「伊与久沼」のハス_2023_赤い花は見頃終盤、白い花は見頃末期でした（群馬県・伊勢崎市）

2023/07/20 - 2023/07/20

伊勢崎市の「伊与久沼」へ、ハスの花を見に行きました。「伊与久沼」は伊勢崎市の「佐波第一工業団地」の中にある沼で、北と南に分かれています。ハスの花が咲いているのは”北の沼”で、沼の北側には白いハス、南東側には赤いハスが咲いています。

咲き具合の印象は、赤い花は見頃終盤、白い花は見頃末期でしたが、どちらも綺麗な花が沢山咲いていました。観光地ではありませんが、最盛期には見応えがあると思います。

エリア 伊勢崎(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

群馬県伊勢崎市の東部、北から南へ流れる粕川の東側に「伊与久沼」があります。”沼”は道路を挟んで北と南に分かれていて、その道路の南側にはヒマワリが咲いていました。

道路の北側に、駐車場があります。その西側、写真奥のフェンスの向こう側が「伊与久沼」です。

「伊与久沼」は、「伊勢崎佐波第一工業団地」の中央にあります。

写真は、駐車場横に立っていた案内図に加筆した図です。赤丸が現在地、黄色枠が「伊与久沼」で、道路の北側と南側に分かれています。その右の緑色のところが「伊与久沼公園」で、野球場とテニスコート、散策できる林があります。

きちんと造成された沼なので、工業団地造成時に作った調整池だと思いましたが、Webサイト「群馬の湖沼」によると、元禄10年(1697)に造られた”灌漑用の池”だそうです。

写真は、東の端から見た”北側”の「伊与久沼」です。

ハスの花は、”北側”の沼に咲いています。この後、”北側”の沼の周囲を、右回りに歩きます。

なお、南側の池は、あの「池の水全部抜く」の対象になったようで、番組のホームページには「直径500m巨大池で外来生物調査＆ゴミ清掃！EXILE・TAKAHIROは次々と魚を捕獲！竹内涼真は巨大ウナギと格闘！」と紹介されていました。

沼の南東側には、赤い花が咲いています。

沼の周囲の地面に対して、水面が低いので、ハスの花は下の方に咲いています。

花の上から見るには好都合です。

半開のハスの花、別の花のようにも見えます。

花の位置が低いので、擁壁の陰になって陽が当たりにくいところがあります。

沼の南東側から見た、北方向の景色です。対岸は「伊与久沼公園」の林（築山や散策路がある）です。

北西方向の景色です。対岸は「東洋アルミニウム」の工場です。

沼の東側のエリア（アルファベットの大文字の”Ｌ”の右下部分）です。

対岸は「伊与久沼公園」の林、右のフェンスの向こうに野球場があります。

南側から見た「伊与久沼」です。手前側（アルファベットの大文字の”Ｌ”の左下の角の部分）は、水面が見えています。

奥の方（沼の北のエリア）に、白いハスの花が咲いています。

沼の南西側から見た、東方向の景色です。右の道路の更に右に”南の沼”があります。

左奥に、野球場の照明塔が見えています。

沼の西側を、中程まで歩くと、ハスが繁茂しています。対岸は「伊与久沼公園」の林です。

この辺りには、赤い花も咲いていますが、ここから左（北）は、白いハスの花が咲くエリアです。

赤い花と白い花が、混在しています。

赤と白が隣り合って咲いています。

白い花は”こういう形”　ではなくて、これは”開き過ぎ”だと思います。

開き過ぎのような気がしますが、沢山咲いてる花、みんな同じように開いています。

赤い花と見比べると、花の基本形が違うように見えます。

花びらが長いので、垂れ下がってしまう、のかもしれません。

さらに北へ歩くと、赤い花はほとんど見られません。

対岸の右側は「伊与久沼公園」、左側は、駐車場横の案内図によると「岐阜プラスチック」と書かれていましたが、今は「リスパック」の工場のようです。どちらもおなじリスグループ傘下なので、使い分けているのかもしれません。

この白い花、花びらが長いので、少しの風でも大袈裟に揺れなびきます。

北西側から見た「伊与久沼」、南東方向の景色です。

この左手前、ハスではない植物が茂っているので、ハスはここまで、と思ったら……

左（北東方向）を見ると、さらに北側にもハスが繁っています。

なので、北側から見ると、こんな具合に、繁茂するハスの途中が分断されています。

北の端の方まで、白いハスが沢山咲いています。

どの花も、最盛期を過ぎたように感じますが、”正しい形”を知らないので、なんとも言えませんね。

この形が”正解”なのでしょうか。

こういう形もありましたが、こちらの方が”ハスっぽく”感じます。

それよりも、こちらの方が、”ハス”　ですね。

これはこれで、躍動感があって、悪い形ではありません。

北側から見た「伊与久沼」です。右に見えるフェンスの外側を歩いてきました。

沼の東側、写真の左側を、向こう（南）へ歩いて行きます。

沼の北のエリア、東側から西方向を見ています。

こんな形の花も咲いていました。

対岸は「東洋アルミニウム」の工場です。

沼の東側から、北方向を見ています。右後方の”雲が沸いているところ”が「赤城山」です。

東側の中程から見た、南西方向の景色です。

南方向を見ると、赤い花と白い花が混在して咲いています。

赤い花が咲くところ、沼の東のエリアまで歩いてきました。

こちらの花の方が、ハスの花っぽく見えます。（個人の感想です）

こういう形の花も咲いてました。

この日は中部地方がとても暑かった日、北関東では体温以上にはならず、適度に吹く風が、暑さを若干和らげてくれていました。

沼の東のエリアに咲く赤いハス、花托もありますがツボミもあります。

見頃としては終盤、の印象でした。

とは云っても、探せば綺麗な花が見つかります。これなんか、チューリップ風に見えます。

”らしい” 形のハスの花もあります。

雑草が片付けば、もっと見事なハスの群生地になるのでしょうが、観光地ではないので無理なのでしょうね。

なので、部分的に綺麗そうな花を探します。

幸い、ここは水面が（だから花の位置が）低いので、花の中まで見られます。

青空を背景に、という訳にはいきませんが、これはこれで綺麗だと思います。

ハスの花の中、花ごとに色々変ってるのがあって、これも面白いと思います。

という訳で、工業団地の中の「伊与久沼」で、赤いハスと白いハス、の花を見てきました。

（　おしまい　）