旧友との再会

2023/10/25 - 2023/10/26

刈谷にて旧友との4半世紀ぶりの再会を・・・・・

コロナ明けの今年、思い立って新幹線に乗る。
遥か遠くなった故郷へ向けて。
中学の同窓会で還暦の祝い以来２５年ぶりの
友を訪ねて。愛知県は刈谷市へ。

これは以下の前編からの続編にあたる。
https://4travel.jp/travelogue/11862766

エリア 刈谷・知立(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自転車 新幹線 自家用車 徒歩

もう午後4時過ぎになる。25年ぶりになる高校時代の旧友稲葉君
と会う予定が。刈谷城址を後にして刈谷球場の裏手に回る。

事前に所番地で彼の自宅を確認してきたが、70年以上
も昔の記憶。これと思う道を進んでも全く知った風景はない。

立ち並ぶ家並みに広い空き地に気付く。
目に入った表札にはまさに稲葉家の。
昔はまわりは家はあまりなかったが・・・
この空き地一帯には広い池があり幾つにも区切られた
池には様々な金魚がいたことを思い出す。

奥に母屋が目に入って。

先般電話の折に親父の時代からそのまま手も入れず住み続けて
いるからといっていたが。庭は草も木々もかなり自由に。

ここまで来ると思い出すこの佇まい。
雰囲気・・・・

玄関に出て・・・まわりは森閑としている
殆ど人の気配さえなく・・・彼はまだ帰宅していないか？

豊富な地下水に恵まれた刈谷にはかつて菊の世広瀬酒造と
稲徳酒造という酒造業が栄えた。稲葉家はかつては地酒の家元。

勝手口か脇の入り口に回ってみる・・・
奥さんは在宅で

間もなく帰宅するのでと部屋に通され・・・
夫人は初対面、先般の電話では若く張りのある声でした

一時すると車の音でガラス窓越にかれの姿が。
25年ぶりに再会。

昔と変わらぬ話しぶりで。
高校の同級生の昔話。中学の還暦祝いの25年前には
元気に会っている関、三ツ松、山中と懐かしい名前・・
この数年の間に亡くなっていた。

在京の高校同級生でも今年になって私の親しい柴田君
そして例年都内で同期会の参加者も片桐,深谷、神谷健次郎君
などの亡き話も・・・

彼の自室に移って。パソコンのフレームが3ツ4ツと
目に入る。彼が言うには一時デイトレをやっていたとも。
しかもトータルプラスと言うから立派だ。
並みの素人ではなかなかデイトレで結果プラスは容易
なことではない。

カラオケが好きだと言う彼はカメラや車にも
凝っていると言う。

この４０００ｃｃのジャガーも結構乗っていたが
今は三菱の軽乗用車にと。ガソリンの消費が極端に
違うと言う。

父親同士良く知った仲であったが、彼の父上は９０歳で
亡くなったと。そしてこの家自体が丁度築９０年になると言う。

突然チョッとすいませんと言って窓を明け
タバコを吸う彼にはいささか驚いた。
予定以上に長居をしたので辞する前に近場の
名鉄刈谷市駅まで車で送ってくれないかと頼む。

結局ホテルまで送ってくれた。まだ6時代。
一人夕食に出る。JR刈谷駅周辺だがレストランと言うより
飲み屋が目立つ。明るいライトの目立つ店はサイゼリアとか。
近場のラーメン店に入っていた。

ラーメンにギョーザそして珍しくビールではなく
何故かハイボールを！
マスターにはこの店は長いのかと声を掛けて。
ここで11年になりますと。私は刈谷駅に降りたのは
もう20年ぶりになるかと。

帰路駅前の陸橋から撮った夜景。
殆ど知らない町だ。

ホテルのすぐ脇の一枚。

ホテルの5階の自室に戻って。
チェックインで驚いたがとても狭い部屋だ。
何も部屋で予定はこそないが。

シングルベッドの天井が不自然に低い。

窓のカーテンを開けて下を見る。

自室の風呂には入らず2階まで降りて大風呂に入った。
誰もいなくゆったりと湯に浸かって朝からの疲れを癒す。
この宿の唯一のヒットか。
部屋の戻ってベッドの上に横になってTVを。

疲れもあり昨晩は早目にベッドに入っていたが
低い天井が無意識に圧迫感があり全く眠りを妨げられて。
それでも8時台には１階に降りて無料の券をもってレストランへ。

９時までは一般客は入れておらず宿泊客のみの
バイキング方式で。

昨晩稲葉君は墓参に行くと言う私のために予定の１０時には
迎えに行くと言ってくれていた。
それまでの時間ホテルで無料レンタルのチャリを借りて
近場を一回りしようと。

朝日の中昨晩とはまた違った風景の中を走って。
まったく記憶のない風景ばかり。近場の美術舘か
図書館にでも寄ってと。
この大きなビルは？　なんとこれは刈谷市役所だった。
１５万都市だが随分立派な・・・

パークホテル刈谷本館

私が泊った向かいの分館のビル。