甲府の迎賓館「常盤ホテル」に泊まる旅

2023/04/28 - 2023/04/29

コロナ禍明けのゴールデンウイークは、どこも混んでいると想像。わざわざ混んでいる時に旅行には行きたくないし渋滞も嫌い。そこでゴールデンウイーク直前に近場の甲府湯村温泉へ足を運びました。

エリア 湯村温泉(山梨)

甲府のインターを降りて街中に入り、まずはKoba's Coffee 甲府店に立ち寄りました。
ここは、ハワイがコンセプトでふわふわパンケーキのお店。プリンアラモードのセットをオーダー。
東京の店にも行ったことがありますが混んでいて大変でした。やはり平日は混雑なくて良さげでした。

甲府の迎賓館といわれる常盤ホテルに到着。
通常はクルマのバレーサービスもあるようでしたが、コロナ禍なので自分で駐車場へ移動。

ホテル玄関から入ると、とても広いロビーが広がっていて、正面は天井までの大きなガラス窓。
窓からはホテル中庭が見えます。

甲府のホテルの中では、一番なのではないかと思うほどの広々した空間。

天井も高く、迎賓館の名に相応しいロビーと思います。

中居さんに部屋に案内していただきました。今回は和洋室を選択しましたが、とても広い！
今回は、東館和洋室ツイン２人で55,000円でした。

椅子とテーブルもあり、とても良い部屋です。

窓の外は竹林。もう少し左側だったら、綺麗な庭園ビューでした。

窓にはシェードがあり、ボタン操作で上下できます。中居さんによると、真っ暗にしないと寝られない方とか利用するようです。

１つ残念なのが、ベッドのテーブルにコンセントが無いこと。いまどきスマホ充電用のコンセントが備わっているのが一般的ですが、ここには無かったので壁のコンセントを利用しました。

ベッドはシングルサイズですね。これがセミダブルのサイズだったら良かったのに。

この椅子とテーブルは使わなかったなあ。

洗面は普通の旅館にあるものと変わりなし。

一階のラウンジの利用券。

お部屋におかれた菓子は信玄餅、「生」でした。

館内のご案内。

夕食は二階の曙の間、朝食は三階の桜の間。それぞれ時間が選べますが、遅いほうで。

玄関ロビーの奥にあるラウンジです。
ラウンジと言っても、テーブル席なのでソファのあるラウンジと比べると、普通のレストランっぽくて残念。

サービス券を使って、左は葡萄ジュース、右がワイン。まあそれなりの味です。と言ってもワインの善し悪しはわかりませんが。

このホテルは、囲碁•将棋のタイトル戦の舞台となっており、また以前は天皇皇后(いまの上皇様)がご宿泊された記念の古い写真が展示されています。

館内ツアー時にもらえるチラシです。

館内ツアーは、手慣れたベテランスタッフの先導で、館内を回ります。囲碁•将棋の名人さんたちの色紙などが並びます。

作家の井伏鱒二さんがご贔屓にされていたホテルのようで、宿泊の時の写真とかがあります。

藤井聡太さんの色紙です。
囲碁も将棋もできない(正確には、将棋はルール知っているけどダメダメ、囲碁は良くわからん)私は、テレビのニュースで見かけるのみ。

陽が傾いてきましたが、ホテルの庭園を散歩。

庭園の奥には、離れの居室があります。
天皇皇后さんも泊まったそうですが、部屋の灯りが見えるので、お泊まりしている富裕層の方もいらっしゃるようです。朝のような写真ですが、スマホのカメラが良すぎるのか綺麗に撮れています。既に17時過ぎてました。

庭園にある、東屋(四阿)の脇には川のせせらぎ。
夏とか涼しそうです。

この後、篝火が炊かれました。

こちらは男湯。翌朝に入れ替えです。

こちらは、女湯の入口。

夕食の前に大浴場へ。
誰もいないので、パチリとな。

岩風呂露天。
男女入れ替えとなりますが、もう一つの方が半露天風呂ですが個人的には好みでした。他にも入浴している人がいたので写真は撮れず。

湯上がりのアイスサービス。
ガリガリ君と、ホームランバー(バニラ、チョコ)の三種類ありました。食べ放題ですが、オトナなので一本にしておきました。

玄関ロビーの外側に池があります。以前、白サギが飛んできて池の鯉を全て食べられてしまったそうで、それ以来テグスを張って鳥除けにしているとのこと。

お高い離れの部屋へ通じる渡り廊下。

夕食です。
夕食会場は、以前は宴会大広間だった所に、コロナ対応のためボックス型の個室を作った感じでした。
個室風で特段悪くはないですが、天井が開いているため隣の宿泊客の声が聞こえました(お隣さんは大きな声の人でしたが…)。

そら豆のプディングとあるけど、スープかな？

前菜いろいろ。

左が甲州牛、真ん中が本マグロ、右はアワビだったかな？

本マグロの刺身を、お造りと炙りで。
ちょいと少ないかな。

タケノコの炊き合わせ。
もっと食べたいぞ。

豚の角煮。しつこくなく美味しい。

よくある「豚しゃぶしゃぶ」ではなく、「蒸し」料理なのがポイント高かったです。蒸籠で蒸されて美味しかったです。

珍しい「えんどう豆」のご飯と、もずくの味噌汁。
もずくって味噌汁にできるのね…。

抹茶ムースのフルーツ。
美味しくいただきました。

夕食を終えて部屋に戻ると、夜食の稲荷寿司！
良きかな良きかな、嬉しいサービスでした。

小鉢が並ぶ朝ご飯です。
左は「ほうとう」。鮭が焼き立てではありませんでしたが、ぶ厚く味は良かったです。日頃スーパーの薄い切り身しか食べない庶民には、焼き立てではなくても満足でした。

朝食に何故かフルーツポンチ。
大皿に缶詰めを盛りつけただけてすが、子供に人気があるのでしょうか？高齢者に人気なのでしょうか？謎です。でも食べてしまいましたが…。

ホテルをチェックアウトして帰ります。
チェックアウトが11時だったのでギリギリまで部屋で寛いでいました。
で、ホテルを出て向かったのが嫁さんリクエストのシャトレーゼ。私は早めの昼飯でカレーをチョイス。奥がモンブランだけど、最近この手の物が多い気がする。

シャトレーゼの後で、地元農作物がある「里の駅」に寄って野菜を買い、次に向かったのは印傳博物館。甲州印傳本店の二階にあり入場料200円なり。印傳って印度(インド)伝来だったのね。勉強しました。

一階の店に降りて、ちょうど定期入れがボロになってきたので、欲しかった勝ち虫(トンボのことね)のパスケースを。自分へのお土産はこれだけ。
この後、のんびりと渋滞もなくスムースに帰路につきました。