丹後魚っ知館＆天橋立

2023/05/12 - 2023/05/12

2023年5月30日をもって閉館する丹後魚っ知館へ行きました。
老朽化など、しかたがないとはいえ、こういう地域の人たちに愛される園館がなくなってしまうのはさみしいですね……。
推しは推せるうちに精一杯推していきたいと思いました。
せっかくなので小学生以来の天橋立にも足を延ばしてみました。

エリア 天橋立・宮津(京都)

宮津方面に向けてバスに乗り込みます。
おなじみOCATから、東舞鶴行きに乗って、西舞鶴で降ります。

西舞鶴駅に着きました。いいお天気！
駅前の時計塔が風情あっていい感じ。

西舞鶴駅から京都丹後鉄道に乗ります。
写真はJRですが、中に入ると丹後鉄道のホームがあります。

艦これコラボ。
軍港ですからね！

丹後鉄道の車両かわいい。

サイクルトレインが走っています。
実際サイクリストさんが自転車持って乗っていました。いいおみ足でした（変質者）

リサーチ不足で後から知ったのですが、この辺は海の上の橋を渡るそうで、とても素敵な海の景色が見えます。
丹後由良のあたりは森鴎外の山椒大夫の舞台になっているのだとか。

栗田駅に着きました。
魚っ知館の最寄りは、公式だと宮津駅になっているのですが、距離的にひとつ前の栗田の方が近くない？そこからタクシー拾えばおｋ！
…と思っていたわたし、浅はかでした。
タクシー、ない。
どうする、呼ぶか？とも考えましたが、これでもしタクシー出払ってたり、配車時間かかったらと思うと、時間がもったいない。

歩くことにしました（徒歩約3.5キロ＝約50分）

時刻は10時15分を過ぎた頃。
11時からのアザラシ給餌を見るためには、5分前には着かなければならない。

走れメロス。

海沿いの閑静でのどかな住宅地をひた走り、やっと看板が見えて来ました
（実際は帰りに撮ったものです。走っててそれどころじゃなかった）

たどり着いた…
10時50分でした。グーグルマップの到着予定11時5分だったのにね。15分短くなった！わたしやればできる！

そんなこんなでなんとか無事に魚っ知館に入館しました。

入館して、まずはペンギン＆アザラシプールへ直行。ここの水槽ではゴマフアザラシとマゼランペンギン3羽が同じ水槽で暮らしています。

ペンギン＆アザラシの紹介パネル。

11時にペンギンとアザラシの給餌が始まりました。
ペンギン→アザラシの順に進んでいきます。
ゴマフアザラシのゴン太くんが、水槽のアクリル板の近くまで来てくれました。
すごい近い。いいお顔！かわいい！！
わたし、アザラシのお鼻のこの開きに多大なる浪漫を感じるのですが、同志の方いらっしゃいませんか……

もっとたくさんお写真あるのですが、収拾つかなくなるので次へいきます。

気を取り直して館内へ。
ちなみに今までいたアザラシとペンギン水槽とタッチングプール（休止中でした）時間と学がないので行けなかったエネルギー館は無料で入れるそうです（知らんで普通に先に払ってた）

館内は説明も凝っていてわかりやすく、トラフザメや大きなタマカイなどが泳ぐ大水槽は見ているだけで癒されます。
ただ無心で魚を愛でていきました。

ゴマフアザラシの毛皮ふわふわでやわらかな、心地いい肌触り。

再び外に出てみると、ゴン太くんがあたたかな日差しの下でおねんね中でした。
閉館後のゴン太くんがどうなるのかが気になるのですが、どこかの館でまた会えたらいいなと思いながら、心の中で「またね」とお別れしました。

さみしいけれど、素敵な水族館でした。

帰りは時間に余裕があったので、海沿いののどかな景色をゆっくりと見ながら帰ります（やはり徒歩）

帰る時にようやく電車の時間を調べたのですが（遅）、次の電車が20分後（まだ水族館入り口）でした。あきらめて次の電車にしました。
おなかすいたのでご飯をと思いつつも、中途半端に時間がなくてあきらめました。おなかすいた。

栗田駅に着きました。電車を待ちます。

丹後鉄道の車内。

丹後鉄道今度は乗り鉄しに行きます。

栗田駅から2駅で天橋立駅に着きました。
帰りのバスはここから乗るので、バスの時間までの観光です。
「とりあえず天橋立」という、真綿のようにふわっとしたプラン（俗に言うノープラン）しかなかったので、短い滞在時間を有効に使うべく観光案内所で聞き込み。
駅側にある天橋立ビューランド（飛龍観展望）と智恩寺周辺をとるか、次に出る観光船で反対側へ渡って傘松公園（昇龍観展望）から見るか。
船乗ってかもめにエサやりも魅力的でしたが、とりあえず近場から攻めて行こうぜという判断で、天橋立ビューランドへ向かいました。
案内所の方親切で説明わかりやすかったです。ありがとうございました！

天橋立ビューランドへは、リフトかモノレールに乗っていきます。お天気がいいのでリフトにしました。
リフトに乗りながらスマホで写真撮ろうと思いましたが、ここでスマホの充電が切れました（原因：魚っ知館へ行く際のグーグルマップ酷使）。バッテリー持ってきたと思ったら、充電がされていませんでした。
以下一眼レフカメラにて撮影しております。

のんびりとリフトでのぼっていきます。風が心地いいですね！

展望台につくと広がる絶景。
股のぞきをすることによって天にのぼる龍に見えることから飛龍観というそうです。
日本三景に数えられる名勝の美しさに、ただただ見入るばかりでした。

飛龍観回廊というビュースポットがあり、登ってみました。

こんな感じのらせん階段をぐるぐるぐるぐる登ります。
回廊の姿がまるで龍です。

飛龍観のてっぺんから見た天橋立。
回廊はけっこう揺れます。わりと怖い。

いいかげんおなかすいたので、海鮮丼でも食べようかと思っていたのになぜかプリンをチョイス。プリン大好き。
天橋立を見ながらいただくプリンは格別ですね！（飯を食え）

下りのリフトは天橋立を眺めながら降りていきます。

松並木付近を散策することにしました。
智恩寺は日本三文殊のひとつだそうです。
もっと頭がよくなりますように。

松並木を歩いてみました。
対岸までレンタサイクルだと20分、徒歩で50分ほどなので、
徒歩で途中まで行って引き返すコースにしました。

智恵の松と呼ばれている松。同じ根幹から三つに枝分かれしているのが「三人寄れば文殊の知恵」のようだからだとか。

夕暮れの近い天橋立の海。

今度は傘松公園側にも行ってみたいし、船で伊根まで行けるコースもあるそうなので、ゆっくりそちらにも行ってみたい。
そう思いながら、そろそろ限界の足腰をひきずり、帰りのバスに乗り込みました。

余談ですが、この翌日に両足筋肉痛でした。
これ書いてる時点でまだ痛いです。