昔、司馬遼太郎さんの本に「南ゴビで出会った満天の星空。その美しさに感動し足が地から離れなかった。」といった趣旨のことを書かれた事が忘れられず、いつかは行って見たいと思っていました。また、20年前訪れたカラコルムへの旅で、草原の美しさに感動し、あの感動を再びと思いめぐらしていました。コロナ禍後の海外旅行も徐々に活況を呈している中、モンゴルツアーに限定して調べてみると、ある旅行社が「南ゴビのホンゴル大砂丘と星空観賞、モンゴル大草原　8日間」と名打ったツアーがあることを知り、早速申し込みました。特に旅行期間中は新月にあたり、かつペルセウス流星群が観られるとあって期待に夢膨らむものとなりました。<br />主な観光地巡りは「南ゴビ随一の美しさを誇るホンゴル砂丘」「先史時代の岩絵が点在するハブツガイド」「南ゴビで一番の景勝地　鷲の谷峡谷」「雄大な草原のキャンプ地　ブルド」「旧モンゴル帝国の首都　カラコルム」「ブルドの砂丘」「ウランバートル」それにラクダを飼育する遊牧民家の訪問があり、また6回の星空観賞チャンスもありました。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

満天の星空と大草原を求めて　モンゴル8日間の旅　No1

13いいね！

2023/08/11 - 2023/08/18

16位(同エリア42件中)

旅　夢太郎さん

旅　夢太郎さんTOP
旅行記95冊
クチコミ0件
Q＆A回答0件
33,756アクセス
フォロワー5人

昔、司馬遼太郎さんの本に「南ゴビで出会った満天の星空。その美しさに感動し足が地から離れなかった。」といった趣旨のことを書かれた事が忘れられず、いつかは行って見たいと思っていました。また、20年前訪れたカラコルムへの旅で、草原の美しさに感動し、あの感動を再びと思いめぐらしていました。コロナ禍後の海外旅行も徐々に活況を呈している中、モンゴルツアーに限定して調べてみると、ある旅行社が「南ゴビのホンゴル大砂丘と星空観賞、モンゴル大草原　8日間」と名打ったツアーがあることを知り、早速申し込みました。特に旅行期間中は新月にあたり、かつペルセウス流星群が観られるとあって期待に夢膨らむものとなりました。
主な観光地巡りは「南ゴビ随一の美しさを誇るホンゴル砂丘」「先史時代の岩絵が点在するハブツガイド」「南ゴビで一番の景勝地　鷲の谷峡谷」「雄大な草原のキャンプ地　ブルド」「旧モンゴル帝国の首都　カラコルム」「ブルドの砂丘」「ウランバートル」それにラクダを飼育する遊牧民家の訪問があり、また6回の星空観賞チャンスもありました。

エリア

南ゴビ(モンゴル)

同行者: 社員・団体旅行

交通手段: 観光バス飛行機

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

8月11日　成田　14時40分発　です
今回のツアー客は16名。いずれの方も旅には相当のこだわりを持った方のようでした。シニア夫妻が3組。あとは皆さん一人参加。その内7名は女性の方でした。過去の旅経験を聞いても、南アフリカ、南米、南極、アラスカ、中近東、アイスランド
等々の旅を楽しんでおられるようでした。
隣に座った学生風の女性。語学堪能で、一人でモンゴル旅行を楽しむとのこと。このほか後方に座った女子大生のグループの人達。「万里の長城」が見えると騒いでいました。こうした若い人達が「何もないが、全てがある国」と言われた（20年前のモンゴル大統領の言葉）モンゴルの自然に親しむ事は素晴らしい事と感心しました。
着陸後の機内からの眺め。何もないモンゴルの景色が広がっていました。
チンギス・ハーン国際空港に　19時15分　到着

空港管制塔
2021年に開港した、新しい空港でした。
空港正面
空港に掲出されていた観光客向けのパネル写真
「こんな星空に巡り会えるのだろうか？」　期待に夢が膨らみました。
旅の2日目　（8月12日）
昨夜は23時に就寝。　今朝は1時30分　モーニングコール（2時間チョットの睡眠時間でした）
早朝、チンギス・ハーン空港から南ゴビに向かいます。長い長い一日になりそうです。
チンギス・ハーン空港　5時30分離陸です。
眼下には南ゴビの砂漠地帯が広がっていました。
　南ゴビのダランザドガド空港に7時に到着しました。
1931年ダランザドガド市として誕生した街で、人口約2万人の鉱物資源が豊富な街だそうです。
快晴の空に歓迎され、旅の疲れもフッ飛びました。
空港には6台の4WDが待機していました。1台に3人ずつ分乗し、南ゴビでの3日間の旅の始まりです。車に乗るメンバーは毎日交代され（夫婦は一緒）、楽しいコミュニケーションの場となりました。
どこまでも続く草原の風景。

最初に到着した所は「ツーリストキャンプ地」。ここで簡単な朝食を取りました。
（ここには、明日から2日間宿泊します）
宿泊用ゲルです。周りは広大な草原、そして紺碧の空。遠くには羊や馬の姿が。これがモンゴルの風景と、いつまでも飽きることなく眺めていました。
共用ゲル。食事会場です。
バイキング形式の朝食でした。
朝食後、南ゴビ随一の美しさを誇る「ホンゴル砂丘」へと移動しました。
約200Km　約4時間の移動時間
途中、多くの家畜を飼育している遊牧民に出会いました。
水のみ場では、馬、羊たちが遊牧民の誘導で、決められた順番に水を飲んでいました。決して群れを乱すようなことはしませんでした。
草原には煌々と太陽が照り付けています。日陰になる所はどこにも無く、よくこの暑さに耐えきれるものと感じましたが、例年のこととか。昼間は30度前後、夜は15度前後だそうです。
ガイドさんから「このあたりには、野生の羊が生息しているので、目を凝らしてみてください。」とのことでしたが、なかば白骨化した屍を見る事は出来ても、生きた羊を発見することは出来ませんでした。
ラクダの姿が見えてきました。
景色も素晴らしく、ここで小休止です。（トイレタイム）
放牧されているラクダだそうです。
やがて遥か彼方に「ホンゴル砂丘」が見えてきました。
今夜宿泊するツーリストキャンプ地です。
ひとまず昼食タイムです。
昼食メニュー
ビール2本で20000TG（トゥグルグ）日本円で約800円。（料理もビールも美味しいものでした。）
昼食後、ラクダ乗り体験に出かけます。