1？年ぶりのバックパック旅行＠バングラで地獄と天国を見た －その２－

2023/08/07 - 2023/08/12

十数年ぶりのバックパック旅行！
最後のバックパック旅行は15年前？16年前？の【アルバニア・マケドニア】…。
家族旅行もいいけどやっぱり独りでブラっと出かける旅もいいな～。
バングラデシュはカオスっちゃカオスだったけど、フレンドリーだしカインドリー！
「快適」というには程遠いかもしれないけど旅行はしやすい国だと思う。
到着した日の夜に【尿管結石】！！…ホントに地獄を見た(x_x)
翌日は丸一日ダウンorz
結局、街歩きできたのは半日だけだったけど、ダマされたりボラれたりというイヤな思いをすることは一度もなかった。
観光資源の乏しい国ではあるけど、バングラデシュという国の熱気と人々の優しさに触れるためにぜひまた行きたいと思っている。
ビーマンバングラデシュ航空の直行便も復活したしね(＾＾)b

その１→ https://4travel.jp/travelogue/11854318/
その３→ https://4travel.jp/travelogue/11854411/

エリア ダッカ(バングラデシュ)

地図で何となくアタリをつけて歩いていたら簡単にホテルに着いた。
通りにも大きな看板が出ていた。

Asia Hotel & Resorts ホテル

ホテル前の小路。
雨が降ると大変なことになる(>_<)

今回の宿【Asia Hotel & Resort】
…名前はかなり立派(＾＾；；

Asia Hotel & Resorts ホテル

あれ？
レセプションもちゃんとしてる(＾＾)

Asia Hotel & Resorts ホテル

ウェルカムドリンク…なのかな？
チェックイン中にカウンターで１杯♪♪（立ち飲み）

Asia Hotel & Resorts ホテル

ロビーフロアは予想していたよりかなりキレイだった(゜゜)

Asia Hotel & Resorts ホテル

部屋は…まぁ十分かな～。
昭明がちょっと暗いかな？？
壁にかかっていたテレビは【SONY】だった！

トイレ・シャワーは後日【クチコミ】にアップする。

Asia Hotel & Resorts ホテル

変換プラグを持って行ったんだけど、カマさなくても普通にＡタイププラグが差せた。

Asia Hotel & Resorts ホテル

【バイトゥル・ムカッラル】からホテルに向かう途中で見かけた【ＫＦＣ】の看板。
本物か？と少々疑いながら入店(＾＾；；

ちゃんとカーネル・サンダースさんが居た(＾＾)

チキンかぶり…(＾＾；；
「テキサスチキンバーガー」はけっこう辛かった！
２つで600円ぐらい…日本と変わらんなぁ。（ちょっとだけ安いか…。）

店内は割りと空いていた。
・・・チキンなら道端で安く売ってるもんな～(＾＾；；

そしてこの写真を撮った直後、腰背部に激痛！！！
腰を打ったか捻ったかとイロイロ考えたのだが心当たりがない。
そうこうするうちにとても食事どころではなくなり、ほぼ手つかずのバーガーを鞄に抛り込んでホテルに戻った。
この痛みには覚えがあるぞ…。【尿管結石】だっ！！！
そしてその後がホントに地獄の苦しみ(>_<)
のたうち回るような痛みを枕を噛んで一晩耐えた。
吐く物が無くなって無色透明の胃液を吐いた後、その後は十二指腸から逆流した薄黄色の胆汁まで吐いた(T_T)

夜が明け切った頃にフッと痛みが引いた。
吐き過ぎて頭はフラフラするし手先にも力が入らない！
何かお腹に入れたいと思い、ホテル内の【Manipura Restaurant】へ。

Asia Hotel & Resorts ホテル

食べられそうな量を取ったつもりだったんだけど、結局ジュースとスープだけしか喉を通らなかった(>_<)

Asia Hotel & Resorts ホテル

普段ならバクバクいくスイーツも全然食指が動かず…(-_-)
そして部屋に戻った途端、痛みが再発！！

Asia Hotel & Resorts ホテル

結局、自力回復はならず…。→当たり前か(＾＾；；
ホテルで救急車を呼んでくれるよう頼んだ。→来たのはリキシャ(x_x)
まあ、あの道路の渋滞っぷりじゃあ、僅かな隙間を縫うように走ることのできるリキシャの方が早いかも。→実際パトカーが去入れを鳴らしていてもなかなか進めない場面に遭遇した(゜゜)
どうにか病院に到着して注射一発！→痛みは断続的になったものの、このあと丸一日ダウン(*_*)

病院でもらった薬。
帰国後に診察を受けた病院でこの写真を見せたら…「胃潰瘍なんかで出す薬なんだけどねぇ」って。→そりゃ痛みが無くならないワケだよ(T_T)
尿管結石だっていうことは伝わったと思うんだけどなぁ…。

ホテルの屋上（ではないな、半屋上？）からの眺め。

Asia Hotel & Resorts ホテル

丸一日休んでどうにか動けそうになった。→これで帰ったら何しに来たのか分からないので、病み上がりの重い身体を引き摺るようにして観光に出かけた。

一昨日は気づかなかったのだが、どうやら高架鉄道の駅がホテルそばの通り沿いにできるようだ(゜゜)
高架なんだけど「メトロ」。メトロは本来「地下鉄」をさす言葉なんだけど？？
このメトロの工事は、イタリアンタイデベロップメントパブリックカンパニーリミテッドとシノハイドロコーポレーションリミテッド（中国水電）によって行われているが、車両基地の造成は【東急建設】が行っており、【川崎重工業車両カンパニー】製の車両がすでにダッカ市内を走っている。（乗ってみたかった！）

リキシャでオールドダッカへ。
雇ったのは前の若いワーラー。→したら、道知らねーでやんの(>_<)

やっぱりこの隙間をグイグイ行った(＾＾)

リキシャでの移動中に目に入ったモノ①
「滅茶苦茶に絡み合った電線」…スパークして火事になったりしないのかしらん(?_?)

リキシャでの移動中に目に入ったモノ②
「タバコ売りのおっさん」

リキシャでの移動中に目に入ったモノ③
「スクランブル（？）歩道橋」…誰も歩いてなかったけど(＾＾；；

＜略年表＞
・ムガル帝国時代にザミンダールのシェイク・エナイェット・ウラーが宮殿を建設
・息子のシェイク・モティ・ウラーがこの土地をフランス商人に売却
・何度か持ち主が変わったのち、1830年にクワジャ・アリムッラーが購入
　（クワジャ・アリムッラー…ダッカ領主、ダッカ・ナワブ家の創設者）
・ナワブ家２代当主クワジャ・アブドゥル・ガーニが、息子のクワジャ・アシャヌッラー（アフサヌッラー）にちなんで、【アシャン・モンジール】と名付けた
・1888 年 の竜巻、1897 年のアッサム州地震で大きな被害を受けた宮殿をアブドゥル・ガーニとアシャヌッラーが修復
・1901年にアシャヌッラーが亡くなってからは所有者が変わった
・1952年、東ベンガル不動産取得法により政府が接収
・1985年、バングラデシュ政府による改修工事が行われ、現在は博物館となっている
（・1992年、所有権はバングラデシュ国立博物館とされた）

ピンク パレス (アーシャン モンジール) 博物館・美術館・ギャラリー

教科書に出てくる【全インド=ムスリム連盟】発祥の地だと思うと感慨深い(-_-)

ピンク パレス (アーシャン モンジール) 博物館・美術館・ギャラリー

宮殿（現在は博物館）は19世紀後半のインド・サラセン様式。
展示されているのは往時の家具や日用品などで説明の多くはベンガル語。
当時は豪華なものだったんだろうな～とは思ったけど、個人的にはそれほど興味が湧く展示ではなかった(＾＾；；

館内は基本的に撮影禁止。

ピンク パレス (アーシャン モンジール) 博物館・美術館・ギャラリー

ブリガンガ川のフェリーターミナルの一つ【ショドルガット】
ゆっくり川沿いを歩くことは叶わず(＾＾；；

ショドル ガット 船系

ん？(゜゜)

屋根も扉もない【公衆トイレ】だった。

いや～、バングラいいわ(＾＾)
見た感じは【インド】に似ているけど全然違う。
あ～、これはやっぱりもう一回行かなきゃいけないかな～。

旧市街をぶらぶら歩いていたら【シヴァ寺院】に辿り着いた。
バングラはイスラーム教徒が多いけど、ヒンドゥー教徒もいればヒンドゥー寺院もある。

Google先生に教えてもらった両替屋【SPEED MONEY EXCHANGE】…少額の両替は受け付けてもらえない(x_x)
１万円もしくは＄100って、明日出国するのにどうやってそんなに使うんだよ(＾＾；；

ショドルガットから【スターモスク】まで徒歩で移動。
暑いは暑いんだけど今夏の日本の暑さが異常だったので、日中のダッカが涼しいくらいだった(＾＾；；

スターモスク 寺院・教会

何故かゲートが閉まっていたので外から眺めるだけで帰ろうとしたら…、中から人が出てきてカギを開けてくれた♪♪

スターモスク 寺院・教会

この世界時計みたいなのは何だったんだろう？？
時刻がメチャクチャ(＾＾；；

スターモスク 寺院・教会

壁の装飾タイルが特徴的でカワイイ(＾＾)

スターモスク 寺院・教会

19世紀前半にミルザ・ゴラム・ピル （ミルザ・アハメッド・ジャン） によって建てられたムガル様式のモスク。
壁面は【Chini Tikli】というタイル装飾がなされている。

ネット上には「18世紀・・・」という記事を散見したけど、「バングラペディア： バングラデシュ国家百科事典（オンライン版）」の情報が信憑性が高いと思う(＾＾；；
→ http://en.banglapedia.org/index.php?title=Star_Mosque

スターモスク 寺院・教会

【富士山のタイル】

これもネット上で「日本から輸出・・・」という記事があったんだけど、19世紀に日本が輸出するようなタイルを作っていたとは思えない。
※日本のタイル国産化・量産化は1906（明治39）年頃とされている
　→ https://www.aokitile.com/tile/
当時はベンガル地方も中国もイギリス統治下。装飾技法はChini Tikli…。中国で製造された装飾用タイルが持ち込まれたっていうのが妥当じゃないかなぁ？？
なぜ富士山の意匠なのかは分からんけど(＾＾；；

スターモスク 寺院・教会

モスクの中でプラプラしてた人たちが集まってきた。→なんだかんだで小一時間つきあわされた(＾＾；；

スターモスク 寺院・教会

さあ帰ろうと思ったら、「俺の写真を撮れ！」と…。何ともフレンドリーかつ不思議な国民性である(＾＾)

－その３－に続く
→ https://4travel.jp/travelogue/11854411/

スターモスク 寺院・教会

この旅行記へのコメント （2）

• durianさん 2023/09/26 20:51:40

  大変でしたね

  Clearwaterさん
  
  初めまして
  いいねありがとうございます。到着した日の夜に尿管結石とは大変でしたね。
  旅行中の体調不良は心細いですし、ましてや一人旅でしたね。で吐くものが
  なくなり胆汁まで出てしまったとは、無茶苦茶大変。旅に出る前日の疲れも
  あったりしますね。
  でも少しはバングラ楽しめたようで良かったです。あの国に行くと何故かまた
  行きたくなる中毒性のある国です。バングラの皆さん本当にniceな人達でした。
  私もまた是非行きたいです。
  
  durian
  
  
  
  

  Clearwaterさん からの返信 2023/09/27 10:15:17

  RE: 大変でしたね

  コメントありがとうございます。
  これにめげず今後もいろんなトコロへ行こうと思っています(＾＾)
  durianさんも健康に留意なさってご旅行を楽しんでください！
  
  いつか旅の空ですれ違うかもしれませんね(＾＾)