はしご車から世界遺産の古市古墳群を眺める 特急南紀キハ85 特急ひのとり 道頓堀観光

2023/03/17 - 2023/03/20

　昨年10月、「消防士体験チャレンジ＆はしご車から見る世界遺産の古市古墳群」というふるさと納税を見付けました。はしご車なんてお金を払って乗せてもらえる訳ではないし、さらに消防車での市内巡回や放水といった貴重な体験もできるので年甲斐もなく申し込みました。

柏原市or羽曳野市or藤井寺市：ふるさと納税1万円（２名参加可、ただし放水体験は１名のみ）

■柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部及び管轄値域で消防体験
（体験会は約3時間程度）
・オリエンテーション
・特殊車両（はしご車）にてバケット体験場所まで移動
・はしご車から見る世界遺産（古市古墳群）
・消防車両等で管内巡回
・消防士体験（防火服着用・放水等）
・写真撮影会

　消防署の通常業務があるため日程が限られており、今回ようやく行くことが出来きました。せっかく大阪方面に出かけるので往路は新幹線を名古屋駅で下車し、間もなく引退になるキハ85（特急南紀）で津まで行き、そこからは近鉄特急ひのとりで大阪に向かい道頓堀を観光してきました。その後は伊勢・鳥羽へ。今回の旅行記は2日目の消防体験までになります。

3/17 金曜日
11:00-12:39 東京-名古屋 のぞみ225号
12:58-14:00 名古屋-津 南紀5号（★キハ85）
16:45-18:02 津-大阪上本町 ひのとり66号（★プレミアムシート）
　★道頓堀ネオン観光（かに道楽・カールおじさん・グリコ）
　ホテルビスタ大阪

3/18 土曜日
12:20-12:36 大阪阿部野橋-古市
13:00-16:00 ★消防体験（はしご車・消防車巡回・放水体験）
17:17-19:15 古市‐伊勢市（尺土から特急乗り継ぎ）
　ホテルキャッスルイン伊勢

エリア 心斎橋・淀屋橋(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

曇りのち雨の予報で天気は良くなかったのですが、新幹線で名古屋への移動中、富士山の雄姿が見れました。

名古屋からは新幹線の乗継割引（特急料金が半額）を利用して特急南紀に乗り換え。お目当てはこのキハ85です。

特急 南紀 乗り物

本当は高山本線でキハ85のワイドビュー車両で沿線の車窓風景を楽しみたいと思っていたですが、高山本線のキハ85は今日で運行終了の為、特急南紀のキハ85でがまんすることにしました。

ただ、特急南紀の新宮行の場合、乗りたかったワイドビュー車両は後方の自由席側です（知ってはいましたが）。ちなみにお隣は新型のHC85でこちらはワイドビュー車両はありません。

とりあえずワイドビュー車両ではないものの、先頭車両（指定席）の先頭座席を予約してみました。

やはり前方はそれほど見やすくありません。ワイドビュー車両でなければ右側のCD席の方が見やすいかな。

もうワイドビュー車両には乗る機会はないだろうと思っていたら、京都丹後鉄道がキハ85のワイドビュー車両を購入したらしいので機会があれば乗りに行きたいと思います。

キハ85の米カミンズ社製エンジン音を堪能したのち、津駅で下車しました。

津駅 駅

かみさんは知人と約束があるので、私は駅から徒歩15分程のところにあるイオンモール津南の「すがきや」に行きました。小さい時、関西でよく食べていたので今でもたまに食べたくなるのですが、関東にはお店がないので久しぶりに食べるのを楽しみにしてました。

なぜか、クセになる美味しさです。子供の頃は確か180円だったと思うのですが今では倍近くの350円になりました。

津駅からは近鉄特急ひのとりに乗車します。

近鉄特急 ひのとり 乗り物

運賃は近鉄の株主乗車券で節約できたため、ネット予約でプレミアシートの最前列を取りました。

ひのとり1号車のデッキにはコーヒーマシーンがあり、挽きたてのコーヒーが200円で頂けます。

挽きたてで美味しいコーヒーを頂きながら前面展望と快適なシートを楽しみました。

最前列シートからはすれ違う列車が良く見えます。

雨が降ってきて見ずらいですが特急ひのとりともすれ違いました。

ひのとりのプレミアムシートは乗り心地がよくてお気に入りの列車です。

大阪上本町駅で特急を降りて列車を乗り換え、近鉄日本橋駅から道頓堀へ。

道頓堀 名所・史跡

本日の宿は道頓堀近くのホテルビスタ大阪、こちらを選んだ理由はかみさんのリクエストであるバス・トイレ別のホテルとしては料金が手頃で全国旅行支援が使えたからです。

ホテルビスタ大阪［なんば］ 宿・ホテル

夜は予報通りの雨になったのでホテルで傘を借りて、道頓堀のネオン観光をしつつ、夕食に出かけました。動くかにのオブジェがあるかに道楽道頓堀東店。

カールおじさんのネオンサイン。子供の頃はよく食べていたのですが東日本では販売がなくなったのでたまに食べたくなります。今では西日本お土産の名物になりましたね。

有名な戎橋横のグリコのネオンサイン。

グリコのネオン 名所・史跡

夜は全国旅行支援のクーポンが使える洋食のミツヤに行きました。

お店は改修されてきれいでした。

心斎橋 ミツヤ 心斎橋本店 グルメ・レストラン

ミツヤセットという洋食セットを頂きました。味やボリュームは普通でした。

大阪のあんみつ発祥のお店というので頂きましたがこちらも普通でした。

翌日、全国旅行支援のクーポンが余ったので大阪名物のたこ焼きを頂きました。

11時前でしたが観光客がたくさん並んでいて買うのに15分ほどかかりました。

あっちち本舗 道頓堀店 グルメ・レストラン

いよいよ、楽しみしていた消防体験です。道頓堀から最寄り駅の近鉄古市駅へ移動し、そこから柏原羽曳野藤井寺消防組合消防本部へ。昨夜から降り続いていた雨も午前中には止みました。

はしご車のバケット搭乗や消防車両など普段は乗りたくて乗れない貴重な体験ができるので大人ながら楽しみでワクワクしました。

まずははしご車の後部座席に乗ってバケット体験を行う羽曳野市役所の駐車場へ移動しました。

こちらが乗ってきた30mのはしご車。かっこいいですね。

はしごを伸ばす前に、はしご車が倒れないようにアウトリガーを張り出して消防車を固定します。

今回は2口分応募して最初は甥っ子達にバケット体験してもらいました。

4段伸ばして30㎜、下から見るとものすごく高いです。

いよいよバケットに搭乗です。

どんどん上がっていきます。

乗ってみると下から見るより怖くはなかったです。

羽曳野市役所の隣りにある向墓山古墳。こちらは小さな古墳のため全体が見渡せます。

向墓山古墳 名所・史跡

こちらは日本で2番目に大きい誉田御廟山古墳（応神天皇陵）です。大きすぎてさすがに全体像がよくわかりません。やはり古墳全体の形が見たければ八尾空港からセスナやヘリコプターでの遊覧飛行がおすすめです。

応神天皇陵古墳 名所・史跡

手前が墓山古墳。中央の奥に見える高いビルは阿倍野ハルカスです。

墓山古墳 名所・史跡

下を覗くとそれなりに高さを感じます。

バケット体験終了後は再び消防車の後部座席に乗り込んで市内巡回。

後部座席の後ろには酸素ボンベなどの機材が積み込まれています。

途中、先ほどはしご車から見た応神天皇陵の脇も通りました。

乗車中、消防車のナビには防火水槽や消火栓の位置が表示されるようになっていることや、どの道が消防車が通りやすいかを手書きした地図などを見せてもらい、消防出動の解説をして頂きました。

途中、市内の消火栓を見学。

消火栓を開けて中を見せてくれました。

消防署に戻って防火服を着させてもらい、最後に放水体験をしました。

消防署全体で親切に対応して頂きました。貴重な体験が出来て子供だけでなく大人でも楽しめる消防体験はおすすめです。