2023年、プチ旅行を積み重ねるぞ (16) 夏の陣、スタンプラリーで、加賀、高岡。そして、猫カフェ

2023/07/10 - 2023/07/10

手前の札幌の旅は、もともとは合計3週間の避暑ステイだったんですが、連れとの旅程調整で、二転三転して、6日からの3泊の予定を、旭川から札幌に変更しようとしたら、札幌のホテルが、ほぼ売り切れ状態で、それにつけ込んだホテルが、一泊4万円から15万円、というとんでもない料金でびっくりしたのでした。

奇跡的に、ルートインホテルの部屋が、一泊9000円という正常な料金で取れたのですが、そして、ルートインホテルは、基本的には大好きなチェーンで、移動中の一泊には、高速のインターチェンジ近くにあるルートインは、利便性も高く、よく利用してます。
けど、この時に取れたルートインは、駅前で、それゆえ、ビルとビルの谷間にたつ、細長いビルでした。レビューには、「窓を開けると、隣のビルの壁。部屋に日がささない暗い部屋でした」とあり、しかも、花火大会があると知って、混雑の駅を通り抜けて、暗い部屋に向かう私の姿は、受け入れがたかったです。

で、それならいっそ、早く、帰宅しちゃえ、となって、帰宅しました。
いや、帰宅する前に、部屋で、翌週の旅程をせっせと編み上げたのでした(笑)。

もう一つの動機は、毎年、この時期になると、10年らい遊んでいる、ケータイ国盗り合戦のGPSによるスタンプラリー、夏の陣の100スポットをまわりたくなるんですよね。

夏の3ヶ月の間に、日本全国に散らばった100スポットを訪れて、そこのGPSをとり、その後、相乗り希望者を募るのですが、なかなか訪問者がいないレア地だと、瞬時に15人の相乗り希望者が現れる、その爽快さが病みつきになってます。
今年も、レア地が多く、競争率が高くって、なかなか相乗りできない、それなら、自分で行っちゃえ、となるのです。(我ながら、アホやと思いながらも、つい行ってしまう)

今回、このルートでゲットできたのは、敦賀、鯖江、加賀、金沢、高岡の瑞龍寺、武田家住宅、関、一宮でした。

スポットをまわりつつ、イタリアンやフレンチを出してくれるホテルを探しつつ、かつ食べすぎて太ることがないように、素泊まりのビジネスホテルも混ぜて、旅程を立てるのです(笑)。

北海道でキャンセルした二つのホテルの6泊分の料金が55000円。
北陸で、利用したホテルは、イタリアン、フレンチの二食つきが2件、素泊まりが一件。4泊の合計が63000円でした。
三つの宿は、すべて天然温泉付き。食事付きの2カ所は、加えてプールもついていて、大雨の予報ゆえか、空いていたので、プールでもゆっくり泳げました。

るんるんと過ごした北陸の四日間は、出発前には、毎日が雨の予報で悩んだのですが、雨の量は1ミリ程度なので、おそらく肩透かしの天気になるのでは、とたかをくくって出かけました。

結果的には、幸運に恵まれ、テレビのニュースでは、あちこちの悲惨な被害を訴えていたけど、たまたま私のいたところでは、ほとんど雨にも降られず、むしろ猛暑に悩まされながら、旅をしました。

ただ、最後の帰宅日には、北陸道の通行止めという事態に直面して、帰宅ルートを、東海北陸道に変えて、無事に帰宅できたのですが、迂回してくるトラックだらけの道を、走ることになり、疲れ果てました。
雨自体は、そう強くもなく、1時間ほど、少しの雨に降られた程度でしたし、雨の予報、災害の予報が続く中、出かけるアホは少ないようで、ホテルもプールもとても空いてました。

北海道に罪があるわけではないですが、6-7月の北海道は、夏の沖縄のビーチと同様、皆さんがめざす、人気スポットゆえ、値段はこの先も、右肩上がりでお高くなっていくことと思います。
けど、そのルートから外れて、特に人気というわけではないエリアに行くと、リーズナブルな料金と、混雑の悩みもなく、静かに、楽しく過ごせることを、今回もまた、再認識したのでした。

エリア 氷見(富山)

加賀のホテル・アローレ。
以前にも一度泊まって、広いプールと温泉と柴山潟の景色。そして片山津温泉のお湯と三拍子揃ったホテルは大いに気に入りました。
今回、加賀が国盗りのスポットだったので、探してみたら、さらに夜はイタリアンの夕食があると知り、ウハウハと喜んだのでした。単純なやつです(笑)。

ホテル内の敷地も歩き回れるし、柴山潟のまわりも、遊歩道がついていて、ぐんぐん歩けます

ホテルの壁に、素敵な絵画が飾られてます

イタリアンのフルコース。

食後の散歩で、虹を見ました

朝の涼しいうちに、柴山潟の湖畔を歩きました

移動日ですが、私のお気に入りの石川県立美術館に立ち寄りました。
ここの森を見ながらのカフェも大のお気に入りです。
以前のようなパスタのランチは無くなったみたいですが、スイーツが人気で、お客がひっきりなしに来店してました

有料のコレクション展は、ここの所蔵品を見れたのですが、写真は禁止。
階下では、市民展的な展示があり、写真もOKでした。
最近、有名なヨーロッパの絵画に人が群がる美術館よりも、静かに、たくさんの絵が見れる市民展の方がいいな、と思うことが増えました。
ここは、その両方が見れて、満足感が高いです。

イオンモール高岡が、瑞龍寺のGPSが取れることに気づいたので、ゲーム上では、1時間に一回、スポットが取れるので、ここでランチして、スポットを2度ゲット。
2度とも、瞬時に15名の相乗りメンバーが集まりました。
ところで、館内を彷徨いていて、目に止まったのが、この猫カフェでした。
前々から興味があるけど、どんなとこかわからないので、京都や滋賀の猫カフェ、調べたけど、まだ未知の世界でした。
ここの猫カフェは、大きな窓があり、通行人が、中を除けて、猫たちやお客さんの様子が見れました。

ランチはトンカツ

中の2泊は、氷見のルートイン。
コンフォート・シングルにすると、WOWWOWだけでなく、VODの映画も無料で見れます。
氷見温泉は、色は黒や暗い褐色の、あまり綺麗とは言えない色の濁り湯ですが、濃い濃いお湯で、めちゃ効きそうです。
しかも、氷見市の旅行支援のクーポンを、2泊で2000円ももらいました。もっとも、ほとんどが刺身か寿司の店なので、あまり使えず、総湯という、氷見の温泉施設で、一枚だけ使いました。

ホテルから歩いて20分で海辺に出れます。
道の駅氷見、と足湯、総湯などの施設があります。

総湯の入場料は、700円でした。
刺身が食べられないから、せっかくもらった旅行支援の1,000円クーポンをなかなか使えず、お釣りは出ませんが、ここで使うことにしました。
受付の人は、親切で、お釣りが出ないから、ミネラルウォーターとか、タオルなら100円だから、買うといいですよ、とアドバイスしてくださり、お水と、タオル2本をいただきました。
総湯は、濃い濁り湯の温泉と、炭酸泉があり、レストランも併設されて、なかなかの居心地の良さでした。

氷見漁港

ここは藤子不二雄氏の町だそうで、漫画通りとか、忍者ハットリくんの仕掛け時計などがあるので、町をウォーキングしました。
雨の予報は、まだ続いてましたが、雨の粒は無し。

通行人が通ると、センサーで、これが何かしゃべってました。
観光客には面白いけど、地元の人は、うるさくないのかな、と心配になりました(笑)。

仕掛け時計とか、あまり気にしてなかったのですが、ここを通りかかったので、10時数分前という、運命的な時間だったので、しばし佇んでいると、仕掛けが始まりました。

氷見の海岸から、道の駅雨晴へとドライブすると、海岸線の景色が綺麗でした。
道の駅では、車を止めて、海岸沿いを歩きました。

翌日もまた、ランチにイオンモール高岡に行きましたが、先に偵察した猫カフェが、どうにも気になり、この日は、猫カフェの初体験にチャレンジしました。
25匹ぐらいの猫がいるそうです。

12時ちょうどがランチタイムだそうです。猫ちゃんが気配を察して、集まります

スタッフの方々が、猫ちゃんを一列に並べての一斉ランチ風景。
圧巻でした
お客さんがおやつもあげるからか、ランチの量は少ない目かな。だから、この光景を作るために、数人のスタッフさんが、テキパキと動いておられました

この子は、新参者だそうで、この上の棚から降りて来ないんだそうです。
おやつをあげたときも、私が背伸びして、スプーンを差し出すと、ちゃんと食べてくれました

ランチもおやつも終わると、昼寝

餌があると寄ってくるけど、餌を食べると去っていく。
まだ猫の扱いに不慣れな初心者の私ですけど、やっと、一匹の猫ちゃんが、私の膝に乗ってきてくれました。
けど、お尻を私に向けてるから、顔が見づらい

撫でると、目を閉じて気持ちよさそうにしてくれるのですが、その顔を写すのが至難の技。
スマホで自撮りの方向にして、猫ちゃんの顔を撮影。

店内は、三次元的に、猫の歩く道が作られていて、猫は壁から壁へと自由自在に移動してます

この子は、窓際の豪華なソファで昼寝が好きなようです。
窓からは通行人が覗ける位置なので、看板娘でしょうか

さらにそのソファの向こうに、あまりいじられたくない、というシャイな猫が隠れてました

寝相が独特

平日フリータイム2500円ほどで、営業時間中、出入り自由だそうです。
1時間半あまり、猫ちゃんと遊んで納得しました。

二日目のランチは中華

海沿いをドライブして、総湯に入ってから、ホテルのお風呂もハシゴしました。
雨マークは、並んだままですが、空は晴れて、海の景色もバッチリ楽しめました

翌日は、マジに雨になりそうでしたが、それでも朝のうちは晴れていたので、ホテルから海辺まで、朝の散歩です

いよいよマジに雨が降り出したので、この日は、イオンモールで、インディジョーンズの新作を見ました。ただし、ホテル移動の時間潰しの時間帯は、吹き替えのしかなく、ハリソンフォードの肉声は聞けませんでした
この日のホテルは食事付きなので、この日はフードコートでクイックランチ。

すると、30分ぐらいの時間はあるなぁと思い、またまた猫カフェに行ってしまいました。
今年の冬の那覇ステイでの、野良猫との交流が楽しかったから、猫にハマってしまいました。それまでの私は、どちらかというと犬派だったし、ベットを飼うというチョイスは、旅行オタクの私にはありえないので、猫カフェで遊ぶのが関の山です。
ランチ後の猫ちゃんは、みんなお昼寝状態でした

この子の寝相も、ユニークです。

おやつは、三種類あり、300円からですが、このアイスキャンデーは、550円と高い。しかも、ちっこい。
冷たいうちは匂いがしないので、あまり食いつきませんが、溶けてくると、ぺろぺろ舐め始めました

で、写真に夢中になっていると、猫ちゃんに、キャンデーをガブリと持って行かれてしまいました(笑)。

この子だけは、性格がキツすぎて苦手でした。
たった1時間ほど接していると、それぞれの猫の個性が見えてくるのが面白いです。

窓辺の猫たち。
この猫たちが、そのまま宣伝効果を生み出しますよね。

いつものパターンの、似たような写真ですが、猫の場合は、どれも可愛くて、削除しにくく、失礼しました。

この日は、インディジョーンズの映画も大満足だったし、猫カフェも楽しみ、プールでも泳ぎ、温泉も入り、さらに、夕食のフレンチは、なかなかのレベルでした。

かぼちゃのムースはよくあるけど、そこに、南高梅を入れてるのが、アクセントになって、食欲をそそります

サラダに茗荷が入ってます

小松菜パンケーキ。味はあまり感じなかったけど、色が綺麗
肉は、すごく美味しい肉でした

甘酒のグラニテと桃のパンナコッタ

となみ野オーベルジュ&スパ、桜ヶ池クアガーデン、という宿です。
ホテルや、スポーツ施設、レストランやカフェとあり、桜ヶ池の周囲は、4キロの遊歩道がついてました。

チェックイン後は、すごく雨が降ってましたが、夕食後は止んでいたので、桜ヶ池の周りを少しだけ歩きました。

南砺市も、雨の被害があったようで、こんな時期に気楽に遊ぶのがいいのか悪いのか、ちょっと反省もしましたけど、後でテレビのニュースで災害を知るけど、その少しズレたところでは、雨さえ降らない。
たまたま、災害の起きたスポットに出くわしたら、巻き込まれるのでしょうね。