2023/09/02 - 2023/09/03
1位(同エリア1件中)
RAINDANCEさん
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アメリカ南部、ジョージア州ホワイト郡の町であるヘレンを訪れました。かつては先住民のチェロキー族が住んでいましたが、ゴールドラッシュを受け入植者が侵略、その後は金鉱の衰退とともに林業で栄えました。その林業も廃れた後に町おこしとして近代に造り上げた、南ドイツのバイエルン・アルペンを模した街並みが人気で多くの観光客が訪れます。
★名物のオクトーバーフェストには一足早くも、ドイツのビールと料理を堪能
★アパラチア山脈に近い自然に囲まれた町、近郊の有名な滝へ一足のばして
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎ドイツ南部のビールと料理(アメリカですが町のご当地グルメ)
◎ルーベン・サンド(アメリカ全土)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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先の訪問地のタルラ峡谷から、ヘレンの町へ向かいます。
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ヘレンの市街に入りました。まだ9月の初めですが、ハロウィンのムードが漂い始めています。
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まずはこの日のホテルにチェックイン、「ホリディ・イン・エキスプレス&スイーツ・ヘレン(Holiday Inn Express & Suites Helen)」。南ドイツを意識したヘレンの街並みにあわせたデザイン。
南ドイツを意識したヘレンの街並みにあわせたデザインのリゾート風ホテル by RAINDANCEさんHoliday Inn Express & Suites Helen, an IHG Hotel ホテル
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ロビーラウンジ。他のホリディ・インに比べると少しリゾート感を意識した感じ。
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ウエルカム・スイーツのクッキー。
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客室はゆったり広々。
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ヘレンは人気の町なので、週末は結構料金が高かったです。
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バスルームとカフェマシン、冷蔵庫。
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ガラス戸付きのシャワールーム。
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ホテルの前にもハロウインの飾り。
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チェックイン後に向かったのは、ドイツ料理レストランの「ボンデシー(Bodensee)」。
ビールは美味いが料理はもう一歩、料理の待ち時間も長すぎ、雰囲気は良いが... by RAINDANCEさんBodensee 地元の料理
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週末で混雑が予想されたため、予約しておきました。
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店内はすでに大賑わい、スタッフは南ドイツ・バイエルン地方の民族衣装”ディアンドル”で出迎えてくれます。
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まずはミュンヘンのビール「エルディンガー・ヘーフェヴァイツェン・デュンケル(Erdinger Hefeweizen Dunkel)」をピッチャーで。
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南ドイツ伝統の小麦ビール、ヴァイツェンの中でも特に酵母をろ過していないものを「ヘーフェヴァイツェン」といいます。ローストした小麦が香ばしさを産み、クリーミーな泡立ち。最高です!
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ホルンとアコーディオンの生演奏が始まりました。店内盛り上がり。しかし、料理が来るのが遅いです。
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ビールを追加、右が「エルディンガー・ヘーフェヴァイツェン・ヘル(Erdinger Hefeweizen Hell)」、濾過されていないので酵母で白濁してます。左はミュンヘンの白ビール「フランツィスカーナー・ヘーフェヴァイツェン(Franziskaner Hefeweizen)」。
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1時間くらい待ってようやく料理が来ました。「ブルスト・サンプラー・プラッター(Wurst Sampler Platter) 」、ソーセージの盛合せ。ブラートブルスト、ガーリックブルスト、白ブルストの3種に、ザワークラウトとジャーマン・ポテト・サラダが付いてます。
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こっちはたぶん「Bauernpfaennle」と表記されていたメニュー。”たぶん”というのは、オーダーしたメニュー(シュニッツェル)と違う品の様でしたので...。ポークテンダーロインをグリルしたものにベーコンなどを混ぜた焼きチーズを乗せたもの。1時間も待たされたのでコレでもういいや...といただきました。
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ビールは美味かったのですが、正直なところ料理は...期待が高すぎたのでしょうか。ソーセージは本場の粗引き・皮パリ感がなく、なにより予約していたにもかかわらず料理が1時間以上も出て来ないというのはいただけませんね。
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夕食後は、ヘレンの街並みを歩きながらゆっくりホテルへ。
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19世紀年以前はこの地域には先住民のチェロキー族が暮らしていました。1828年にこの町から5マイルほど西のデュークス・クリークで金が発見され、チェロキー族はアメリカ政府に追い出されてしまいました。ジョージア・ゴールドラッシュベルト(西はダロネガ、東はナクーチーヘレンバレー)に何千人もの鉱山労働者がバレーにやって来て、1世紀以上にわたって丘陵地帯で採掘し数千ポンドの金を生み出しました。
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金が枯渇した後は木材の役人がやって来て、巨大な未使用の木材を見て製材所を建設し、ゲインズビル・アンド・ノースウェスタン鉄道がチャタフーチー川を上ってヘレンまで敷設されました。「ヘレン」という町の名は、1913年に鉄道測量士の娘にちなんで名付けられたそうです。意外に安易なネーミング背景でした。製材所は全ての木材が伐採される1931年まで操業された後は撤退し、その後1960年代まではコンクリ建屋が並ぶ殺風景な寂れた町になってしまったそうです。
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1968年に町の商工会で町おこしが話し合われ、彼らが地元の芸術家に相談したところ、その芸術家はかつて自分が過ごしたことがあるドイツのバイエルン・アルプスの町の様にするスケッチを提案しました。さっそく1969年1月、事業主と地元の大工がアイデアを実現し始めて現在はダウンタウンのすべての店舗が改装され、アルプスの麓の南ドイツのバイエルン地方と、チェロキー族が追い出されたことも反映し北ジョージアのイメージで町が生まれ変わりました。
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ドイツからの入植者が多いから南ドイツ風になったのかと思いきやそうではなく、ドイツを知っている人からのアイデアによる地元民の町おこしでした。町の名の由来にもビックリでしたが、ドイツ語なら「ヘレン」ではなく「エレーナ」でしょうから。
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このような町おこしを否定するわけではありませんが、アメリカならではという感じですね。歴史が深い国ではちょっと難しそうな気がします。日本ではバブル期に外国を模した「どこどこ村」みたいなテーマパークがいくつも出来ましたが、その多くが破綻しました。もっとも、村ごと”どこかの外国風”にしてしまうまで突き抜けた例はなかったか...。
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しかしここヘレンのやり方は徹底的、ガイドラインを外れる建物は一つもありません(全部確かめたわけでは無いですが、たぶん...)。その本気度合いが良かったのでしょうか、現にここヘレンはクルマが渋滞するくらい成功しています。今のところ。
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ホテルへ戻ってきました。
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ホテルのプール。他のホリディ・インより大きめです。
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フィットネスルーム。
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ともあれ、ビールをたくさん飲んで満足し、この日は休みにつきます。
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翌朝...快晴です!
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まずは朝食へ。
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宿泊料金は郊外の普通のホリディ・インの倍くらいしましたが、朝食のメニューは同じでした。
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いつものように、タマゴとソーセージにパンケーキを添えて。
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デザート。
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さて、この日は一旦ヘレンの中心部を通り過ぎ...
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町の北にあるアンナ・ルビー・フォールズへ向かいます。
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入場ゲートで料金を支払い。滝だけに行くのであれば、2つ目のゲートで5ドルを支払います。
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駐車場にクルマを駐めて...
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「アンナ・ルビー・フォールズ保養地」のビジターセンター。
アンナルビーフォールズ 滝・河川・湖
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ここから歩いていきます。
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このような遊歩道を1kmほど歩くと...
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滝が見えてきました。
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「アンナ・ルビー・フォールズ(Anna Ruby Falls)」です。
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この滝は、カーティス・クリーク(左)とヨーク・クリーク(右)という別々の小川が滝のふもとで合流してスミス・クリークとなり、ユニコイ湖に流れ込む双子の滝なのです。
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初期の入植者の娘であるアンナ・ルビー・ニコルズにちなんで名付けられたそうです。こっちも娘がネーミング背景。
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美しい双子の滝でした。ヘレン近郊の滝としておススメです。
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ビジターセンターにあるお土産屋さん。
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帰りは入場ゲートで渋滞ができてましたので、やはり午前中に来ておいてよかったです。
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「FRED'S FAMOUS PEANUTS」...ピーナッツといえばジョージア州。
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こちらでは野外バーベキュー、これもいいですね。そんな風景を見ながらヘレンの町へ戻ります。
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町に戻ってきました。消防署まで南ドイツ風。
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この日は、ヘレンの旧市街メインストリートを歩きます。市街周辺の駐車場は大体どこも1日10ドル。
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この辺りがヘレンのメインストリート。迂回路が無いのでクルマが渋滞してます。
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街に入ってさっそくですが、こちら「ケーニヒ・ルートヴィヒ・ビアガルテン(König Ludwig Biergarten)」にてまず一杯。
町で一番目立つビアガーデン(私見) by RAINDANCEさんKing Ludwig's Biergarten バー
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その名の通りビアガーデンです。このスタンドでビールを購入。
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試したのは「ケーニヒ・ルートヴィヒ・ヴァイス(König Ludwig Weiss)」と「ヴァルシュタイナー・デュンケル(Warsteiner Dunkel)」。
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前者のコレは、1516年からのバイエルン純粋法およびオクトーバーフェストの創設者が創り出した歴史を持つ小麦ビール。後者は、1753年にミュンヘンで純粋令に従って醸造を始めたブリュワーによるまろやかな黒ビール。
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しばし、ライブミュージックを聴きながら。
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おっと、ビールをここから先へは持ち出してはいけませんよ。アメリカでは指定された場所以外は野外での飲酒は法律違反となります。よって、飲んべぇアメリカンにとってどこでも酒が買えて飲める日本は天国。
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南ドイツ風の木組みの家の間の路地。
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とてもアメリカとは思えません。
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通りに出ました。
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テーマパークっぽい感が無くもないですが、ここは実際住民として人が住み店を営んでます。
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ここヘレンでは10月に近づくと、本場のミュンヘンと同様にビールの祭典オクトーバーフェスト(Oktoberfest)が開催されます。その開催はこの訪問の翌週(9月の第2週、2023年でいうと9/7~)でした。
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残念ながらスケジュールが合わず...だけど、フェスト期間は人も増えホテルの相場も上がるでしょうから逆に良かったかも。今回の訪問でさえクルマの渋滞と駐車場・レストランの混雑は凄く、ホテルは高かったので。
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ミニコンサートを発見。
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クラリネット奏者でした。
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この店、気になったので入店。
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帽子屋さんでした。
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こういう路地にも入ってみます。
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ちゃんと路地にもお店があります。
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リューデスハイムのツグミ横丁とかを思い出しました。
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でもこういった路地を含めた特に再現度の高い街並みは大通りの両隣りだけで、そこを抜けると独立店舗が点在します(景観のガイドラインには沿っている)。...で、この熊が居たお店...
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「ワイルドウッド(Wildewood)」というスペシャルティ・ギフトショップなのですが、ここは良かった。
品揃え豊富で価格もリーズナブル、良いスペシャルティ・ギフトショップです by RAINDANCEさんWildewood お土産店
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多種多様な自然物を活かしたグッズや革製品、チェロキー・インディアンやジョージア北部の文化にちなむもの、ヘレンのお土産グッズなど、充実していました。
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帽子や革製品はお手頃価格。
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ドリームキャッチャーの耳飾りがありましたので妻にプレゼント。
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定番のTシャツも豊富でした。
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通りを東へ、チャタフーチー川方面へ。
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観光用ミニトレインが走ります。
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橋から見下ろすチャタフーチー川、ここでのチュービングが大人気です。
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浮き輪に乗って川下り。川が浅いのでライフジャケットもなく、大人から子供まで入り乱れて次々に流れてきます。
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滝に行って街ブラしたら小腹が減りました。こちらの「ポール・マルガリータ・デッキ(Paul's Margarita Deck)」にて軽くランチといきましょう。
チャタフーチー川を望む人気のレストラン by RAINDANCEさんPaul's Margarita Deck バー
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チャタフーチー川を望むレストランはどこも人気です。
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ここもライブ演奏で盛り上がり中。
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さて、ビールとフードをゲットしにカウンターへ。
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ビールは「ヴァルシュタイナー(Warsteiner)」をチョイス。
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フードは、”BASKETS”というメニューカテゴリーの中の一番上にある「REUBEN」をチョイス。
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「REUBEN」とはルーベン・サンドのことで、ライ麦パンのトーストにコンビーフかパストラミビーフ、スイスチーズ、ザワークラウトを挟んだアメリカ生まれのサンドイッチ。ここではパストラミビーフかターキーが選べました。
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ビールをお供にサンドをパクつきながら、チュービングで流れてくる人々を眺めます。
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みんな楽しそう。アメリカ人は水遊びが大好きですね。夏になると海や川や湖は人で溢れます。
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街の雰囲気を大体味わえたところでそろそろヘレンを後にします。
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ホテルが並ぶエリアの近くのこちら、「ジョージア・マウンテン・コースター」なるものにも人が並んでおりました。自然の森の中を颯爽と駆け抜けるというちょっと珍しいコースターの様ですが、これには乗らず。
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判り難いですが「ALPINE HELEN GA」と読める植木。「ジョージア州のアルペン、ヘレンへようこそ!」という意味かと。
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ちょっとした商店街も徹底したデザイン統一。ここまでやるのは大したものだと思います。
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寄りませんでしたがこれはワイナリー。アメリカ南部にも山に近いところはワイナリーが意外にあります。
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中盤に説明した通りまさかと思える発想で生まれた現在のヘレンですが、もともと周囲の自然に恵まれクラフトビール文化が根付いている地方で、同じく山岳の麓のビールの都であるバイエルン・アルプスのイメージを重ねた発想が見事にはまったというか...ある意味奇跡の町と言えるのではないでしょうか。面白い町でした。でも、ここで飲むビールは地ビールじゃないんですよね~。
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