2023/05/27 - 2023/05/27
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パルファンさん
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4年ぶりの海外はパリとマルタ島と決めていて・・
メインはマルタ島なのだが、パリには前半4日、
後半3日滞在~
パリ前半、車をチャーターし、小遠足♪
一度行きたかったが機会がなくドライブできなかった所~
パリから60キロ離れた グレー・シュル・ロワン
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
パリホテルから1日ドライブを<ロコタビ>を利用して、
日本画家たちの聖地と言われる <グレー・シュル・ロワン>に。
<ロコタビ>は聞いてはいたが、初めて利用。
システムは使いやすく、訪問箇所、日時、形態などを入力し
ロコ(海外在住者)を選び、コンタクトをとり、<ロコタビ>と
契約。若干の不安も無いわけではなかったがトライする~
- 朝10時ホテルお迎え、夕方17時ホテル着 ー -
グレー・シュル・ロワン まではモンパルナスのホテルから
60キロで45分位で村の中心(?)市庁舎に。
グレー・シュル・ロワンには、日本近代画家 黒田清輝が留学中に
訪れ、後滞在した村。彼の代表作はここの村で制作~ -
黒田清輝の滞在以後は、浅井忠、和田英作、岡田三郎助、
安井曾太郎などの画家たち、さらに佐伯祐三 藤田嗣が、
この地を訪れているという。
実は、浅井忠の絵をみて、この地を知ったわけだが・・ -
日本人のみならず、アメリカ、イギリス、北欧の画家たちも・・
近くのバルビゾン、フォンテンブローなどのコロニーとは
また違って、ロワン川、橋、ルインなど素朴な自然が魅力で
あったようで・・ -
市庁舎前のウィルソン通り
浅井忠は、この教会を気に入りモチーフによく使っている~ -
逆の方からみた村の教会~ 現在の教会は、一部は昔のままだが、
19世紀中ごろに再建されたという~ -
黒田清輝の住んでいた家の通りは、
2001年<黒田清輝通り>と名付けらたそう~ -
その通りを歩いていた二人連れの女性
-
ちょうど薔薇の咲く季節。特に特徴ある通りではないが・・
-
表の門には
日本人アーティスト、<近代洋画の父 黒田清輝、ここに暮らす
1990-1992 > と日本語で記されている -
また、ウイルソン通りに出て、路地、家々を覗き散歩、
ランチの場所を探しながら~ -
パリから乗ってきた車はバッテリーがあがってしまい
ドライバーと共に修理場を探しにいってしまって~ -
ドライバー曰く、前日に全部点検してきたのですが・・と
恐縮して言っている~ -
我々は、画家たちがみた景色を この目で見てみたいと言う事で
グレー村に来たわけだが、中々出会わない~ -
ターコイズブルーの扉に目を奪われて・・
どんな人の家だろうと思いながらみると、扉の左側にメダルが。 -
メダルは
フレデリック・ディーリアス(1862-1934)が居住していた所と。
日本では余り知られていないそうだが、イギリスの近代作曲家。
20代、アメリカの黒人音楽に触れ、以後ドイツの音楽院で学び、
フランスに移り住み作曲家活動をはじめたという。
晩年はこの地で病に侵され亡くなっている -
ドアを眺めている時、扉が開いて女性が登場♪
興味深げに覗いていると、入れ、入れと誘ってくれて扉の中に~
写真は洗い場?昔の洗濯場? -
陽射しを受けた庭の手入れは行き届き、素敵な空間
-
こんな庭は一人じめにはもったいないということで
招いてくれたのかなぁ~ お茶まで勧められる♪ -
ベンチの彩も・・一日座っていたくなるような
-
扉を開けたところは、広いスペースの納屋だったのだが、
その壁には グレー・シュル・ロワン の景色の絵が飾られている -
黒田清輝が鹿児島出身という繋がりで、鹿児島の美術高校との交流が
盛んで、彼らがグレー村に訪れスケッチした絵などが飾られて・・ -
家のオーナーは女性でパリに家を持ち、週に何回が通って
いるという韓国系フランス人。 どこまでもフレンドリーな! -
村に一軒だけあるレストランでランチ。
地元の人とおしゃべりが多くサービスが遅い、遅い!
やっとロワン川沿いの風景をさがして、車でまわる。 -
ロワン川の川べりまでは徒歩では中々近づけず・・
(道を知らないだけ?)
ピエール橋の上から下流を眺めて -
ピエール橋から望む <ガンヌの塔>
もともと、シャンパーニュとブルゴーニュの防衛線としてあった
壁の正方形のドンジョンだったという。
12世紀には廃墟となり、15世紀には消滅したという。 -
橋の上からスケッチしたのが、表紙の絵
画家たちが描いた絵は、秋、冬の風景で
同じグレー・シュール・ロワンといっても雰囲気は全然ちがう! -
緑豊かな、夏とも言える日差しの中子供たちが、若者たちが
戯れている風景に出会うとは思わなかったなぁ~ -
ここも緑いっぱい~
浅井忠の水彩画をみて、一度訪れたかったグレーの村。
絵のイメージとは違ったけど、これはこれで満足し村を後にする。
この後、車は、40年前に行ったバルビゾンにも寄って下さったが、
観光地化が酷くって、車を降りる気もなく・・
そうだよなぁ~ ニーズが変わってくればしょうがないなぁ~と。 -
今回利用したロコタビのロコさん。
ドライバーとしても抜群で安心して乗車。
そして歴史・文化に詳しく・・かと言って控えめで
とっても気持ちの良い方で、快適なドライブでした~ -
最後にもう一枚描いた絵を♪
村の教会とターコイズブルーの雨戸に惹かれて~
グレー・シュール・ロワンのプチ旅行終わり
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この旅行記へのコメント (10)
-
- mistralさん 2023/08/20 10:11:12
- ロコタビ
- パルファンさん
こんにちは。
再び今回の旅行記に訪問させていただいてます。
グレー・シュル・ロワンへのご訪問、絵のお好きなパルファンさんですから
なるほどねぇと思います、素敵な空気感のある地ですね。
2枚登場されましたパルファンさんの絵も、見事にそんな雰囲気が感じられる
絵ですね。
そんな絵を描かれるパルファンが羨ましいことです。
ところで、「ロコタビ」なるシステムを今回初めて教えていただきました。
コロナ禍が始まる前までは、なんとか自力でレンタカーを借り出し
慣れない車と格闘(主に夫がですが)しておりましたが、この数年のブランクも
あり、今後のレンタカー旅には一抹の不安も感じていました。
かといって行きたい地を考えると、車での移動は必須、、、
などのわがままな希望をかなえるのには便利なシステムのようですね。
まずはチャレンジして下さったパルファンに感謝しています。
機会があったなら利用してみようかと思いました。
mistral
- パルファンさん からの返信 2023/08/21 00:08:07
- RE: ロコタビ
- mistralさん、こんばんは
グレー・シュル・ロワンへの旅行記においで頂き
ありがとうございます〜
モレ・シュル・ロワン(シスレーが描く)に行った時、
寄りたいなと思いながら時間に限りがあり諦めた場所でした。
高齢者の車の事故をよく耳にする昨今、家でも
車を使うのを控えはじめたこの1,2年。
ましてや、海外ではもう子供たちが許しません!
そこで見つけた<ロコタビ>いろんなサービスを提供していうようですが・・
> なんとか自力でレンタカーを借り出し
> 慣れない車と格闘(主に夫がですが)しておりましたが、この数年のブランクも
> あり、今後のレンタカー旅には一抹の不安も感じていました。
> かといって行きたい地を考えると、車での移動は必須、
でしょう?でしょう?
今回費用面で考えても、遜色ないんですよ。
これで、もう少し自分なりの旅を楽しめるかなぁと思ってます。
コメントありがとうございました。
パルファン
-
- ばねおさん 2023/08/18 07:10:17
- 懐かしいグレ村
- パルファンさん こんにちは
グレ村には2回行ったことがあります。
1回目はフォンテンヌブローの森を通る路線バスに乗って、2回目は最寄りの鉄道駅からやはり路線バスでした。
2019年2月に村の教会の附属棟で「黒田清輝の足跡を辿る絵画展」というようなテーマで在仏の日本人画家と、文中にありました鹿児島の学生さんたちの作品が展示されました。
黒田清輝のモデルになった女性の家もまだ残っているはずですが、黎明期の日本の洋画界を代表する面々が強く惹かれたのは、この地の叙情性ではないかと思っています。
ロワン川の美しい水の流れは今でも感じられると思いますが、橋の横から水辺に出ると白鳥が人懐っこく寄ってきました。
実は、自分もここに住んでみようかと検討したほどですが、生活の便が悪いので諦めました。
巻頭の絵に描かれていますが、いつ崩壊してもおかしくないガンヌの塔はまだ形を残しているのですね。
ばねお
- パルファンさん からの返信 2023/08/18 23:22:55
- RE: 懐かしいグレ村
- ばねおさん こんばんは
いつもパリに触れたい思いで旅行記をみせて
頂いており、ありがとうございます。
最近のカミーユ・クローデルは数奇の運命をはらんだ
一編の物語のようで興味深く読ませて頂きました。
それに比べパルファンの旅行記は、いともあっさりと
書き流して・・
2019年にありました、「黒田清輝の足跡を辿る絵画展」
行ってみたかったです。
また、何らかの情報がありましたらお知らせくださいね。
フランスも<美しい村>をはじめ、観光地化が進み
空気を感じる自然が損なわれてきているような・・
地元の人々の生活が関わっているならば
地方色あってよいのですが。。
その意味でグレーは穏やかなほっとする村でした〜
また、パリたよりお待ちしております!
パルファン
-
- pedaruさん 2023/08/18 06:35:08
- 画家の聖地
- パルファンさん おはようございます
黒田清輝の名前のついた通り、日本人として誇らしい気持ちですね。
浅井忠は千葉県の人で、秋の採り入れなどの絵が素敵ですね。彼もこの地に暮らしたのですね。そんな彼らの愛した街を歩くのも、感慨深いものですね。
今回は2枚もスケッチを拝見しました。林の表現がますます冴えてきています。
その通りにならないのが、樹木の佇まい、私もパルファン流をまねてみたいです。
pedaru
- パルファンさん からの返信 2023/08/18 23:15:58
- RE: 画家の聖地
- Pedaruさん、こんばんは
えぇ〜〜 pedaruさん、表紙に絵をアップしているっ!
空気感たっぷりの絵
それで遠近を感じさせるのですから〜 巧みな・・
パルファンは今だ絵の作風が定まりません。
最近は色濃く使う傾向にあったりで・・
浅井忠の水彩画が大好きなのに、全然かけ離れているし・・
ま、4トラはさぼりぎみですが、絵は月に1〜2枚は
完成させてます。
コミュは無いけれど、又スケッチどんどんご披露
して下さいね!
コメントありがとうございました。
パルファン
-
- yamayuri2001さん 2023/08/18 06:08:37
- 久しぶりのフランス!
- パルファンさん、おはようございます。
とても素敵なスケッチに、うっとりしながら拝見いたしました。
さすがパルファンさんです。
フランスを旅先に選ばれるパルファンさんの
センスが光る旅行記ですね。
ロコ旅というのがあるんですね。
レンタカーで移動できなくなったら、
ロコ旅を利用すれば、
まだまだ 世界の旅が出来そうで、
勇気をもらいました。
ありがとうございます。
yamayuri2001
- パルファンさん からの返信 2023/08/18 23:12:55
- RE: 久しぶりのフランス!
- Yamayuri2001さん こんばんは〜
やっと海外解禁で、先ずは行きたかった所、パリに。
海外の個人旅行はもうそろそろ無理かな?と思いながら
みつけたのが<ロコタビ>
自分でレンタカーの手配をし、受け渡し、運転し出かける
思いをするなら その代償を出し連れていってもらうという
選択がある、ということでこの度トライ〜
まるで某社の宣伝になり兼ねないかなと危惧しながら
記してますが・・
これからも、ツアー旅行はしたこと無いのですが、
いろんな旅行の形があるのではないか模索してみようと・・
先達(せんだつ)です。ご参考になれば嬉しいです。
コメントありがとうございました。
パルファン
-
- norisaさん 2023/08/16 05:30:15
- グレー・シュル・ロワン
- パルファンさん
おはようございます。
コミュがなくなってしまいましたので、お久しぶりです!
早速フランスにご旅行ですね。
ロコタビって何なのか?と思いましたがこういうシステムなのですね。
便利そうですね。
さて、グレー・シュル・ロワンという村は全く知りませんでした。
しかし、黒田清輝はもちろん、そうそうたる画家が好んだ地なのですね。
確かにのどかな風景が溢れています。
お庭に招いてくれたり、川で若者がのんびりしていたりと収穫大ですね。
相変わらずのお上手なスケッチに感心した次第ですーー。
norisa
- パルファンさん からの返信 2023/08/16 17:41:40
- RE: グレー・シュル・ロワン
- norisaさん、
こんにちは、お久しぶりです。
人気トラベラーさんにおこし頂き恐縮です!
コミュが無くなったのも知らずに
とんと4トラはご無沙汰してました。
今回、やっと海外解禁。旅行記も久しぶりのアップです。
その間、年齢は重ねるばかりで、以前のような旅は
難しいということで、今回利用したのが<ロコタビ>でした。
いろんな方法があることを知りよかったです。
norisaさんご夫妻にはまだ必要ないでしょうが・・
ところで絵は描き続けていますか?
今度旅行記の中で披露して下さいね♪
コメント、ご訪問ありがとうございました〜
パルファン
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