2023/06/17 - 2023/06/18
76位(同エリア89件中)
さんじゃさん
この旅行記のスケジュール
2023/06/17
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始神峠
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この旅行記スケジュールを元に
旅行支援であちこちを訪れるのに忙しく、熊野古道は長くご無沙汰していました。
まだ歩いていない伊勢路、旅行支援が終わる前にと急いで計画。
6月に馬越峠・7月に始神峠に行ったので、まとめて1つの旅行記にしました。
古道もですが、紀北町の民宿に泊まるのも楽しみ。
熊野灘の魚介は美味でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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熊野古道伊勢路、6月は馬越峠。
紀伊長島駅前の「万両寿し」で、焼さんまずし&さんま味比べを購入。
どちらも650円で、古道での弁当にするつもり。 -
車を停めたのは、紀北町の「道の駅 海山」の駐車場。
ここから馬越峠登り口まで、徒歩10分。道の駅 海山 道の駅
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馬越峠の北側登り口。
ここにも数台の車が停められますが、この日は満車。
奥に見えるバス停は・・馬越峠登口 名所・史跡
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三重交通の「鷲毛」停。
帰りは、尾鷲駅からこのバス停に戻ります。馬越峠登口 名所・史跡
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美しい石畳の道が残っている、馬越峠。
空は晴れていますが、古道は日陰が多くてそんなに暑くない。
果てしなく続くように見える上り坂を、ゆっくり歩きます。世界遺産熊野古道 馬越峠 名所・史跡
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小さな祠の中にいるのは、夜泣き地蔵尊。
旅人の無事を祈る石地蔵だったのが、子どもの夜泣き封じの地蔵になったそう。
哺乳瓶が供えられています。夜泣き地蔵 名所・史跡
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ひたすら上り坂を進み、夫に疲れが見えてきた40分後。
林道交差点のベンチに到着。
緑の山々を見ながら、弁当のさんま寿司を食べました。世界遺産熊野古道 馬越峠 名所・史跡
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静かな古道の両端には、つややかなシダの葉。
夫の歩みが遅れ気味。 -
もう少しだから、頑張って!
石畳の階段に座って、水分補給。
この辺りは道が細くなっていたり、木の根が浮き出ていたり。 -
標高325mの、馬越峠に着きました!
へたばっている夫は、暑かったから~と言い訳。
この場所には、明治中頃まで茶屋があったらしい。 -
石垣の上にあるのは、可涼園桃乙の句碑。
句碑の隣の階段を上がれば、天狗倉山の山頂へ行けます。
が、夫が無理そうなので素直に下山。 -
下り坂だから楽ちんということはなく、足元に注意注意。
解説板の右下にあるのが、レンガ造りの小さな祠。
中には桜地蔵がいて、昔はこの辺りに桜の木があったそう。 -
途中でちょっと寄り道して、展望台へ。
はるか向こうに、尾鷲の町が見えます。 -
馬越公園を通り過ぎたら南側登り口があったから、ここが終点かな。
私は楽しく、夫はなんとか歩けました。
古道は終点でも、見どころがまだ残っていて・・馬越公園 公園・植物園
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先を右に曲がったところに、馬越不動滝が。
涼しいし、顔にかかる水しぶきが気持ちいい♪
住宅地を歩いて、尾鷲駅へ。 -
尾鷲駅前のオークワで、アイスクリームを購入。
やっと元気になった夫とバスに乗り、鷲毛バス停で下車380円。
出発から約3時間で、道の駅の駐車場に戻りました。 -
「道の駅 海山」から車で4分の、種まき権兵衛の里。
種まき権兵衛の里・敷地内の権兵衛屋敷は、入場無料。種まき権兵衛の里 公園・植物園
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中央は、大きな池がある日本庭園。
春は河津桜やソメイヨシノ、秋は紅葉が楽しめるとのこと。
訪れた6月は、一面みどりでした。種まき権兵衛の里 公園・植物園
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6月の宿泊は、紀北町の「民宿おおたに」。
42号線沿いにある、老舗っぽい外観の宿。
バス(1か所を貸切で利用)・トイレは共同。民宿おおたに 宿・ホテル
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6畳2間の和室は、窓が大きく明るい。
部屋着は浴衣で、アメニティは歯ブラシとフェイスタオルのみ。
冷蔵庫がない(共同のものも)のと、お茶・コップもないのが不便。民宿おおたに 宿・ホテル
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時間通りに夕食に行ったのに、「まだ漁師さんが来てないから待っててね~」と。
「あ、来た来た!」と言われてサーブされた、お造り盛り合わせ。
ウニのとげとげが動いているの、初めて見た!民宿おおたに 宿・ホテル
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ウニ以外にも、小さいアワビ・マンボウ・タイなどが。
それから、豚肉の小鍋・エビフライ&鶏唐揚げ・酢の物・小鉢。
「お造りにエビを入れ忘れた~」と、後から甘エビ2尾。民宿おおたに 宿・ホテル
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2日め。
朝食はシンプルで、夕食同様にごはんが炊き立てじゃないのが残念。
食べ終わる頃、焼メザシが2尾来た・・民宿おおたに 宿・ホテル
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帰りは南伊勢町に寄って、「ひもの 三五七や」で干物を購入。
熊野古道伊勢路で一番人気の馬越峠は、歩きやすくて雰囲気がよかった♪
えっ!三重県の旅行支援が7月も延長!? -
受付開始後に即予約して、7月は始神峠。
6月の昼の古道が暑かったから、今回は翌朝早くに歩くことに。
7月の宿泊は、週末はカフェの営業もしている「民宿あづま」。民宿 あづま 宿・ホテル
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8畳と6畳の2間の部屋は、昭和っぽくて静か。
部屋着は浴衣で、アメニティは歯ブラシとフェイスタオルのみ。
男女別のバス・トイレは共同で、こちらも冷蔵庫なし。民宿 あづま 宿・ホテル
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他の宿泊客と一緒にならない、別の部屋で夕食。
アカハタの塩焼き・メバチ&ダルマ(メバチの幼魚)のお造り・イサキの唐揚げ・カツオの自家製シーチキンに・・民宿 あづま 宿・ホテル
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小魚入り茶碗蒸し・タイの香草焼き・シイラのフライと、地魚づくし。
デザートは、ブルーベリー入りヨーグルト。
「民宿おおたに」とは全く違うけど、夕食はどちらもおいしくて大満足!民宿 あづま 宿・ホテル
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2日め。
朝ごはんは、炊き立てごはんにおかず5品のこちらがよかった♪
宿の女将さんに、このあと始神峠を歩きたいと話すと・・民宿 あづま 宿・ホテル
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駅まで歩くのが大変だからと、登り口まで車で送ってもらえることに!
2台で出発して、私たちの車を「始神さくら公園」の駐車場へ。
宿の車に乗り換えて・・ -
国道42号線の始神峠登り口に近い場所で、降ろしてもらいました。
涼しい時間に歩き始めることができて、大助かり。 -
山に向かって少し進むとあったのが、東屋&トイレ。
西側登り口とあり、ここは明治道のスタート。
始神峠には、江戸道と明治道の2つのコースがあります。 -
歩き始めてすぐの、宮谷池。
晴れていて、青い空と木々が池に写ってきれい。
池の水は、全然きれいじゃない。 -
選んだわけではないけど、たまたま明治道を歩くことに。
世界遺産指定部分があるのは、江戸道だったはず。
でも途中で江戸道に入ることもできるから、大丈夫。 -
馬越峠のような上り坂はほとんどなく、初心者向きの歩きやすい古道。
まだ朝のひんやりした空気も感じられて、快適。 -
小さな崖崩れが数カ所。
歩けなくはないので、ゆっくり行きます。 -
橋の手前にあった、「大曲の又谷 手洗い場」。
明治時代の旅人は、ここで手を洗っていたのでしょうか。 -
熊野古道の象徴の石畳はないけど、濃い緑のシダはいっぱい。
私の中での夏の古道といえば、シダ。
初めて歩いた6月の熊野古道は、生い茂るシダが印象に残っています。 -
歩き始めて1時間。
江戸道と明治道の分岐点があり、ここから江戸道に入ることができます。
江戸道は次回のお楽しみにして、今回はオール明治道で。 -
明治道には、ところどころに当時の石積みが残っています。
お城の石垣を見ても、思うことは同じ。
昔の人の、石を積み上げる技術ってスゴイ! -
分岐から5分で、始神峠に到着。
標高が147mと低いので、山に登った感が薄い。
馬越峠の半分もないのに、やっぱりへたばっている夫。 -
峠の展望台から見えるのは、青い海の熊野灘!
紀伊の松島の島々も。
湾の手前にあるのはさくら公園で、私たちの車も見えるよ! -
ってことは、あと少しだね~
峠の片隅にちょこんと置かれた石には、「茶屋跡」と。
馬越峠と同様に、江戸時代から明治にかけてこの場所にあったらしい。 -
峠を越えたら、緩やかな下り。
明治道の石積みには、「石垣は125年以上経た今も健在です」と。
宮川第二発電所から下に行くと・・ -
登り口のここがゴール(私たちは逆に歩いたから、正確にはスタート)。
宿の車を降りてから、さくら公園に戻ってくるまで約2時間。
始神峠は、歩きやすくて紀伊の松島の景色が楽しめるコースでした。 -
熊野市でお土産を買って、帰路に。
大紀町の「山海の郷紀勢」で休憩。
宿泊した民宿の女将さんに教えてもらった、紀北町から近い人気のスポット2つ。山海の郷紀勢 名所・史跡
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オハイブルーが見られる、三重県尾鷲市の秘境の地オハイ。
呼ばれた人しかたどり着けない、奈良県十津川村の玉置神社。
玉置神社が気になった私・・、次は奈良県南部に行こう!
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民宿 あづま
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