7月25日に日本を経って26日ミュンヘン到着。ミュンヘン空港からフリックスバスでインスブルックに入りそこから電車でサンクとアントンに行き5泊。7月31日にエッツタールのゼルデンに行って4泊して思う存分山の景色を味わった。<br />サマーカードでゴンドラもバスも無料。サンクトアントンでは1日しかゴンドラを利用できなかったがゼルデンでは毎日何度でも利用することができた。

チロル地方1ヶ月間の旅　その２　ゼルデンに4泊　ゼルデン　パート1

9いいね！

2023/07/31 - 2023/08/04

9位(同エリア17件中)

エリア

ゼルデン(オーストリア)

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス徒歩

航空会社: シンガポール航空

旅行の手配内容: 個別手配

7月31日月曜日　晴
エッツタール駅の前から320番のバスで宿に向かう。ゼルデンの外れのノイエポストホテル前で降りるとエーデルワイスの花が出迎えてくれる。
今回の宿の裏手　

宿のベランダからの光景。寝転がってバンザイでもしたいような景色。
ゼルデンも寒い。宿のあたりは標高1500m程だろうか。
此処はゼルデンの町からはかなり離れている。エッツタールは何度か訪れているがいつもはエッツに泊まっていてゼルデンは初めて。
ハウスゾネンシャインはバス停から歩いて3分ほど。
新築のようで泊り客は私一人。ご主人の姿しか見えず。ちょっと心細かったがご主人はフレンドリーで何かと気遣ってくださった。
サマーカードを貰う。このカード優れものでバスもゴンドラも毎日何度でも利用できる。
朝食のレストラン。
8月1日　火曜日　曇りのち晴れ、雨　山の天気は変わりやすい。
早速バスでオーバーグルグル(1930m)へ出かける。
ゴンドラホホムートバーン1と2を乗り継いでホホムートアルムまで行く。ゴンドラは途中から雲の中だったがアルムでは奇跡的に青空が一瞬見えて荘厳な山々の姿を見ることができた。
何年か前に来た時にはここから歩いて里まで降りた。
今回は視界が悪く危険なのでゴンドラで戻った。
ここにはグルグルという名前に惹かれて何度か訪れているが村のスーパーマーケットがすっかり大きく近代的になっていて驚いた。昨年秋は雨降りだったしゴンドラもメンテナンス中でトンボ帰りしたので気付かなかったがコロナの期間中に大改装したのだろうか。
羊が草を喰んでいます。
エーデルワイスホテル
ホテルのすぐ裏がゴンドラ乗り場。ゴンドラ乗り場の手前にスーパーがある。
オーバーグルグルのホテルエーデルワイスの庭に咲いていたエーデルワイス。
昔泊まったことのあるが絨毯や家具調度が全てエーデルワイス模様でとても美しかった。食事も美味しく豪華で素敵なホテルだが料金も豪華で残念だが最近は泊まっていない。
オーバーグルグルからさらにホホグーグルを経てその奥のイタリアとの国境ティンメルスヨッホまでバスに乗る。急峻な坂道を牛に遮られながらも猛スピードでバスは走る。
この写真は行きの写真。帰り道は写真に撮れなかったが牛の群れの渋滞に巻き込まれた。牛歩にはバスもお手上げだった。
イタリアとの境　ティンメルスヨッホ
帰りのバスの時間まで1時間半ほどあたりを散策し、レストランでコーヒを飲んで過ごした。雨が降ったり止んだり。青空も見えて山の天気はなんて変わりやすいのだろう。
この先はイタリア
初めてチロル地方に来た25、6年前この山越えをしてイタリアに行ってみたかったのだが道路が閉鎖中で断念した。
8月2日水曜日　晴れ

Gaislchkogeru3508m
ゴンドラに2176mから3040mまで乗って来てそこから恐る恐る歩いて山頂に辿り着いた。
山頂では工事中。
Gaislachkogel Gondola 1(1363～2174m)と2(2176～3040m)の中間で降りて
軽装で歩いていく人たちがいるので私も後をついて行くことにした。約30分ほど歩いたところになんとバス停があった。　
車道は歩きやすい。
自転車が時々猛スピードで通り過ぎる。
こんな山奥で迷ったらどうなることかと少し不安だったがバス停の標識が見えてホッとする。
ヤナギランが美しい。
しばらく待つと70番のバスがやって来た。満員。
ドイツ語はおろか英語も話せない私、バスがどこへ行くのかもわからないまま日は高いし大勢の人が乗っているのだから大丈夫だろうとバスに乗り込んだ。専ら年の功だよりの一人旅。スマホとiPadに助けられている。
なんとバスは間近に氷河の見える2675mのRettenbachgletscherが終点。
ゴンドラはそこから更に3340mまで動いている。ゴンドラで氷河を見下ろし息を呑むばかりであった。
バスの終点には熊さんがお出迎え。
帰りのバスも満員。70番のバスはゼルデンの町まで乗客を運んでくれる。
エッツ村でゴンドラに乗る
3000メートルを超える山から降りて来たがまだ午後3時。まだまだ日は高い。
そこでゼルデンからバスでエッツまで行きAcherkogelbahn(820～2020m)に乗る。
このゴンドラは過去のエッツ滞在中に何度も乗り損ねたゴンドラ。今回ようやく乗ることができた。
ゴンドラは地上で見ていた時の想像以上に高く迄上がる。途中雲の中で何も見えず心細い思い。しかし頂上は晴れていて子供達が馬と遊んでいた。
ゴンドラ乗り場の裏には広い子供の遊び場がある。夏休みで子供連れ多し。
ゴンドラに乗れただけで満足してエッツの村に降り思い出の地を散策してバスで宿に戻った。
エッツ村のポストホテル
エッツ村は優しい表情の村だ

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この旅行記へのコメント（2）

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旅するうさぎさん 2023/08/06 10:11:52

こんにちは。

ハンシさん、お久しぶりです。
今年のチロルの夏は寒かったのですね。
昨日、STUBAITALのウェブカメラを見たら
気温がかなり低くて、天気が悪いせいかな？
と思ったのですが、
元々、今年の夏が寒いのですね。

エッツ村のPosthotel Kassl、
赤いお花と赤いパラソルが
2001年に泊まった時と変わらない外観を保っていて
拝見できて嬉しかったです。

コロナもだいぶ納まってきたので、
来年こそはチロルに行こうと思っています！

ハンシさんからの返信 2023/08/07 04:41:28

旅するうさぎさんこんにちは

> ハンシさん、お久しぶりです。
> 今年のチロルの夏は寒かったのですね。
> 昨日、STUBAITALのウェブカメラを見たら
> 気温がかなり低くて、天気が悪いせいかな？
> と思ったのですが、
> 元々、今年の夏が寒いのですね。
>
> エッツ村のPosthotel Kassl、
> 赤いお花と赤いパラソルが
> 2001年に泊まった時と変わらない外観を保っていて
> 拝見できて嬉しかったです。
>
> コロナもだいぶ納まってきたので、
> 来年こそはチロルに行こうと思っています！

旅するうさぎさんお久しぶりです。お便りありがとうございます。

今オーバーアウに来ています。サンクトアントンやエッツタールに比べると暖かい感じです。
上着もダウンからウインドブレーカーに変えました。
オーバーアウには初めて訪れました。長閑ななかなか良いところです。
昨年は40日間、今年は1ヶ月間と大好きなチロル地方を回っています。
今年はスチューバイタールのノイシュテフトに4泊します。昨年来てとても気に入りました。
はや来年の2月の航空券と宿の予約(１５日間)もしました。
4年おきに開催のアクサムスの仮面行列を見たいと思ってです。来年を逃すと4年後には来られるかどうか〜残りの人生が少なくなって来ているものですからね。
札幌の友人からコロナにかかったとラインがありましたがこちらではマスク姿を見かけることはありません。
全てコロナ前に戻っているようです。
是非お出かけになって下さい。

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