空で迎えた「9回2アウト」！北海道の旅　春の陣2023【十勝・帯広編】①

2023/03/22 - 2023/03/24

北海道詣でにハマっている中、今回は十勝・帯広エリアへ。
北海道広しと言えども、このエリアはどんな所なのだろう。
よりによって、WBC決勝真っ最中のフライトだった北海道　春の旅行記、第1弾。

エリア 羽田(東京)

北海道の全エリア・主要都市制覇に向けて、今回の北海道詣では、初めての十勝・帯広エリアへ。
JALさんの羽田ー帯広便に乗る。

羽田も、預け荷物自動化でスムーズ。

チェックインカウンターでスタッフの方がやってくださる作業を自動化・機械化すると、こんなに大きい設備が必要なんだと可視できた気分。

荷物を預けて身軽になった自分、羽田空港ターミナル1を探検。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

おりしも、野球の世界大会：WBCの真っ最中。
羽田空港には、オフィシャルグッズ販売店があった。
店の中は、完売が多いスカスカの棚と、残った公式グッズを買う人のレジ待ち行列が。

実はこの日、WBCの決勝戦。
そして、写真に写る侍ジャパンメンバーが勝ち上がった、一大決戦の日だった。
なんて日だ！

羽田空港内の北海道アンテナショップへ。
だが、数秒で足早に店を後にする。
「ここで買ってしまうと、今から北海道に行く意味がなくなってしまう。」
そう思うくらいの品揃え。
しかも、あの札幌駅構内のどさんこプラザの羽田空港支店なんて、確信犯みたいなもんやないか。

北海道どさんこプラザ 羽田空港店 お土産屋・直売所・特産品

オレンジを絞ってくれる自販機が空港に？
そして、今はモノレールが自販機にもなる時代なのか？

機内食の冷凍品も発見。

航空業界や空港は、パンデミックで本当に大変な思いをされたと思うが、空港中のアイディアや新しい挑戦・提案がおもしろい。

飛行機撮影のために、早めの羽田入り。
ターミナル1の展望デッキから、ターミナル3(国際線ターミナル)方面。

世界の航空会社の機がこんなに見られるようになったなんて、コロナ前にかなり戻ってきているんだな。
ひとりでじーん。

…視線を感じる。

その先にいたのは、ANAの国際線。
今からヨーロッパへ向かう便の模様。
2つの大きなエンジンで、ロシア迂回ルートでも、ロングホールフライトでも、元気よく飛んで行け！
Good day!

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

一方、こちらはイギリスの航空会社：ブリティッシュエアウェイズのロンドン線、ただ今羽田到着。
おつかれさん。

ブリティッシュエアウェイズ 航空会社

他人様の飛行機を眺めている場合ではない。
今日は、自分も「中の人」になるのだから、ぼちぼちセキュリティーチェックを受けて、搭乗口へ。

羽田空港(東京国際空港) 空港

搭乗ゲートに移動中、JALさんの次世代大型機：エアバス350を発見。
でっか！かっこよ！
しかも羽田には、何機も停まっている。
トラックより直径が大きいエンジン、すごい大きさだな。

帯広便の搭乗ゲートにやってきたら、人だかりが。
なにごと？

実はこのとき、例の世界大会決勝が始まっていた。
まるで昭和30年代のように、ゲートにいる大勢でひとつのテレビ画面に見入る。
※注：ここ空港の中

試合は、ダルビッシュ投手がピンチを迎えていた頃。
拍手や「あぁ↓」というため息が起こる。
みんな他人同士だが、この妙な一体感。
悪くない、嫌いじゃない、こういう感じ。

このとき、我々が乗る帯広便は遅れていた。
しかしこの日に限っては、より長く地上で試合を観られるため、むしろラッキーと思った方がいたかもしれない。

アメリカに点を入れられて1点差になり、ヒヤリとなったところで、非情？な搭乗アナウンスが。
我々乗客は、テレビ中継を帯広まで「お預け」。

後ろ髪を引かれながら搭乗。

機材は、JALの737。

この機材、SKY Wi-Fiがあるではないか。
神様、仏様、日本航空様！
もしかしたら、「お預け」にはならないかもしれない。

※離着陸時はWi-Fiは使用できず、機内で使用可能になるのは、安定飛行に入ってから

羽田のグランドスタッフさん、
こんなにたくさんのフライトがあるのに、1機1機の見送りありがとうございます。

行ってきます！
今頃、地上の皆さんは試合に釘付けだろうな。

羽田のラインナップは圧巻。
やっぱ羽田だわ。

都心に向かって離陸後、旋回。
都心の景色にも、気分は漫ろ。

大谷投手が、アメリカ代表と対戦していた頃か。

WBC決勝戦の「9回2アウト」のあの瞬間、
この旅行記を読んでくださっている皆さんは、
どこで何してましたか？

そんな世紀の瞬間、自分は関東上空を飛行中でした。
なんて日だ！

安定飛行に入り、ようやくJAL機内Wi-Fiで、地上と同じようにインターネットが使えるように。
そのため、野球の結果が関東上空でも分かった瞬間。
神様、仏様、JAL SKY Wi-Fi様！

※画像は、Yahoo!JAPANのスクリーンショット

そうか、優勝したんだ。
ダルビッシュ投手から大谷投手へリレーしたんだ。
機内でも情報を見られる喜び。

先ほどの搭乗口でのような一体感は、機内ではなかった。
しかし、何人かの乗客は、静かに同じ喜びを機内で共有していたと思う。

日の丸にも見える鶴丸のコップで、勝利の一杯「スカイタイム」を飲み干す。
鶴丸が万歳している。

まだ残雪が残る、山形方面の山々。

蔵王山 自然・景勝地

ところで、現在飛行中のため、スマートフォンはフライトモードに設定している。
なのに、Wi-Fiが使えるこの不思議。
これがSKY Wi-Fi。

今乗っているフライトも、Flightrader24のアプリを通じて、リアムタイムで表示されているのを見られる。
「高度が下がったな」と感じると、画面に表示される高度の数値も変わるのがリアルでおもしろい。

※画像は、Flightrader24のスクリーンショット

青森の下北半島や津軽海峡を通過すると、北に伸びる雪を被った山脈が。
日高山脈が見えてきた。
ってことは北海道までついに来た！

日高山脈をバックに、雪に覆われた大地が見えてきた。
十勝って、なんてきれいな所なんだ。
野球日本代表を祝うかのようなこの晴天、
十勝晴れ、いや日本晴れ。

初めてのとかち帯広空港に着陸。
酪農施設のようなターミナルビル、十勝らしくてイイね。
北海道の全空港制覇に向けて、またひとつ前進。

帯広空港（とかち帯広空港） 空港

十勝・帯広エリアの皆さん、おじゃまします！

牛や乳製品のサインがあちこちに。
食糧自給率1000%と言われる十勝・帯広エリア。
そんな数字、初めて見たがホントにそうなのか。

とかち帯広空港の預け荷物受け取り場所は、動物の足跡が迎えてくれた。
「北海道だからクマの足跡か」と思ってよく見たら、
まさかのライオンだった件。

荷物を受け取り後、シャトルバスで空港を後にする。
帯広は一面の雪？

ただでさえ、北海道詣でが楽しみなのに、さらにWBC決勝戦が重なり、妙なテンションの旅1日目。
旅行記は、第2弾に続く。

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フライトのため、リアルタイムで観られなかったWBC決勝戦。
自分が空を飛んでいる間、大谷投手はじめ侍ジャパンのメンバーは、連戦の疲れがありながら、最後まで死闘を繰り広げていた。

あれから約6ヶ月経った2023年9月、大谷選手の今季終了・手術予定のニュースが。
大谷選手、WBCからメジャーリーグでの毎日の大活躍、本当におつかれさまでした。
6ヶ月間、毎日のように楽しませてもらいました。
お身体大切にしてください。