2023/07/18 - 2023/07/18
167位(同エリア299件中)
まりあさん
ケータイ国盗り合戦ゲームの、GPSによるスタンプラリー、夏の陣の100スポット取りを兼ねた、プチ旅行の第二弾です。
そのスポットに行くと、ゲットできる武将玉というのがあるのですが、湯村温泉の武将玉のデザインがカッコいいので、夏の陣が始まってから、無性に湯村温泉に行きたい気持ちが高まったのでした。
湯村温泉は、以前はちょくちょく訪れていたけど、最近はずっとご無沙汰だったこともあり、久しぶりに国道9号線をのんびり走りたいという気持ちも盛り上がったのでした。
スポットは、湯村温泉からちょっと足を伸ばすと、鳥取県の二つのスポットも取れると分かり、三朝温泉にも泊まることにしました。
さらに、帰路に、宮津に泊まり、天橋立を歩きたいという目標も立てました。(三朝温泉をメインにしようと、旅行記を書き始めたのですが、結果的には天橋立の方がハイライトになってしまいました)
たかがゲーム、されどゲーム。
基本的に、ゲームに時間は捧げない主義なのですが、国盗りゲームは、お出かけ主義で、出かけないとゲームに勝てないという基本方針なので、旅行オタクとしては、そして元通訳ガイドとしては、仕事や趣味で、ほぼ全ての日本の観光地を網羅してしまったので、次に行くところを決めにくいという問題がありますが、このゲームは、その問題を軽減してくれるのです。
これは、旅歴を重ねれば重ねるほど、そして年齢を重ねれば重ねるほどに大きくなっていく、次はどこに行こうか決めれない、という問題ですが、そういう時に、「ゲームのスポット」という動機を与えてくれて、旅のデスティネーションがさらりと決まり、行く意欲を盛り上げてくれるというメリットがあります。それゆえ、10年以上も、このゲームで遊んでいるのでしょうか。
今回は、すべて素泊まりです。夏の陣のスポットを重視して、宿泊地を決めたら、フレンチの宿は見つからず、最近の私は、旅館の和食をあまり美味しいとは感じなくなったようで、フレンチなら3万円を出してでも食べたいと思うけど、和食の懐石ならいいや、と思ってしまい、結果的に全て素泊まりになりました。
しかも、山陰のエリアは、ファミレスも限定的で、食事はめちゃ侘しいものになってしまいました(笑)。
朝食は、コンビニのサンドイッチと牛乳と野菜ジュースとヨーグルトがあれば、十分です。
ランチは、ガストかココスあたりで遅い目の時間帯に食べて、
夕食は、前回の旅で、お寿司のパックが大きすぎたみたいで、体重が1キロ増えてしまったので、今回は、ちっこいちっこいお寿司の小さいパックと、サラダのパック、というダイエット版で、五日間を過ごしました。
ガストを愛好しているのですが、コロナでの苦境からか、だんだんメニューが貧相な方に変わっていって、私の好きな、豆腐サラダも、トマトソースのパスタも姿を消して、満足度が下がっています。
今回は、イオンモールのない宮津で、駐車場探しから見つけた、「さとう」というスーパーのチェーンの、さとう・宮津店みっぷるの中にある、トンカツ屋さんが美味しかったです。
まあまあ高級な旅館に泊まったけど、素泊まりばっかりだったので、4泊で、4万円弱というお値打ちでした。それに、利用した高速道路も、大半は無料高速で、スピードは出せませんが、通行料もほとんどかからず、ちんたらちんたら60-70キロで走るので、ガソリンの燃費もめちゃ良かったです。
コスト・パフォーマンスもよく、体重も元に戻り、節約バージョンの旅は、ある意味大成功でした。
ゲームの順位は、500位になり、海の景色と天橋立ウォーキングは、バッチリ楽しめました。
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湯村温泉は井づつやさん。
高級旅館の内装。 -
そして、お抹茶と和菓子のウェルカム・サービスはさすがです。
入り口に、仲井さんが並んでご挨拶とか、若女将が着物姿で、炎天下の駐車場でお客様を見送るとかは、あまり必要ないと思いますが、とにかく、久しぶりの「高級旅館」でした。 -
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地下二階にあるこの門から、荒湯と呼ばれる観光スポットに歩いて行けます
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過去に来た時には、町は歩くとこなんかない、と認識してましたが、今の私は、昔よりずっとウォーキングが趣味になっているので、こんな素敵な川沿の道があったのね、とびっくりしました。
ただし、到着時点では、危険な暑さ真っ只中。
なので、夕暮れに再度ウォーキングしました -
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ここに卵を網袋に入れて吊るすと、温泉卵になるという、熱々の噴泉。
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18時まで、湯上がりドリンクのサービスがあったので、まずはさっとお風呂に入り、冷抹茶と梨のお菓子をいただきます
緑に囲まれたおやすみどころが素敵でした。 -
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日暮前の、6時ごろに再度、ウォーキングしました。
もう、皆さん、夕食タイムなので、誰も歩いてません。 -
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レトロな看板を集めてありました。
めちゃ懐かしい。 -
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灯ともし頃になってきました。けど、まだ空は明るい
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翌日のランチは、倉吉のガスト。
すでにここで、三朝温泉のGPSを取れましたから、宿に着く直前に、遅い目のランチです。
最近のファミレスで活躍している、配膳ロボット -
私の好きなトマトクリームソースは売り切れ。
たらこのスパゲッティも好きなんですが、味付けがキツすぎる。
チキンは、サイドメニューで、少ない目の量のがあったのは嬉しかったです。 -
三朝温泉の三朝館。
確か、三朝温泉では、斎木別館が高級宿と記憶してますが、なんと、今は、湯快リゾートになってました。旅館街は、古い建物も素敵でしたが、全般的に寂れたイメージもありました。
部屋の冷蔵庫は、懐かしい、旅館パターンです。
自分が持ってきたお茶や牛乳などを冷やすスペースに苦労しましたが、なんとか隙間に入れることができました(笑)。 -
部屋は広々。
ここは布団ではなく、ベッドが二つ。
マットはしっかりしていたので、寝心地はバッチリでした。
年取ると、布団とか座布団からの立ち上がりがしんどいんですよね。
最近は、和室を避けるようになりました(笑)。 -
コンセントがこのテレビの横のしかなくって、LINEのメッセージを打つのは、床の間に座って、でした。
最近は、枕元のコンセントとかが必須になっているから、たいていのホテルは、延長コードを這わしてでもコンセントを作るようになってますが、やはり、レトロな旅館は、コンセントも昔のままでした(笑)。 -
一人で、素泊まりで探すと、「お部屋、おまかせ」しかなかったです。
本当は、反対側が川の景色になるのですが、選べませんでした。 -
お風呂に向かう畳廊下
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宿の前には広い川があり、遊歩道もついてました。
昔は、そんなこと気づきもしなかったけど、今は、遊歩道を見ると、ウキウキして、とことん歩いてみたくなる私です。
この日は、チェックイン直後にかなりの雨があり、それが止んだ、夕暮れ時にウォーキングを楽しみました。 -
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こちらが私が泊まった三朝館。
その近くには、古い木造の旅館が何軒かありましたが、中には、「休館日」としているところもありました。
昨今の、人手不足で、「休館日」を設ける宿が増えたとニュースで聞きましたが、それを実感しました。 -
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三朝温泉から、宮津までのドライブがけっこうしんどかったです。
宮津では2泊にしたので、「明日はゆっくりできる」と言い聞かせて、走りました。
距離はほんの170キロなのですが、無料高速は、電車みたいに、長々と車の車列が連なって、このエリアは、国道にせよ、高速にせよ、「もっとも遅い車のスピードで移動する」しかないのです。
海外でレンタカーした時の経験では、「遅い車は、速い車に道を譲る」という常識の国が多いから、例えばスペインなどで走る時、遅い車がモタモタしていると、後ろの車はイライラ。なるだけ早く、後ろの車を先に行かせないとやばい。
けど、日本の場合は、「悪平等の国」なので、遅い車に合わせて、後ろの何十台もが、その遅いスピードに耐えて走る。
なんか、日本の文化を表すルートだよな、と感じました。
ま、そんな文化が、日本の経済発展を阻んで、だんだん落ちぶれているような気もする。
山陰のエリアは、取り残されたエリアなんだな、なんて勝手な哲学しつつ、のんびり走りました。
ちなみに、クルージングモードで、アクセルもブレーキも踏まずに前の車についていけるので楽なのですが、これって、ついつい眠くなってしまいます。
それゆえ、カラオケのプレイリストをかけて、3割ぐらいの時間は、歌を歌いながら走りました(笑)。締め切った車内ですから、冷房ガンガンかけて、大声で下手な歌を歌いまくっても、誰にも迷惑かけず、私の自由を楽しめます。
やっと辿り着いた、ミップルのトンカツ屋さんで、海を見ながら、遅いランチです。 -
ヒレカツとエビフライが二つついて1280円は安いですね。
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ダイワロイヤル・チェーンのホテルにチェックイン。
「天橋立ビューの部屋」で予約したのに、反対側の部屋だったので、変えてもらったのですが、どちらのサイドもオーシャンビューというのは、贅沢な立地です。
こちらは、正面玄関サイドのオーシャンビュー。 -
玄関前の駐車場が、景色を損ねてしまいます。
しかし、今回は、2泊とも、修学旅行がバス3台、そして、台湾を中心としてアジア系の観光バスが数台。
けど、個人客は、この駐車レーンの二列も埋まらない程度の量でした。
地方都市を旅すると、少なくとも平日には、コロナからまだまだ立ち直ってないことを実感します。 -
こちらが、反対側のオーシャンビューで、天橋立は、あんまり目立たないけど、黒っぽい線が真っ直ぐ伸びて見えるのが天橋立です。
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このチェーンの部屋は、36平米の広さがあるのが好きです。
そして、景色のいい立地に立つホテルが多いのも特徴です。
けど、プリンスホテル系列も、この系列も、外国資本に売られたんですよね。
で、ショックな話を聞いたのですが、この大和ロイヤル系のホテルのフレンチレストランは、軒並みクローズになっているようです。
ただまだ、細かいことは協議中のようで、将来的にどう決まるか、まだハッキリはしていないようですが、基本的には、フレンチや中華のレストランはクローズになり、バイキング・オンリーになるとか。
がっかりです。大ショックです。
ただ、今回は、学生の大きなグループや、台湾からのグループが入ってましたが、館内はかなり広いので、そううるさい目には遭わず、静かに景色を楽しめましたので、素泊まりで景色を楽しむホテルとしては、この先も、利用価値はあるのかなと感じました。 -
洗面所のコップが、組み立て式の紙コップ。
けど、ロビーには、ウェルカムサービスのコーヒーやジュースの紙コップもあるので、そちらの方がマシだよなと、コーヒーの紙コップを使いました。 -
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天橋立の部分で、LEDのイルミネーションをやってるみたいで、いろんな色に光ってました。距離があるので、写真はうまく撮れませんでしたが。
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宮津の到着日は、雨の予報がきつかったのですが、2日目はバッチリの晴れ。
それゆえ、朝の8時には、智恩寺の駐車場に入り、前々からしてみたかった、「天橋立ウォーキング」開始です。
50分ほどで歩き切れるようですが、往復するのはきつそう。
途中で引き返そうか、どうしようか、と決めないままにスタート。 -
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7割あたり歩いたところで、ググってみたら、このまま向こう岸まで行くと、9時15分発の遊覧船で、元の駐車場近くまで戻れるとわかり、歩ききることにしました。
歩いて50分ですが、船に乗ると、15分ほどで戻れます。
こうやって、途中で、ネットで時刻表などを調べながら、プランを立てられるのは、ネット時代の嬉しい点です。 -
桟橋に着くと、10分待ちほどで、9時15分発に乗れました。自販機で、冷えたカフェオレを飲んで、クールダウンしました。
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カモメの餌のかっぱえびせんが、100円で売られてましたが、私は買わず、乗り合わせた方の餌やりのようすをパチリ。
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上に投げると、空中でパクリと上手に食べてました
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桟橋のすぐ近くに、ビューランドが見えました。
ケーブルカーかリフトで、山の展望台までいけるようです。 -
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過去の天橋立訪問では、いつも西国観音霊場の成相寺の方の展望台に行っていたのですが、今回、ホテルに置かれた観光パンフレットをつらつらみていて、反対側の山手に、天橋立ビューランド、というのがあることに気づきました。
どちらも、リフトかケーブルカーかを選んで上り下りできる、というパターンでした。
今回は、車を智恩寺の駐車場に停めたので(一日700円)、そのままビューランドの方に歩いて、山の展望台に上がりました。(周辺には、1日600円の駐車場がたくさんあるので、智恩寺の駐車場はガラガラでした)
もしかしたら、成相寺よりもいいかもしれない、なかなか素敵な景色を楽しめました。
上りは、ケーブルカーにしました。
お客さんはたった3人なので、ゆったりと写真を撮りながら、上がりました -
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朝、歩いた時には、右側に朝日が当たり、左側が影になっていたので、右側の浜辺にはあまり出なかったのですが、上から見ると、波打ったような浜辺の模様がきれいに見えました。
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ロイヤルホテルは、右側の半島のように突き出したところにあるので、まさに天橋立の真向かいの位置になります。
そして、半島や天橋立に囲まれたように位置する、海は、いつも静かで、景色を楽しめるのです。
今日は、左側に雲が多く、右側は青空が多いので、海の色の違いが、青空の量の違いがくっきり分かれます。 -
ビューランドにある展望塔。
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ここにも、股のぞき台がありました。
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半島の山と山の間にある、白い建物が、宮津のロイヤルホテルです。
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やはり、美しい海の色を見るためには、青空の広がりが必須条件ですね
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帰りは、リフトにしました。
上りのリフトは、景色はイマイチですよね(笑)。
この景色を見ながら、リフトで風を感じて下るのは、なかなかの贅沢です。 -
智恩寺
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宮津の地図を見ていたら、古いお寺がたくさんあることに気づき、そのいくつかをまわってみました。
が、暑さにめげて、そこそこでリタイヤしました。 -
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ここ、元お城だったのでしょうか。
城壁のようなところの上に、今は幼稚園がありました -
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カトリック教会もありました。
ウォーキング好きになったから、町歩きがぐんと充実するようになりました。
今回は、宮津の町を、しっかり堪能しました。
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