エミレーツ航空ビジネスクラス体験とドバイトランジット観光

2023/05/19 - 2023/05/28

エミレーツ航空ビジネスクラスを利用してのイタリア旅行。
トランジットを利用して15年ぶりのドバイをサラッと観光。

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

コロナ明けの旅行はイタリア旅行、半年以上前からこの日のために計画をしていました。
今まではコスパの良さでアエロフロートのビジネスクラスを愛用していたのだけれど、プーチンのせいでロシア系は利用できなくなってしまったので、やむなく次にコスパのいい中東系、エミレーツ航空のビジネスクラスをチョイスしました。

羽田空港にはエミレーツラウンジがないので、JALのさくらラウンジになります。
金曜の深夜便、仕事帰りにそのままフライトと考える人が多いのか、ラウンジ内は混んでました。
シャワーの予約をしたのだけれど、20数人待ちとか！

羽田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

さくらラウンジはリニューアルオープンしたと聞きましたが、改悪したとしか思えない。
食事メニューが激減、ビュフェではなく数種類から選んでスタッフに用意してもらう形式になってました。
味も普通、メゾンカイザーのパンもなくなってがっかり。
JALカレーだけは美味しかったです。

結局シャワーの順番が回ってこなくて、顔を洗うだけで諦めました。
いろいろダメダメじゃん。

羽田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

気を取り直して機内に入ります。
評判のA380は成田便だけで、羽田はB777でした。
木目調の落ち着いた内装に革張りのシート。
就寝時にはマットレスをもらえました。
新しくてきれいな機体です。

窓際の席に座ったら、間仕切りが高くて個室感がすごいです。
通路側に座った夫は、通路側には間仕切りがないから落ち着かないって言ってました。
見知らぬ客が隣り合わせに座ったときのことを考えてるのだろうけど、確かに通路側にも視線よけの間仕切り欲しいかもね。

ミニバーにエヴィアン、ぺリエ、炭酸系ジュースが入ってて、頼まなくても水分補給できるのが嬉しいです。
スリッパがなかったのが日本人的にはちょっと残念かな。
靴下とアイマスクはありました。

ウィルカムシャンパンを飲みながら離陸を待ちます。
正直深夜なので、はやく休みたい。

眠ったあとは朝食。
和食の弁当もありましたが、パンケーキを選びました。
深夜フライトは食事を楽しむ感じにはならないですね。

ドバイでのトランジットが９時間くらいあったので、事前にチャーターしていた車で観光しました。

これがなかなかトラブル続きでした。
空港の出口あたりでネームプレート持って立っててくれてるかと思ったら、全然見つからない。
ツアーガイドが待ってるあたりにもいない。
最終的に電話で何とか連絡が取れました。
アプリで連絡してくれてたらしいのだけど、そんなアプリ使ってない。

まずはバスタキアの歴史地区へ。
昔のドバイの街並みが残っています。
見終わったら電話してと言われたので、ひと通り回ってドライバーを呼び出そうとしたけど通じない。
何度かけてもダメ。
だいぶたってからドライバーの方から連絡してくれたけど、その番号は使ってないと言われた。
じゃあ何で何でさっきは使えたの！？状態で、ここまででかなり時間と気力をロスしてしまいました。

以前ドバイに来たのは15年くらい前だったので、いろいろ目新しい建造物ができていました。
巨大なドバイフレーム。
ここは外から写真撮影のみ。

ドバイフレーム 建造物

次はザ・パーム。
上から見ないとヤシの木の形になってるのが分からないので、展望台に上りました。
ザ・パームの建造についてを見学したあと、展望台へ。
ここがまさかの屋外で、暑くて長居できませんでした。
もしかして混まないように、敢えてそうしてる？
さすがに学んでドライバーの電話番号を聞いておいたので、今回はスムーズに呼び出せました。
教訓、絶対ドライバーの電話番号は確認しておくこと！

展望台を降りたあとは、ザ・パーム通りぬけてアトランティスホテルの見える場所へ行きました。
この後未来博物館にも寄りたいと思っていたのですが、最初のタイムロスが影響して、行けませんでした。
ラウンジも楽しみたいので、観光はこのくらいで切り上げです。
5時間あればそのくらい回れると思ったんだけどな～。

アトランティス ザ パーム ドバイ ホテル

空港に戻ってきました。
ドバイの空港はとにかく広いと聞いていたけれど、チェックインカウンターからラウンジまでは割と近かったです。

マーハバラウンジ (ドバイ国際空港ターミナル3コンコースB) 空港ラウンジ

Bラウンジ。
コンコースAとCにもそれぞれラウンジがあるらしいけれど、今回使うことはありませんでした。

マーハバラウンジ (ドバイ国際空港ターミナル3コンコースB) 空港ラウンジ

羽田でシャワーを浴びれなかったし、暑いドバイで汗をかいているので、真っ先にシャワーに向かいました。
時間帯によるでしょうが（復路では並んでいたので）、昼間のこの時間は誰も使ってませんでした。
さっぱりしました。

マーハバラウンジ (ドバイ国際空港ターミナル3コンコースB) 空港ラウンジ

Bラウンジで絶対行きたかった場所。
それがモエシャンドンの飲み比べができるというシャンパンバー。
やっぱりシャンパンでしょ！

マーハバラウンジ (ドバイ国際空港ターミナル3コンコースB) 空港ラウンジ

ヴィンテージとネクターの２種類を注いでもらって、おつまみと一緒にいただきました。
ヴィンテージは少し深みがあって、ネクターはフルーティでした。
アルコールはそんなに強い強いわけじゃないので、もうこれで十分。
食べるものを求めて場所を移動しました。

マーハバラウンジ (ドバイ国際空港ターミナル3コンコースB) 空港ラウンジ

アジアとかヨーロッパとか地域ごとのメニューに分かれて食事が置いてありました。
いろんな種類の食事を自分で自由に選んで取れる、やっぱりこういう形式がいい。
数種類のカレーがあって、どれも美味でした。

マーハバラウンジ (ドバイ国際空港ターミナル3コンコースB) 空港ラウンジ

クワイエットルーム。
個室になってるわけじゃないですが、半個室で横になれます。
ブランケットが置いてあるのがありがたい。
出発までまだ間があるので、ちょっと仮眠をとりました。

マーハバラウンジ (ドバイ国際空港ターミナル3コンコースB) 空港ラウンジ

時間になったので、機内に移動しました。
今回4路線中、A380はドバイーミラノのこの路線だけ。
窓際の1人掛けをゲット、個室感が高くていいです。
壁沿いに物入があるので、バッグやちょっとしたものは上の棚に入れなくていいのもいい。

サイドテーブル付きのミニバー。
ちょっとずつスペースが大きくて、やっぱりこの機体はいいなあ。
バーカウンターもあるって言うので、期待はめいっぱい膨らみます。

テイクオフ。
窓から遠く、ブルジュカリファが見えます。

ナイトフライトじゃないので、機内食もちゃんとしたものです。
・・・だったんですけどね。
気流が乱れて機体が揺れて、ちょっと気持ち悪くなってしまったので、食べずに下げてもらいました。
乗り物酔いするタイプなのですが、ビジネスクラスを利用するようになってから飛行機酔いとは無縁だったのに。
そしてそのまま就寝。
エコノミークラスだとどんどん具合悪くなるところですが、さすがフルフラット。
寝たらすっかり良くなりました。
でも楽しみにしていたバーカウンターにも行けず、心残りなフライトになりました。

＊ミラノ到着＊
空港からホテルまで、無料送迎を予約しておきました。
ネームプレートを持って係の人が立ってるなんて野暮なことはなく、小さなラウンジのような部屋がありました。
中東系のエアラインは荷物が出てくるのもちゃんと1番だし、チェックインも何もかも特別扱いしてくれるので、たまにしか贅沢できない庶民には嬉しいです。

＊ローマ出発＊
ホテルから空港まで、無料送迎を予約しておきました。
イタリアなのに、約束の時間前には到着してて素晴らしい。
日本発着時の送迎サービスは行ってなくて、世界から日本だけ取り残されてる感を半端なく感じてしまう。

フィウミチーノ空港にはエミレーツラウンジがありました。
そんなに何便も飛んでないだろうに、大したものです。

フィウミチーノ空港 空港

まずシャワー、すぐ入れました。
ラウンジはそんなに広くはなかったですが、同じ便に乗る人しかいないので混雑はしてませんでした。

フィウミチーノ空港 空港

滑走路の見える席をゲットして、離陸する飛行機を眺めながら夕食をいただきます。
ラウンジからダイレクトに飛行機につながる通路があって、外に出ないで搭乗できました。

フィウミチーノ空港 空港

ドバイ行きの飛行機は古い機体でがっかりでした。
座席もライフラットで、ちょっと損した気分。
一応機内食はもらいましたが、フィレステーキは固くていまいち美味しくなかったし、ナイトフライトなのでほとんど手をつけませんでした。

ドバイのトランジットは２時間。
ラウンジにいられるのは１時間くらいなので、ちょっとコーヒーブレイク。
コスタコーヒーで１杯。
午前中しか開いてないそうで、行きには飲めませんでした。

羽田行きはちゃんとB777で良かった。
朝食に会席弁当をセレクト。
ドバイ積み込みの和食は微妙かなと思いましたが、美味しくいただきました。

最後にようやくフルコースの食事をいただきました。
サラダ、スープ、フォカッチャ（パンは各種お代わりOK）

メインはチキンカレー。
カレーとは書いてなかったのだけど、ココナツベースでおいしかったです。
ラウンジでもいろんな種類のカレーがあって、エミレーツはカレーが一番美味という結論に達しました。

デザートはフルーツ。
機内ではビタミン補給したくなります。
チョコレートもいただきました。

A380を堪能するために、またエミレーツに乗らなくては！

エミレーツ空港のアメニティ

ブルガリのポーチ（男女ともに２パターンあり）
コロン、ボディクリーム、リップクリーム
シェイビングローション（男性）
フェイシャルローション（女性）
男性はAQUA、女性はOMNIAシリーズ
他にポケットティッシュ、鏡、歯ブラシセット、制汗剤など

匂いのきついのは好きじゃないのですが、このシリーズはほのかな香りで使えます。
制汗剤は匂いきつくてダメだったな。

この旅行記へのコメント （2）

• ななこさん 2023/07/19 12:42:08

  ドバイ空港での送迎

  はじめまして。
  私も先日ドバイへ行きまして、同じような経験をしたのですみません、コメントさせてもらいました！
  
  私もドバイ空港到着して、送迎の人に会えず1時間くらいロスしたのです。ミーティングポイントにいたらしいのですがウェルカムのプレート持った人なんて誰もいませんでした。ドバイではプレート持って出迎えるスタイルはないのでしょうかね。。私達は空港の警備員？に泣きついて電話してもらい、なんとか送迎スタッフに会えました。

  kujakuさん からの返信 2023/07/30 10:58:31

  RE: ドバイ空港での送迎

  後から見たら、確かにミーティングポイントって書いた場所があったんですよね。
  でもツアー客を待ち受ける場所の方が目立ってて、気が付かなかった。
  これから行く人は、ちょっとでも参考になるといいです。
  スタバの裏側にあります！