2023/10/06 - 2023/10/09
15970位(同エリア28175件中)
じゃくさん
連休だったので、台北の今を見ておきたくなって、ふらりと出かけた。プランがないまま旅行に突入してしまったので、旅の効率は悪いが、思いつきで街中をぶらふら。ホテル近くの行天宮を起点に、龍山寺、淡水と街中をひたすら歩いた。まあ、台湾の街並みと雰囲気を堪能できた。現地は、建国記念日にあたる双十国慶節の4連休で、観光スポットは混んでいた。
台風14号が台南を通過した直後の旅行となったが、台北では台風の影響はなし。しかし、天気が不安定で、小雨が降ったり、止んだりを繰り返していた。夕方から雨になるので、夜市には行かず終いだった。
台湾では、比較的大きな商店ではクレジットカードが使えるが、街中の飲食店では使えないところも多い。また、カード可でも、手数料(3~5%)を要求される(つまり割増料金)ところが多く、現金が主流という感じ。
阪急交通社のANA往復+ホテル(指定なし)のフリープラン利用。Web予約だと、国内旅行並みの簡便さ。すべてWeb上で手続きが終わり、最終旅程表、eTicketなどは自分で印刷する。羽田でも旅行会社の受付や説明はなく、自分でチェックインカウンターに行って手続する。海外旅行の経験があれば、問題なく旅行できる。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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今回の旅は、羽田空港第2ターミナル国際線から。つい最近まで閉鎖されていたところ。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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国際線は3階にチェックインカウンター並ぶ。広々として、静か。まだ早いので閑散としていた。2階の国内線とは全く雰囲気が違う。コロナ禍中、ANAオーケストラのYouTubeで見た場所だ・・・
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この時間、第2ターミナル発は、台北行きが1便だけ。どおりで空いている。
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セキュリティ、出国が済むと、免税店がある。こじんまりとしているが、一応、有名ブランドはそろっている。
有料ラウンジもあるが、ここは外国扱い。国内線エリアの有料ラウンジを使えるカードを持っているが、国際線エリアで提示すると、「提携外です」と冷ややかに返される・・・あっ、そうなのね。 -
3階から出発ゲートのある2階へ降りる。3階に出国審査などの国際線専用の施設があり、2階に出発ゲートがある。2階は国内線の出発ゲートと隣接して、ガラス壁から国内線エリアが見える。
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エスカレータを降りるとすぐにフードコートがある。銀座の名店などが出店している。お値段は、まあ、空港内なので、お高め。おいしそうではある。
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国際線からの景色。空港建物の端で、開けている。
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待合エリアは直線的に伸びている。1便だけのために開いているので、贅沢な気分。
お土産屋、雑貨屋がちょっとある。買い物は、国際線セキュリティを通る前に済ませておくべき。 -
エリアには自動販売機が数台。リーゾナブルプライスで物が買えるのは自販機のみ。写真左にひっそりとある箱が自販機で、おにぎりも買える。小腹が空いたときにちょっと食べたい、と思ったときに選択肢は自販機と売店で売っている高級なサンドイッチくらい。
飛行機内で1食出るので、おにぎりを食べ、狭いエリア内をうろうろして時間を過ごす。 -
約3時間で台北松山空港へ。
今回の宿泊はThe Metro Hotel(豪爵大飯店)。送迎付きなので、空港から迷うことなくチェックイン。大通りに面しておらず、ちょっとわかりにくいところにあるので、送迎付きでよかった。途中にパイナップルケーキの店に連れて行かれたが、まあリーゾナブルなものだったので、ひとつ買って、お土産はこれで完了。ザ メトロ ホテル タイペイ ホテル
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初日の夕方なので、とりあえず歩いて行ける行天宮へ。ホテルから歩いて10分くらい。
行天宮 寺院・教会
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中華圏らしい装飾の屋根。旅行のスタートにふさわしい。
建立は1950年代なので、古くからある、というほどではない。篤志家の寄進による。日本語のパンフあり。青い法衣を着た効労生には日本語が使える方もいて、説明をしてくれた。 -
前殿のわきの入り口から入ると、前庭にでる。まずは、前殿内側の天に向かって礼拝する。
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正殿には関帝が祀られているので、こちらに向いて礼拝。
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前庭には屋根が設けられており、その中から前殿に向かって、また正殿に向かって跪拝できるようになっている。この中で、効労生による「収驚」が行われている。驚いたりしたときに「魂魄」が抜けるので、「収驚」により収めて落ち着けるというもの。長蛇の列になっているので、チラ見して、今回はパス。
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行天宮前の交差点下の地下連絡通路に占い横丁がある。
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小さな占い店というか、ブースが並んでいる。日本語OK、英語OK、日本の芸能人の写真など、いろいろな看板が出ている。雨模様の夕方なので、お客は少ない。店をチラチラ見ながら通った。
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雨模様で、夜市に出かける気にならず、ホテル近くで牛肉麵を食す。平たく言えば、牛肉が乗ったコクのあるしょうゆ味ラーメン。正解!おいしい。
初日は、ホテル近くを歩いただけで終了。 -
第2日は、MRT行天宮駅から龍山寺駅へ。
台北の観光は縦横に走るMRTがわかりやすくて便利。台北中心では、だいたい地下を走っている。乗り方は、日本と同じで、構内、電車内とも清潔で快適、安全に使える。皆さん整列乗車をしており、混乱はない。路線は色分けされていて、行天宮はオレンジ線。路線図があちこちにあり、乗換もわかりやすい。行天宮駅 駅
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切符に相当するトークンを使う。一日券、24時間券、48時間券もある。写真は48時間券。駅の有人窓口で買うと四角いカード型だが、現金購入のみ。自販機で買うとクレジットも使え、ピンクのトークンが出てくる。料金を気にしないで、何度でも乗降できるので、とても便利。
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いそいそと龍山寺へ。
龍山寺 寺院・教会
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地下鉄駅を降りると、いたるところに「龍山寺⇒」の案内があるので、迷うことはない。階段から出ると、立派な門が見える。門前は艋舺公園となってる。
艋舺公園 広場・公園
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道路に面した門をくぐると、広場があり、浄心の滝がある。
龍山寺 門前の滝 滝・河川・湖
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三川殿の右側が竜門で入口。左側が虎門で出口になる。
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入口から入ると、目の前に円通宝殿があり、観音様が祀られている。正面に行って礼拝。
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三川殿の裏側には龍が彫られた柱がみごと。
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円通宝殿の裏に回ると、文昌帝君殿、天上聖母殿、閑聖帝君殿が並んでおり、聖人が祀られている。
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天上聖母殿前には屋根が設けられていて、花などが飾られている。
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円通宝殿の横には大提灯が下げられている。
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円通宝殿前には立派な香炉。香炉の向こうに鐘楼。装飾の派手な屋根が、いかにも中華圏っぽい。
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龍山寺の横には艋舺夜市があり、昼から営業している店もある。さらに先の華西街はアーケードになっており、店が並んでいる。朝食営業している店もあるが、まだ閑散としている。
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龍山寺を挟んで艋舺夜市の反対側には西昌街夜市がある。
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また、新富市場、三水街市場がある。こちらは、思いっきり市場で、肉、野菜、魚、香辛料などの食材店が並ぶ地元の台所という感じで、ちょっとグロテスク。朝から混んでいる。
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新富市場の北に剥皮寮がある。
剥皮寮 旧市街・古い町並み
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かつて材木の集積地があり、ここで木の皮を剥いだいたことから、剥皮寮という名称がある。清朝時代の街並みが残されており、面白い雰囲気。
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小路の両側に昔ながらの建物が並び、保存地区になっている。
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建物の中は、博物館的な資料展示があったり、体験イベントが行われていたり。また、ガランとした空間になっていたり。まだ、観光スポットしては発展途上という感じ。
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レンガのアーチの道が続いていたりと、いい雰囲気。訪れる価値あり。
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さらに北に歩いて清水祖師廟へ。ガイドブックに「台北三大廟」とあるので、行ってみる。ちょっと離れている。
清水祖師廟 (台北萬華) 寺院・教会
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200年以上前からある古刹らしい。しかし、訪れる人もなく、閑散として寂しい。本当に有名?
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静かに礼拝。
龍山寺の方へ戻る。 -
龍山寺の横にある地蔵王廟。日本のお地蔵さまとはかなり雰囲気が違う。ここでも礼拝。
艋舺地藏王廟 寺院・教会
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地蔵王廟そばのスープ屋さんで、スープとチャーハン(むしろピラフ)のセットのランチ。スープはすっきりとした味でおいしいが、チャーハンは独特の匂いがあり、食べにくい・・・なんとか、完食。
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龍山寺駅に戻る。龍山寺前は艋舺公園となっており、整備された広場となっている。
艋舺公園 広場・公園
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龍山寺駅には占い横丁がある。地下鉄駅への入口。
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駅に続く地下1階に占いブースが並んでいる。
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簡単な囲いが占い店となっている。日本のタレントやTV番組が来たときの写真が飾られている店も多い。
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地下2階にはニューカルチャーのイベントスペースがある。アニメ等のブースも少しあるが、この日は爬虫類のイベント販売が行われており、家族ずれが多数。若者が多いスペースで、覗いてみると面白い。
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この旅行で行ったホテル
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ザ メトロ ホテル タイペイ
3.6
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