしていたとか。

唐糸御前史跡公園 公園・植物園

藤崎りんご型の木。

板柳ふるさとセンター。

板柳町ふるさとセンター 美術館・博物館

ふるさとセンターの鯉。

板柳町ふるさとセンター 美術館・博物館

津軽鉄道の始発駅、津軽五所川原駅に到着。

五能線の五所川原駅を正面に見ると左手にあり、年季が入った駅舎があります。
この雰囲気が非日常を感じてわくわくさせてくれます。

津軽五所川原駅 駅

走れメロス号。
オレンジ色の車体がかっこいい。

毘沙門駅。

日本一かっこいい駅舎名に選ばれています。

青で括られた場所はサバイバルゲームができる場所になっています。

毘沙門駅 駅

車窓から。

津軽鉄道は、冬のストーブ列車が有名ですが、春夏秋冬での列車からの車窓でのんびり四季を楽しませてくれます。

嘉瀬駅。
吉幾三の出身地です。

嘉瀬駅 駅

川倉駅で降り、津軽鉄道の終着、津軽中里駅まで歩きます。

川倉駅 駅

雪囲いの準備がされており、冬の訪れを感じさせます。
この辺りは平地で雪を遮るものが少なくて、地吹雪がすごいのだろうなぁと推測しながら歩きます。

川倉駅から近く津軽３３観音巡りの１３番札所の川倉観音堂があります。

鳥居の鬼っ子。
乱れ髪の石造りの鬼コ。
眉間にしわを寄せ、口を一文字に片手で鳥居を支え寡黙に守っています。

余裕の笑みを浮かべる金棒の鬼コ。
もう一体の鬼コとコンビで集落の平穏を守っています。

津軽には鳥居に鬼コがいる神社が点在し、津軽界隈では鬼コカードが配布されており、鬼コ巡りとカードの収集が流行しています。

大沢内溜池。
湖の反射で天地がひっくり返るよう。

大沢内ため池 自然・景勝地

等間隔に並ぶ風力発電機と中泊もみじ団地。

今回の目的地の一つ、食事処「松竹」（しょうちく）
去年、お昼をこちらで食し、ボリュームたっぷりの美味しい定食を求め再訪。
しかも、日替わり定食が５００円と破格でした。

残念ながら、閉店しておりました。

とぼとぼ歩いて津軽中里駅に到着。

津軽中里駅 駅

駅前ロータリー。

太宰治と津軽のねぷた。
津軽中里駅の構内にあり、食堂も併設され、地元の人の憩いの場になっているようです。周りには展示や企画展も催されており楽しく過ごせます。

津軽中里 駅ナカにぎわい空間 専門店

お昼は津軽中里駅構内にある駅ナカちゃんこ食堂で野菜炒め定食。

店主に津軽鉄道の中泊発の時間を気にかけて頂きました。
この心遣いが嬉しい。
そして美味しい。

津軽中里 駅ナカにぎわい空間 専門店

松しま本店でお菓子を買いに。
分店も駅近くにありますが、本店を訪ねたのは目的があります。

それは、名物のシュークリーム。
注文を受けてからクリームを入れてくれるのでとてもぱりぱりで美味しいです。
ベンチで頂きます。

弘前に帰るころには暗くなってしまいました。
弘前公園の紅葉で今日一日の小旅行を締めます。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園