![毎年恒例、夫の両親のお墓参りの為の周防大島。<br />夫の両親は大学時代から東京に住んでいて、夫も東京の生まれ育ち。<br />でも夫の両親が生まれ育った周防大島に菩提寺とお墓があるので、毎年周防大島へ行くのだ。<br /><br />周防大島へは羽田から岩国まで飛行機で飛んで、岩国からレンタカーで行く。<br />周防大島では、島唯一のリゾートホテル(というふれ込みの)サンシャインサザンセトに宿泊していたのだが、今年はサンシャインサザンセトがマリッサリゾートとしてリニュアルオープン。<br />オープンしてまだ間も無く、口コミもまだない。<br />それなのに、宿泊料金は2人で1泊2食付きで10万円を超える設定。<br />いや、一泊で10万円を超えるホテルってどうよ?<br /><br />別のとこに泊まろう。<br />で、評判の良い錦帯橋の目の前の割烹旅館に泊まってみた記録。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/84/08/650x_11840823.jpg?updated_at=1690093394)
2023/07/14 - 2023/07/16
152位(同エリア684件中)
こあゆきさん
この旅行記のスケジュール
2023/07/14
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車での移動
埼玉県川口市ー首都高ー羽田空港
2023/07/15
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飛行機での移動
羽田空港ーANA631ー岩国錦帯橋空港
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車での移動
レンタカーー岩国錦帯橋空港ー周防大島
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車での移動
レンタカー
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お墓参り
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車での移動
レンタカー
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車での移動
レンタカー 1時間
2023/07/16
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車での移動
レンタカー45分
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車での移動
レンタカー10分
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岩屋観音
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車での移動
レンタカー1時間
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今津天満宮
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車での移動
レンタカー10分
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飛行機での移動
岩国錦帯橋空港ーANA636ー羽田空港
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車での移動
自家用車ー首都高ー自宅
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この旅行記スケジュールを元に
毎年恒例、夫の両親のお墓参りの為の周防大島。
夫の両親は大学時代から東京に住んでいて、夫も東京の生まれ育ち。
でも夫の両親が生まれ育った周防大島に菩提寺とお墓があるので、毎年周防大島へ行くのだ。
周防大島へは羽田から岩国まで飛行機で飛んで、岩国からレンタカーで行く。
周防大島では、島唯一のリゾートホテル(というふれ込みの)サンシャインサザンセトに宿泊していたのだが、今年はサンシャインサザンセトがマリッサリゾートとしてリニュアルオープン。
オープンしてまだ間も無く、口コミもまだない。
それなのに、宿泊料金は2人で1泊2食付きで10万円を超える設定。
いや、一泊で10万円を超えるホテルってどうよ?
別のとこに泊まろう。
で、評判の良い錦帯橋の目の前の割烹旅館に泊まってみた記録。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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周防大島へ向かう前日は、いつも羽田空港に前泊する。
我が家から羽田空港は車で1時間かからない距離だけれど、早朝便に乗るので、万が一の道路状況を考えて必ず前泊することにしている。
と、いうことで、仕事を定時で切り上げ羽田空港へ向かう。
今回は首都高が渋滞していて、結構時間がかかった。 -
羽田空港から早朝のANAを利用する時は、必ず第2ターミナル出発ロビー直結の、羽田エクセルホテル東急にお泊まりする。
会員価格で1番小さくて安いエコノミーツインを予約。
公式サイトで会員として予約すると、大抵無料アップグレードしてスタンダードツインにしてくれたり、滑走路が見える部屋にしてくれたりするのだけど、最近はなかなかそれがなく…。
寝るだけだし、午前6時にチェックアウトするから、それで十分なのだけれど、それでも素泊まりツインで一泊24,000円って高いと思うのは私だけ?
部屋の実態から実質1人7,000円で2人で14,000円が妥当かな、といつも思うのだけれど、まぁホテルを出ると出発ロビーなので、この強気の値段設定も仕方がない。 -
羽田エクセルホテル東急の1番安いエコノミーツインルーム。
部屋に入るとオープンクローゼット。
これは普通のスタンダードツインやデラックスツインでも変わらない。 -
入り口ドアすぐのところに金庫。
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金庫の下にスチームアイロンとアイロン台。
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バスルームはエコノミーツインは普通のビジホ並み。
スタンダードツインやデラックスツインのバスルームは割と広めだし、部屋によってはこういうバスルームではない部屋もある。 -
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは割と使い心地がいい。
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アメニティは一通り全部揃っている。
当然ながらドライヤーも。 -
部屋のテーブルには、私が宿泊する時は必ず基礎化粧品のセットをもらうせいか?
既にそれが2セット置かれていた。 -
エコノミーツインと言っても、ダブルベッド2台にテーブル、椅子があるツインルームなので、普通のビジホからしたら、まぁ大きめの部屋なのだが。
羽田エクセルホテル東急 宿・ホテル
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ベッドサイドにはコンセントもあり。
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安い部屋の条件?
内側の部屋。
それを承知で予約しているから、それは問題なし。 -
窓際に空気清浄機。
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お茶セットなどが入ったキャビネットの上。
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サービスの水がペットボトルじゃなくて、缶ボトルに変わってた。
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お茶セット。
湯沸かしポットとほうじ茶、緑茶のティーバッグ、コーヒーのドリップパック。 -
冷蔵庫は空。
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壁掛けテレビの下に充電器なども揃っていた。
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さて、夕食を食べに行こう。
ホテルを出たところ。
空港のレストランへ向かう。羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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何を食べようかな。
と、夫とぶらぶらして、ここへ。 -
先ずは生ビールで乾杯!
お疲れ様~! -
稲庭うどんのお店に入ったのに、稲庭うどんを食べないで、比内地鶏の親子丼を注文。
お味は…。
以前、一人旅で秋田に行った時に食べた比内地鶏の親子丼がすごく美味しくて、それが絶品すぎたので、こちらはちょっと残念だった。
まぁ、専門が違うお店だったからね。万治堂 グルメ・レストラン
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お店を出て、ほろ酔い気分で滑走路を眺める。
夜の空港って実は大好きで。
でも夜の空港なら国際線ターミナルの方がいい。 -
ホテルに戻って、エレベーターホール近くにあった自販機で買ったアイス。
お風呂上がりに食べてた。羽田エクセルホテル東急 宿・ホテル
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翌朝。
午前6時にチェックアウトして、すぐ保安検査場を抜け、搭乗口へ。
そういえばANAがskipサービスからオンラインチェックインに変わったけれど、その違いがいまだにわからない。
skipサービスの時もオンラインチェックインもやってることは同じなんだけど⁈羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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隣に駐機している飛行機、鬼滅ジェットだ!
あっちに乗ってみたかったな~。 -
でも、今回の飛行機はモニターが各席に付いていたので嬉しかった。
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羽田を飛び立った時に富士山が見えた。
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飛行時間1時間20分で、岩国錦帯橋空港に到着。
いつもの金魚は今年は青!
青い金魚もあるんだ~と、なんだか新鮮な気持ちに。岩国錦帯橋空港 空港
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乗ってきた飛行機。
これからまた東京に向かう便になるのか?
それとも沖縄に向かう便になるのかな? -
岩国錦帯橋空港からは毎回、レンタカーを借りる。
レンタカーの運転は夫にお任せで。 -
岩国錦帯橋空港から約1時間で、周防大島の道の駅サザンセトとうわに到着。
ここで、トイレ休憩をとり、お墓参り用のお花を買った。道の駅 サザンセトとうわ 道の駅
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サザンセトとうわで見かけたみかん色のポスト。
これ、今までもここにあったっけ?
毎年来てるのだけれど、普通の赤いポストじゃなかった? -
さて。
夫の両親のお墓参り。
お墓は夫の祖父と、祖母と、幼くして亡くなった伯母と、両親の。
夫の祖父は元々職業軍人で、第二次世界大戦の時に中国で亡くなったとのこと。お墓も普通の形じゃなくて、先の尖った背の高い戦没軍人墓にお1人で入ってらっしゃる。
でもここに本当に遺骨が入っているのかどうかは、夫も聞いたことがないとのこと。
その隣の先祖代々の墓に、夫の祖母と、幼い頃に亡くなったという夫の母の双子の姉が眠っている。
夫の祖母は私も知っていて、嫁いだ後、周防大島に来るたびにいろいろなことを教わった。
夫の両親は長年東京に住んでいたが、晩年私たちを頼って埼玉県に引っ越してきた。
後に夫の父を看取り、夫の母を看取り、その度に葬儀をし、遺骨を抱いて飛行機に乗り、この周防大島のお墓に埋葬した。
そんな訳で、毎年お墓参りや法要で周防大島に来るのだけれど、今はもう家もない。 -
お墓は菩提寺から少し離れた小高い丘のようなところに集まっている。
そのそばに、こんな看板がある。
村上水軍の関係の大きな石碑がお墓が集まる真ん中あたりに建っているのだが、その説明らしい。 -
お墓参りが終わったら、お楽しみのランチを食べに行く。
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今回のランチは、私が行きたがっていたレストランを夫が予約してくれていた。
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周防大島のcafe & restaurantさぶろう亭。
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店内はこじんまりとしていて、予約をしていないお客さんが何組も帰って行ったりといった人気店。
写真は、お客さんたちがいなくなった瞬間、慌てて撮った。 -
窓際の席に案内される。
窓からの景色は海と、眼下の貯水池? -
レストランの席から見上げる空。
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お水の代わりに?香りの良いお茶を出された。
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店内はとてもセンスがいい造り。
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注文したのは、これ。
「長萩和牛の石窯ローストビーフ 龍神の塩と共に」
1人2,800円のランチとなったけれど、これがすごく美味しくて。
めちゃくちゃおススメ!石窯カフェ レストラン さぶろう亭 グルメ・レストラン
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食後にはコーヒー。
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周防大島を出る前に何故か必ず寄ってしまう菓子乃季というお店。
山口県のお菓子屋さんで、あちこちで見かけるのだけど、山口県のお土産となるお菓子がどれも美味しいので、何かしら買ってしまう。 -
そういえば、菓子乃季のお店に貼ってあったポスター。
周防大島の夏のドレスコードはアロハシャツなんだそう。昔、周防大島で郵便局に行ったら、郵便局の人がみんなアロハシャツを着ていたことがあったっけ。
そんな思い出話を夫とした。 -
周防大島、また来年来るね~。
ということで、また岩国に戻る。
いつもはお墓参りにくると大抵、サンシャインサザンセトに泊まっていたけれど、サンシャインサザンセトはリニューアルしてマリッサリゾートになってしまい、この日の連休中の宿泊料金が2人1泊2食付きで10万超えの約11万。
一泊するだけで10万を超えるホテルって一体?
(平日は1人4万くらいらしい)
リニューアルオープンしているのに、未だちゃんとした口コミもないし。
ネットで今出ている口コミは全て以前のサンシャインサザンセトの時のものだし。
先行予約を開始した時は、部屋も宿泊費もオープンにされてなく、全く電話も繋がらない状態で。
予約を入れるにはまだ怖くて、今回は岩国の旅館を予約していたのだ。
(誰か泊まった方、正しい口コミを下さい~!) -
さて、今夜のお宿はここ。
岩国錦帯橋、目の前の割烹旅館白為。割烹旅館 白為旅館 宿・ホテル
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玄関前の池に立派な鯉が!
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小さな水車もあって、凄く素敵な雰囲気!
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こんにちは~!と引き戸を開けたら、既に素敵な女将さんがお出迎えしてくださっていた。
因みに駐車場は、この旅館の左側の道を入ってすぐの左側にある。 -
フロントでチェックイン。
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チェックインをして、女将さんの案内でお部屋に。
205号室にアサインされた。 -
部屋のドアの内側に貼ってあった館内図。
なかなか興味深い館内。
リノベーションしているみたいだから、もしかしたらこの図とは若干違うのかもしれないけど。 -
2階の205号室は畳の部屋にベッド2台が入ったお部屋で、ベッドの方がありがたい世代の私たちは思わずにっこり。
そして何よりこの景色! -
これ、凄い!
部屋から錦帯橋が!
お部屋お任せのプランだったのに、めちゃくちゃ良いお部屋で、すごく嬉しかった。
錦帯橋に来ている観光客のみなさんに対する優越感、半端なかった。 -
お部屋のベッドはどちらかというと、ふかふか系だが、寝心地は良く、よく眠れた。
両脇にコンセントもあるので便利。 -
窓際に寛げる大きめな椅子と、テーブル。
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お茶は女将さんが入れてくれた。
お菓子は「若あゆ」。
鮎の季節だからかな?各地で見る和菓子だけれど、中の求肥が美味しくて好き。 -
お茶の用意や、電話、ティッシュボックス、お湯のポットと、お水のポットもあった。
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冷蔵庫はいくつか飲み物が入ったタイプ。
でも値段表がなかったので、手を出さず。
こういう時、値段表があると安心して飲んだりするんだけど。 -
クローゼットに金庫とバスタオル、浴衣セット、アメニティセット。
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浴衣と羽織と帯と、どこかで見たことがあるアメニティセット。
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今年スキーに行った、奥日光高原ホテルでもらったアメニティセットと同じ!
これ、なかなかいいんだよね、そんなことを夫と話す。 -
部屋にはビジホみたいなユニットバスもあった。
トイレはウォシュレット。 -
部屋のユニットバスのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ。
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で、ユニットバスもあるのに、そのユニットバスの前に独立した洗面所。
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ミキモトの化粧水などのセットも!これ、ポイント高し!
ドライヤー、ブラシ、コットンセットなど。 -
メイク落としにヒアルロン酸の化粧水。
歯ブラシたてもある。
なんか気が利いてるねー。 -
部屋で一息ついた後は、お風呂に行こう!
お風呂は貸し切りだそう。
部屋の前の階段を降りて…。
降りた先、フロントの前の廊下を行くと。 -
更に地下に行く階段。
ここを降りて。 -
お風呂、到着。
ここの旅館にお風呂は2つある。
大きめのお風呂と、ちょっと小さめのお風呂。
私たちは、小さめのお風呂に入ることにしたのだが、その前に、大きい方のお風呂をのぞいて見る。 -
こちらが大きめのお風呂。
大きい方といっても、そう大きい訳ではないんだな、と思った。 -
で、小さなお風呂の方。
ドアに鍵をかけて、脱衣所を見回す。
洗面台が一つ。 -
脱衣かご3つ。
バスタオル、浴用タオルも、ここにあるのを使ってよいとのこと。 -
かごの中にドライヤーや、ブラシ。
カミソリやシャワーキャップなど。 -
小さめの方のお風呂。
と言っても、夫婦2人でのんびり入れる大きさで、逆にこちらの方が落ち着く感じだった。
ん?と思ったのは、お湯がたっぷりじゃない。
バスタブに半分くらいの量。
お風呂の準備できてます、と言われたし、どこかの口コミでお湯が少ないと書いてあった気がしたので、やっぱりこの量が正解なのかも?
ただ、お湯の量が少なかったので、逆に夫婦で「寝湯ができるよ!」なんて遊んでしまった。
(2人で寝湯ができる大きさだったので)
それが年甲斐もなく、結構楽しかったので、問題なし。笑
温泉ではないが、地下水を汲み上げて沸かしてるのかな?
入った後、温泉みたいにしばらく汗が吹き出して止まらなかった。笑 -
お風呂のシャンプー、コンディショナー、ボディーソープは部屋のユニットバスにあったものと同じ。
-
お風呂の後は、部屋に戻ってのんびり。
お茶を飲んだり錦帯橋を部屋から眺めたりして過ごした。
夕方18時30分、夕食の時間。
夕食は部屋から更に一階分、階段を上がった3階に用意された。 -
ちょうど私たちの部屋の真上あたりにあるお食事処で、夕食を頂く。
先ずは何を飲もうかな? -
最初なので、私が大好きな山口県のお酒、五橋を。
おちょこもすりガラスで綺麗。 -
さて、お料理の最初は食前酒。
梅酒だそうだが、氷で薄まってしまっていて、すごーく薄くてちょっと残念だった。 -
ここはお品書きがないので、毎回お料理の説明を聞いたのだが、聞き取りが大変だったので、やっぱりお品書きは欲しいなぁ。
「鱧水仙」という名のお料理。
運ばれてきて、目の前に置かれただけで、美しさを感じてしまう。 -
生うに、鱧、さいまきえび、オクラのゼリー寄せ。
上に梅肉がかかっている。
見た目も味も本当に良く、最初の一品からレベル高!と思った美味しいお料理だった。
こうやって思い出すと、また食べたい…。
因みにこのお料理は先付けだったのだろうか? -
次に運ばれてきたのは、「天使のえびのにぎり」。
赤シャリを使用しているとのことで、確かに香りが普通の酢と違っていて、天使のえびと良く合っていた。
これは、お凌ぎとして出されたのだと思う。
天使のえびは実は割と好きで、行きつけのスペイン料理のレストランでよく食べたりしているのだけれど、他にもちょっとお高めのレストランで使われていたり、どちらかと言うと洋食のイメージだった。
にぎりにも使われるんだ~と、新鮮に感じた。 -
椀物は、「薄口仕立てのおすまし」。
焼きなす、たこ、つるな、ゆず。
お出汁が絶妙で、焼きなすやたこの味もしっかりわかった。上に乗っているのはきゅうり⁈と思ったが、柚子とのこと。
私は柚子というと黄色のものしか知らなかったので、このきゅうりもどきは、柚子じゃなくて、すだちじゃないかと説明をされても疑っていたのだが、ごめんなさい。
四国とか山口ではこの時期、青柚子という柚子が出回っているのだということを、帰って調べてから初めて知った。
関東じゃ青柚子なんて見たことなかったから…。 -
ここで、お酒を更に投入。
次は黒松を。
私は雁木が好きなのだが、夫が黒松を飲んだことないというので、黒松を注文。
おかしいなぁ。前に2人で黒松も飲んだことあるのになぁ。 -
さて、次は向付だな、と思っていたら、何やら大きな足のついたガラスの台?お皿?が登場!
かなりの大きさで、おおーっ!という感じだった。 -
お料理は以下の通り。
どれも本当に美味しくて、お酒も進んだ。
左奥の四角い器に、低温調理の鳥肝のごま油。
左側真ん中は小エビの唐揚げ。
一番手前の器は白ずいきのすだち和え?
右側奥の黒い器はウニオクラ。
右側手前の器は、潤菜の?
これらの器がそれぞれ2つずつ2人分のったガラスの台には氷と、笹と小さな短冊が飾られていて、芸術だなぁとうっとり。
お料理の説明がきちんと聞き取れなかったのが本当に残念。 -
これも向付の中の一品なんだろうか?
それにしても、たっぷりの量の「鱧の湯引き」。
こんなにたくさん、1人で食べちゃってもいいの?と思うくらいの量でびっくり。
京都などで食べると本当に一口でなくなっちゃうくらいの量しか食べられないから、本当に嬉しかった!
…2週間前にちょうど出張で京都に行っていて、本当に一口分くらい食べていたのだ。 -
鉢肴は、「天然鮎の塩焼き」。
添えてある緑のソースは、蓼酢(たです)というものだそう。ピリ辛の後味になる。
この蓼酢の説明が「たれ酢」と聞こえてしまって、「たれ酢のたれってなんですか?」と聞いたら「タレという植物だそうです」というお返事だったので、
へ~、タレって言う食べられる植物があるんだ~と、帰宅してから調べたけれど、どう探しても出てこない。
おかしいなぁ…と、鮎の塩焼き関連から探したら、呆気なく「蓼酢」の存在がわかった。
タレじゃなくて、タデだったんだ~!
因みに関東では、鮎の塩焼きはそのまま食べるものなので、半世紀生きてるけど、この蓼酢って存在を初めて知った。
関西より西では鮎の塩焼きには普通につくものなんだとか。 -
強肴は「冬瓜まんじゅう」。
枝豆とキクラゲと、サイマキエビが入っている。
上にかかっているのは銀餡。
説明では「銀餡という銀杏の餡がかかっている」と言われたけど、銀杏の餡だったんだろうか? -
止椀は肝吸い。
大きなうなぎの肝が入っていてびっくり。 -
食事はなんと、うな玉丼。
ごはんとうなぎの間に大きなだし巻き卵が!
香の物はしば漬け。
先ず、香の物が物凄く美味しかった。
うなぎはもちろん美味しかったけれど、だし巻き卵はうなぎとは別に食べたかったな。
それとも、こちらではこういう食べ方も一般的なんだろうか。
いずれにしても、鰻は大好きだし凄く美味しいのだけど、これまでの一品一品のボリュームがあって、ここまでくると、かなりお腹いっぱい。
全部自分で食べたかったけれど、半分は夫に食べてもらった。 -
デザートはパッションフルーツのゼリー。
パッションフルーツのゼリーなんて、初めて!
食感はマンゴープリンみたいだけど、パッションフルーツなので、酸味があって爽やかで、食後のデザートに最適。
こんなに、お腹いっぱい~もう食べられない~と言っている私でも美味しく頂けた。
割烹旅館白為のお夕食は、さすがの一言!
どのお料理も素晴らしく、本当に美味しかった。
普段から私たち夫婦は、割烹旅館、料理旅館、オーベルジュと呼ばれるところも含め、お料理の評判が良いお宿を泊まり歩いているのだが、こちらは更に格上で、美味しいだけじゃなく目でも楽しめる本当に素晴らしいお夕食だった。
山口県、恐るべし。
山口県には三丘温泉三水園(現オーベルジュ三水園)があるよね。橋本シェフのイノベーティブ料理を思い出してしまうくらい、私たち夫婦にとってこちらのお料理も素晴らしかった。
次にお泊まりするときは、料理長さんに是非ご挨拶させていただきたいなぁ、と思った。 -
ぐっすり眠った翌朝。
朝食は一階のお食事処で。
朝ごはんに欠かせない、海苔! -
たっぷりのサラダ。
これ、2人分。
ドレッシングは和風ドレッシングと、シーザードレッシング。 -
だし巻き卵、じゃこの佃煮、焼き鮭、焼きたらこ、小松菜の炒め煮。
フルーツはオレンジとキウイ。
ちょうど良い量で、基本的なごはんのおかずが嬉しい。割烹旅館 白為旅館 宿・ホテル
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後から持ってきてくれた、出来立て汲み上げ豆腐!
これまた絶品で。
お醤油ベースのタレもあったけど、おススメされた塩で食べるのが最高に美味しかった。
これ書いてても、またすぐ食べたくなる…。 -
お味噌汁は松山揚げが入っている。
昔、岩国錦帯橋空港ができる前、私たちが周防大島に来るのには、羽田空港から松山空港に飛んで、そこから伊保田港までフェリーというのが普通だった。
その頃、愛媛県松山市に松山揚げという油揚げがあることを知ったのだが、これ、ふにゃふにゃして柔らかい油揚げで、割と好き。
最近、松山に全然行っていないので、久しぶりに食べた。 -
ごはん。
白米大好き。美味しいよね!
チェックアウトのギリギリ前まで寛がせて頂き、チェックアウト。
このお宿は明治時代から続くお宿だそうで、フロントに昔のお宿の写真があった。お宿のご主人にこのお宿の歴史を聞き、私の好きな日光金谷ホテルや箱根富士屋ホテルと似てるなぁと何となく思った。
もちろんホテルと旅館という洋と和の違いはあるが、明治時代に創業し、戦後はGHQに接収され…、大変な時代をくぐり抜けてきて今がある。
それにしてもGHQに接収されたのは、洋風建築のある程度大きなホテルばかりと思っていたら、こういった旅館も接収されていたとは。初めて知った。
広島も近いから大変だったのでは。
こういった歴史は後世まで残して欲しいなぁ。
旅館の使われていない一室にでも、当時の写真や記録、当時の物などを展示して欲しいなぁ、そんなことも思った。
日光金谷ホテルや箱根富士屋ホテルには、そういう資料を展示している場所があって、宿泊客が自由に見られるので。
ほっこりしたおもてなしと、素晴らしいお料理の素敵な旅館だった。
また来年も行くんだろうな。
これから周防大島への墓参や法要の時は、毎回ここに泊まりにこよう!
夫と話した。 -
さて。
割烹旅館白為をチェックアウトして、後は帰るだけだったのだが、飛行機の時間までまだ間があるので、時間潰しにドライブをすることに。
で、行ってみたのが美川ムーバレー。 -
美川ムーバレーとは。
1993年に閉山した旧玖珂鉱山の坑道の一部を利用した冒険テーマパークで、ムー大陸をはじめとした「超古代文明」をテーマとした洞窟探検アトラクションが楽しめます。
迷路のような坑道には巨大な石像、隠し扉、滝、神殿、壁画があり、それぞれの場所で示されたヒントを元に謎解きをしていくというものです。岩の洞窟は探検感が存分に味わえます。
と、ネット上にあり、また口コミも子どもだけでなく大人も楽しめそうだと思ったのだが、ヒールの高いサンダルで来てしまったので、洞窟探検はまた今度来た時に。
とりあえずどんな所なんだろう?と行ってみたのだ。 -
なんか、楽しそう!
ツッコミどころ満載な感じが。 -
元はレアメタルを掘ってた鉱山なんだとか。
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入場はせずに、ショップを覗く。
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ショップと温泉?はこちら。
上にレストランがある。 -
かなりの山奥にこんな施設があり、いまだに人気があるのが凄い。
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駐車場にはどんどん車が入ってきて、家族連れやカップルなどで賑わっていた。
私たち夫婦はストレスに効くという石を買い、車に戻った。冒険テーマパーク地底王国美川ムーバレー テーマパーク
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せっかくここまで来たから、近くにあると言う岩屋観音にも行ってみた。
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美川ムーバレーから細い道路を車で進み、駐車場に車を停める。そこから坂を登る!
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歩いて登る。
この先は障害者用駐車場があるとのことだが、一般の車は駐車場に停めて、みんなここを歩いて登っていく。 -
岩屋山と書いてある。
お寺さんなので門柱なのだと思うけど、神社だったら古式の鳥居だし、いずれにせよ結界なんだろうな。 -
結構な斜度の坂道を登っていくと、ようやく観音水車でかまるくんが見えてきた。
観音水車でかまるくん テーマパーク
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どこかに日本一大きな水車!と書いてあったのを見て、見てみたいかも⁈と思った、でかまるくん。
私たち夫婦は埼玉県在住なので、日本一大きい水車は埼玉県立川の博物館の水車だと思っていたのだけれど、あれより大きな水車なの?と来てみれば。
ちょっと違ったみたい。 -
なんでも、造られた当時は日本一大きい水車だったのだとか。(今は埼玉県立川の博物館の水車が日本一。でかまるくんは11位だそう)
当時は実際に蕎麦粉をひいていて、ここの食堂でお蕎麦も食べられたのだそう。
今はその食堂だったのかな?と思われる建物が残っているだけで、営業はしていなかった。
ここでお蕎麦を食べられたり、かき氷なんかがあったら、最高だったのにな。 -
でかまるくんの説明看板。
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でかまるくんの奥に岩屋観音があった。
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この石段を登る。
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岩屋観音の説明。
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立派なお堂にお参り。
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お堂の手前に更に上に登る石段が。
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石段が洞窟に続いている。
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本当に岩屋と表現するのがぴったりの場所。
ここは、巨石の隙間なんだろうか?
それとも洞窟? -
中から階段を見下ろす。
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天井を見ると、やっぱり洞窟なんだな、と。
鍾乳洞っぽい。 -
洞窟の中に観音さまが。
弘法大師空海が木で彫った観音さまが、洞窟内の雫で石化したと言われている。 -
振り返ると外の光が入って美しい。
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岩屋を出ると外の自然がより美しく見えた。
静かな、自然の中の聖域だった。
岩屋観音を出て車に戻り、岩国錦帯橋空港方面へ戻った。 -
空港まであと少しというところで、白蛇神社に寄ってみた。
白蛇さんには20年くらい前に息子と2人で岩国観光に来た時に会いに行ったことがあるのだが、それはここじゃなかった筈…。 -
白蛇神社の御由緒。
面白いなぁ、と思ったのが御祭神様。
厳島神社の三女神と、伊勢神宮下宮、または伏見稲荷大社の宇賀之御魂神を勧請しているなんて。
白蛇さんは御眷属として祀られているということなんだろうか。(違ってたらごめんなさい) -
駐車場から入ってきたのだが、それとは別に、こちらが正式な参拝経路だったらしい。
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境内の石灯籠にも白蛇さんが。
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まだ新しい神社。
青空に映えて美しい。白蛇神社 寺・神社・教会
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釣り灯籠にも白蛇さんの意匠が。
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これ、社務所にあったおみくじ。
こんなに並んでいると、失礼ながらちょっとキモいかな…。
集合体恐怖症っぽい私だからそう感じるのだろうか? -
白蛇神社には、今津天満宮もあった。
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菅原道真公が太宰府に行かれる際に立ち寄ったのが、この岩国らしく、江戸時代には吉川家の岩国藩治世に社殿が建てられていたそう。
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こちらのお宮も新しい。
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こちらに白蛇さんがいるらしいが、真夏のせいか、全くわからなかった。
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ならば、ちゃんと観覧所で見よう。
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観覧所はミニ博物館みたいになっていた。
外側に向けて、白蛇さんグッズやお守りなども売られていた。 -
中に白蛇さんたちにまつわる物の展示があったり。
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説明があったり。
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この観覧所のガラスの中をのぞくと、白蛇さんが見える。
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どこにいる?
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あ、いた。
よーく見ると、2匹いる。 -
こっちにも。
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こっちにも。
昔から岩国の人々に守られてきた白蛇さんたち。
静かに何かを見つめている様子を見ることができた。 -
このコンクリート打ちっぱなしの建物の階段を上がっていくと…。
-
観覧所の裏手には白蛇さんたちの供養塔が。
供養塔に手を合わせてから、車に戻った。 -
レンタカーにガソリンを入れてから、岩国錦帯橋空港へ。
レンタカーを返して、空港に入る。 -
このポスターはなんだろう?
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いつもここでレンタカーを借りる。
この時間帯は人もまばら。 -
空港にくると、必ずお土産物などを見て回る。
あまりここでは買わないのだけど。 -
岩国の米軍基地の滑走路を借りている日本一小さな空港だと思う。
だからラウンジもない。
一応別館にカフェ&レストランがあるけれど、営業時間が短いのが残念。 -
飛行機はスタンバイ状態。
岩国錦帯橋空港 空港
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さあ、飛行機に乗ろう。
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またね、山口県。
また来年。 -
行きは個別にモニターがある席だったけど、帰りはそうじゃなかったので、映画は見なかった。
一応スマホにダウンロードしてきたのだけれど。 -
飛行機の窓からの景色を見るのが好き。
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はい、羽田空港到着。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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羽田空港からマイカーで自宅へ。
運転は夫。 -
スカイツリーを過ぎたらもうすぐ自宅。
今年の周防大島のお墓参りも無事済んで良かった。
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