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大坂城築城に合せ、豊臣秀吉の命により呼び集められ商人達により形づくられた船場は、以来、大阪経済の中心地として豊かな文化を育んできました。<br /><br />そんな船場商人達が築き上げてきた歴史や文化の一端に触れてもらおうと、北船場ゆかりの9家(新井家、生駒家、小山家、芝川家、船場商家、鷹岡家、豊田家、別所家、三原家)に代々伝わるお雛様を、北船場一帯の8つの会場で特別公開する「船場のおひなまつり」が、2月24日から3月3日まで開催されました。<br /><br /> 伏見ビル1階 船場倶楽部 : 新井家・三原家<br /> 芝川ビル4階 モダンテラス : 芝川家<br /> 田辺三菱製薬株式会社 1階エントランス : 船場商家<br /> 少彦名神社 : 別所家<br /> 大阪証券取引所1階アトリウム : 豊田家<br /> 生駒ビルヂング 1階堺筋側ショーウィンドウ : 生駒家<br /> 神宗 淀屋橋本店 : 小山家<br /> 鷹岡株式会社 本社ビル1階 : 鷹岡家<br /><br />今年で9回目となる「船場のおひなまつり」の会場では、かつて船場の「こいさん」や「いとはん」を夢中にしたお雛様たちが飾り付けられ、船場商人の華やかな生活ぶりをしのびます。

2023 船場のおひなまつり

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2023/03/03 - 2023/03/03

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nao

naoさん

大坂城築城に合せ、豊臣秀吉の命により呼び集められ商人達により形づくられた船場は、以来、大阪経済の中心地として豊かな文化を育んできました。

そんな船場商人達が築き上げてきた歴史や文化の一端に触れてもらおうと、北船場ゆかりの9家(新井家、生駒家、小山家、芝川家、船場商家、鷹岡家、豊田家、別所家、三原家)に代々伝わるお雛様を、北船場一帯の8つの会場で特別公開する「船場のおひなまつり」が、2月24日から3月3日まで開催されました。

 伏見ビル1階 船場倶楽部 : 新井家・三原家
 芝川ビル4階 モダンテラス : 芝川家
 田辺三菱製薬株式会社 1階エントランス : 船場商家
 少彦名神社 : 別所家
 大阪証券取引所1階アトリウム : 豊田家
 生駒ビルヂング 1階堺筋側ショーウィンドウ : 生駒家
 神宗 淀屋橋本店 : 小山家
 鷹岡株式会社 本社ビル1階 : 鷹岡家

今年で9回目となる「船場のおひなまつり」の会場では、かつて船場の「こいさん」や「いとはん」を夢中にしたお雛様たちが飾り付けられ、船場商人の華やかな生活ぶりをしのびます。

同行者
一人旅
交通手段
私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 「船場のおひなまつり」の8つの会場の内、先ず訪れたのは大阪証券取引所です。

    「船場のおひなまつり」の8つの会場の内、先ず訪れたのは大阪証券取引所です。

  • 大阪証券取引所1階アトリウムに飾られているのは、延宝3年(1675年)に縫い糸や帯締めなどを商う店を創業した豊田家のお雛様です。

    大阪証券取引所1階アトリウムに飾られているのは、延宝3年(1675年)に縫い糸や帯締めなどを商う店を創業した豊田家のお雛様です。

  • 豊田家のお雛様は、昭和7年(1932年)当時の御当主に長女が生まれた際に祖母様から贈られたものだそうです。

    豊田家のお雛様は、昭和7年(1932年)当時の御当主に長女が生まれた際に祖母様から贈られたものだそうです。

  • 端正で気品あるお顔立ちのお内裏様とお雛様。

    端正で気品あるお顔立ちのお内裏様とお雛様。

  • お雛様に添えられた赤絵の磁器類。

    お雛様に添えられた赤絵の磁器類。

  • 次に訪れたのは、新井家と三原家のお雛様が飾られている伏見ビルです。

    次に訪れたのは、新井家と三原家のお雛様が飾られている伏見ビルです。

  • 伏見ビルは外部からの観覧のみとして公開されています。

    伏見ビルは外部からの観覧のみとして公開されています。

  • 鑑賞に来られた皆さんは、ガラス越しのお雛様に見入っています。

    鑑賞に来られた皆さんは、ガラス越しのお雛様に見入っています。

  • こちらは、昭和2年(1927年)に新井証券株式会社を創業した新井家のお雛様です。

    こちらは、昭和2年(1927年)に新井証券株式会社を創業した新井家のお雛様です。

  • こちらは、「赤玉フトン袋」で知られる赤玉グループの創始者である三原家のお雛様です。<br /><br />ふくよかな造りのお雛様を見ていると、こちらもホッコリしてきます。

    こちらは、「赤玉フトン袋」で知られる赤玉グループの創始者である三原家のお雛様です。

    ふくよかな造りのお雛様を見ていると、こちらもホッコリしてきます。

  • 伏見ビルのエントランスホールに生けられた桃の花。

    伏見ビルのエントランスホールに生けられた桃の花。

  • 次に訪れたのは、薬業の神様として有名で、「神農さん」の名で親しまれている少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)です。

    次に訪れたのは、薬業の神様として有名で、「神農さん」の名で親しまれている少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)です。

  • 少彦名神社の魔よけやお守りとなっている張子の虎。<br /><br />江戸時代にコレラが大流行した際、道修町の薬種商が虎の頭の骨などの和漢薬を配合した丸薬とともに、張子の虎を作って施薬したところ、疫病除けとして顕著な効果を表したことから、少彦名神社特有の魔よけやお守りとして使われるようになったんだそうです。

    少彦名神社の魔よけやお守りとなっている張子の虎。

    江戸時代にコレラが大流行した際、道修町の薬種商が虎の頭の骨などの和漢薬を配合した丸薬とともに、張子の虎を作って施薬したところ、疫病除けとして顕著な効果を表したことから、少彦名神社特有の魔よけやお守りとして使われるようになったんだそうです。

  • お雛様目当ての方以外にも、少彦名神社には多くの方々が参拝に訪れておられます。

    お雛様目当ての方以外にも、少彦名神社には多くの方々が参拝に訪れておられます。

  • 社務所に飾られているのは、少彦名神社の宮司を務めておられる別所家のお雛さまです。<br /><br />このお雛さまは、船場の道具商の娘さんが別所家に嫁ぐ際に嫁入り道具として持参したものだそうです。

    社務所に飾られているのは、少彦名神社の宮司を務めておられる別所家のお雛さまです。

    このお雛さまは、船場の道具商の娘さんが別所家に嫁ぐ際に嫁入り道具として持参したものだそうです。

  • 少彦名神社の境内の様子。

    少彦名神社の境内の様子。

  • おみくじ掛けに結びつけられた、おびただしい数のおみくじ。

    おみくじ掛けに結びつけられた、おびただしい数のおみくじ。

  • 少彦名神社を出て東に歩くと、堺筋に面して伝統的な木造建物が建っています。<br /><br />こちらは、接着剤「ボンド」のメーカーとして知られるコニシ株式会社の前身である小西儀助商店の旧社屋になります。<br /><br />明治36年(1903年)に完成したこの建物は、現在、旧小西家住宅史料館として運営されています。

    少彦名神社を出て東に歩くと、堺筋に面して伝統的な木造建物が建っています。

    こちらは、接着剤「ボンド」のメーカーとして知られるコニシ株式会社の前身である小西儀助商店の旧社屋になります。

    明治36年(1903年)に完成したこの建物は、現在、旧小西家住宅史料館として運営されています。

  • 次は、スクラッチタイルとテラコッタを活用したアールデコ調の生駒ビルヂングを訪れます。

    次は、スクラッチタイルとテラコッタを活用したアールデコ調の生駒ビルヂングを訪れます。

  • 明治3年(1870年)に御堂筋の淀屋橋で創業した大権堂・生駒商店は、昭和初期の御堂筋の拡張に伴い、現在地に「生駒ビルヂング」を建設して移転してきたんだそうです。

    明治3年(1870年)に御堂筋の淀屋橋で創業した大権堂・生駒商店は、昭和初期の御堂筋の拡張に伴い、現在地に「生駒ビルヂング」を建設して移転してきたんだそうです。

  • 現在、生駒時計店として営業しておられるショーウィンドウに生駒家のお雛様が飾られています。

    現在、生駒時計店として営業しておられるショーウィンドウに生駒家のお雛様が飾られています。

  • ふくよかなお顔の生駒家のお雛様の、何と愛らしいこと・・・。

    ふくよかなお顔の生駒家のお雛様の、何と愛らしいこと・・・。

  • 次は、船場ビルディングへ向かいます。

    次は、船場ビルディングへ向かいます。

  • 船場ビルディングは「船場のおひなまつり」の会場ではありませんが、以前から見たいと思っていた建物なので、せっかく近くまで来たことでもありちょっと寄り道しました。

    船場ビルディングは「船場のおひなまつり」の会場ではありませんが、以前から見たいと思っていた建物なので、せっかく近くまで来たことでもありちょっと寄り道しました。

  • 大正14年(1925年)に竣工した船場ビルディングは、当時としては大変ユニークで革新的な、オフィスと住居を併設した建物となっています。

    大正14年(1925年)に竣工した船場ビルディングは、当時としては大変ユニークで革新的な、オフィスと住居を併設した建物となっています。

  • エントランスホール奥にはパティオ風の中庭が設けられ、4階まで吹抜け空間になっています。

    エントランスホール奥にはパティオ風の中庭が設けられ、4階まで吹抜け空間になっています。

  • 吹抜け空間の上層階には、ロの字型の回廊がめぐらされています。

    吹抜け空間の上層階には、ロの字型の回廊がめぐらされています。

  • 3階から見下ろしたパティオ風中庭。

    3階から見下ろしたパティオ風中庭。

  • 手を延ばせば届きそうな間隔でめぐらされた回廊。

    手を延ばせば届きそうな間隔でめぐらされた回廊。

  • この絶妙な距離感こそが、この空間に親近感を抱かせる要因になっていると思います。

    この絶妙な距離感こそが、この空間に親近感を抱かせる要因になっていると思います。

  • さりげなく置かれた木製ベンチ。

    さりげなく置かれた木製ベンチ。

  • 3階の回廊。

    3階の回廊。

  • 回廊の2階部分。

    回廊の2階部分。

  • 次に訪れる予定の鷹岡株式会社本社ビルの隣に立っている『梅川・忠兵衛ゆかりの淡路町』石碑。<br /><br />この石碑は、遊女梅川と飛脚問屋の忠兵衛を題材に、人形浄瑠璃や歌舞伎で演じられる近松門左衛門の代表作『冥土の飛脚』に出てくる飛脚問屋亀屋が淡路町にあったことから立てられたんだそうです。

    次に訪れる予定の鷹岡株式会社本社ビルの隣に立っている『梅川・忠兵衛ゆかりの淡路町』石碑。

    この石碑は、遊女梅川と飛脚問屋の忠兵衛を題材に、人形浄瑠璃や歌舞伎で演じられる近松門左衛門の代表作『冥土の飛脚』に出てくる飛脚問屋亀屋が淡路町にあったことから立てられたんだそうです。

  • ここからは鷹岡株式会社本社ビルに飾られている、明治18年(1885年)に毛織物商を創業した鷹岡家のお雛様です。<br /><br />お雛様を中心に、おびただしい種類の御道具類が添えられています。

    ここからは鷹岡株式会社本社ビルに飾られている、明治18年(1885年)に毛織物商を創業した鷹岡家のお雛様です。

    お雛様を中心に、おびただしい種類の御道具類が添えられています。

  • こちらは御殿飾りのお雛様。

    こちらは御殿飾りのお雛様。

  • こちらはミニチュアの台所道具です。

    こちらはミニチュアの台所道具です。

  • ミニチュアだとは思えないほど丁寧に造り込まれています。

    ミニチュアだとは思えないほど丁寧に造り込まれています。

  • まるで実物のようで、生活感さえ感じてしまいます。

    まるで実物のようで、生活感さえ感じてしまいます。

  • 昔使っていたんだろうと思われる煙草盆と火鉢。

    昔使っていたんだろうと思われる煙草盆と火鉢。

  • 次に訪れたのは田辺三菱製薬株式会社です。

    次に訪れたのは田辺三菱製薬株式会社です。

  • 1階エントランスに飾られているのは、北久宝寺で時計店と貿易商を営んでいた船場商家のお雛様です。

    1階エントランスに飾られているのは、北久宝寺で時計店と貿易商を営んでいた船場商家のお雛様です。

  • ここも外部からの観覧のみで公開されています。

    ここも外部からの観覧のみで公開されています。

  • 次に訪れたのは、独特の雰囲気をたたえる芝川ビルです。

    次に訪れたのは、独特の雰囲気をたたえる芝川ビルです。

  • 玄関扉のガラスに金文字で書かれたビル名。

    玄関扉のガラスに金文字で書かれたビル名。

  • 建物の随所に中南米風の装飾が施されているのが、芝川ビルの特徴となっています。

    建物の随所に中南米風の装飾が施されているのが、芝川ビルの特徴となっています。

  • 芝川家のお雛様は4階の「芝川ビルモダンテラス」に飾られているのですが、残念ながら写真撮影はご遠慮くださいとのことでした。

    芝川家のお雛様は4階の「芝川ビルモダンテラス」に飾られているのですが、残念ながら写真撮影はご遠慮くださいとのことでした。

  • 次に訪れたのは、天明元年(1781年)に海産物問屋として創業した神宗淀屋橋本店です。<br /><br />現在は塩昆布や昆布の佃煮などの製造販売のお店として知られています。

    次に訪れたのは、天明元年(1781年)に海産物問屋として創業した神宗淀屋橋本店です。

    現在は塩昆布や昆布の佃煮などの製造販売のお店として知られています。

  • 店先のショーウィンドウには、お内裏様とお雛様一対の立ち雛が飾られています。

    店先のショーウィンドウには、お内裏様とお雛様一対の立ち雛が飾られています。

  • さて、船場のおひなまつりの会場も一通り見て回ったので、これで終わりにします。

    さて、船場のおひなまつりの会場も一通り見て回ったので、これで終わりにします。

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