高崎　レトロな街並みを散策

2023/09/17 - 2023/09/17

７月の長崎旅行の際に訪れる予定だった赤線跡は雨で断念したため、この連休はリベンジを、と思っていました。
たまたま高崎に用事ができたため、これを機会に訪れることができました。

柳川町は今は飲み屋街になっていますが戦後は赤線でした。戦前から色町で、さらにそれ以前は、湿地帯だったそうです。

エリア 高崎(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

早速、レトロな喫茶店に出会う。
プリンアラモード、などの懐かしい感じのメニューがケースにずらりと並びます。

その喫茶店のすぐ先に、中央ぎんざ、というアーケード街。

ガランとしています。
歩いているうちにわかったのですが、夜に栄えるアーケード街なのです。

建物と建物の間の路地。
右の建物には、茶色+ベージュのタイル。

天井から吊り下げ型の看板。
住居兼お店のようです。
白と茶色のストライプの軒先テント。(正式にはオーニング、というお洒落な呼称があるらしい)

白塗りの真鍮っぽい扉。上部の蔦っぽい飾りがあって凝ってる。
店名の「白馬車」にピッタリ。

「おしゃれ」
コスメショップのようです。
すごくストレート。いいですね。

オリオン座、と読めます。
１階のガラス窓？が素敵。
工事中で全景が見えないのが残念。

閉館した映画館。解体中のようです。
かろうじて残った切符売り場が懐かしい感じがします。

「大栄のgame center」の看板。看板の左端には、恐らく自由の女神像。
昔の遊興場のようなお店なのかな。古い温泉地にあるような。
ケースの中には、こけし、扇風機、などが陳列されていて、どういうお店なのかわかりませんでした。

大栄ホールのランプシェード。
凝った模様。かなり明るかったのではないでしょうか。

ランプを模した街灯がぶら下がる柳川町。

飲み屋街に入ります。
ひしめきあうお店。

狭い路地ですが、きれいに掃除されています。

くもりガラスの玄関。
引き戸の上には、更に引き戸。上は空気の入れ替え用かな。

もう１軒、映画館。高崎電気館、とあります。
やや・・よく見たら、まだやっていそうです。

やはり、まだ営業しています。
しかも上映作品が昭和のもの。
現在、以下の３本がやっている様子。

黒の超特急：甘い汁を吸う奴をゆすれ！録音された女の絶叫が証拠だ！黒い疑惑を乗せて超特急は突っ走る！

ひとり狼：おれにどすを抜かせるな！無駄な死人がまたふえる！木曽の夕陽に冷たく笑う、一本どっこの凄い奴！

ボクは五才：負けるもんか！泣くもんか！勇気いっぱい五才の坊やが父を訪ねて大冒険！

ボクは・・・は、母をたずねて三千里のような物語でしょうか。

切符売り場。
オリオン座と同様、こういう感じなのね。

本日の上映作品が貼られています。
あれれ。さっきの３本じゃないの？
大人一枚、1,200円。
入り口は２階にあります。

映画館から帰るお客様の目線は、こんな感じ。
何人くらいの観客がいるのでしょう。
壁のポスターには、「薔薇の名前」もタイトルもあったので、これは観たかった。

ようやく見つけました。
木造で、窓に特徴がありますね。

手前はこんな感じ。
こちらは木の雨戸でしょうか？　閉まっています。1階は飲み屋のようです。

腰をかけて涼んだりできそうなスペースがあります。
木の色に、時間の経過を感じます。

こちらは張り出し窓のようになっています。
共に、１階も２階も窓や玄関部分は木造です。

猫発見。
路地と猫はよく似合う。

恐らく、長い間もう人の住まなくなった家なのでしょう。

写真館だったのかな？といった感じの今はもう営業していないお店。
ドアの左にある採光ガラス？に懐かしさを覚えます。２階の窓の下の方が水平ではなく、少し円を描いているのが可愛い。

高崎城跡の石垣。

お約束のマンホール蓋。
高崎まつりの意匠になっています。かなり細かく描かれます。

午前中は薄曇りでしたが、とってもいいお天気になりました。
眩しい。

切れ長の目の新幹線が入ってきました。
さて、東京に帰ります。
満足の街歩きでした。