2023年、プチ旅行を積み重ねるぞ。(7) 福山城、鞆の浦、シネマ尾道、駅前ホテルのフレンチ

2023/04/17 - 2023/04/17

楽天トラベルを、5と0の日に、チラチラ見ていて、旅行支援のある県や、楽天のクーポンが出てくるエリアを物色していて、広島の旅行支援があることに気づき、ふと、目が止まった福山駅前の、フレンチを出すホテルに、心がひかれて、即、予約しました。
手前の旅行もあるから、疲れ過ぎてて、行けないかも、と憂えつつ・・・

たったの2泊旅行なので、行くことにして、新幹線に乗りました。
福山といえば、通訳ガイドの仕事で、広島までの新幹線って、何度も何度も乗ったけど、その時に、車窓から、「ここにもお城がありますよ」と説明はしていたけど、私自身、この駅に降り立ったのは、初めてじゃないかしら。

ホテルは、食べ過ぎ予防のために、1泊目は素泊まりにして、2泊目は二食つき。そして、ホテルのフレンチレストランのランチを、予約して行きました。

チェックインには早いけど、「クーポン欲しいから」というと、先に手続きして、その日の2000円クーポンをくれるので、それをランチ代に充てました。(笑)

ランチを食べ終わっても、まだ部屋には入れなかったので、福山城を歩いてみました。月曜なので、すべての博物館は閉まっているので、そして、お城の中に入りたいとは、すでに思わなくなっているので、福山城の観光は、15分ほどで、あっけなく終了してしまいました(笑)。

駅の観光案内所では、駅前のバスに乗って30分ほどで、鞆の浦に行けると、情報はもらってましたが、バスを乗りこなせない私なので、あまり行く気はないなぁと、思ってました。

でも、美味しいランチで満足して、部屋ももらってもまだ、14時半。
なら、行くかぁ。
と、駅前のバス乗り場に行き、鞆の浦をめざしました。

最近は、外国人のクルーズも入るようになったとかで、この路線バスには、ドイツ人らしき観光客も乗り、帰路のバスは、日本人より欧米人の方が多い(笑)。

そんな行きがかりで、懐かしい鞆の浦の対潮楼にも立ち寄りました。

加えて、行きの新幹線で、「福山に見るものが少なかったら、尾道に行こうかな」と思いついていたのですが、翌日は、尾道に直行しました。

さらに、映画検索していたら、シネマ尾道で、尊厳死をテーマにした、フランス映画を見つけて、いたく気になって、観光の時間帯を調整することで、バッチリ映画も見ることができました。

福山に、何があるのかなぁ・・・と悩ましく出発しましたけど、予想外に、たくさんの楽しいこと、感動することを見つけて、大大大満足の2泊旅行でした。

利用した福山ニューキャッスルホテルは、ビジネスマンが利用していて、賑わってました。おかげで、そこのフレンチレストランが、ランチ営業もしていたのでした。

ホテルの料金は、33000円で、旅行支援と楽天クーポンで、8000円ほど割り引いて、2泊で25000円でした。
フレンチのレベルは高く、美味しかったです。

もっと加齢して、遠方の旅行がキツくなっても、このパターンは、数年後にはまたリピートしたいと、思える旅でした。

エリア 尾道(広島)

アミューズもそれぞれしっかり味を出していて、美味しかったです。
右端は、トマトの蜂蜜漬け。

太刀魚をロールに巻いた魚料理

ランチの後、駅前に聳える福山城に行きました。

まるでヨーロッパの教会のような建物?????

城の横にある美術館の庭にあるオブジェ

この日は月曜日で、すべての美術館や博物館は閉館。
なので、翌日に行こうと思いました

教会が謎で、近づいてみると、結婚式場でした。

2時を過ぎたので、ホテルにチェックイン。
部屋から、バッチリ福山城が見えます。

鞆の浦行きのバスは、川沿い、そして海沿いを走るので、景色もステキ

ここが終点の鞆港。
見どころは、ここを中心に徒歩圏であります。

古い街並みが良かったです。

鞆の浦の文化を紹介しているスペース。
入場無料なので、入りました

対潮楼は、20代に何度か入ったんですよね。
当時のシリーズツアーで、倉敷、岡山、瀬戸内海のクルーズで、大三島、生口島をめぐり、ある時期だけは、鞆の浦も入っていたんです。
なので、20代前半の若かりし頃に、4-5回、仕事で来ました。
ツアーだと、ハイヤー利用で移動するので、どうやってアクセスしたかの記憶がないですが、福山からこんなに簡単に来れるなら、海辺の景色が大好きな私には、いい散歩の町だなと、いいもんめっけた喜びもひとしおでした。

お寺の前からも景色は見れましたが、入場料を払って、中に入りました。

こちらは、堂内から眺めた景色です。
本堂での拝観もできます。
当時、お寺の僧侶の方が、ここの景色や歴史を説明してくださるのですが、駆け出しガイドの私は、その通訳が四苦八苦。
苦労した記憶が蘇り、人生を振り返るひとときを頂戴しました。

ふだん、市バスに乗らないのですが、市バス車内に、こんな張り紙がありました。
3/13日以降、急激にインバウンドが回復したのは、桜や新緑の季節というのもあるけど、欧米からの皆さんは、3/13日を待たれていたのかもしれませんね。
花粉も終わりつつあるけど、いまだに、地元のスーパーでは、95%がマスク着用されてます。
私は、3/13日以降、例外的な数回を除いては、100%マスク無しを貫いてます。

駅の観光案内所で、鞆の浦マップをもらえました

夜のイルミネーション、数年前に、改良されたとか。
なかなか素敵なイルミネーションです

結婚式場の教会もまた、イルミネーション

翌日は、尾道に行きました。
電車で20分と、行きやすい時間でした。

尾道といえば、坂道。
この日の、運動アプリは、38階の階段を登った、と記録してました。

前回はケチって、乗らなかったロープウェイに乗りました

手前で坂道を歩き過ぎたので、ロープウェイの山頂駅から千光寺に降りていくのはやめました(笑)。

ロープウェイの山頂駅に、新しい展望台ができたそうです。

なかなかよくできた展望台で、細長く、伸びていて、尾道水道の景色がバッチリ楽しめました

ロープウェイの帰り、私一人で利用したのですが、誰もいないキャビンの中に、猫が一匹。
で、持ってきていた餌を出すと、食べてました。
スタッフの方に尋ねると、地域猫だそうで、キャビン内が太陽光でポカポカしていて、好きなようです。

艮神社
楠が素晴らしい

子猫ちゃん、餌を見せても、こちらに来てくれない。
餌を投げてあげると、食べました。

こちらの猫ちゃんは、餌を食べてくれました。

猫の小道と言われる通り

坂道エリアを後に、商店街エリアへ

商店街のアーケード内に銭湯???

黒っぽい壁の建物が、シネマ尾道
「すべてうまくいきますように」というフランス映画をやってました。
たった3人の観客で、ゆったりしたシアターで鑑賞しました。
フランスでは、安楽死、尊厳死の法整備を討論している最中とか、ニュースで言っていたと思いますが、スイスとフランスの違いなども映画の中のストーリー展開に取り込んで、暗いテーマを、コメディタッチで、軽く優しく描いた佳作でした。
いい映画に巡り会えると、幸福感が数日続くのですが、いい景色、いい散歩、美味しいフレンチと、この二日間の至福感は、充実していました。

電車は、1時間に2本ぐらいなので、それに合わせて、30分ほど、海辺を散歩しました。

そして、福山の美術館で、企画展と、常設展を見学しました

企画展は写真不可でしたが、常設展は、カメラマークのある作品のみ写真可でした。
記念に、写真を撮りたい私としては、たとえ一部の作品のみでも、写真可にしてくれると嬉しいです。

神社でひいたおみくじ。
あまり調子に乗るな、と書かれてました(笑)。
歩き過ぎないように気をつけましょう。
縁起物の入ったおみくじでした。

10種類ぐらいあったのですが、その中の「蛙」をひいたのですが、「無事かえる」の蛙は、私にはぴったりの縁起物なので、財布に入れて、持ち歩くことにしましょう。

フレンチの夕食

牛歩肉の赤ワイン煮込み、すごく美味しかったです。

いい気分になったので、福山城の夜の散歩