初夏の平日は平穏です　つくばの旅

2023/06/08 - 2023/06/08

（ロープウェーとケーブルカーでですが）筑波山に登ってきました。
山頂には1時間半ほどしかいませんでしたが、男体山は結構きつい。

筑波山神社にお参りをして、近くにある稲葉酒造に寄って日本酒をいただき、締めはつくば中心部でラーメンを食べました。

エリア 筑波山周辺(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩

6:48発の区間快速でつくばへ向かいます[https://www.mir.co.jp/]。
利用したのは筑波山きっぷ。つくばエクスプレスとバス、ロープウェー、ケーブルカーが利用できるものになります。

平日朝の下り列車ということもあり、出発時点ではそこまでいませんでした。

それでも、東京、埼玉、千葉を過ぎて窓に緑が広がり始めると茨城に入ります。
そしてこのあたりから乗客が増え、終点のつくばに着く頃にはかなり混雑しました。

秋葉原駅 駅

つくばセンターからのバスは各方面とも学生でいっぱい。
そんな中、筑波山へ向かうバス(つくばシャトル[https://www.kantetsu.co.jp/bus/])は登山客が占めます。平日の割には人が多い印象です。

この辺りは車社会らしく、道は広いため渋滞こそないものの車はかなり多いです。
国道408号に入ったあたりから建物が減り、筑波山が見えてきます。

客のほとんどは筑波山神社入口で下車しました。
バスは細い道をさらに進み、つつじヶ丘に到着しました。

つくば駅 駅

ロープウェー[https://www.mt-tsukuba.com/]は平日の始発が9:20ということで20分ほど待ちます。
乗客は私を入れて８名ほど。

動き始めると霞ヶ浦がうっすらと見えます。

6分ほどで女体山頂につきました。

つつじヶ丘レストハウス グルメ・レストラン

ロープウェイを降りて、まずは女体山に登ります。
振り返れば男体山が見え、奥に進むと大きな岩があり先へは進めません。
山頂はかなり狭いです。オフシーズンでも数名しか居られないような狭さです。
こちらが筑波山ということになるようです。１等三角点には蝶が留まっていました。

天気が良ければ遠く東京スカイツリーなども見えるそうですが靄がかかっていてそこまでは見えません。
それでも、関東平野を見渡す景色はなかなかの壮観です。

筑波山 自然・景勝地

続いて男体山へ向かって歩きます。
途中、セキレイ石[https://www.web-gis.jp/GS_Kigan100/html/Kigan100_018.html]が姿を現します。大きな岩です。言われも買いてありますが、ぱっと見で目立ちます。
道を挟んだ向かい側には碇が置いてありました。
売店もあります（閉まってましたが）。
売店はともかく、妙な組み合わせです。

カタクリの自生地の横を通り、下り切ると視界が開けてきてました。

筑波山 自然・景勝地

森を抜けるとひらけた場所に出てきました。御幸ヶ原です。
お店があって人も多い。
奥には男体山が見えます。
この広さはなんだかホッとします。

筑波山 自然・景勝地

男体山へ登る前に紫峰杉を見に行きます。
途中大きなブナもありいい感じの自然林です。

このサイズのスギになると真っ直ぐではなく枝ぶりが素晴らしい。
男女川の源流もありました。

筑波山 自然・景勝地

男体山に登ります。
距離にすると数百メートル足らずなのですが、結構急勾配です。

登り切ったところからはこちらもやはり関東平野が一望できます。
こちらからの眺めもまたいいです。

奥には気象観測所[https://www.ccs.tsukuba.ac.jp/research-topics-reports-v1/]があります。
なかなか歴史がありそうな気になる建物です。

筑波山 自然・景勝地

軽快に降ったところまでは良かったのですが、思った以上に足にダメージが残りました。急いで降りたこともあり足が張っています。

出発直前のケーブルカー[https://www.mt-tsukuba.com/]に乗り込みました。

途中の緑が眩しい。紅葉も多く、秋には見事な景色になりそうです。

筑波山ケーブルカー 乗り物

ケーブルカーを宮脇駅で降り、少し降ったところにある筑波山神社[https://www.tsukubasanjinja.jp/]にお参りします。
立派な拝殿です。
逆になってしまいましたが、お参りして楼門を潜って神橋の横を歩きお参りを終えます。
お守りは葵の紋。徳川家の庇護を受けていたことがよくわかります。
楼門も神橋も古そう。（江戸時代に建造されたもののようです。）
趣もあり、良いお参りができました。

筑波山神社 寺・神社・教会

筑波山神社から歩きます。
途中、月水石神社(がっすいせきじんじゃ)という小さいお社がありました。
近くには何かがあったかのように大きな石が埋まっているところも。
とても気になる感じです。

さらに歩きます。
行きのバスで看板を見かけた稲葉酒造[https://www.minanogawa.jp/]までやってきました。
銘柄は「男女川」。
百人一首でも読まれているようなので昔から有名な川だったようですね。

横に池があり、売店の奥にはカフェが併設されています。

飲み比べセット（３種）を注文し試飲します。
・プレミアムすてら 純米大吟醸 5号 雫酒
・男女川 直汲み夏酒 特別純米生酒
・すてら 純米大吟醸 無濾過生酒
をいただきました。
香りはバナナのような甘い香りがします。
全体的にどれもすっきり辛口、飲み口がよく美味しいです。

土産には
・男女川 特別純米無濾過原酒
を買いました。
原酒ということもありちょっと濃い感じですが、飲み口は同様にすっきりしていて好みです。

稲葉酒造 専門店

筑波山口バス停の横を通り、沼田バス停まで歩きます。
ここで、つくば駅へ戻るシャトルバスに乗ります。

つくば駅に着いたのは13:00。
足のダメージはあるもののつくばの街を少し歩きました。
JAXAのロケットが見えたり、歩行者が車道を横切らずに済むように作られていたりと新しく作られた街というのが感じられます。

歩き疲れたところでラーメン屋さんを見つけたのでここでお昼にすることに。
JUN-CHAN[https://twitter.com/junchan_soba]で醤油のワンタン麺と餃子をいただきます。すっきりしたスープ、柔らかいチャーシュー、そして、なんと言ってもワンタンが美味しい。そしてワンタンの量が結構あるのも嬉しい。
他にも塩らーめんも推してるようです。

昼食を終えたら、14:00。東京へ帰ります。

中華そば JUN-CHAN グルメ・レストラン