スペシャルコンサート２０２３

2023/07/17 - 2023/07/17

ヴァイオリニスト前橋汀子さんの大ファンである。
2022年に演奏活動60周年を迎え、私の追っかけ歴も50年になる。

今回、日本のクラシック界のレジェンドが集合する『荘村清志スペシャル・コンサート2023』がサントリーホールで開催された。
指揮の秋山和慶氏・東京フィルハーモニー交響楽団、ヴァイオリンの前橋汀子さんがゲスト出演で、華やかな聴きごたえのある演奏会となった。

【音楽はひとを幸せにする】まさに、その言葉通りであります。
演奏家の皆さまのご活躍に元気をいただきました。

エリア 赤坂(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

スペシャルコンサート２０２３
ギタリスト荘村清志さんの演奏会に、前橋汀子さんがゲスト出演するというので、久しぶりにサントリーホールに行った。

お天気の良い海の日。
早めに着いたが、赤坂あたりの駐車料金が高いので、ドトールでお茶して、少し車を走らせお台場に行って時間を潰した。

レインボーブリッジが見えるお台場海浜公園。
この周りを車でグルグル回り、賃貸物件でいくら位なんだろうと夢ですら叶わないような話をしながらドライブする。

お台場海浜公園 公園・植物園

高層マンションが林立してるが、一体どんな人が住んでいるのだろう。
東京の人口は約1400万人だが、江東区の人口は約53万人。

おだいばビーチ ビーチ

歳のせいか、『シンプルな暮らし』『老後を自分のペースで生きる』『団地一人暮らしの日常』なんていう動画を観たり本をよく読んでる。
憧れを抱いても、もう今からこういう所では暮らせないだろう。

おだいばビーチをのんびり歩いて、非日常の空間に身を投じると、いろんな思いが溢れて来た。

後ろを振り返ると、フジテレビの社屋が見えた。

こんな事でもない限り、お台場で日向ぼっこしながらレインボーブリッジを眺めるなんて・・なかっただろうな。
普段、家の周りで過ごすのとは全く違う景色だ。

レインボーブリッジ 名所・史跡

プリツカー賞受賞者の建築家・丹下健三氏が設計した日本最大の放送局社屋。
浮かぶ球体。お台場のシンボル。

フジテレビ本社ビル 名所・史跡

デックス東京ビーチ前のおだいばビーチ、マリンハウス近くに置かれたモヤイ像。
新島特産の抗火石を使って作られた像。
渋谷駅・蒲田駅前・竹芝桟橋にもモヤイ像が設置されている。

『BLUE TABLE Odaiba』
眺望を楽しみながらアイスクリームを頬張る。

本当は、ハワイビールを飲みたかったけど、これから演奏会に行くのに寝てしまってはいけないから我慢。

14：00開演なので、13：30にホールに入った。

サントリーホール 名所・史跡

すごい人だった。
有名なバイオリニストや音楽家・著名な方々も多くいた。

指揮：秋山和慶
東京フィルハーモニー交響楽団
ギター：荘村清志
ヴァイオリン：前橋汀子(ゲスト)

前橋汀子さん演奏の
エルガー：愛の挨拶
イベール：間奏曲
クライスラー：美しきロスマリン

ギターとヴァイオリンという珍しい組み合わせによる名曲集は、普段のコンサートとは違った感動があった。
ヴァイオリンの伴奏は概ねピアノだが、ギターが伴奏だと音色がまろやかになる。

高校生の頃に、NHK教育テレビの『ギターをひこう』という番組を観ていて、独学でギターを練習していた。
その時の講師が荘村清志氏だった。

お年玉を貯めていて、そのお金でクラシックギターを買った。

ギター演奏が『小さなオーケストラ』と言われている。
ベートーヴェンが言ったとか、ベルリオーズが言ったとか由来に関しては諸説あるが、1人で弾いてオーケストラと呼べるようになるのは並大抵の事ではない。
タレガ作曲：アルハンブラの思い出なんて、とうてい1人で弾いているとは思えない。

この場所で前橋汀子さんが五木寛之さんと対談した記事を思い出した。
前橋さんの事が大好きだ。
エネルギッシュで素敵に繊細かつダイナミックな演奏を披露してくださると、本当に私も元気になる。
今回も有難うございました。